北ア・新穂高ロープウェイ西穂高口駅から西穂独標往復
- GPS
- 04:39
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 648m
- 下り
- 650m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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コース状況/ 危険箇所等 |
独標は基部から先は、本格的な岩の世界。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
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感想
弟子(妻)との2020年9月分の月例登山は、北アの八方からの唐松岳往復や、栂池からの白馬乗鞍岳往復を企画してたけど、珍しく、弟子のほうから新穂高ロープウェイを使っての西穂独標往復の企画が持ち込まれた。弟子の意向を優先し(90%くらいは私が行き先を決めてるので…苦笑)、4連休最終日の9月22日に西穂独標に行って来た。
新穂高ロープウェイの運行開始時間は通常8時半だけど、22日は第2ロープウェイを7:15より運行するというので、その時間を目がけて『キャラメルハウス』を出発したものの、私がサイフを忘れてたため一旦取りに戻ったり、7月の大雨の被害を受けた国道471号(神岡ー平湯区間)でやたらと交互通行を行ってたため、鍋平に着いた時には7:15は廻ってた。しかも、駐車場が登山者用のためしらかば平駅まで徒歩12分もかかるため、朝食喰ってから駐車場を出た都合で7:45発にも間に合わない。次の8:15発の便に乗ったけど、意外に乗客が少ない。登山届を記入したりして西穂高口駅を出たのは、8:43。
この日は天気がよくて、鍋平からも笠や槍が見えるなど展望は抜群。陽射しも強かったハズだけど、樹林帯のなかの道のため、さほど暑さは感じなかった。まずは西穂山荘を目指す。ここを歩くのは20年以上ぶりなのですっかり忘れてたけど、駅からはボッカ道分岐までは下り基調。帰りの時にここを登るのはイヤだなあ…と、弟子。3日前の大笠山登山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2575594.html)の後遺症の筋肉痛がまだ治らないので、自分のペースが早いのか遅いのか、よく分からない…(苦笑)。ボッカ道分岐からは西穂山荘を目掛けての登りとなり、発電機かポンプのモーター音が聞こえるようになると、多数の登山者が憩う西穂山荘に到着。我々師弟コンビが敗退を喫した霞沢岳(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2411207.html)がど〜んと雄大な姿を見せている。
山荘前の広場で15分の休憩の後、いよいよ独標を目指して出発。丸山の頂上に着いた時に、ここで引き返すってのもアリ…などと弟子はおどけたけど、独標に挑むためにわざわざ前日に急遽ヘルメットを購入し、持参している。そのヘルメットが無駄になるようなマネはできないんじゃない?(笑) 独標手前の最後のピークの肩の部分で、ヘルメットを装着するために、休憩。ここで装着しないと、ヘルメットを被らないまま独標まで行っちゃいそうだったから…(苦笑)。
独標の岩稜に取り掛かる。先行者の後を何気なくついってったら、松本深志高校の遭難慰霊碑があった…。落雷事故の現場はここか。独標は鞍部からの標高差がそう大きくないため、意外にあっさりと独標のてっぺんに10:58に到着。この頃になると、笠方面や穂高連峰のほうにガスが上がっており、姿は見えない。上高地の主たる施設は箱庭の如くよく見えた。
独標には20分滞在し、下山にかかる。鞍部までは慎重に足を進め、無事に下り切った時には一安心。しかし、まだまだ石ゴロで歩きにくい道が続く。多くの登山者とすれ違いながら、また、抜かされながら、1時間弱で西穂山荘に戻った。山荘での食事(醤油ラーメン)に心動かされるもののここは我慢し、西穂高口駅に向けて出発。13:15発のロープウェイに乗れればいいね…と弟子と話してたけど、駅には13:16着で間に合わず、屋上展望台でモコモコソフト喰ってるうちに次の13:45発分もいっぱいになり、結局14時発の臨時便で山を下りた。
弟子も私も初の穂高連峰になったけど、穂高連峰の岩峰の厳しさの一端に触れた貴重な山行となった。
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