富士山駅から北口本宮冨士浅間神社でお詣りし、1合目手前の中の茶屋から吉田口登山道で富士スバルライン5合目まで登ってきたウサクマ。明日は朝から午後に向けて、どんどん風が強くなる予報に変わってきたので、宿の雲上閣さんで美味しい夕食を頂いて、コインシャワーを浴び、さっさと寝床へ。
1
7/1 19:09
富士山駅から北口本宮冨士浅間神社でお詣りし、1合目手前の中の茶屋から吉田口登山道で富士スバルライン5合目まで登ってきたウサクマ。明日は朝から午後に向けて、どんどん風が強くなる予報に変わってきたので、宿の雲上閣さんで美味しい夕食を頂いて、コインシャワーを浴び、さっさと寝床へ。
・・・で、丑三つ刻に起き出して、外の様子をチェック。食堂のテラスに登ると、満点の星空ですが、もう少し風が出始めてるから、やっぱり早めに出発ですね。星空の下で、塩ドーナツをガッツリ食べて、出発準備に入ります〜
0
7/2 2:08
・・・で、丑三つ刻に起き出して、外の様子をチェック。食堂のテラスに登ると、満点の星空ですが、もう少し風が出始めてるから、やっぱり早めに出発ですね。星空の下で、塩ドーナツをガッツリ食べて、出発準備に入ります〜
3:15 雲上閣を出発です。折しも登山客を満載した深夜バスが到着したけど、彼らはいろいろ手続きでもあるのか、全然出発しないな〜仕方ない、先に行くぜ!と、ヘッドランプを装着して、いざ出発〜
2
7/2 3:23
3:15 雲上閣を出発です。折しも登山客を満載した深夜バスが到着したけど、彼らはいろいろ手続きでもあるのか、全然出発しないな〜仕方ない、先に行くぜ!と、ヘッドランプを装着して、いざ出発〜
星明りの下、ヘッドランプを頼りに昨日歩いてきた道を15分ほど戻って6合目への登山口(吉田口)のある「泉ヶ滝」に到着〜後ろを振り向くと、バスで来た登山客集団のヘッドランプが金魚の糞状態・・・オマエらな〜
0
7/2 3:41
星明りの下、ヘッドランプを頼りに昨日歩いてきた道を15分ほど戻って6合目への登山口(吉田口)のある「泉ヶ滝」に到着〜後ろを振り向くと、バスで来た登山客集団のヘッドランプが金魚の糞状態・・・オマエらな〜
「泉ヶ滝」から入って6合目を目指すと、道はしっかり整備されていて夜間の登山でも、ヘッドランプがあれば問題なし。東の空に目を向けると、さすがにこの標高。3:45でもうこんなに暁光です。
2
7/2 3:46
「泉ヶ滝」から入って6合目を目指すと、道はしっかり整備されていて夜間の登山でも、ヘッドランプがあれば問題なし。東の空に目を向けると、さすがにこの標高。3:45でもうこんなに暁光です。
さらに15分登ると標高2,380m付近。だいぶ空が明るくなってきて、いよいよ下の様子が見えてきました〜おおお‼一面の雲海ですね〜
2
7/2 4:02
さらに15分登ると標高2,380m付近。だいぶ空が明るくなってきて、いよいよ下の様子が見えてきました〜おおお‼一面の雲海ですね〜
4:05 6合目(標高2,390m)に到着〜富士山安全指導センターの前で富士登山のパンフレットを頂いていきます。
2
7/2 4:08
4:05 6合目(標高2,390m)に到着〜富士山安全指導センターの前で富士登山のパンフレットを頂いていきます。
山頂を見上げれば、吉田ルート沿いに点在する山小屋の灯火がウサクマをいざなってくれます。
2
7/2 4:08
山頂を見上げれば、吉田ルート沿いに点在する山小屋の灯火がウサクマをいざなってくれます。
たくさんのご同道とともに、ウサクマも元気よく6合目をスタート。
2
7/2 4:09
たくさんのご同道とともに、ウサクマも元気よく6合目をスタート。
吉田ルート下山道との合流点です〜帰ってくるときには、左手側からココに出てくるはずです。
0
7/2 4:09
吉田ルート下山道との合流点です〜帰ってくるときには、左手側からココに出てくるはずです。
振り返ると、おお〜これは素晴らしい‼一面が碧い雲海で、ところどころに高山の頂が突き抜け、その上空は夜明け前の暁光です。まさに「天と地の狭間」ですね。
1
7/2 4:10
