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Yamareco

記録ID: 2555005
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳、横通岳、蝶ヶ岳

2020年09月05日(土) ~ 2020年09月06日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
17:57
距離
23.2km
登り
2,549m
下り
2,484m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:32
休憩
2:36
合計
8:08
距離 10.0km 登り 1,651m 下り 437m
6:21
6:29
10
6:39
47
7:26
7:27
22
7:49
8:00
24
8:24
8:26
54
9:20
9:33
56
10:29
11:42
63
12:45
13:33
36
14:09
2日目
山行
7:14
休憩
2:08
合計
9:22
距離 13.3km 登り 898m 下り 2,066m
5:27
65
6:38
6:53
121
8:54
9:06
51
9:57
10:03
7
10:10
10:11
8
10:40
10:41
4
10:45
10:49
0
10:49
11:17
2
11:19
11:28
2
11:30
4
11:34
11:35
9
11:44
11:48
7
11:55
12:00
25
12:25
12:36
32
13:08
13:24
39
14:03
14:15
19
14:34
14:37
12
天候 1日目:朝は晴れ、高度が上がるとガス、午後は雨もあり、ガスが晴れる瞬間も
2日目:気まぐれに天候変化。早朝は晴れも、ガスが湧いて一時雨も。
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一ノ沢駐車場に駐車。下山は三俣登山口へ。タクシーで一ノ沢登山口側へ(7400円位)
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
一ノ沢駐車場からスタートです。
2020年09月05日 06:00撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
9/5 6:00
一ノ沢駐車場からスタートです。
良く晴れた空に横通岳が望めました。
2020年09月05日 06:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
9/5 6:13
良く晴れた空に横通岳が望めました。
20分ほどで林道終点の一ノ沢登山口
2020年09月05日 06:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
9/5 6:19
20分ほどで林道終点の一ノ沢登山口
ここで登山届を提出しました
2020年09月05日 06:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 6:19
ここで登山届を提出しました
20分ほど登った所に山の神
2020年09月05日 06:41撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 6:41
20分ほど登った所に山の神
烏帽子沢を横切ります
2020年09月05日 07:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 7:58
烏帽子沢を横切ります
笠原沢を過ぎて標高2,000m付近から常念岳から前常念の稜線が青空に浮かびます。もうしばらく持ってほしい
2020年09月05日 08:29撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
9/5 8:29
笠原沢を過ぎて標高2,000m付近から常念岳から前常念の稜線が青空に浮かびます。もうしばらく持ってほしい
トリカブトなど
2020年09月05日 08:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 8:57
トリカブトなど
2020年09月05日 08:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
9/5 8:57
ここから胸突き八丁
2020年09月05日 08:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 8:59
ここから胸突き八丁
最終水場。後1km
2020年09月05日 09:24撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 9:24
最終水場。後1km
乗越が近づいてくると遂にガスが上がってきた
2020年09月05日 10:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 10:20
乗越が近づいてくると遂にガスが上がってきた
常念乗越。。もう向かいの表銀座の山並みもガスで薄っすら...
2020年09月05日 10:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 10:25
常念乗越。。もう向かいの表銀座の山並みもガスで薄っすら...
取りあえず今夜の宿の常念小屋へ入ります
2020年09月05日 10:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
9/5 10:26
取りあえず今夜の宿の常念小屋へ入ります
外で昼食をとっていた横通岳方面のガスが取れてきた
