20070503-05加賀禅定道→加賀白山→中宮道
- GPS
- --:--
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,688m
- 下り
- 3,024m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:00
- 山行
- 11:46
- 休憩
- 3:16
- 合計
- 15:02
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:39
コースタイム4h10m+α
白山一里野温泉スキー場ゴンドラ山頂駅(1030とする)1000→1002展望台(1040-45)1012→1030林道を横切る(1115)→1036「檜倉」(1145)1037→1051 1214.0m△点P(1205)→1058約1215mP(1210)1102→1109木実谷頭約1175m鞍部(1170)1110→1141写真タイム(1330)→1153二重山稜の尾根を変える(1360)→1201縁の谷峠約1395m・サングラス付ける1204→1217写真タイム(1465-60)1219→1234しかり場1549mP(1540)1307→1341急登の上(1620)1342→1351約1645mP(1635)→1401 1660.6m△点P「長倉山」(1655)→1411北側の約1595m鞍部(1585)→1430 1653mP(1645)→1507奥長倉山避難小屋約1725m(1725-30)1523→1529奥長倉山1771mP(1765-60)1532→1534引き返し点(1755-50)1544→1548奥長倉山1771mP(1765-60)1554→1600奥長倉山避難小屋(1725)(泊)
20070504(金)所要時間15h02m、実働時間11h46m、コースタイム11h20m
御前峰まで:所要時間8h34m、実働時間6h55m、コースタイム6h20m
御前峰から:所要時間6h03m、実働時間4h51m、コースタイム5h00m
奥長倉山避難小屋(1725)352→358奥長倉山1771mP(1760)400→405約1735m鞍部(1720)→436大岩→457美女坂の頭1968mP(1955)→501御来光タイム・約1955m鞍部付近(1950)512→532 2047.1m△点P(2035)533→555天池約2135m(2120-25)558→626巻き始め(2135)628→631巻き終わり(2125)→642「油池」水場分岐・約2085m鞍部(2065)644→746rest(夏道露出地点下)(2300)806→826幕営可能の小平地(2370)→902四ツ塚山△点2519.5mP(2515)→908四ツ塚山約2525mP(2505)924→944七倉山約2555mP(2525)952→95?大パーティと遭遇(?)→1003約2455m鞍部(2430)→1007御手水鉢(2440)→10??3人組と遭遇(?)→1109大汝峰2684mP(2655-65)1126→1134鞍部約2600m(2570)→1139ザックデポ地点約2600m(2580-85)1156→1220頂上稜線約2670m(2645)→1226御前峰2702.2mP(2670・2700とする)1251→1255稜線外れる約2670m(2675)→1312ザックデポ地点約2600m(2600-20)1327→13??男性2人組と遭遇(?)→13??5人組と遭遇(?)→1404お花松原約2260m鞍部付近(2265-70)1422→1451 2349mP(2350)→1???北弥陀ヶ原(?)→1524約2185mP(2195)→1533約2115m鞍部(2120)1550→1612 2168mP(2180-85)1615→1619「地獄覗」4人組と遭遇約2160m(2170)→16??約2105m鞍部(?)→1636 2114mP(2115)1637→1642約1985m鞍部(2000)1649→1731間名古の頭2123.9mP(2145)1734→1742分岐約2025m(2045)→1751三俣峠約1965m(1985-90)1756→1812巻き始め(2050)→1819巻き終わり(2070)→1827 2077mP(2100)→1841約2065mP(2085)1844→1854ゴマ平避難小屋約1855m(1885)(泊)