振り返ると、おお〜これは素晴らしい‼一面が碧い雲海で、ところどころに高山の頂が突き抜け、その上空は夜明け前の暁光です。まさに「天と地の狭間」ですね。
6合目からは幅の広いつづら折れのザレ道です〜ここからは完全に森林限界を超えて、お山の様相は昨日の1合目からここまでとはまったくの異世界となりました。
2
7/2 4:15
6合目からは幅の広いつづら折れのザレ道です〜ここからは完全に森林限界を超えて、お山の様相は昨日の1合目からここまでとはまったくの異世界となりました。
少し登ると雲海がいっそう見渡せるポイントに。碧い雲海とオレンジ色の6合目施設の灯火が綺麗に映えます〜
2
7/2 4:15
少し登ると雲海がいっそう見渡せるポイントに。碧い雲海とオレンジ色の6合目施設の灯火が綺麗に映えます〜
東の地平線がいよいよ茜に染まってきました。
2
7/2 4:24
東の地平線がいよいよ茜に染まってきました。
4:32 雲海の彼方にご来光が〜山頂とはいきませんが、標高2,450mで見る日の出も十分に美しく感動的でした。
2
7/2 4:33
4:32 雲海の彼方にご来光が〜山頂とはいきませんが、標高2,450mで見る日の出も十分に美しく感動的でした。
雲海から顔を出したお日様に感謝を込めて、ギュイーーンとパノラマ撮影〜右端に日の出を見つめるウサさんが写りました。
2
7/2 4:34
雲海から顔を出したお日様に感謝を込めて、ギュイーーンとパノラマ撮影〜右端に日の出を見つめるウサさんが写りました。
日が昇ると、もう陽射しを遮るものはありません。
1
7/2 4:39
日が昇ると、もう陽射しを遮るものはありません。
周囲は一気に明るくなって、つづら折れの登山道を形成する路肩のフェンスの隙間からは、可愛い路傍のいのちが顔を覗かせ、朝のご挨拶です。
1
7/2 4:41
周囲は一気に明るくなって、つづら折れの登山道を形成する路肩のフェンスの隙間からは、可愛い路傍のいのちが顔を覗かせ、朝のご挨拶です。
鉄のフェンスをこじ開けて〜って感じで力強いのは、オンタデですね。
1
7/2 4:41
鉄のフェンスをこじ開けて〜って感じで力強いのは、オンタデですね。
雲海が一瞬、広範囲に黄金色の輝きを見せてくれました〜
2
7/2 4:57
雲海が一瞬、広範囲に黄金色の輝きを見せてくれました〜
朝の陽射しを浴びて、雲海もめまぐるしく色彩を変えます〜いまは朝日の黄色と雲海本来の白色のせめぎ合いって感じです。
1
7/2 4:57
朝の陽射しを浴びて、雲海もめまぐるしく色彩を変えます〜いまは朝日の黄色と雲海本来の白色のせめぎ合いって感じです。
この状況をパノラマで撮ると、おお、なんか神々しい気がします〜
1
7/2 4:58
この状況をパノラマで撮ると、おお、なんか神々しい気がします〜
朝日の中で路傍の草花も煌めきます。
1
7/2 5:08
朝日の中で路傍の草花も煌めきます。
朝日を浴びたばかりで、まだ花が開かないのでよく分からないのですが、フジハタザオでしょうかね。
1
7/2 5:08
朝日を浴びたばかりで、まだ花が開かないのでよく分からないのですが、フジハタザオでしょうかね。
何とも言い難い、幻想的な眺めです。
1
7/2 5:19
何とも言い難い、幻想的な眺めです。
ご来光を拝んでから1時間。5:30に7合目最初の山小屋・花小屋さん(標高2,700m)に到着しました。
0
7/2 5:32
ご来光を拝んでから1時間。5:30に7合目最初の山小屋・花小屋さん(標高2,700m)に到着しました。
6合目から7合目のここまで80分。コースタイムが70分だから、ウサクマ的にはまずまずのペースかな。花小屋さんは名前の如く、プランターに植えられたお花に飾られていました〜まだ登りはじめで余裕があるので、ここはこのまま通過します。
2
7/2 5:33
6合目から7合目のここまで80分。コースタイムが70分だから、ウサクマ的にはまずまずのペースかな。花小屋さんは名前の如く、プランターに植えられたお花に飾られていました〜まだ登りはじめで余裕があるので、ここはこのまま通過します。
