雌阿寒岳登山と道東の旅
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- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,684m
- 下り
- 1,689m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし |
その他周辺情報 | 登山道入口に2か所日帰り入浴施設あり。 どちらも熱めでシャワーやシャンプー等の備品はなし。 阿寒湖畔のホテルも高めだが日帰り入浴可能。 備品はホテルの質によるが一通り揃っている。 |
写真
感想
今年の夏は7月は天候不順に8月は猛暑続きでコロナの関係もあり、また自粛生活にもどっていました。
9月に入り暫く温泉に入っていなかったせいか手に湿疹が出来はじめ乾燥肌もあってかなり荒れてしまいました。
良質な温泉に浸かりたいと色々考えた結果、かなり前から計画だけは立てていた道東方面にしました。
今回は日程的な余裕もあり、予備日も含めて温泉と名所を回ります。
羽田空港発着のため割引きは対象外ですが、観光で苦しんでいる地方に少しでも還元できればと思いました。
もちろんコロナ対策はしっかりとして臨みました。
道東入りしてから天気予報で晴れのマークが出ていた土曜日に決め、当日の早朝摩周湖から眺めてみると何やら雌阿寒岳の山頂だけガスが出ているように見えてあれっ?となりましたが、昼間には取れているだろうと予想して移動開始。
現地に着くとまだ山頂一帯はガスが出ており嫌な予感がしますがここまで来たらもう後には引けません。
3合目まではエゾマツの樹林帯で徐々に高度を稼ぎ、背の低いハイマツ林になると所々で視界が開け広大な北海道の森を実感することが出来ます。
4合目を過ぎると岩の道に変わり展望が開けます。
フップシ岳はじめ北側はすっきりと晴れてますが、山頂方面は相変わらずガスが流れています。
登りながらガスが晴れることを願いつつどんどん高度を上げていき、8合目を過ぎるとツーンと酸っぱい匂いが漂ってきます。
硫化水素特有の匂いもしますが酸性の様々な成分も入って目に沁みて息を大きく吸うとむせます。立山の地獄谷のガスと同じような感じでした。
9合目を過ぎると雲に見えていた白いガスが火山の噴出によるものだとわかります。
活動が活発になっているのか噴出したガスと湧いた雲が一体となって判別できませんが、凄い勢いで轟音と共に噴き出しています。
活動が落ち着いている雄阿寒岳はすっきりと晴れ渡っていて恨めしそうに眺めながら火口壁の斜面を登っていきます。
山頂には予定よりも50分ほど早く到着してしまいますが、ガスは晴れずちょっと待ってみましたが悪化してきたので阿寒富士方面に少し向かってみることにしました。
時折ガスの切れ間から青沼が見えますが、阿寒富士は山頂にガスがかかっていたので途中で引き返し再び山頂まで戻ってきました。
やはり全く状況が変わっていなかったので諦めて下山することにして9合目から下で展望を楽しみ、そこで昼食も取りました。
久しぶりの大展望の中で食べる食事は簡単なおにぎりでも最高に美味しかったです。
下山すると山頂にかかっていたガスは噴出するガス以外は取れているようで少し早かったようです。
結局1時間以上早く下山出来たので、雌阿寒温泉でバッチリ効きそうな熱めの硫黄泉で足をほぐし、オンネトーや阿寒湖畔も立ち寄って、結果大満足な旅となりました。
もちろん予備日として取ってあった別の日は、観光と温泉三昧したことは言うまでもありません。
写真にはいくつかおまけで登山以外の写真も載せてます。
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