月山:快晴の空の下、姥沢から山頂と胎内岩下まで
- GPS
- 04:15
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 688m
- 下り
- 682m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に危険箇所は全くなし。 |
写真
感想
この週末、まだ暑いので、標高の高い所に行きたいが、太平洋側は曇りがち、日本海側は晴れ、そして、土曜より日曜の方が天気が良さそうだ。では、月山かな。
予報どおり、朝は、泉ヶ岳や大東岳、もちろん蔵王も雲が架かっている。東北道も村田辺りは、霧の中だった。笹谷トンネルを抜けたら晴れるかと思ったが、確かに上空は晴れているが、葉山に雲が架かっている。月山はどうかな、と思ったが、姥沢に着いたら、ほぼ快晴になっていた。駐車場から徒歩で舗装道路を登り、途中の小屋で環境協力金一人200円を払い、歩いて10分ほどで月山リフト下駅へ着く。7時50分頃だったが、早めに動き出したようだ。行列もそれほどなく、リフトへ。リフトから姥ヶ岳がしっかり見える。
リフト上駅からは、南方向の雲海の上に朝日連峰が頭だけ見えている。月山方面もきれいに晴れている。姥ヶ岳から行くことにして、木道を少し行った所の分岐から、姥ヶ岳に登る。階段状の登りがしばらく続き、その後緩い木道の登りになると姥ヶ岳山頂になる。気温も汗が流れる程ではなく、ちょうど良いかな。次のピークを右から巻き、下りとなって鞍部、湯殿山神社からの道が合する金姥である。法螺貝の音が聞こえたので見ると行者さんと講の方かな数人が、湯殿山神社方面に向かっていた。金姥から柴灯森の緩い登りとなり、牛首に着く。牛首からしばらく行くと急登となる。鍛冶坂は、このコース唯一の急登で、長くはないが結構厳しい。
鍛冶稲荷に達すると、もう少しで山頂の一角である。そこから少し登り、芭蕉の「雲の峰いくつ崩れて月の山」の句碑まで来ると、広い山頂の一角である。さらに進んで頂上小屋を経て最高地点の月山神社に到着する。8月一杯で、神社は閉じている。中には入れるので、参拝。三角点には行っておこうと、アザミが咲いている神社の東側を少し行くと、左に三角点への道に入る。
月山三角点の場所は、西側、日本海側の眺めが良い場所である。庄内平野や、その向うには鳥海山がきれいである。摩耶山がどれかは、はっきりとは分からなかったが、日本海には粟島が浮かんでいる。一方、東側の正面は、葉山である。山頂から今日は大道寺口の胎内岩まで行ってみようと、山頂南側の分岐を本道寺口方面に向かう。ここは、シーズンには、ハクサンイチゲ ロードとなるのだが、9月になっても、チラチラとハクサンイチゲが迎えてくれて嬉しい。胎内岩までは、草原で大岩が点在する高山らしい風景が続く。姥沢からとは違った景観が楽しめて、お勧めである。もう少し下ると、大雪城で、最後まで雪の残る所だ。この時期でも、ほんの僅かではあるが、残雪が見えた。それでは、標高差150m登り返して、山頂に戻る。
山頂からの下りでは、まだ昼前だし、登ってくる人も多い。大部分は幅が広いので大丈夫だが、一部狭い所では登山者の行き来に時間がかかる。牛首からは、リフト上駅方面へ向かうが、しばらく土のトラバースと木道の下り、沢を渡ると木道の登り、石の道の登りになり分岐点に達する。そこからリフト上駅に下る。今日は下山まで快晴、気温も適度で、気持ち良い運動になった。
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