あれ?雲の中が光ってる。なんだろう〜あれは・・・それにしても、日の光といい、雲の影といい、こういう風景を眺めていると「神々しさ」というものが、確かに世の中には存在すると思えてきます。
2
7/2 5:34
あれ?雲の中が光ってる。なんだろう〜あれは・・・それにしても、日の光といい、雲の影といい、こういう風景を眺めていると「神々しさ」というものが、確かに世の中には存在すると思えてきます。
さて、花小屋さんの前を通り過ぎて、行く手の登山道の先を眺めると「マジかーー‼オマエ、いきなり性格変わってないか?」って感じ。花小屋から先は今までとは一変して、鎌岩(神満岩)と呼ばれる急な岩場地帯を登ることになります。
1
7/2 5:35
さて、花小屋さんの前を通り過ぎて、行く手の登山道の先を眺めると「マジかーー‼オマエ、いきなり性格変わってないか?」って感じ。花小屋から先は今までとは一変して、鎌岩(神満岩)と呼ばれる急な岩場地帯を登ることになります。
3分ほど登ると7合目2つめの山小屋、日の出館さん(標高2,720m)に到着〜
2
7/2 5:38
3分ほど登ると7合目2つめの山小屋、日の出館さん(標高2,720m)に到着〜
日の出館さんは、江戸時代には不動尊室とも呼ばれていたそうで、下の花小屋さんと共に不動明王がり祀られていました。
2
7/2 5:39
日の出館さんは、江戸時代には不動尊室とも呼ばれていたそうで、下の花小屋さんと共に不動明王がり祀られていました。
ここの売店はとっても元気ですね〜メニューも結構豊富だし、ゴーグルまで売ってるらしい。あれ?バナナも⁉
0
7/2 5:41
ここの売店はとっても元気ですね〜メニューも結構豊富だし、ゴーグルまで売ってるらしい。あれ?バナナも⁉
5合目の宿ではあまりたくさんの朝ごパンやランチをゲットできなかったウサクマ。このバナナを見逃す手はありません。この標高で1本200円とは、正直破格の安さですよね〜
2
7/2 5:42
5合目の宿ではあまりたくさんの朝ごパンやランチをゲットできなかったウサクマ。このバナナを見逃す手はありません。この標高で1本200円とは、正直破格の安さですよね〜
さっき見た謎の光の方角を見ると、あ、やっぱり光ってる〜
1
7/2 5:49
さっき見た謎の光の方角を見ると、あ、やっぱり光ってる〜
ここは女子高生による登山をテーマとするストーリー漫画/アニメである「ヤマノススメ」の聖地、との貼り紙もありました〜
2016年07月02日 05:57撮影
2
7/2 5:57
ここは女子高生による登山をテーマとするストーリー漫画/アニメである「ヤマノススメ」の聖地、との貼り紙もありました〜
バナナのエネルギーが体にしみわたるのを感じながら、眺望を楽しみます。
2
7/2 6:04
バナナのエネルギーが体にしみわたるのを感じながら、眺望を楽しみます。
ほお〜どうやら朝日が湖面に反射していたらしいですね。これは・・・山中湖らしい。
2
7/2 6:24
ほお〜どうやら朝日が湖面に反射していたらしいですね。これは・・・山中湖らしい。
日の出館さんから先は、しばらく厳しい岩場の連続で、写真撮ってる場合じゃなかったです。で、30分ほど登って6:35。7合目の5つ目の山小屋、富士一館さん(標高2,800m)に到着〜
0
7/2 6:35
日の出館さんから先は、しばらく厳しい岩場の連続で、写真撮ってる場合じゃなかったです。で、30分ほど登って6:35。7合目の5つ目の山小屋、富士一館さん(標高2,800m)に到着〜
さらに20分。GPS高度で2,875mまでくると、赤い鳥居が出迎えてくれました。7合目の6つ目の山小屋、鳥居荘さんです。あ、赤い鳥居、撮影し忘れた〜
0
7/2 6:58
さらに20分。GPS高度で2,875mまでくると、赤い鳥居が出迎えてくれました。7合目の6つ目の山小屋、鳥居荘さんです。あ、赤い鳥居、撮影し忘れた〜
このあたりになると、雲海もだいぶ切れてきて、ふもとの樹海と遠方の山なみが見渡せるようになりました。
0
7/2 6:59
