北穂高岳〜屏風ノ耳（北穂高小屋泊）

2020年10月01日(木) ~ 2020年10月02日(金)

• GPS: 16:45
• 距離: 35.2km
• 登り: 2,293m
• 下り: 2,278m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:11
• 休憩: 1:24
• 合計: 8:35

6:42 上高地バスターミナル
6:46 6:46 無料トイレ
6:56 6:56 小梨平
7:31 7:35 明神館
7:40 7:40 徳本口
8:18 8:18 徳沢公衆トイレ
8:23 8:42 徳澤園
8:55 8:55 新村橋
9:36 9:53 横尾
10:10 10:10 横尾岩小屋跡
10:43 10:51 本谷橋
11:20 11:20 大崩落地
11:31 11:31 Sガレ
11:58 12:08 涸沢
12:22 12:25 涸沢小屋
14:41 14:42 北穂高岳・天場
14:54 15:16 北穂高岳北峰
15:17 北穂高小屋

2日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 2:00
• 合計: 8:09

7:05 北穂高小屋
7:07 7:12 北穂高岳北峰
7:22 7:26 北穂高岳・天場
8:57 9:00 涸沢小屋
9:03 9:42 涸沢
9:44 10:10 涸沢ヒュッテ
10:57 11:06 屏風のコル
11:17 11:39 屏風の耳
11:56 12:05 屏風のコル
13:08 13:08 中畠新道分岐
13:42 13:42 新村橋
13:52 13:53 徳澤園
14:26 14:26 徳本口
14:30 14:31 明神館
14:58 14:58 小梨平
15:06 15:07 河童橋
15:09 15:09 無料トイレ
15:14 15:14 上高地バスターミナル
15:14 ゴール地点

天候

1日目：小雨のち曇り（北穂高岳登頂時6℃）
2日目：快晴（北穂高岳ご来光時2℃）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡BT前の駐車場を利用（700円／日）

シャトルバスの始発（6:00）で上高地へ（2300円／往復）
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/sawando/

コース状況／危険箇所等

上高地〜涸沢は北アのメジャーコースなので、林道歩きの長さ（片道10�� ;）以外は特に問題ありません

涸沢〜北穂高岳の南稜も整備状況良好・・岩場には〇だけでなく×もつけてくれていて親切さはこの上なく、アルプス岩稜歩き入門に最適コース

涸沢からのパノラマコースは、道幅狭い半崖道や急坂の崩落地通過のやや歩きにくい部分あり・・ロープ等の安全対策はなされていて、以前来た際この時期でも少々残っていた積雪も全く無かったので、慎重通過でOK

その他周辺情報

北穂高小屋（夕食のみ9000円）・・コロナ関連グッズ（マスク・消毒液・体温計）要持参で、4名スペースを2名利用でした
http://www.kitaho.co.jp/