20070505(土)所要時間6h39m、実働時間5h09m、コースタイム5h20m
ゴマ平避難小屋約1855m(1855とする)501→511下降開始点(1815)→520夏道に出合う(1720)→529一つ目の鞍部(1600)→535約1585m鞍部(1570)547→622二重山稜の上(1685)→627滝ヶ岳のトラバース始め(1695)→640雪原入口(1690)→644「滝ヶ岳」道標(1675)→714約1435m鞍部(1415)728→759 1533mP(1515-10)801→808シナノキ平避難小屋約1475m(1445・1475とする)835→849約1395m鞍部・巻き始め(1410)→852湯谷の頭分岐約1400m(1430)→900水場の沢(1400)→907水場の沢(1400)→930「トチノキ坂」道標(1380)→937巻き終わり(1350)→946約1295m鞍部(1310)→1008岩のあるピーク約1245mP(1235)1034→1042「清浄坂」道標(1205)→1109ブナの大木あるの平(890)→1122中宮道登山口(765)1131→1140中宮温泉バス停(695)
過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新大阪2332−きたぐに−249小松710−739西金沢・新西金沢742=807鶴来820=バス=900瀬女910=バス=924一里野・ゴンドラ山麓駅944=ゴンドラ=951ゴンドラ山頂駅 20070505(土) 中宮温泉1655=バス=1729瀬女1815=バス=1856鶴来1858=1922新西金沢・西金沢1932−1936金沢1940−雷鳥48−2229新大阪 |
その他周辺情報 | 中宮温泉 |
感想
20070503-05白山縦走:加賀禅定道→中宮道
2007年のGWの後半は白山を歩いてきました!白山山系には最近も何回か残雪期に行っていますが、本峰に登るのは1985年5月以来なんと22年振り!この時期の白山は自家用車が無いと非常に不便なのですが、何とか公共交通機関のみで行けないか、と考え、白山一里野温泉スキー場→加賀新道→加賀禅定道→本峰→中宮道→中宮温泉というコースを計画してみました!これは2年前のGWに三方崩山→間名古の頭→北縦走路→野谷庄司山と歩いた時に出会ったパーティが、今回の逆コースを歩いているとのことで、それで計画したという訳です。
今回もGW前半以上に天候に超非常に恵まれ、予定のコースを歩くことができました。この時期の白山はさすがにその名の如く白き山!頂上付近には市ノ瀬から登ってきたと思われる登山者、山スキーヤーが多かったですが、それ以外の場所で出会ったパーティは7パーティのみ!!!加賀禅定道、中宮道とも静かな残雪期の山行を楽しむことができました\(^o^)/
5/2(水)、5/3(木)
5/2の夜、先週に続いて寝台急行きたぐにに新大阪から乗り込むが、自由席はさすがに一杯で、グリーン車横のデッキに陣取った。ザックを椅子代わりにうたた寝(-_-)zzz小松駅到着は3時前、で駅の待合室でシュラフを取り出して大胆に仮眠(-_-)zzz
6時台に起き出し、7時過ぎの電車で西金沢に向かい、新西金沢から北陸鉄道に乗り換え、鶴来駅到着。中宮温泉方面行きの直通バスはこの4月から廃止となり、瀬女で白山コミュニティバスに乗り換えるとのこと!!!しかも、中宮温泉まで行くあるいは中宮温泉から乗るから場合は前日までに予約が必要とのこと!!!この辺りはリサーチ不足で、もう少しでバスに乗り遅れる所やった・・・
一里野温泉までは予約は不要なので、バスは瀬女で乗り換えて終点の一里野に到着!この時、下山時のバスを電話で予約した(076-196-7011)!