このあたりになると、雲海もだいぶ切れてきて、ふもとの樹海と遠方の山なみが見渡せるようになりました。
すぐ足元を見下すと、一つ手前の山小屋が見えます。あれ?こんなに近いの?やっぱり見下ろす感覚と登る感覚は違うね〜ここで20分ちょっと休憩を取りました。
0
7/2 6:59
すぐ足元を見下すと、一つ手前の山小屋が見えます。あれ?こんなに近いの?やっぱり見下ろす感覚と登る感覚は違うね〜ここで20分ちょっと休憩を取りました。
鳥居荘さんを7:00に出発〜この先は山小屋の間隔がぐっと広くなって、クマにはかなりキビシーー!さらに、この辺りから風が非常に強くなって時折風速10mは軽く越えてる突風が叩きつけます。ウサさんは元気だけど、クマは遅れ気になってきました。
2
7/2 8:12
鳥居荘さんを7:00に出発〜この先は山小屋の間隔がぐっと広くなって、クマにはかなりキビシーー!さらに、この辺りから風が非常に強くなって時折風速10mは軽く越えてる突風が叩きつけます。ウサさんは元気だけど、クマは遅れ気になってきました。
この1時間あまり全く写真を撮っていないことで クマのへばり具合は明白ですね〜
2
7/2 8:13
この1時間あまり全く写真を撮っていないことで クマのへばり具合は明白ですね〜
8:14にようやく写真です。ちょっと腰を下ろせる岩があったので、雲の流れと山中湖をバックにお写真撮りました。いったいどのくらい登ったの?GPS高度は・・・おおお!3,004m‼これまで一度も2,000mを超えたことがなかったウサトレが、ついに3,000mを超えました〜
2
7/2 8:14
8:14にようやく写真です。ちょっと腰を下ろせる岩があったので、雲の流れと山中湖をバックにお写真撮りました。いったいどのくらい登ったの?GPS高度は・・・おおお!3,004m‼これまで一度も2,000mを超えたことがなかったウサトレが、ついに3,000mを超えました〜
遮るものの何もない岩場で、ビュービュー強風が吹きすさぶ中、頑張って這い上がって「是より八合目」の標識。8:30に8合目の最初の山小屋、太子館さん(標高3,030m)に到着です。7〜8合目はコースタイムの2倍近くかかってしまいました。
0
7/2 8:32
遮るものの何もない岩場で、ビュービュー強風が吹きすさぶ中、頑張って這い上がって「是より八合目」の標識。8:30に8合目の最初の山小屋、太子館さん(標高3,030m)に到着です。7〜8合目はコースタイムの2倍近くかかってしまいました。
さすがに3,000mを超えると、雲が近いな〜周囲の山なみを見渡すと、やっぱりかなり強い風が吹いていることをうかがわせるお空です。この高度だと空の「青」がいちだんと「藍」に近くなるよね〜
2
7/2 8:34
さすがに3,000mを超えると、雲が近いな〜周囲の山なみを見渡すと、やっぱりかなり強い風が吹いていることをうかがわせるお空です。この高度だと空の「青」がいちだんと「藍」に近くなるよね〜
山中湖も、この高度から見ると、まるでジオラマみたい〜綺麗に澄み渡った展望も素敵だけど、こういう風景もなんか迫力があって好きです。
2
7/2 8:34
山中湖も、この高度から見ると、まるでジオラマみたい〜綺麗に澄み渡った展望も素敵だけど、こういう風景もなんか迫力があって好きです。
太子館で少しお休みして、さらに先へ。登山道の様子がまたまた一変して、滑りやすいザレザレの砂礫の急斜に。クマも風よけのフートをすっぽりと被っています。
2
7/2 9:13
太子館で少しお休みして、さらに先へ。登山道の様子がまたまた一変して、滑りやすいザレザレの砂礫の急斜に。クマも風よけのフートをすっぽりと被っています。
これを登って、9:15に8合目の蓬莱館さん(標高3,075m)に到着〜
2016年07月02日 09:17撮影
0
7/2 9:17
これを登って、9:15に8合目の蓬莱館さん(標高3,075m)に到着〜
これまで東方面ばかりに目が行っていたけど、ここで北方面が見えました〜手前には足和田山と河口湖。北ってことは、そのはるか向こうに見える峰々は南アルプスかな?
