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Yamareco

記録ID: 2552
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

裏丹沢/早戸大滝〜瀬戸沢ノ頭〜無名ノ頭〜丹沢観光センター

2007年05月03日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.1km
登り
1,030m
下り
1,017m

コースタイム

丹沢観光センター10:04
10:21 伝道
10:30 造林小屋
11:28 早戸大滝 12:06
13:10 瀬戸沢ノ頭 13:27
14:05 無名ノ頭 14:30
15:36 丹沢観光センター

天候 晴れ時々曇り(午後一時雨)
過去天気図(気象庁) 2007年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・丹沢観光センター前にあった登山届ポストは撤去されている。
ファイル
非公開 2552.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54)
丹沢観光センター先に車を置かせてもらう(ぼやけてすみません)
2007年05月03日 10:04撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
5/3 10:04
丹沢観光センター先に車を置かせてもらう(ぼやけてすみません)
伝道から登山道に入り少し歩くと廃屋。この先で登山道は二差路となるので左に行く
2007年05月03日 10:30撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
5/3 10:30
伝道から登山道に入り少し歩くと廃屋。この先で登山道は二差路となるので左に行く
丸太橋は流失しているので徒渉を余儀なくされる
2007年05月03日 10:48撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
5/3 10:48
丸太橋は流失しているので徒渉を余儀なくされる
原小屋沢との二俣
2007年05月03日 11:30撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
5/3 11:30
原小屋沢との二俣
次の二俣は見落としやすいので注意。振り返ると早戸大滝が。
2007年05月03日 11:32撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
5/3 11:32
次の二俣は見落としやすいので注意。振り返ると早戸大滝が。
右岸高巻途中から早戸大滝
2007年05月03日 12:08撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
5/3 12:08
右岸高巻途中から早戸大滝
踏み跡を忠実に詰めると瀬戸沢ノ頭に出る
2007年05月03日 13:20撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
5/3 13:20
踏み跡を忠実に詰めると瀬戸沢ノ頭に出る
瀬戸沢ノ頭にある標識
2007年05月03日 13:20撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
5/3 13:20
瀬戸沢ノ頭にある標識
下りは無名ノ頭から本間橋を目指して下降。踏み跡はある。
2007年05月03日 14:28撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
5/3 14:28
下りは無名ノ頭から本間橋を目指して下降。踏み跡はある。
撮影機器:

感想

裏丹沢、早戸川の奥にはまぼろしの滝と異名をとる早戸大滝がある。
50mの高さをダイレクトに落ちる美瀑は名瀑100選にも選ばれている
秀逸な隠れた名所である。

宮ケ瀬湖の虹の大橋を渡り、早戸川林道へ左折。
国際釣り場の先は昨秋来たときはカラーコーンで通行止になっていたが
今回はゲートオープンしていた。
GWともあって釣り場は凄い人の数。
旧丹沢観光センターの本間橋先に車を停める。
と・・・ここにあるはずの登山届ポストがない!
この春までの間に撤去されてしまったようだ。
たしかに管理者の問題もあるのだろうが
県警には代替の仕組みを是非一考してもらいたい。

伝道までは林道をスタスタ歩く。
単独なので14分で着いてしまった。
伝道からは河原へ降りず右側の登山道へ。
少し登ると廃屋になった小屋。
この先で登山道と赤テープは2方向に分かれている。
柵をくぐり尾根に登るルートと尾根を巻くような水平道。
最初は右側の柵くぐりルートを登ってみるが
この尾根はどうやら鬼ケ岩ノ頭に向かっているようなので
引き返して左側の水平道へリカバリー。

道は早戸川河原へ降りて、ここからは河原歩きだ。
最初の徒渉点は丸太橋が流失しており少し足元を濡らしながら右岸へ渡る。
次の徒渉点はまだ丸太橋が架けられていた。
その先も右岸、左岸と適当に渡りながら河原を詰める。
一箇所、左岸に小さく高巻くトラロープがあったが
無理に使わずとも右岸を歩ける。

ほどなく原小屋沢を分ける1:1の二俣。
左の本谷に歩を向ける。
右側から落差20m以上の滝が合わさるが
これは早戸大滝ではない。
その後も滝が右、左と合わさってくる。

若い気持ちの良い釣り士3名と挨拶。
「大滝はまだですかね?」と彼ら。
「もうちょいじゃないですか」と私。
ではまた〜と沢を登り出し、ふと後ろを振り向くと
左手大岩の奥に何やら一筋の白い大きな流れ。
よく見ると二俣の形状ではないか。
危うく通り過ぎるところであった。
早戸大滝は振り返らないと発見できずにやり過ごしてしまいそう。
(なるほど、これがまぼろしの滝の所以かも)

左手の大滝沢へ踏み跡を上がると
岩に隠れてつるつるに磨かれた落差50mの美瀑が
堂々とした姿をあらわにしていた。
唱和40年代前半に発刊された東京雲稜会「丹沢の山と谷」に
この大滝の登攀図(右壁を3ピッチ)が記載されているが
最近はおそらく登られていないのであろう。

大滝の高巻きルートは左の小尾根に踏み跡がついている。
残置ロープもあるが沢や岩をやっている人には問題ない。
(ハイカーレベルの方は怖いかもしれないが)
十数m登ると尾根を挟んで右側は大滝基部に降りる踏み跡、
左側はそのまま丹沢山へ登るルート(大滝新道?)だ。
今回の目的はこの新道調査なので左側を登る。

大滝新道?はテープ等のコースサインもほぼ等間隔で付けられ
また踏み跡もほぼ明瞭。
エアリアだと黒色の破線ルートになっているが
人も比較的入っているようで、赤色破線ルートと遜色はなかった。
とにかく尾根を外さないように木を掴みながら登ると
瀬戸沢ノ頭頂上ベンチに飛び出す。
途中一時的に雷が鳴り小雨が降ったがすぐやんだ。

本来、丹沢山〜蛭ケ岳〜姫次〜黍殻山〜丹沢観光センターと周遊する予定であったが
昨日は仕事が遅くなり前夜発が辛かったので
早朝発に切替え、コースもエスケープ予定のルートを使うことにする。
太礼ノ頭、円山木ノ頭をやり過ごし無名ノ頭へ。
この先の本間ノ頭から丹沢観光センターに伸びる破線ルートは
昨秋太礼ノ沢を遡行したときに使ったので
今回は無名ノ頭から北へ伸びる尾根を使ってみた。
地形図的に問題になる箇所はなさそうだ。

コンパスに方向をメモリーして出発。
一般道から外れると新緑たちの囁き声だけで
何だかとても心が安まる。
無名ノ頭北尾根(仮称)はテープも所々付けられ
また踏み跡も何となく付いているので
総じて歩きやすかった。
1160m尾根分岐は左(西)へ
1060m尾根分岐はテープと踏み跡に従い右(北北東)へ下る。
この尾根に入ってから植林帯になる。
本間沢に降りてからは左岸通しに下降。
堰堤を3つくらい過ごせばちょうど車を置いた場所に出た。

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