バスを降りて、少し歩いて、身繕いをして白山一里野温泉スキー場のゴンドラに乗り込む(片道\400)。約7分で山頂駅到着!大笠山が綺麗に見えている!しかし、係員以外他に誰もいず!係員に登山届けを託して、10時丁度に歩き始めた。
が、すぐ上の展望台でザックを下ろし、写真をパチパチ、ここは携帯もつながり、自宅にメールを送ることができた(^_^)その後、歩き始めるが久々の重荷にペースは遅い・・・20分程で一度林道を横切る。更に登ると「檜倉」の道標。2002年版昭文社の山と高原地図では1214.0m三角点Pが檜倉となっているが、どちらが正解なのか?この辺り雪は全く無い。白からピンク色の草花が結構咲いているが、名前は???ブナ林の約1215mPでしかり場への登りを一望できるが、まだ先は長い・・・しかり場の右奥に見えるのは美女坂の頭付近か?下りきった約1175m鞍部に「木実谷頭」の道標あり。
標高1300m位から雪の上を歩くようになった。1360m付近で二重山稜の尾根を右に乗りかえるが、下りの場合は尾根の乗りかえ地点分かりにくそう・・・約1395m地点には「縁の谷峠」の道標あり、ここでサングラスを付けた。途中、朝から登り始めたという男性単独行者が下ってきた。彼はピッケルも持ってきておらず、美女坂を登るのは危険と判断して長倉山あたりから引き返してきたとのことであった。彼曰くしかり場から先のヤセ尾根と不安定な雪庇よりはしかり場からの下りが判りにくい、とのことだった。
2時間半以上かかってようやくしかり場1549mP到着!ここはハライ谷登山口からの檜新宮参道との合流点。この時は雲が多かったが、行く手遙かに四ツ塚山あたりを望むことができる!すぐ行く手には長倉山が近い!
しかり場からはヤセ尾根のアップダウンが続く。「みんなの白山情報」というブログによると、この先は気の抜けない雪庇が連続するとのこと、確かに微妙な感じに残った雪庇があって、夏道をずっと行ける訳で無く、雪庇上をずっと歩ける訳で無く、ヤブっぽいところも何カ所かあって、神経を使う所があり、結構時間がかかった。急登の上に出て少し行くと雪に埋もれ壊れかけた道標があった。そのすぐ先のピーク(約1645mPか)には雪に埋もれ倒れた植生についての看板があり、雪の力を感じさせられる。
その次のピークが2万5千図の1660.6m三角点か!昭文社の山と高原地図ではこの三角点ピークが長倉山となっている。そこから少し下った所から行く手に美女坂の頭、奥長倉山が見え、奥長倉山の手前に避難小屋を確認することができた!
なおも雪庇に注意しつつ1653mPを越えて行くと、ようやく奥長倉山避難小屋に到着!ここまで約5時間かかったことになる。当初の計画では美女坂を越えて適当にどこかに幕営する予定だったが、この先まだまだ時間がかかりそうだったので、あっさり避難小屋泊まりに計画変更した(^o^;)雪が溶けてきており、問題なく1階の入り口から小屋に入ることができた。
荷物を置いて壊れかけた道標のある奥長倉山に登り、その少し先まで美女坂の偵察に行く!雪が途切れて夏道が見えている所もあるが、登りだし慎重に行けばそう問題ないように見え、写真をパチパチ撮って避難小屋で夕食!
17時半頃に男性一人、遅れて女性一人の二人パーティがやってきた。彼らは2階に陣取ったが、この避難小屋と南竜の避難小屋のデポ品を回収しに来たとのことだった。で、明日は空荷で南竜まで往復するとのこと!!!相当パワーのあるパーティのようだった!!!
この日は疲れていて、夕日を見た後、降るような星空を見ることなく、18時半頃にはシュラフに潜り込んだ(-_-)zzz
5/4(金)
2階の二人組は長丁場ということで、朝2時過ぎに起き出し、3時前に小屋を出て行った!それに便乗して私も早起き、ヘッドランプを頼りに4時前に小屋を出発した!
奥長倉山を越え、約1735m鞍部まで下ってから美女坂の登り、標高差約230mの急登である。夏道が出てる所もあれば雪面を辿る所もあり、薮がうっとしい所もあったが、思ってたほどには傾斜は急には感じなかった!それと先行の二人組のトレースにかなり助けられた感じである!大きな岩がある所が大体三分の二位の感じ。急なヤセ尾根が開けたと思ったら、美女坂の頭に到着!小屋からここまで1時間以上かかっていた!。
しかり場から美女坂の頭が今回の核心部と考えていたので少し気分が楽になるが、行程はまだまだ長い!
