初めての御嶽山
- GPS
- 09:55
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,413m
コースタイム
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:54
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中の湯駐車場からロープウェイの分岐までが滑りやすい |
写真
感想
標高が高い山の紅葉シーズンになり、久しぶりに涸沢に行こうと思ってましたが、ヤマレコ等で私の定点観測地点がいつもより茶っぽいので止めにしました。その代わりに浮かんできたのが御嶽山。6年前の光景が目に浮かびますが行く事にしました。
6年前のあの日、私は笠ヶ岳に登ってました。途中通った沢渡駐車場の込み具合で紅葉の具合が分かります。紅葉の中、笠新道をフーフー言いながら登り終わった後に噴火を知り、笠ヶ岳山頂から噴煙を見ました。まさかあんなに死傷者がいるとは思いもよりませんでした。今回はその時の鎮魂の意を込めて登ってきました。
御嶽山は伊那インターから結構走ります。22時半に着いた時の外気温度は7℃。すぐにシュラフに潜り込みましたが寒くて温まるのに時間が掛かりました。翌朝は4時半に起きて片付け、支度、食事をして5時過ぎにヘッドランプを点けて出発。
駐車場が一杯になっていたので出掛ける人が多いと思ったらそれほど居なかった。皆さん御来光に間に合うように早く出発したのでしょうか。途中で陽が登ってきましたが木が邪魔でよく見えませんでした。陽が登る前に女人堂に着けば日の出前後の絶景が見られたでしょうね。
紅葉はそこそこでした。何故か下に落ちている葉の方が赤くて残念。女人堂まで来ると開けてぐるりと絶景を見られます。遠く富士山も見えました。ここからしばらく登ると高山病っぽい目まいがしだしました。努力呼吸をしたり、水を飲んだり、休憩をしたりしましたが改善しないまま石室山荘で休憩。ここで幾分よくなりましたが、ほぼ富士山の9合目くらいのヘロヘロ感で御嶽山の9合目から剣ヶ峰まで登りました。情けない。
剣ヶ峰は寒くて震えました。風が冷たくて指がかじかみました。少し厚手の手袋を持ってきましたが冬用の方が良かったようです。それにしてもあちこちの山が良く見える。考えたら御嶽山自体があちこちから見えるので当たり前かな。寒くて記念撮影だけして二ノ池方面へ移動開始。
二ノ池の砂はまるで海の様。水は少ししかありません。二ノ池からサイノ河原に向かう。一旦下って広いサイノ河原に着くと広くて不思議な所。所々色づいています。そこから白竜避難小屋へ向かって摩利支天山を目指そうとすると三ノ池が見えました。美しい。この地点で計画コースタイムを大幅にオーバーしているので摩利支天山と五ノ池山荘は諦めて引き返す事にした。五ノ池山荘のテラスでまったりしたかったけど帰りが心配だからしょうがないね。
またサイノ河原に下る。天気が良くなって青空と秋の雲とのコントラストが綺麗。次に二ノ池山荘まで登り石室山荘を目指す。石室山荘前後は登ってくる方やら下りの団体やらが多くて待ちが多かった。石室山荘でお汁粉を食べた。700円なり。甘さが疲れた体に染み渡る。大休止をしてから女人堂へ下る。この辺りは順調に下ったが、ロープウェイとの分岐辺りから膝のじん帯が悲鳴を上げ始めた。いろいろ起きるね、歳だからね。木が滑りやすいので注意深く下った。中の湯の駐車場までが長かった。
帰りは鹿の瀬温泉で汗を流した。鉄分が多くてかけ流しの風呂だった。御嶽山の近くの温泉なので硫黄かなと思っていたので意外だった。500円。ぬるいので長風呂が出来る。大阪から来た人が私の娘の旦那の実家のすぐ近くでビックリした。いい風呂でした。
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