1
7/2 9:38
これまで東方面ばかりに目が行っていたけど、ここで北方面が見えました〜手前には足和田山と河口湖。北ってことは、そのはるか向こうに見える峰々は南アルプスかな?
岩場も大変だけど、こういうザレザレの坂道は足が滑って、別の意味でキツイ〜みんな頑張って登っていきます。やっぱりこう見ると、地上より空の方が近いって実感します。
0
7/2 9:39
岩場も大変だけど、こういうザレザレの坂道は足が滑って、別の意味でキツイ〜みんな頑張って登っていきます。やっぱりこう見ると、地上より空の方が近いって実感します。
見渡す限り岩と空。昨日、1合目の馬返で出会った開山祭取材中の記者オジさんが語ってくれた「富士山は登るほど石ばかりになるから、自分のベースで登らないと辛いだけの登山になる」という言葉が、ヒシヒシと染み込んできます〜
0
7/2 9:44
見渡す限り岩と空。昨日、1合目の馬返で出会った開山祭取材中の記者オジさんが語ってくれた「富士山は登るほど石ばかりになるから、自分のベースで登らないと辛いだけの登山になる」という言葉が、ヒシヒシと染み込んできます〜
さらに30分、ザレザレの斜面に貼り付くように立っている白雲荘さん(標高3,200m)〜日本で2番目に高い山・北岳(標高3,193m)山頂よりも高い位置に、ウサクマも遂にに到達しました〜バテてるのはクマだけじゃないようです。
2016年07月02日 10:10撮影
0
7/2 10:10
さらに30分、ザレザレの斜面に貼り付くように立っている白雲荘さん(標高3,200m)〜日本で2番目に高い山・北岳(標高3,193m)山頂よりも高い位置に、ウサクマも遂にに到達しました〜バテてるのはクマだけじゃないようです。
もう時刻は10時を20分ほど過ぎました。10分ほど休んで、いかにも火山性の赤い山肌がむき出しになったザレザレの斜面を登ります〜
0
7/2 10:22
もう時刻は10時を20分ほど過ぎました。10分ほど休んで、いかにも火山性の赤い山肌がむき出しになったザレザレの斜面を登ります〜
さらに40分登って11:05。8合目の元祖室さん(標高3,250m)に到着です〜
2016年07月02日 10:35撮影
0
7/2 10:35
さらに40分登って11:05。8合目の元祖室さん(標高3,250m)に到着です〜
日本国内の何処へ行っても、この場所よりは低い。ここよりも高い場所はここ(富士山)にしかない。ウサクマも、日本で一番高い領域に入りました〜
1
7/2 11:01
日本国内の何処へ行っても、この場所よりは低い。ここよりも高い場所はここ(富士山)にしかない。ウサクマも、日本で一番高い領域に入りました〜
3,000m超えても元気いっぱいのウサさん。
2
7/2 11:05
3,000m超えても元気いっぱいのウサさん。
ばてばてへろへろVサインのクマ。シューーーパーーーー(元祖室で1500円で売ってた携帯酸素。効果のほどはわからんけど、富士登山記念ってボンベに書いてあるから、お土産です)
2
7/2 11:24
ばてばてへろへろVサインのクマ。シューーーパーーーー(元祖室で1500円で売ってた携帯酸素。効果のほどはわからんけど、富士登山記念ってボンベに書いてあるから、お土産です)
20分ほど休憩して 11:30に元祖室さんを出発〜ウサさんは相変わらずバリバリ元気なのです。すげーな、うちのヨメは。
2
7/2 11:27
20分ほど休憩して 11:30に元祖室さんを出発〜ウサさんは相変わらずバリバリ元気なのです。すげーな、うちのヨメは。
日本のすべての山の頂きが、自分の足元よりも下にあると思うと、なんとも不思議な気分ですね〜
1
7/2 12:00
日本のすべての山の頂きが、自分の足元よりも下にあると思うと、なんとも不思議な気分ですね〜
そして、ついに出ました〜吉田ルート下山道への分岐標識。GPS高度で標高3,287m。時刻は11:36。無理をすれば行けるかもしれない……などと初心者がタカを括ってはいけない。今まで2,000mを越えたことがなかったウサクマが、日本で一番高い領域まで到達できたのだから、これを是として、今回はここで撤収‼️下山に移ります〜
1