2020年09月05日 11:29撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
9/5 11:29
外で昼食をとっていた横通岳方面のガスが取れてきた
小屋の屋根越しに槍ヶ岳から大キレットへの山並みも
2020年09月05日 11:36撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 11:36
小屋の屋根越しに槍ヶ岳から大キレットへの山並みも
何とか展望が利きそうなので横通岳へ登ることにしました。陽も差して槍から南岳への稜線もほぼ雲が取れたみたいです
2020年09月05日 12:00撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 12:00
何とか展望が利きそうなので横通岳へ登ることにしました。陽も差して槍から南岳への稜線もほぼ雲が取れたみたいです
登山道脇に猿が出現
2020年09月05日 12:15撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 12:15
登山道脇に猿が出現
大天井岳からの縦走路は横通岳の山腹をトラバースしています(登山者が歩いて来る道)ので山頂は通りません。この先で分かれた踏み跡を山頂方面に登ります。
2020年09月05日 12:21撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 12:21
大天井岳からの縦走路は横通岳の山腹をトラバースしています(登山者が歩いて来る道)ので山頂は通りません。この先で分かれた踏み跡を山頂方面に登ります。
この辺り十匹以上の猿があちこちに見かけられます
2020年09月05日 12:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 12:25
この辺り十匹以上の猿があちこちに見かけられます
横通岳山頂(2,767m)
2020年09月05日 12:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 12:45
横通岳山頂(2,767m)
生憎、北側の燕岳へ向かう稜線方向は雲がかかったままでしたが、西側は遠くに三俣蓮華山、鷲羽岳辺りの姿を望むことができました。
2020年09月05日 12:46撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 12:46
生憎、北側の燕岳へ向かう稜線方向は雲がかかったままでしたが、西側は遠くに三俣蓮華山、鷲羽岳辺りの姿を望むことができました。
常念岳も目の前なのになかなかすっきりとは姿を見せてくれませんでした
2020年09月05日 12:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 12:52
常念岳も目の前なのになかなかすっきりとは姿を見せてくれませんでした
大キレットと北穂高岳。。山頂には1時間近く粘ってみましたが穂高連峰も殆ど姿を見せてくれませんでした
2020年09月05日 13:08撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
9/5 13:08
大キレットと北穂高岳。。山頂には1時間近く粘ってみましたが穂高連峰も殆ど姿を見せてくれませんでした
夕方、青空が広がってすっきりガスも取れましたが、その後また雨になったりで不安定な天気でした
2020年09月05日 15:19撮影 by  SC-04J, samsung
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9/5 15:19
夕方、青空が広がってすっきりガスも取れましたが、その後また雨になったりで不安定な天気でした
夕食の給仕をするスタッフさんも防護服姿で。。寝る場所も一人ずつアクリル板で仕切られるなどコロナ対策は万全でした
2020年09月05日 16:56撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/5 16:56
夕食の給仕をするスタッフさんも防護服姿で。。寝る場所も一人ずつアクリル板で仕切られるなどコロナ対策は万全でした
夜は雨が降っていたようですが、朝には上がって小屋からも槍ヶ岳の稜線がくっきり
2020年09月06日 05:10撮影 by  SC-04J, samsung
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9/6 5:10
夜は雨が降っていたようですが、朝には上がって小屋からも槍ヶ岳の稜線がくっきり
前日登った横通岳にもそろそろ日が射し始めようとしています
2020年09月06日 05:17撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 5:17
前日登った横通岳にもそろそろ日が射し始めようとしています
浅間山の少し左辺りから太陽が出そうです
2020年09月06日 05:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 5:20
浅間山の少し左辺りから太陽が出そうです
槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳の稜線に日が当たり始めました
2020年09月06日 05:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 5:25
槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳の稜線に日が当たり始めました
常念岳にも..さて二日目の縦走をスタートです。
