日ノ出山北尾根・麻生山・ロンデン尾根・勝峰山・幸神尾根・武蔵五日市駅まで
- GPS
- 07:51
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,155m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
7:10 御嶽山参道入口
7:13〜7:15 光仙橋(登り口)
7:51 519m標高点
8:28 734m標高点
9:10〜9:30 日ノ出山
9:45 くろも岩
10:13 白岩の滝分岐(麻生山入口)
10:20〜10:25 麻生山
10:56 18号送電鉄塔
11:03 幸神分岐(ロンデン尾根分岐)
11:10 白岩山(三角点:肝要)
11:24 梵天山
11:38 真藤ノ峰
11:46〜12:00 17号送電鉄塔
12:11 448m標高点
12:23 441m標高点
12:38 深沢山(勝峰尾根・勝峰山ピストン)
12:51〜13:15 勝峰山(三角点:勝保山)
13:26 深沢山(幸神尾根分岐)
13:32 460m標高点
14:02 327m標高点
14:28 ぐみの木峠(車道)
15:50 武蔵五日市駅
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR青梅線 06:35 青梅 - 06:56 御嶽 帰り JR武蔵五日市駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 [日ノ出山北尾根] 道は明瞭、危険箇所なし。 [金比羅尾根] 一般登山道、特に問題なし。 [ロンデン尾根・勝峰尾根・幸神尾根] 道は明瞭、随所に赤テープ、地形図見ながら歩けば迷うところはない。危険箇所なし。 【積雪量】 北尾根の標高750mあたりから残雪あり、凍結状態。アイゼンなくても大丈夫なレベル。 金比羅尾根も日陰に残雪あり。 ロンデン尾根から先は残雪なし。 |
写真
感想
2月の声を聞くと、そろそろスギ花粉が心配になってくる。
ましてや昨日は4月並みのバカ陽気。
でも、連日の寒波でスギの生育が遅れているだろう、バカ陽気と雨で雪が少なくなっただろうと、都合のいいように考え、ほぼ10年ぶりに日ノ出山の北尾根を登った。
いつもと同じく、青梅発6:35の奥多摩行きに乗り、本日は御嶽で下車。
バスに乗るほどの距離と登りではないので、取り付き点の光仙橋まで15分ほど歩く。
橋を渡った先の石段から登り始める。「この先危険」の看板があるが、山頂まで特に危険な箇所はない。(この道に比べたら、大岳山直下の岩場の方がよっぽど危険だ)
登り始めてすぐに小さいコブを越え、その後は登りと平坦な場所の繰り返し。登り一辺倒ではなく変化があって良い。
一カ所、岩場が目の前を塞ぐが、左側に道があり、難なく岩場の上に出る。
734m標高点の先、標高750mあたりから所々に雪があり、一部がカチカチに凍っていて、キックステップでも歯が立たない。アイゼンを着けるほどでもなく、注意しながら登る。(下りの場合は要注意)
山頂北面がだいぶ白く見えたが、実際はたいしたことはなく、アイゼンなし、ストックも使わずに登り切った。
山頂からの展望、関東平野はうっすらと霞んで、高層ビルもスカイツリーもぼんやりしていたが、横浜・川崎あたりの先に東京湾が輝いて見えた。
本日の後半戦は、ロンデン尾根伝いに勝峰山までの予定であるが、その前に麻生山に寄り道。これまで何度か金比羅尾根道を歩いたが、いつも巻いていて、山頂を踏んでいなかった。
白岩の滝分岐点が麻生山の入口で、だらだらと5、6分登ると山頂。西側は植林、北東方面が開けていて見晴らしが良い。山頂からまっすぐ下ると、東電の黄色い杭が立っている。「新秩父線←19号/18号→」とあり、地形図を見ると左の枝尾根に送電線が通っており、これが19号と判断、18号の方へ右に下る。トラバースして金比羅尾根道に合流。
この先、18号鉄塔の直下をトラバースする箇所で伐採作業中のため通行止め。鉄塔のあるピークの南側を巻く道が作られている。
再び金比羅尾根道に合流、左側に鉱山の黄色いフェンスが出てくると。見覚えのある「幸神方面」の道標。これまで2回、勝峰山からロンデン尾根を登ったが、下るのは今回が初めてである。
分岐点には、迷い込み防止のためか、道を塞ぐように枯れ木が何本か並べてある。
黄色いフェンス沿いに下って登り返すと三角点峰:白岩山である。
点の記によると、この三角点は、当初は現在地の北側のピークに置かれていたが、昭和63年に現在地に移設されている。そのピークが本当の白岩山らしい。
三角点から急に下って、登り返すと梵天山607m、また急に下って登り返すと真藤ノ峰543m、どちらも展望はない。その先の送電鉄塔(新所沢線17号)の下が明るく開けており、ここで一休みして昼食とした。
その先も、アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げる。道は明瞭で、危険な箇所もない。
左側が伐採され明るく開けたところ・・実は伐採ではなく露天掘り鉱山で山を削った跡・・を過ぎると深沢山の分岐点。木に赤テープが巻いてあり、その下に小さな山名標が落ちている。
ここが、勝峰尾根と幸神尾根の分岐点で、まずは直進し勝峰山をピストンする。
15分ほどで勝峰山、登り着くと目の前に三角点、少し先に小さい祠がある。
山頂は広く公園のように整備されていて、ベンチや平将門の伝説を記した案内板もある。
東の方へ少し下ると展望台があり、東京方面の見晴らしが良い。(これも鉱山の跡の断崖)
ここには、山系と水系の概念図を記した案内板がある。(必見!)
深沢山の分岐に戻り、南に折れて幸神尾根を行く。こちらも道は明瞭。
327m標高点で、直進せず右に折れる。ここ以外は特に注意する点はない。
所々急な下りがあるが、尾根をたどって行けば、ぐみの木峠に下り立つ。小さな峠で、車がすれ違えないほどの狭い道が越えている。右に下り、三内川を渡って登り返し、畑と住宅地の中を歩いて行くと武蔵五日市駅の裏に出る。
日ノ出山北尾根、ロンデン尾根、勝峰尾根、幸神尾根、いずれも道がはっきりしており、迷いやすい分岐も少なく、ヤブが浅く歩きやすい。コースの長さも適度で、登山地図にない道を歩いてみたい初心者にお勧めのコースである。
冒頭に記したが、そろそろスギ花粉のシーズン。今期はあと一回山に行けるかな・・・
コメント
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去年から山登りをはじめたばかりなのですが、この山域付近に実家があり足を運んでみたいと思っていました。
ぐみの木峠は、いたち道とよんでいます(昔はよくいたちが飛び出してきた)
勝峰山は省略する予定でしたが、足のばしたほうが良さそうですね。
ネット上には詳細なレコがなかったので、この参考記録はとても参考になりました。
勝峰山、山頂は整備されていますが、展望があり、人が少なくて良い山だと思います。
コメントいただき、ありがとうございます。
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