写真

10/1 5:37

沢渡BT前の駐車場出発時は霧雨状態

10/1 6:38

上高地BT到着時は小止みに

10/1 6:48

しかし河童橋ではガスガス

10/1 6:55

小梨平のテン場は部分オープン中・・テントは1張りのみ（熊出没は怖いですよね）

10/1 9:51

横尾大橋を渡って涸沢方向へ

10/1 10:37

横尾谷から目指す北穂が見えてきました

10/1 10:39

振り返ると屏風岩

10/1 11:54

涸沢到着・・雨は止んでいるものの雲が厚くて光が足りません

10/1 11:54

北穂方面

10/1 11:58

涸沢のテン場は平日なのもあってマバラ・・小屋でご一緒した方が数えたところ、この日は80張だったとのこと（MAX2千の1／20以下）

10/1 12:38

色づきと前穂北尾根

10/1 13:34

往復した南稜はシッカリ整備されています

10/1 13:42

常念〜蝶の手前に翌日登る屏風ノ耳

10/1 13:54

南稜コースの左手は北尾根のギザギザで〜

10/1 14:15

右手は北穂東稜のゴジラの背

10/1 15:00

山頂到着ですが残念真っ白

10/1 15:18

北穂高小屋にチェックイン・・ホスピタリティーを感じる人気の小屋

10/1 16:37

赤霧島を飲みながら窓の外を眺めているとガスが薄くなってきました

10/1 16:43

北穂池を見下ろす

10/1 17:09

そしてサンセットタイム

10/1 17:17

奥穂〜ジャン

10/1 17:17

美しい夕日

10/1 17:18

ガスが湧き上がる滝谷

10/1 17:22

反対側は大天井岳

10/1 17:22

横通岳〜常念岳

夕日を浴びる穂高の峰々

10/1 17:30

雲海に沈みます

10/1 17:30

真ん丸

10/1 17:35

槍にかかっていたガスも取れてきました

10/1 17:36

穂先をズーム

10/1 17:38

定番のしょうが焼き夕食後は、前夜2時間睡眠だったので爆睡グ〜

10/2 5:19

翌未明、小屋裏歩いて1分の山頂へ

10/2 5:22

北穂南峰

10/2 5:24

前穂〜奥穂

10/2 5:25

北には大キレット〜槍

10/2 5:29

南西に富士山〜甲斐駒

10/2 5:33

中秋の名月と笠ヶ岳

10/2 5:39

南岳〜中岳〜大喰岳〜槍ヶ岳の3千m稜線

10/2 5:39

来ました

10/2 5:41

雲海からご来光

10/2 5:41

浅間山と美ヶ原が浮島のよう

10/2 5:45

黒部源流の山々

10/2 5:45

黒部五郎岳

10/2 5:51

奥穂や〜

10/2 5:52

笠が軽くモルゲンロート

10/2 5:53

朝日が当たって彫が深くなった槍

10/2 6:01

槍と撮っていただきました

10/2 6:13

確認すると、白馬岳・鑓ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳の間に蓮華岳・小蓮華山のW蓮華

10/2 6:51

テラスの雪だるまクンは融けかけ

10/2 6:56

鷲羽〜水晶〜赤牛

10/2 6:56

薬師〜北薬師

奥穂〜前穂へと繋がる岩の稜線

10/2 7:11

白山〜笠は見納め

10/2 7:13

最大のスターはヤッパリこのお山

10/2 7:13

ここからだとトンガリが鋭くてカッコイイ

10/2 7:59

下山中に吊り尾根・・ザイテンに人影が見えました

10/2 8:48

鮮やかさはイマイチ期待に及ばずですが奥穂と色づき

10/2 8:51

南稜コース沿いの色づき

10/2 9:00

涸沢小屋まで下山しました

10/2 9:10

写真ポイントへと向います

10/2 9:11

奥穂〜涸沢岳方面

パノラマで

10/2 9:22

この写真はスマホが勝手に鮮やかさを加えてくれた感じ

10/2 9:26

涸沢槍方面

10/2 9:31

北穂方面

10/2 9:31

奥穂の岩壁は力強い

10/2 9:35

青空は爽快ながら・・これで不満を言ったらバチが当たりますが

10/2 10:10

下山はパノラマコースへ

10/2 10:15

コースに入ると2つの小屋が同時に見えます

10/2 10:19

目指す屏風ノ耳方面

10/2 10:29

岩場や〜

10/2 10:35

崩落地にはフィックストロープがあって助かります

10/2 10:38

槍の頭が見えてきました

屏風ノ耳に到着すると穂高の絶景に息を呑みました

10/2 11:24

横通〜常念

10/2 11:25

木曽駒を中心とした中ア

10/2 11:39

北穂北峰と北穂高小屋をズーム

10/2 11:50

パノラマコースは肉眼的には涸沢より色づきが鮮やかでした

10/2 13:38

奥又白谷沿いの林道は樺のいい森を楽しみつつ〜

10/2 13:41

新村橋に到着

10/2 14:02

徳沢付近はお猿さんロード

10/2 15:04

清水橋の水草がキレイ

10/2 15:09

河童橋で奥穂を眺めて下山完了・・いい日に恵まれました

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

AQUOS sense SH-01K docomo シャープ

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

sht

今回は10月初めに取れた平日連休で、久しぶりに涸沢の紅葉を愛でることに。

人気の北穂高小屋はネットの予約状況が満室表示ながら、前日朝にTelしてみるとアッサリ予約が取れ、北穂山頂でのサンセットサンライズも期待できます。（直前日の8〜9時ごろは比較的キャンセルが出やすいので、それを狙ってTelして下さいとのことでした）

結果、2日目が予報通りのドピーカンとなり、小屋裏1分の北穂山頂から大展望を満喫できて満足。下山時にパノラマコースから登った屏風ノ耳でもド迫力の穂高〜槍を眺めることができ、「パノラマコース」の名称所以を納得できました。

但し、高峰に囲まれた涸沢の色づきは間違いなく絶景ながら、ナナカマドの色づきはオレンジ色で、かつての真紅の鮮やかさからすると期待には及ばない感じ。

毎年この時期に訪れる方々によれば、やはりここ数年は当たり年が無いとのこと。温暖化の影響で冷え込みが足りないせいなのか、“日本の宝”のこの先が心配されます。