針葉樹の点在する雪原を少し歩くと東の空から太陽が顔を出し、そこで写真タイムを兼ねて休憩(^_^)この日も好天って感じ!!!まさに残雪期の稜線漫歩が楽しめる幅の広い傾斜の緩い尾根をタラタラと歩いていく(^_^)2047.1m三角点P・2138mPを越え、石垣の残る天池(もちろん雪原となっている)を過ぎ、2158mPは頂上の東側直下を巻き下り切った最低鞍部が「油池」で水場を示す道標もある。
油池から四ツ塚山まで約440mの長い登り、まさに「長坂」である(>_<)途中、夏道が出ている所の下でザックを下ろして20分休憩、それ以外は何回も立ち止まりながらひたすら登る・・・
結局油池から2時間以上かかって、やっとこさ四ツ塚山三角点に到着!更にそのすぐ先の一番高そうな所まで行って休憩!まさに360°の大パノラマ\(^o^)/ただ靄っていて、北アルプスがあまり見えなかったのが残念・・・栄養&水分を補給して、写真をパチパチパチパチ撮りまくって、極楽気分(^-^)大汝山を見ると、下ってくる大パーティを確認!
七倉山はすぐ近く、四ツ塚山から20分で到着。少し下ったところで、さっき見えた大パーティとすれ違った。彼らは釈迦新道を下山するとのことだった。二人だけ七倉山の巻道に行っているのが見えたが、この二人は昨夜同宿の二人?だとするとすごく速い!!!
七倉山と大汝山の鞍部付近にいつも水が溜まっているという御手洗鉢(おちょうずばち)、やっぱり水が溜まっていた!大汝山を登る途中、男性3人組(一人はスキーで二人は歩き)と遭遇、小桜平避難小屋をベースに頂上を往復してきたとのことである!この方法、なかなかいいかも、今度してみたいと思います(^_^)
御手洗鉢から1時間ちょいかかってやっとこさ白山第2の高峰、大汝山頂上に到着!雲一つ無い良い天気だが、風が強く寒くてゆっくりはしていられない・・・といっても15分以上滞在!
大汝山から南方に下り、下りきった所から、東の方=中宮道、ヒルバオ雪渓の方向に進み、地肌が出ている所にザックをデポ、中宮道方面を偵察!近くに木製の道標があった。夏道は最初ちょっとしたピークから尾根伝いに下るようだが、この時期なら、谷沿いに一気に駆け下る方が早そうであった!
時間的に厳しいけど、中宮道方面に下る前に、やはりザックデポ地点からサブザックで最高峰の御前峰を往復して来ることとした。雪に埋もれた翠ヶ池、油ヶ池の西畔を歩いて御前峰の急斜面に取り付き、登り切ると頂上稜線!室堂側から登ってきた単独行の男性山スキーヤーがいた!数分の緩やかな登りで、白山最高点の御前峰到着!実に22年振りである!!!ここまで奥長倉山避難小屋から8時間半以上かかっていた(゜o゜)
さすがに室堂側から登ってきた登山者、スキーヤーが多い!今までとは別世界という感じである、と言うのは少し大袈裟か!遠くは靄って見えないが、強風の中、展望を楽しみつつ写真を撮り、携帯が通じたので自宅に登頂報告のメールを送り、水分とカロリーの補給をして、25分位頂上に滞在!でも、まだ先は長く、ここでゆっくりしているわけにはいかず、ほぼ来た道を戻ってザックデポ地点に戻った!
