圧倒されたお花畑に2登の焼石岳~南本内岳~東焼石岳
- GPS
- 07:58
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,096m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:55
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・国道から駐車場まで未舗装道路が6km弱続きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中沼からの登山道は真新しい熊糞4か所、緊張が走りました。 登山口に銀明水避難小屋付近にクマ出没注意と書かれていたので、 同一個体かもしれません。 |
写真
感想
この日は午後から激しい雨の可能性があり、午前勝負の日。
そんな中、ギリギリ半日で歩けそうな焼石岳を選択。
シンプルに中沼登山口からのピストンとし、早朝の天気に一縷の望みをかけます。
願いが叶ってか、早朝はまだ青空が残っていました。
中沼も晴天の中訪れることができましたが、
そこから見えた稜線は既にガスに包まれています。
中沼を過ぎると、登山道上に熊の落とし物を発見。
湯気こそ上がっていませんでしたが、明らかに早朝のものと思われます。
そういえば、銀明水避難小屋付近に熊出没の貼紙があったなあとビビります。
さらに登山道上には計4つの落とし物がある上に、
水芭蕉を踏み荒らした形跡もあり、緊張感が走ります。
ルートは沢沿いとなり、熊鈴の音が水でかき消されて不安が増長。
銀明水を過ぎると4つ目の落とし物があって、その後は視界が開けます。
草原のどこかに熊が潜んでいるような気がしてなりませんが、
登山道は次第にガスに包まれていきました。
分岐の姥石平到着時にはすっかりガスの中で、一寸先が見えません。
焼石岳は登頂しただけとなってしまいました。
天気は下り坂、この時点でガスに包まれているのでは今後も期待薄。
山頂から潔く引き返そうかと一瞬思いましたが、
滅多に来れないエリア、せっかくなので予定通り周回コースに向かいます。
するとガスが薄れ始め、南本内岳の到着する頃にはガスの切れ間が。
気をよくして東焼石岳に向かうと、そこは素晴らしいお花畑。
前日の早池峰山の花も凄いなあと思いましたが、
ここはそれを上回るお花畑が広がっていました。
辺り一面が均一にお花畑になっており、珍しい花は少ないものの、量が見事です。
姥石平に戻ってくると、すっかり焼石岳の山頂も見えています。
一瞬下山にかかろうとした時、山頂まではわずか20分、もう1回登ろうと決意。
2度目の登頂は展望も楽しめ、満足の山行となりました。
紅葉が素晴らしい山とは聞いていましたが、お花畑としても一級品の焼石岳。
この山のハイライトは山頂付近の周回ルートにあると確信しました。
天気の隙間で、記憶に残る山に登れて満足です。
下山後、30分もしないうちに土砂降りの雨が降り出しました。
hirokさん、こんばんは
焼石岳、「水の山」というくらい水が豊富で、
お花も多くて、すばらしい山ですよね。
紅葉の頃に登っていますが、
次回は、ハクサンイチゲが咲き乱れるお花畑を見に、
再訪したいと考えています。
予想外の天気の好転。
2度目の山頂、すばらしいです。
夕立からも逃げ切れて、まさに、ジャストタイミングです。
satfourさん、こんばんは
「水の山」と言われるんですね。
それも納得、池、池塘、小川など水が豊富で、登山道も一部沢の中。
この山では水には困らないだろうなあと思いました。
熊にとっても住みやすい環境なのでしょうね。
私はsatfourさんの紅葉レコが頭に残っているので、
次回は紅葉の時期に訪れたいと思いました。
東北の山は里からさほど離れていないせいか、携帯の電波が入りやすかったです。
そのため、雨雲の動きもチェックできたので、天気を読みやすく助かりました。
2度山頂に立つことは全く考えていなかったのですが、
一周して分岐に戻ってくると山頂はとても近く、
これは登るしかないなあと思いました。
おかげさまで展望も確認でき、良い山行になったと満足です。
hirokさん、こんにちは。
東北の良い山、続きますね。
「この山のハイライトは山頂付近の周回ルートにあると確信しました」
この部分、いつか東北の山を巡る時がありましたら
忘れないようにしようと思います。
この時期でこの花の量ですから、7月とかだとどうだろう?
なんて考えてしまいました
熊の落とし物が4つですか、踏み荒らした跡や水芭蕉の写真は
リアルですね。俺の縄張りに入るな。。みたいにも感じて
しまいそうです。
youtaroさん、こんばんは
なだらかな稜線、水の豊かな登山道、咲き乱れるお花畑、と東北らしい山でした。
半日で登れますが、山頂付近でのんびりするのがいい所だと思いました。
湿原や沼があるので、咲いている花の種類も多かったです。
この時期で一面花が咲いているので、ハクサンイチゲの季節はすごいでしょうね。
秋の紅葉も素晴らしいようなので、季節を変えて再訪したい山です
最初に落とし物を見た時は、明らかにこの日の物だなあとビビりましたが、
登山道に沿って点々とあり、水芭蕉が一列なぎ倒されているのを見て、
久々にビビりながら歩きました
どこからか見られているような気がしてなりませんでした。
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