2020年09月06日 05:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
9/6 5:26
常念岳にも..さて二日目の縦走をスタートです。
朝焼けの槍の穂先が何とも神々しかった。
2020年09月06日 05:30撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 5:30
朝焼けの槍の穂先が何とも神々しかった。
横通岳
2020年09月06日 05:31撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
9/6 5:31
横通岳
でも歩き始めて15分ほどで安曇野側からガスが上がってきました
2020年09月06日 05:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 5:52
でも歩き始めて15分ほどで安曇野側からガスが上がってきました
前常念への稜線をガスが越えます。下界の安曇野は良く晴れているようですが...
2020年09月06日 06:39撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 6:39
前常念への稜線をガスが越えます。下界の安曇野は良く晴れているようですが...
常念岳山頂(2,857m)に到着した頃は、もう穂高連峰のトップにが雲が掛かってしまっていました。1時間遅かったか...
2020年09月06日 06:42撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 6:42
常念岳山頂(2,857m)に到着した頃は、もう穂高連峰のトップにが雲が掛かってしまっていました。1時間遅かったか...
姿を見せてくれている蝶ヶ岳へ向かって下ります。小屋から登って来た400m分を一気に下りますが、これがなかなか険しくて手強かったです。
2020年09月06日 06:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
9/6 6:57
姿を見せてくれている蝶ヶ岳へ向かって下ります。小屋から登って来た400m分を一気に下りますが、これがなかなか険しくて手強かったです。
蝶ヶ岳とその直下にあるヒュッテを遠望
2020年09月06日 06:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
9/6 6:58
蝶ヶ岳とその直下にあるヒュッテを遠望
前常念岳の稜線。岩がゴロゴロしてなかなか大変そうですね
2020年09月06日 07:00撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
9/6 7:00
前常念岳の稜線。岩がゴロゴロしてなかなか大変そうですね
中央に蝶ヶ岳、右に蝶槍、左に大滝山。。。まだまだ下ります
2020年09月06日 07:18撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
9/6 7:18
中央に蝶ヶ岳、右に蝶槍、左に大滝山。。。まだまだ下ります
そんな頃、ガスが晴れてきました。明神から前穂の雲が取れそうです
2020年09月06日 07:21撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:21
そんな頃、ガスが晴れてきました。明神から前穂の雲が取れそうです
ずっと奥には御嶽山も姿を見せてくれます
2020年09月06日 07:24撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:24
ずっと奥には御嶽山も姿を見せてくれます
穂高連峰
2020年09月06日 07:25撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
9/6 7:25
穂高連峰
槍の穂先が姿を見せてくれると何故か興奮してしまいます
2020年09月06日 07:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:26
槍の穂先が姿を見せてくれると何故か興奮してしまいます
ホントに尖がってますものね
2020年09月06日 07:26撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:26
ホントに尖がってますものね
綺麗に雲が取れた穂高連峰
2020年09月06日 07:34撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:34
綺麗に雲が取れた穂高連峰
蝶槍から蝶ヶ岳への稜線もくっきりです
2020年09月06日 07:35撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:35
蝶槍から蝶ヶ岳への稜線もくっきりです
穂高連峰の先には乗鞍岳、御嶽山の3,000m峰が並びます。
2020年09月06日 07:36撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:36
穂高連峰の先には乗鞍岳、御嶽山の3,000m峰が並びます。
すっかり晴れた槍穂高連峰のパノラマ。。この稜線を歩く醍醐味はこの景色なんです。これを見られただけで大満足です
2020年09月06日 07:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:45
すっかり晴れた槍穂高連峰のパノラマ。。この稜線を歩く醍醐味はこの景色なんです。これを見られただけで大満足です
槍ヶ岳のアップ。手前の稜線に見える小屋は西岳ヒュッテですね。まだ東鎌尾根は歩いたことが無いです