7/2 11:58
そして、ついに出ました〜吉田ルート下山道への分岐標識。GPS高度で標高3,287m。時刻は11:36。無理をすれば行けるかもしれない……などと初心者がタカを括ってはいけない。今まで2,000mを越えたことがなかったウサクマが、日本で一番高い領域まで到達できたのだから、これを是として、今回はここで撤収‼️下山に移ります〜
吉田ルートの下山道はブルドーザー道。幅の広い真っ赤なザレ道になります。時に2016年7月2日 12:01。ウサクマ8合目より下山開始します〜
0
7/2 12:01
吉田ルートの下山道はブルドーザー道。幅の広い真っ赤なザレ道になります。時に2016年7月2日 12:01。ウサクマ8合目より下山開始します〜
目指す富士スバルライン5合目まで5.6Km、コースタイム170分。5合目からの帰りバスの最終時刻を考えると、これは決して余裕のある時間ではないね。それにしても、なんなのよ〜この傾斜。垂直な標識に対して、40度はあるんじゃねーの⁉️ これをブルドーザーで昇降する道だもの、そりゃ〜めいっぱいジグザグになるわな〜
2016年07月02日 12:03撮影
0
7/2 12:03
目指す富士スバルライン5合目まで5.6Km、コースタイム170分。5合目からの帰りバスの最終時刻を考えると、これは決して余裕のある時間ではないね。それにしても、なんなのよ〜この傾斜。垂直な標識に対して、40度はあるんじゃねーの⁉️ これをブルドーザーで昇降する道だもの、そりゃ〜めいっぱいジグザグになるわな〜
下山先は前方に見える河口湖です。もともと富士スバルライン5合目からスタートする吉田ルートは、以前は「河口湖口」と呼ばれていたとのこと。なので、河口湖へのアクセスが良いです。
0
7/2 12:07
下山先は前方に見える河口湖です。もともと富士スバルライン5合目からスタートする吉田ルートは、以前は「河口湖口」と呼ばれていたとのこと。なので、河口湖へのアクセスが良いです。
ウサさんがザレ道を下ります〜でもウサはこのザレ道の下り坂が「大の苦手」でした。足元を砂利にすくわれ何度もスッテンコロリン。逆にクマはザレた下り坂がけっこう得意でズササーズササーと、わざと滑ったりして・・・登りとは完全に形勢が逆転しちゃっいました。
2
7/2 12:08
ウサさんがザレ道を下ります〜でもウサはこのザレ道の下り坂が「大の苦手」でした。足元を砂利にすくわれ何度もスッテンコロリン。逆にクマはザレた下り坂がけっこう得意でズササーズササーと、わざと滑ったりして・・・登りとは完全に形勢が逆転しちゃっいました。
赤い山肌、緑の樹海、白い雲、碧い空・・・なんか自然の色がここには全部ある、って感じです。
0
7/2 12:55
赤い山肌、緑の樹海、白い雲、碧い空・・・なんか自然の色がここには全部ある、って感じです。
標高3,144m。 壮大なる「何にもないのニャ〜」ですね〜
1
7/2 12:56
標高3,144m。 壮大なる「何にもないのニャ〜」ですね〜
日々ブルドーザーが山小屋に荷を運び上げてくれているんだろうね〜このキャタピラーの跡がそれを物語っています。ありがたいことです。
0
7/2 13:04
日々ブルドーザーが山小屋に荷を運び上げてくれているんだろうね〜このキャタピラーの跡がそれを物語っています。ありがたいことです。
山中湖の南側一帯、御殿場辺りはすっかり分厚い雲の下に覆われました。あの雲の下ではたくさんの人が急に降り出した雨に慌てたり、雨宿りの場所を探して走り回ったりしているのかも〜高い山から地上を見下ろすと、宇宙から地球を見た宇宙飛行士にも似た気分を、少しだけ味わえますね〜
0
7/2 13:11
山中湖の南側一帯、御殿場辺りはすっかり分厚い雲の下に覆われました。あの雲の下ではたくさんの人が急に降り出した雨に慌てたり、雨宿りの場所を探して走り回ったりしているのかも〜高い山から地上を見下ろすと、宇宙から地球を見た宇宙飛行士にも似た気分を、少しだけ味わえますね〜
上空は相当に強風が吹いていそうな雲で、この下山道でも時々つむじ風のように突風が襲ってきます。その風が山肌の砂利を飛ばして、マシンガンのように襲いかかる〜イテテテテテ!