ザックデポ地点からヒルバオ雪渓の急斜面を一気に駆け下る!途中、夏道が通っているであろう尾根を男性二人組が登っているのを見かけた。傾斜が緩むとその二人の踏み跡に沿って歩いていった。二人の踏み後から分かれて、剣ヶ峰方面に登るトレースも残っていた!振り返ると一直線のトレースが綺麗に見えた(^_^)
2416mPからの尾根を回り込む辺りで5人パーティ(男性3人・女性2人)とすれ違った。彼らと先程の二人パーティは中宮温泉から登ってきて、昨夜はゴマ平泊まりだったとのことである。少し立ち話をして先に進む。
お花松原のあたり、2349mPへの登りが始まる所で休憩。風が無く、日差しは強く、暑く感じて、ミルク氷を賞味(^o^)/
しかし、足はそろそろ重くなり、2349mPへのわずかの登り返しんどい・・・このあたり稜線の南東側に広がる平坦地が北弥陀ヶ原か!下り切った約2115m鞍部でもミルク氷タイム(~o~)一登りした(といっても休み休みだったが・・・)2168mPから少し下ったところに「地獄覗」の道標発見!丁度ここで、北縦走路を辿ってきて昨夜はもうせん平付近で幕営したという4人組と遭遇。今日はもうそろそろ幕営しようかと考えているとのことだった。私がゴマ平まで行きたいと言うと、まだかなりあるしちょっと届かないのでは、との返事・・・確かに、日没と競争という雰囲気やし、まぁ行けるところまで行って暗くなりそうならテントを張ろうと先に進む。
2万5千図の2114mP付近がうぐいす平か!前方の間名古の頭への登りは雪が所々消えかなり薮っぽく、時間がかかりそうである(>_<)下り切った約1985m鞍部でしばし休んで、間名古の頭への登りに備えた。藪そうなのでアイゼンは外すこととした。最初は急な雪面の登り、途中雪が消え薮こぎが混じり、後で見たらザックのサイドにつけていたテントマットにかぎ裂きができていた・・・雪面と薮を繰り返し、ちょっとした岩場もあったりして、疲れた体と重荷にはかなり堪えた(-_-)
最後の薮を右側から回りこみながら越えるてわずかに登ると、ようやく間名古の頭頂上!140m程の登りに40分以上かかっていた(><)2年前のGWは三方崩山から夏道無き尾根を辿ってここまで来たのが懐かしい!しかし、三方崩山〜間名古の頭の尾根は一昨年と比べて今年はかなり雪が少なく見える。今年行こうものならかなりの薮漕ぎだったかも・・・
しかし、ゆっくりする時間は無く、先に進む。三俣峠までは約160mの下り、ここから2077mPまで約110m程の登りが疲れた体にはかなり堪えた・・・前衛のピークは巻いて30分以上かかって2077mP、さらにその奥の約2065mPまで10数分。ようやくブナ平への下降ポイント到着!この日は視界が良かったので眼下の尾根の方に向かって下れば良かったが、ガスってたらこの下りは要注意!
標高差約210mの下りを10分で下ると尾根の陰に小屋発見!まさに日没と競争だったけど、どうにか明るい内に避難小屋に辿り着くことができた!御前峰から6時間チョイ、奥長倉山避難小屋から15時間チョイ、長い長い行程でした(^_^)
当然小屋には他に誰もいず、貸し切り、好き放題荷物を広げて、夕食タイム、でも20時半にはシュラフに潜り込んでました(-_-)zzz
5/5(土)
バスの時間は16:55なので、早く下りても仕方ないのだが、結局3時頃には起き出し、すっかり明るくなった5時頃に小屋を出発した。
この日は天気は下り坂になるかと危惧してたけど、この日も快晴\(^o^)/で、雪解けは早く、昨日出会ったパーティのトレースはほぼ消えていた。しばらくは平坦なコース。二重山稜になると左の方の尾根にルートをとり、小屋から10分程の所から左前下方に見える尾根に向けて斜めに下るが、少し上に行きすぎて、目標の約50m程上方で尾根に到着、少し下ると夏道が少し出ていた。この坂はカエデ坂というらしい。
約1585m鞍部で早くも休憩、暑いので雨具はこの時脱いだ。鞍部からしばらく登り、尾根が右折する所で二重山稜となるが、夏道は尾根の間の沢状の所を通っているようであった。
