木曽駒ケ岳(快晴下で雪山トレーニングに参加)
- GPS
- 05:20
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 480m
- 下り
- 486m
コースタイム
天候 | ”ド”のつくピーカン (^^♪ 2℃〜−2℃程度と暖かく、風も時折突風が来るものの全般に緩めで、3千m級の雪山としては言うこと無しの天候 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
しらび平行きバスの始発は8時12分(始発は満席で1時間後の第2便乗車) ロープウェイ最終は16時 木曽駒ロープウェイHPにネット割引クーポンあり(往復バス・ロープウェイ+ホテル千畳敷ランチ+日帰り温泉割引で3800円) http://www.chuo-alps.com/archives/profit/senjojiki/index.html モンベルカード提示だとさらに200円程度安くなります |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪質はややモナカ状ながら深い踏み抜きは無く、全体的には比較的歩きやすい状態でした 乗越浄土直下の急斜面には凍結気味の部分もあり、前爪のあるアイゼンとピッケル必須です |
写真
感想
無所属で単独山行が殆ど・・にもかかわらず雪山にも行きたい自分は、標準的なリスク管理や行動技術・判断を学べる雪山講習を年に1回は受けることにしています。
今回は、プロ・ガイドのM氏に2度目の師事で、「木曽駒ケ岳雪山トレーニング」に参加してきました。
M氏は気さくな方ながら細かい点にも気配りされ、講習は和やかな雰囲気。料金もリーズナブルで、常連で参加される方も多いようです。
(今回自分は、「オーバーパンツの持参を忘れる」という大チョンボをしてしまいましたが、M氏はシッカリ予備を準備しておられて借りることができ、事なきを得ました)
当日は、12月としては史上最大の寒波が襲った週の初め頃に比べ天気は良い方へと向かい、3千m級の雪山ではこれ以上望めないような好天となりました。
通常ならドピーカンは喜ばしいところですが、せっかくの講習なので「中止にならない程度のやや厳し目の天候下での判断や行動技術」を学びたく、逆に少々残念でした。
それでも快晴とはいえ流石に3千m級の雪山で、時折耐風姿勢を取るなど”木曽駒恐るべし”という部分もありました。
前日から気温が上がったせいか、雪質はモナカ状が多いものの多くはトレースもあって歩きやすい状態でした。ところが乗越浄土直下の急斜面は凍結気味で中々厳しい状態。おかげで低山雪山とは一味違う、シーズン初めのいいアイゼントレーニングができました。
そして、団体行動ゆえ普段の自分の行動パターンではまずあり得ない16時最終のロープウェイ下山となりましたが、逆にこれが、「午前中の逆光の南アルプス」ではなく「西日を浴びる美しい南アルプス〜伊那谷の絶景」を満喫することに繋がりました。
先日の「銚子ヶ口〜クラシ〜イブネ山行」でも、北谷尻谷の難路に翻弄されて下山遅れとなりましたが、そのおかげで「西日に輝く国見岳〜御在所岳〜鎌尾根」の感動的な姿を拝めたことと重なり、行動パターンを変えることも思わぬ余禄はあるものだと思いました。
今回の講習では「気象庁データの活用法」や「雪崩を避けるルート取り」等、色々学べ、今後も”忘れぬうちに”講習に参加したいと思いました。
何度も登っている木曽駒ケ岳ですが、やはり雪山となると一味違う神々しさで、厳しくも美しい絶景を満喫した山行となりました。
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