2016年07月02日 13:19撮影
0
7/2 13:19
上空は相当に強風が吹いていそうな雲で、この下山道でも時々つむじ風のように突風が襲ってきます。その風が山肌の砂利を飛ばして、マシンガンのように襲いかかる〜イテテテテテ!
北方面を展望すると、見事に地平線が円弧を描いていますね〜やっぱり地球は丸いんだね。この光景を目の当たりにした昔のひとは、知識ではなく、直感で「地球は丸い」ことを感じ取ったでしょうね。
1
7/2 13:26
北方面を展望すると、見事に地平線が円弧を描いていますね〜やっぱり地球は丸いんだね。この光景を目の当たりにした昔のひとは、知識ではなく、直感で「地球は丸い」ことを感じ取ったでしょうね。
GPS高度で標高2,920mに頑丈な造りの緊急避難所。さすが活火山の富士山。これは登山用の避難小屋ではなく、噴火災害対策の避難所でしょうね。でも、ネット情報では「下山道は長いのに山小屋がないから設置された」という見方もあるようです。
2016年07月02日 13:32撮影
0
7/2 13:32
GPS高度で標高2,920mに頑丈な造りの緊急避難所。さすが活火山の富士山。これは登山用の避難小屋ではなく、噴火災害対策の避難所でしょうね。でも、ネット情報では「下山道は長いのに山小屋がないから設置された」という見方もあるようです。
GPS高度で標高2700m以下まで下りてきました〜前方の樹海の上に、みるみるうちに、まるで白い炎のように雲が沸き上がってきました!こんな雲、初めて見た〜
2
7/2 14:17
GPS高度で標高2700m以下まで下りてきました〜前方の樹海の上に、みるみるうちに、まるで白い炎のように雲が沸き上がってきました!こんな雲、初めて見た〜
標高2640mの7合目公衆トイレに到着。ふ〜〜ようやく一息つけます。この辺りになると、まだまだ少ないけど、お山の斜面に緑が戻ってきました。
2016年07月02日 14:21撮影
0
7/2 14:21
標高2640mの7合目公衆トイレに到着。ふ〜〜ようやく一息つけます。この辺りになると、まだまだ少ないけど、お山の斜面に緑が戻ってきました。
ウサ〜おトイレだよ〜早くおいで〜あ、転んだ・・・
2
7/2 14:21
ウサ〜おトイレだよ〜早くおいで〜あ、転んだ・・・
やっとここで、ゆうべ雲上閣の売店で買ったお菓子「富士の白雪」をいただくま〜ぽわんぽわんの柔らかおもちにしっとりチョコレートと甘酸っぱいフランボワーズソースの2種類が入った「もちブラン」とやら・・・あ、おいしい♪
2
7/2 14:38
やっとここで、ゆうべ雲上閣の売店で買ったお菓子「富士の白雪」をいただくま〜ぽわんぽわんの柔らかおもちにしっとりチョコレートと甘酸っぱいフランボワーズソースの2種類が入った「もちブラン」とやら・・・あ、おいしい♪
「富士の白雪」に舌鼓を打っていたら、なにやらガラガラと大きな音が・・・あ、ブルドーザーだ〜ご苦労さまです。
1
7/2 14:38
「富士の白雪」に舌鼓を打っていたら、なにやらガラガラと大きな音が・・・あ、ブルドーザーだ〜ご苦労さまです。
公衆トイレから100mほど下ると、あのマシンガンのように砂礫を投げつけてくる強風も収まって、緩やかな傾斜の下り道が6合目に向けて御中道のように山の周囲を巻いていきます。
2016年07月02日 15:11撮影
0
7/2 15:11
公衆トイレから100mほど下ると、あのマシンガンのように砂礫を投げつけてくる強風も収まって、緩やかな傾斜の下り道が6合目に向けて御中道のように山の周囲を巻いていきます。
崩落しやすい斜面下の登山道には、落石を避けるためのトンネル型シェルターが設置されていました。
0