二重山稜が終わった所から振り返ると白山が美しい!そこから5分ほど登ると、1774.4mP滝ヶ岳の巻き道となる。夏道が出ている所もあるが、急な雪面のトラバースになる所もあり、注意して歩いた。雪原状となりしばらくまっすぐ進むと雪に埋もれかけた「滝ヶ岳」の道標発見、ここから左前下方の尾根に向けて、イチイ坂の下りである。斜めに下ると目的の尾根に達したがそこから下る尾根に夏道が見えず、しばらくあちこち探す。一部発見し、適当に尾根の右側の雪面を辿って、約1435m鞍部に下り着いた。ここでしばし休憩。
ここから1533mPまでの登りは尾根の右側に付いているのだろうか?結構藪っぽい感じであった。1533mPは南西側は樹林のない草付きの急斜面となっており、すこぶる展望良好!!!しかし、夏道は尾根上には通ってないようであった。ふと右下を見るとシナノキ平避難小屋の赤い屋根が見え、ピークではあまり休まず、急な雪面を下って、シナノキ平避難小屋で休憩(^_^)
小さいが、落ち着いた感じのする避難小屋、急ぐ必要もないのでぼぉーっと休憩(^_^)30分近く滞在して、先に進む。ここからはかなりの部分夏道を辿ることとなった。下りきった鞍部のわずか先から湯谷の頭の巻き道となる。登り切った所に道標、「室堂15.1km、シナノキ平避難小屋0.6km、中宮温泉4.9km」となっている。マジックで書かれた消そうな字を読むと、ここが湯谷の頭への分岐で、「藪漕ぎ30〜60分、白山の展望良し」とのことである。ピークハンターとしては心をそそられるが、そこまでする根性は全く湧かず今回はあっさりパスすることとした(^_^ゞ
そこから少し行くと、2個所山と高原地図の水場マークの沢があり、水の補給が可能だったが、残雪がミニスノーブリッジとなっており、通過に注意を要した。
途中
、「とちのき坂」の道標、「室堂16.2km、シナノキ平避難小屋1.7km、中宮温泉3.8km」となっていた。そこから更に巻き道を進むとようやく尾根状の道となり、約1295m鞍部に下り着いた。ピークを巻いて下ると、約1245mPに向けて稜線の左側からわずかの登りとなるが、疲れた体にはほんのわずかの登りとなるが、疲れた体にはほんのわずかの登りがしんどかった(^_^;)。
約1245mPは頂上付近が岩っぽくなっていて、展望が良い!振り返ると白山頂上部が遠い!!!そこからはほぼ下り一辺倒、カタクリ等の草花、タムシバが結構咲いていて心が癒される(^_^)しばらくで「清浄坂」の道標、室堂18.1km、シナノキ平避難小屋3.6km、中宮温泉1.9kmとなっていた。ここからは急な下りとなる。
急坂を下るとブナの大木が何本か立つ平地に出るが、ここの道標は雪のせいか倒れいていた!カタクリがた〜くさん咲いて綺麗!前下方に中宮温泉が見えてきて、一下りでコンクリートの上に出て、階段を下ると、中宮道登山口にようやく到着\(^o^)/木橋で川を渡り車道に出た所で最後の休憩。あとはマメができて痛い足を引きずりながら中宮温泉の対岸を通る車道を下り、川を渡った所がバス停、ゴマ平から6時間40分で到着、ここで今回の山行は終了となりました!!!
中宮温泉はまさに山間、docomoの携帯は圏外(AUは入るとのこと)、公衆電話も無し。4軒ある中宮温泉の旅館の一番手前の山田旅館で一風呂浴び(\500)(ここはイマイチおばちゃんの態度が悪かった(ー_ー)!!)、バス停横の食道兼みやげ物屋で昼飯食って、電話を借りて、コレクトコールで自宅に下山報告!この時、お花松原の手前で出会った5人組がやって来て、ちょこっとお話!その後、足湯でのんびり、近くのベンチで昼寝(-_-)zzz。下山からバスの時間まで5時間以上あったけど、こんな風な感じでのんびり過ごす内にバスの時間、瀬女、鶴来、新西金沢→西金沢、金沢と乗り換えて、ようやく夜10時半頃新大阪に帰着できました!!!
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