初秋の剱岳から立山
- GPS
- 20:08
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,143m
- 下り
- 3,148m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:42
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 6:43
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
(下山)黒部ダムから扇沢へ |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
連休と遅い夏休みとを合わせて北アルプスへ。昨年はこの時期に2つの台風が週末に重なり遠出できませんでしたが、今年は秋空に恵まれました。剱岳は30数年ぶりで、室堂からの入山は初めて(以前は黒部ダムから真砂沢へ)。室堂平・雷鳥平の穏やかなカールと、別山乗越から先の急峻な風景が対照的でした。初日の剱沢キャンプ場は夜に強風で、テントはバタバタと鳴り響いていました。テント数張りが風に飛ばされたと翌日注意喚起されていました。
剱岳への稜線には、明け方前の早い時間からヘッドランプの灯りが見え、私もこの列に加わって登っていきました。カニノタテバイではしばらく渋滞しましたが、足場はしっかりしていたと思います。むしろ危ないのはガレ場での人為落石で、特にルンゼ内では注意が必要。山頂は気温数℃、風もあって寒く、早々に下山開始。朝は高曇りでしたが、昼前には青空が広がりました。今日に限って言えば、少し遅めに出発した方が山頂からの眺めは良かったかも。午後はテントから剱の岩稜を眺めながら、まったりと過ごしました。
3日目、明け方に小雨もありましたが、日の出とともに天気は急速に良くなり、日中は快晴。別山から続く立山の稜線を楽しく歩くことができました(日焼け止めを持参すべきだった)。雄山から一ノ越にかけては、室堂からのハイキング客でかなり混んでいました。前夜、雷鳥沢のキャンプ場にはテント956張りで、この10年間で最も多い記録だったと夕方のニュースで伝えていました。これもコロナ下で、小屋の宿泊が制限されているせいでしょうか。
東一ノ越を経て黒部ダムへのルートですれ違ったのは2組で、室堂側とは異なり静かでした。特に一ノ越から東一ノ越までの緩やかな登山道は眺めも良く快適でした。下山した黒部ダムは、連休中の観光客で混雑し、扇沢への電気バスに乗るのに1時間以上並ぶ羽目に。
この日は信濃大町駅前のホテルに泊まり入浴と洗濯、そしてテント類を宅急便で送り返し、翌日から鹿島槍ヶ岳へ(別のヤマレコ)。新型コロナ下での変則的な登山です。
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