剱岳 敗退の記orz

2020年08月06日(木) ~ 2020年08月07日(金)

• GPS: 06:19
• 距離: 10.4km
• 登り: 924m
• 下り: 919m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:01
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:32

距離 5.1km 登り 515m 下り 417m

9:04 室堂
9:05 ホテル立山
9:13 9:14 みくりが池
9:17 みくりが池温泉
9:29 雷鳥荘
9:41 9:49 雷鳥沢キャンプ場
9:50 9:57 浄土橋
11:52 12:07 剱御前小舎
12:36 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 2:11
• 休憩: 0:23
• 合計: 2:34

距離 5.3km 登り 418m 下り 515m

5:18 剱沢キャンプ場
6:00 6:12 剱御前小舎
7:06 7:10 浄土橋
7:16 7:22 雷鳥沢ヒュッテ
7:29 雷鳥荘
7:42 7:43 みくりが池温泉
7:52 ホテル立山

天候

初日：晴れ
二日目：早朝まで曇り、午前から雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢発は繁忙期のためか0730から
三密回避のためロープウェイとケーブルカーは人数を制限
ただし、木曜・金曜だったためか、混雑はそれほどでもなかった

写真

8/6 6:38

扇沢駅、快晴。

8/6 7:30

最初の乗り物は電気バス。

8/6 7:44

黒部湖への隧道を行く。

8/6 7:47

盛大に放流中。

8/6 7:53

ケーブルカーの駅へ。

8/6 8:06

乗り物は三密回避で人数制限中。

8/6 8:21

ロープウェイの中もこんな感じでいつもの混雑は回避されていた。

8/6 9:04

室堂。湿度が高いためか、すぐそこの立山も何となく白く見える。

8/6 9:07

出発。

8/6 9:10

台風4号が湿った空気を引き連れて日本海へ侵攻中。

8/6 9:24

雷鳥沢までの下りはいつもルンルンだ。

8/6 9:45

雷鳥沢のテントも少ない気がする。

8/6 9:53

雪渓から溶けたての清流を渡る。

8/6 10:00

雷鳥坂に差し掛かる。

8/6 10:03

息も絶え絶えだ。

8/6 10:43

睡眠不足と一気に高度を上げたことのダブルパンチ。
いや、普段の運動不足とのトリプルパンチか。
いつものことだが。

8/6 11:28

カメラを意識するかのような完璧なポーズの雷鳥。

8/6 11:51

小屋まであと少し、ヘロヘロだ。

8/6 11:52

剣御前小屋に到着〜。

8/6 11:54

剣も見えている。心なしか空気中の水分も少なく感じたが・・。

8/6 11:54

晴れないかもしれないので、しっかり撮っておく。

8/6 12:20

剣沢への下降路。

8/6 12:23

カールの中を降りていく。

8/6 12:57

そして、今回は隊長のプロモンテの初陣。

8/6 13:26

剱を眺めていると別山尾根上でレスキューが展開された。双眼鏡でもやっとこさ見えるかどうかの距離なのだが、隊長のコンデジの望遠性能が凄い。

8/6 15:22

6日時点のルート情報。必要に迫られても支点を何個も作る余裕はないので、明日のターゲットを源次郎尾根に決定。

8/6 15:39

ことしのキャンプ場使用要領。

8/6 15:39

ご親切に・・。

8/6 18:12

夕暮れまで壮麗な岩の殿堂を眺めておりました。

8/7 5:17

晩から強風がテントを揺らすようになり、朝から濃霧。

8/7 5:34

気象庁、協会、そして夜の間にGPVやECMFといったシミュレーション系のすべてが雨予報へと傾き、撤退決定。

8/7 6:00

剣御前からのカールの景色もゼロ。

8/7 6:01

雨降りそう。

8/7 6:25

ライチョウ一家がルート上で砂浴び中。もこもことカワユイ。
その後雨が降り出し、徐々に強く。

8/7 8:47

ケーブルカーの下り線。

8/7 8:59

霧の黒部湖。晴れていても、大雨でも、アルペンルートの料金は一緒だ。

8/7 21:02

友人宅に転がり込み、茶豆と限定ものの吟醸酒で反省会。

撮影機器：

DSC-WX350 SONY

GR RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

iPhone 8 Apple

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

MYアイテム

Highland

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 コンロ コッヘル 食器 ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ テント テントマット シェラフ ヘルメット

備考

ドライフルーツ+ミックスナッツの行動食は割と良かった。
でも全体に食料を持ちすぎ。

感想

Highland

手術後初のアルプスだ。
ピッケル、アイゼン、ハーネス、ロープ、ヘルメット、最低限のガチャを持ち、
�‥世竜�のルートである長次郎谷を第一候補に、
�∪齋未両�況次第で源次郎尾根をバックアップとしておく、
という盤石の計画だったが、直前に発生した弱小台風4号が連れてきた雨雲に吹き飛ばされた山行であった。

コメント

LOOK

薬師の湯
突然コメントすみません。
薬師の湯の露天風呂で声をかけて頂いた2人組の方でしょうか？
違っていたら申し訳ありません。
今回は天気に恵まれず残念でした。
私は別山尾根から登る予定でしたが現物の剱岳を目にしたら、一般登山道とは言え登れる気がしなくなりました。もう少し岩山に慣れるトレーニングをして再チャレンジしたいと思っております。
勝手なコメント申し訳ないです。

Highland

Re: 薬師の湯
コメントありがとうございます。
薬師の湯って大町温泉郷ですね、そうですそうです！
笑顔が印象的なナイスガイな方ですね、その節はお世話になりました。
それにしても今回の天候は残念でした。これで夏に来るのは５回目なのですが、登頂できたのは３度（×〇〇〇×）、快晴は昨年の源次郎尾根経由の一度だけなんです。
私も最初に剱岳を見たときにはどこから登るんだ？と驚きました。岩稜で安全に行動したかったので、その後、ボルダリングを始めて基本的な動作や保持力を身に付けました。長い岩稜ですが、タテバイ・ヨコバイなどの核心部は短く、基本的な力があれば迅速に行動できます。ジムの６級が全部登れれば安心だと思います。
悪天候時に無理をしないのは大事だと思ってます。キリ程度でも、風があると、手が冷えて鎖を掴めなくなります。最初に登頂した時は、タテバイの先で老婦人が鎖をつかめなくなり目の前を縦回転しながら落ちてきました（奇跡的に肋骨のヒビ程度で済んだようでした）。

LOOK

Re[2]: 薬師の湯
返信ありがとうございます。
5回も劔に足を運ばれているのですね。去年の山行記録読ませて頂きました。一人で登って懸垂下降してなど自分には想像すらできません。
まずは別山尾根を安全に登るのを目標にボルダリングでもやってみようと思っています。
今回は悪天候に阻まれた形でしたが、天候が良くても上まで行けたか確信が持てないので、次回はもう少し準備を整えて臨みたいと思います。
タテバイの老婦人のようにはなりたくないです。
ではまたどこかの山でお目にかかれたら幸いです。

Highland

Re[3]: 薬師の湯
天気が良ければあまり心配しなくても大丈夫です
楽しんでください！
それでは、またどこかでお目にかかりましょう