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ハイキング
槍・穂高・乗鞍
西-奥縦走「今さら感は否めないがとても充実した件」の巻
2020年10月03日(土) ~
2020年10月04日(日)
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体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 18:38
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,239m
- 下り
- 2,227m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 10:15
6:37
7分
スタート地点
16:52
宿泊地
天候 | 天候: 3日:曇り 4日:ガッスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■西穂高岳登山口 - 西穂山荘 整備された登山道です。樹林帯に覆われているせいか登山者は少なかった。 (西穂ならロープウェイ使うのが普通ですよね 汗) ■西穂山荘 - 西穂高岳 岩歩きに慣れた人なら問題なく登れるのではと思いました。 ■西穂高岳 - 奥穂高岳 これまでとは様相がガラッと変わりグレードが一気に高くなります。 神経使いました。鎖が無い箇所やマーカーが分かりにくい箇所も多いです。 ■奥穂高岳 - 紀美子平 普通の登山道です。数箇所クサリがありますが大した事はないように思いました。 ■紀美子平 - 岳沢登山口 岳沢小屋付近まで岩の急坂が続きます。スリップ・転倒に注意しました。 |
写真
岳沢小屋。休憩しているとクライマーさんが降りてきたので話を伺うと前穂北尾根は地震で様相が変わりヤバくて4峰も危険でロープを出したとのこと。しばらくは行かない方が良いのではとのことでした。
撮影機器:
感想
クライミングやアルパインを初めて2〜3年。
会の先輩から「アルパインやるのに西奥も歩いた事ないん??」と以前言われ
それまであまり興味が無かった西奥縦走でしたが
一般ルートで国内最難ルートとは一体どんなもんだろうと思いはじめ
今回良い機会だと思い行ってきました。
感想はというと、このルートが一般コースとして成り立っているのに
正直驚きました。皆さん凄いですね!
自分は自慢でも何でもないのですが岩登りをしているので
“なるほど、こんなもんか”と詰まることなく歩けましたが、
このコースを岩登りをしない人が歩き通すのは大変やと思います。
危険だとさえ思いました。
今回、クライミングをやっていない自分を比較想像しながら歩いてみました。
マーカーや印は必要にして最小限。分かりにくい箇所もあります。
岩の上を歩くのですから土の道のような明瞭な踏み跡はつきません。
それでも岩を良く見ると踏んだ跡が何となく分かります。
みんなが手で触れる岩は角が取れ丸くなっていたりします。
また、馬の背やロバの耳など名前が通っている箇所以外にも
スムーズに登り降りするには手はどこに置いて、足はどこに置いてと。
その岩は剥がれないかと考えながら登り降りする箇所もあり大変では?
という所もありました。
体力的にも地図上では、たかが100m進むのも実際歩くと
登ったり降りたりの繰り返しで案外時間がかかり体力を消耗します。
西奥縦走、今回テント泊装備で結構疲れましたが、
とても良い疲労感を味わうことができ充実しました。
でも、次行く時はトレランの人みたいに軽いザックで行きたいです 笑)
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ロープウェー使わずテント泊装備で西奥を縦走、途中ビバークもされて本当に超アルパインで凄いです!!
特にビバークはもし天候が悪化したらと思うと怖くてゾッとします。
とても僕には行けない山行に感動を頂きました。
ご無事で良かったです。お疲れ様でした!
MR-Aさん、コメントありがとうございます。
従縦横無尽に山を駆け巡るMR-Aさんに褒められるとは光栄です。
計画的ビバークはあまりオススメできるもんでも無いんですがね…
ホンマは西穂なんかに泊まりたかったんですが今はコロナでテントも予約制。
ロープウェイも使いたかったんですが下山時の白出沢の道が崩落で通行止め。
仕方無しです
テントは天狗のコルのすぐ上に張りました。天狗のコルから岳沢へエスケープ
できますからね
前回の源次郎尾根、そして今回の西奥縦走ができて昨年の宿題をまた来年に
持ち越さずにすみました。ありがとうございました
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