7/2 15:13
崩落しやすい斜面下の登山道には、落石を避けるためのトンネル型シェルターが設置されていました。
GPS高度で標高は2,500mを割り込み、登山道の周囲には樹木が生い茂ってきました。森林限界まで下りてきたのですね。
2
7/2 15:36
GPS高度で標高は2,500mを割り込み、登山道の周囲には樹木が生い茂ってきました。森林限界まで下りてきたのですね。
それにしてもこの空。「筆舌に尽くしがたい」とはまさにこの情景だな〜
0
7/2 15:39
それにしてもこの空。「筆舌に尽くしがたい」とはまさにこの情景だな〜
15:48 ついに6合目の下山道合流点に戻ってきました。今朝ここを右手に登って行ったのは、夜明け前4:10。ということは6合目から8合目をぐるっと廻ってきただけで、12時間近くも掛かったってことやね〜こりゃあ、山頂に辿り着くには、まだまだ鍛錬が必要ですね。
2016年07月02日 15:48撮影
2
7/2 15:48
15:48 ついに6合目の下山道合流点に戻ってきました。今朝ここを右手に登って行ったのは、夜明け前4:10。ということは6合目から8合目をぐるっと廻ってきただけで、12時間近くも掛かったってことやね〜こりゃあ、山頂に辿り着くには、まだまだ鍛錬が必要ですね。
夜明け前に登ったときにはよく分からなかったけど、6合目の登り始めって、こんなつづら折れだったんだのですね。
0
7/2 15:50
夜明け前に登ったときにはよく分からなかったけど、6合目の登り始めって、こんなつづら折れだったんだのですね。
これも朝は暗くて気づかなかった「砂ふるい」の説明版。昔からこのあたりで下山してきた登山者が、体やわらじに付いた砂を掃ったんだそうな〜ということは、ここでようやく下山道も終了って感じかな。
0
7/2 15:58
これも朝は暗くて気づかなかった「砂ふるい」の説明版。昔からこのあたりで下山してきた登山者が、体やわらじに付いた砂を掃ったんだそうな〜ということは、ここでようやく下山道も終了って感じかな。
16:23 富士スバルライン5合目から6合目への登山口となる「泉ヶ滝」に戻ってきました〜夜明け前に通った時には気づかなかったかど、小さな滝がありました。これが泉ヶ滝なのかな?
1
7/2 16:23
16:23 富士スバルライン5合目から6合目への登山口となる「泉ヶ滝」に戻ってきました〜夜明け前に通った時には気づかなかったかど、小さな滝がありました。これが泉ヶ滝なのかな?
16:45 富士スバルライン5合目に戻ってきました〜今朝ここを出発してから、ほぼ13時間。でも怪我も高山病もなく無事に帰ってこられて何より。まずはプレ下山祝いに名物コケモモソフトをいただきます〜甘酸っぱいて美味しい♪
2
7/2 16:51
16:45 富士スバルライン5合目に戻ってきました〜今朝ここを出発してから、ほぼ13時間。でも怪我も高山病もなく無事に帰ってこられて何より。まずはプレ下山祝いに名物コケモモソフトをいただきます〜甘酸っぱいて美味しい♪
バスで無事に河口湖駅に下山して、さあ打上げだ!駅前の「ほうとう不動」さんへ。閉店時間間際だったけど、笑顔でOK。アツアツのほうとうをハフハフ、うまい〜こうしてウサクマの富士山初挑戦は、未踏ながら、ホッコリと終了しました〜
0
7/2 19:12
バスで無事に河口湖駅に下山して、さあ打上げだ!駅前の「ほうとう不動」さんへ。閉店時間間際だったけど、笑顔でOK。アツアツのほうとうをハフハフ、うまい〜こうしてウサクマの富士山初挑戦は、未踏ながら、ホッコリと終了しました〜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する