2020年09月06日 07:49撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:49
槍ヶ岳のアップ。手前の稜線に見える小屋は西岳ヒュッテですね。まだ東鎌尾根は歩いたことが無いです
そんなパノラマ展望歩きも30分くらいでガスが掛かってきて、この後雨になってしまいました
2020年09月06日 07:56撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 7:56
そんなパノラマ展望歩きも30分くらいでガスが掛かってきて、この後雨になってしまいました
蝶槍の手前の2592ピーク。雨は上がったけどガスは濃い
2020年09月06日 08:53撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/6 8:53
蝶槍の手前の2592ピーク。雨は上がったけどガスは濃い
リンドウ
2020年09月06日 08:59撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/6 8:59
リンドウ
登り返して蝶槍到着
2020年09月06日 09:56撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/6 9:56
登り返して蝶槍到着
三角点の有る旧蝶ヶ岳山頂
2020年09月06日 10:09撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/6 10:09
三角点の有る旧蝶ヶ岳山頂
梓川と上高地方面が見えました
2020年09月06日 10:16撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/6 10:16
梓川と上高地方面が見えました
横尾への分岐
2020年09月06日 10:17撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/6 10:17
横尾への分岐
ガスのため直前100mほどで漸く見えた蝶ヶ岳ヒュッテ。ヒュッテ内は宿泊者しか入れませんでしたが、ここでカレーライスを食べました。
2020年09月06日 10:40撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/6 10:40
ガスのため直前100mほどで漸く見えた蝶ヶ岳ヒュッテ。ヒュッテ内は宿泊者しか入れませんでしたが、ここでカレーライスを食べました。
ヒュッテのすぐ上にある蝶ヶ岳山頂(2,677m)。。本当ならここから望む穂高連峰は大迫力なんですが...今回はダメでした
2020年09月06日 11:20撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
9/6 11:20
ヒュッテのすぐ上にある蝶ヶ岳山頂(2,677m)。。本当ならここから望む穂高連峰は大迫力なんですが...今回はダメでした
三俣へ下山します。ここは大滝山への分岐。。こちらもまだ歩いたことが無いです
2020年09月06日 11:32撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/6 11:32
三俣へ下山します。ここは大滝山への分岐。。こちらもまだ歩いたことが無いです
登山口までは6.4km。半分を通過です。
2020年09月06日 12:50撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/6 12:50
登山口までは6.4km。半分を通過です。
大分下ってきたところで青空が見えてきました。前方は前常念岳への稜線
2020年09月06日 12:55撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
9/6 12:55
大分下ってきたところで青空が見えてきました。前方は前常念岳への稜線
少し平らになった湿地を抜けたところにあるまめうち平でも休憩。。
2020年09月06日 13:07撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/6 13:07
少し平らになった湿地を抜けたところにあるまめうち平でも休憩。。
有名なゴジラの木です。6年前は歯がギザギザして勇ましかったけど、今は石ころを詰め込まれちゃってこれじゃうなり声もあげらんないね。。可哀そう
2020年09月06日 14:00撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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9/6 14:00
有名なゴジラの木です。6年前は歯がギザギザして勇ましかったけど、今は石ころを詰め込まれちゃってこれじゃうなり声もあげらんないね。。可哀そう
前常念岳への分岐まで降りてきました。当初はここから登ることも考えたんだけど。。。
2020年09月06日 14:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
9/6 14:33
前常念岳への分岐まで降りてきました。当初はここから登ることも考えたんだけど。。。
で、三俣登山口へ無事下山。800m先の駐車場にタクシーが待ってくれていました。
2020年09月06日 14:36撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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9/6 14:36
で、三俣登山口へ無事下山。800m先の駐車場にタクシーが待ってくれていました。

