猛暑の中丹沢表尾根
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:40
そこで暑く成る前に厳しいところを走破する思惑で、ご来光&お花見登山にしようと計画。家を3時半ごろ出て、菩提峠4時につけば、二の塔ご来光には十分間に合うだろう。その後、早朝登山でできるだけ早い時間に塔ノ岳まで行ってしまえば、あとは惰性で何とかなると軽く考えてしまった。ところがそううまくは行かないのが現実なのだった。今一度体作り直さないと、厳しい山は無理だと実感した山行になってしまった。
天候 | 快晴のちガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありません。 湿度が高く、猛暑の中、十分な水を持参することをお勧めします。 |
写真
表尾根にいっぱい飛んでいました。
尾根上を行ったり来たり、獲物を見つけると、一瞬で狩りをしてゲットするところを何度となく見ました。
獲物を獲ると近くの枝に停まって、ゆっくりと獲物を食します。これはその一瞬をとらえたもの!
山頂には私の他には一人だけ!思ったより来る人は少ないようです。菩提峠には車がたくさんあったので、泊りできたひとたちかな?三の塔までで頑張りすぎてすでにバテバテ、吐きそうになり、しばし休憩。
この直後、ガスがあがってきて、視界が無くなった!
でもガスガスで直射日光がしのげ、助かった部分大きい!
気温はそうでもないが、直射日光の暑さ厳しく、湿度が高いので少し歩いただけで汗だく!このガスは暑さがしのげた。
稜線はガスガスだったのに下界は快晴でした!空気が澄んですっかり秋空ですが、気温は猛暑、バイクで標高下げていくと、どんどん気温が上がって熱帯に突入する感じがなんとも言えない。菜の花台はそれでも30度以下だったと思います。
感想
目的のその1、二の塔での御来光は、半分はOK、でも期待外れの部分もあった。反省すべきは山へ出かける準備に手間取って、家を出たのが20分近く遅かったので、全力で登ることになり、かなり体力を消耗してしまったこと。そのうえ、時間ギリギリとなって二の塔尾根まで行ってご来光前のゴールデンタイムになってしまった。まあ茜色に染まる雲は素晴らしかったのでこれに間に合ったのはOK。だけど二の塔頂上での御来光は、結果は間に合ったものの、読みが甘かった。というのは大山の真裏あたりから陽が昇る暦だったのだ。だから美しいご来光の一瞬とは程遠く、かなり陽が高くなったあとに大山の肩から眩しいばかりの日の出となった。日をずらすか、もっと標高の高い三の塔とかでみないとダメでした。
目的ののその2、お目当てのお花はほぼ網羅してみることが出来て、よかったですね!特に丹澤貴婦人に再会できて、しかも咲きはじめの極上のお花をしっかり撮ることができて満足しました。まだ咲き始めなので、あと1週間ぐらいは見頃が続くものと思います。トンボソウは以前見つけた群生地に行ってみましたが1本も咲いておらず、この場所は絶滅してしまったようでとても残念でした。しかしいろいろ探して別の群生地を見つけたので、こちらは咲き残ってほしいものです。
今回は真夏の酷暑の中の登山であったが、体力を消耗して、予想以上に時間をかけないと歩けなかったので、当社計画の早朝のうちに塔まで行ってしまうというもくろみは、しょっぱなから、露と消えてしまった。しかももってきた水2.3Lのうち、500mlは先週使って水を入れ替えずそのまま持ってきてしまったので、中で水が濁って腐っており、飲める状態でなく、やむなく捨てる羽目に!実質1.8Lでやりくりすることになり、水欠が決定的なダメージとなったのだ。なんとか頂上までは時間をかけてあがったので、もったものの、たぶん水不足で軽い熱中症になっていたのだと思います。下りで足が吊るは、頭痛、吐き気とまさに熱中症状態になり、ピンチでした。芍薬甘草等を1包飲んで、少し濃いめのポカリに作り直し、塩分補給にチーズや塩飴をなめて、なんとか持ちこたえた。下山してからは護摩屋敷の泉へ一目散に駆けつけて、水をがぶ飲みして人心地しました。
今回、8時以降はガスに包まれ、直射日光を避けられたのも、幸運だったとおもいます。もし快晴のままであったら、塔に行きつく前に確実に熱中症になって、くたばっていたに違いありません。なにしろ直射日光にあたった瞬間から体中が熱くなり、汗が止まらなきうなるのです。これは水無しで歩くのは地獄のようです。侮らず、少し重くても十分な水を持っていくべきでした。また体力を温存する登り方をするためにも、余裕を持った行程にしないといけない。出だし遅れて、しょっぱなで体力消耗したのも痛かった。
それだけではありません。確実に体力が以前より落ちていることも実感しました。速く歩こうと意識しても、息が上がって歩けませんでした。いろいろ反省点はあります。普段から歩いて体力を維持することも大切と感じました。最近コロナ対策で運動不足になってる事は否めない。秋の紅葉シーズンに向けてもう一度体を見直さないといけないですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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0704minoさん、こんばんは。
写真46の花は、タニソバと思われます。
丹沢の貴婦人は、ルート上に咲いているのかな〜(独り言です)。
山行お疲れ様でした。それではまた😊
fgacktyさん
ご訪問いただきありがとうございました。またお花の名前、ご教示くださり、感謝です。
見たことがない花だと、同定が難しいですよね。
冒頭のお花は、登山道の脇に一杯咲いていますので、お花の目があるfgacktyさんなら、問題なく、見つけられると思います。
とても華やかなお花です。
見にいらしてください。
それては!
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