装備

MYアイテム
ちゃむ
重量:-kg

感想

旧職場の山仲間達との年に一回の合宿登山。今年はコロナの関係もあったし、身体上のトラブルなんかも有って日程やルートの変更などがあり、漸く今回実現した。ただ、今回も超大型の台風10号が北上する中で不安定な天候が予想されるなかでの登山となった。
常念岳から蝶ヶ岳への縦走は個人的には二度目だったが、前回は燕岳からの縦走で、今回は2山だけの周回だった。当初は、三俣に車を置いて前常念から登り、常念小屋泊まりで翌日再度常念を登って蝶ヶ岳へ縦走するというプランであったが、そろそろ個人的には体力的にもきつくなってきていることや今年はコロナの関係も有ってメンバーが皆余り歩けていないことから厳しい前常念ルートは難しいねということになって、登りは4時間ほどで常念乗越まで上がれる一ノ沢登山口からということにした。
心配した天気は、歩き始めたころは透き通るような青空で多いに期待をして乗越を目指したが、残念ながら稜線の手前まで上がった頃からガスが上がり、小屋に到着するころにはすっかりガスに取り巻かれた状態になっていた。
それでも昼食をとっていたら少しガスが取れ始めたことも有って常念の反対側にある横通岳へ上がってみることにした。登るにつれて向い側にある槍ヶ岳方面のガスが取れ、槍の穂先から大キレットまでの稜線がすっきりと見えるようになった。登山道付近に現れる猿たちにちょっぴり驚かされたことも有ったが、何とか横通岳の山頂に到着した。この山頂は縦走路としては通らないので、今回初めてピークを踏んだことになる。
残念ながら大天井岳から燕岳への稜線はガスが掛かって展望は利かなかったが、槍ヶ岳方面やその先の裏銀座の山並み(三俣蓮華、鷲羽、ひょっとしたら水晶岳など)の姿は捕らえることができた。
それでも1時間ほど粘ってはみたが、結局穂高連峰にかかる雲は晴れず、残念な思いをもって小屋へ下山した。
夜は雨が降っていたようであるが、二日目の朝は良い天気で明け、向かいの槍ヶ岳からの稜線もはっきりと見え、横通岳、これから向かう常念岳方面ともに雲のない姿を見せてくれていた。ご来光も雲の上からであったが見ることができ、朝日に照らされた朝焼けの槍の穂も拝むことができた。
5時からの朝食を済ませて蝶ヶ岳への縦走にスタート。
しかし、出発して30分後には東側から上がってきたガスに徐々に閉ざされ、常念岳山頂で期待した穂高の展望は残念ながら得られなかった。
しかし、諦めて蝶ヶ岳方面への稜線を下山途中、穂高方面から徐々に雲が取れ始め、最後は御嶽山から乗鞍、穂高連峰、槍ヶ岳までの大パノラマを堪能することができた。僅か30分ほどのお楽しみで、その後はガスが深くなり雨までも降り始める(雨は直ぐに止んだが、ガスは結局下に下りるまで晴れなかった)ということにはなってしまったが、その30分間はとっても貴重なプレゼントをもらった気分で、その後の蝶ヶ岳への縦走の糧にすることができた。
今回の山行は、台風の影響による不安定な天候が予想される中で、雨にも遭遇したとはいえ、お目当ての展望もしっかりと目に焼き付けて最後まで無事完歩することができたことで良い山行だったと言えると思う。
年々、自分にとっては長い登行が苦しくなってきている中で、いつまでこうした光景を楽しめるのだろうと思わせられる山行でもあった。

【2020年の山行21回目】
 今回の歩行距離:23.8km 2020年の累積距離:344.0km
  1日目:10.4km、2日目:13.4km
 今回の累積標高:2,818m 2020年の累積標高:27,930m
  1日目:1,762m、2日目:1,056m

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コメント

予定通り登られたのですね
台風も逸れたので土日、意外と晴れどうされたのかなと思っていました。
予定通り決行され、眺望もまずまずでよかったですね。
機会がありましたらお声をかけてください
2020/9/10 7:54
Re: 予定通り登られたのですね
bumpkinさん、こんにちは
コメントありがとうございました。
どうしようかと最後まで仲間と話し合ってきましたが、天候によっては二日目は常念の山頂にだけ立って縦走はせずに一ノ沢へ下ろうと決めて決行しました。
幸い雨にはほとんど降られることが無く、途中ガスガスではありましたが、夕方、早朝、そして縦走中の僅かな時間に槍穂高連峰のパノラマを楽しむことができたことで大変満足しています。
今回二度目の常念、蝶ヶ岳でしたが、やはりこのコースは槍穂高連峰の最高の展望コースですね。何度でも来たくなるコースだと改めて実感しました。
機会が有れば是非ご一緒させてください。
2020/9/10 9:37
好いですね~
その縦走路からの槍穂高の景色は最高ですね。お疲れさまでした。
2020/9/11 18:39
Re: 好いですね~
shirou58さん、こんばんは

私も今回が二度目で、しかも今回は限られた時間だけしか展望が得られなかったのですが、この縦走路は燕山荘から蝶ヶ岳までずっと槍穂高の展望コースです。とりわけ常念岳から蝶ヶ岳までは梓川を挟んで真正面に望みますのでその迫力はどこよりも素晴らしいと思います。
反対側に当たる笠ヶ岳から弓折岳の稜線も似た感じですが...
もし、shirou58さんが行かれたことが無いのであれば是非行かれることをお勧めします。
コメントありがとうございました
2020/9/11 20:04
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