高水山から棒ノ折山へ 〜フィナーレは泥だらけ〜
- GPS
- 07:52
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,502m
コースタイム
[10:31 高水山山頂]-[10:58 岩茸石山山頂(約19分休憩) 11:17発]-
[11:34 名坂峠]-(途中12:25〜13:17 約52分昼食休憩)-[13:49 黒山山頂]-[14:22 権次入峠]-
[14:38 棒ノ折山山頂(約22分休憩)15:00発]-[15:36 山ノ神]-[15:57 奥茶屋キャンプ場]-
[16:15 清東橋バス停着]
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
清東橋バス停→川井駅バス停 料金:250円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【軍畑駅→高水山登山口】 車道歩きです。 歩道が狭い場所があるので注意して下さい。 所々に標識があるので、 それに従い進めば迷うことはないと思います。 【高水山登山口→常福院→高水山山頂】 特に難しい場所はありません。 標識等が充実していて、 道も広いので安心して歩けます。 ただ日陰では雪が残っていました。 【高水山山頂→岩茸石山山頂】 高水山から急な下り、 そして岩茸石手前はかなり急な登りになります。 高水山からの下りでアイスバーンが多いので、 注意して下さい。 【岩茸石山山頂→名坂峠→黒山】 岩茸石山から名坂峠へは急な下りから始まります。 北斜面なので雪がアイスバーンになっており結構危険です。 軽アイゼンを使用する方が良いかと思います。 その後何度かのアップダウンがあります。 道は標識が充実していて、トレースも しっかりついているので迷うことはないと思います。 積雪がありましたが軽アイゼンが要らないレベルです。 【黒山山頂→権次入峠→棒ノ折山山頂】 黒山山頂からは少し下り、またもや登り返しです。 暫く登ると権次入峠に到着。 その後更に登っていくと棒ノ折山山頂に到着します。 権次入峠から棒ノ折山山頂までは それなりに積雪がありましたが軽アイゼン不要でした。 ただ、棒ノ折山山頂が近づくにつれ 泥濘化が激しくなるのでスリップ注意です。 山頂も酷くぬかるんでいたので、 汚れないように注意して下さい。 【棒ノ折山山頂→山ノ神→奥茶屋キャンプ場→清東橋バス停】 山頂から百軒茶屋方面に下っていきます。 道はハッキリしていますが、急坂が多く歩きづらいです。 山ノ神まで来ると傾斜が緩やかになりますが、 わさび田の脇を通る細い道が続くので注意して下さい。 沢に沿って暫く歩いていくと、奥茶屋キャンプ場に出ます。 その後、舗装路を暫く歩いていくと清東橋バス停に到着します。 ■高源寺付近・常福院に公衆トイレ有り。 奥茶屋キャンプ場と東橋バス停にも公衆トイレ有り。 |
写真
感想
この週末は天気が良く暖かそうで山日和。
しかし土曜日は忙しく疲れたので、
日曜日にゆっくり奥多摩を歩こうという事になりました。
何処が良いかな?と地図とにらめっこ。
そして気になるのは岩茸石山から棒ノ折山のルート。
ここの線も繋げたいので今回はこのルートを歩くことにしました。
朝は少しゆっくりめのスタート。
自宅からアクセスの良い奥多摩ならではです。
いつものように軍畑駅から出発し
まずは高水山を目指します。
高水山までは何度も歩いたラクラクルート。
…のはずだったのですがなんだか荷物が重い!
最近お昼ご飯や大量の水を背負わない山行が多く
楽をしていたためでしょうか。。。
久々の日帰りフル装備の重さに耐えながら高水山を目指します。
暫く歩くと体が慣れてきたのか、
足の出かたが良い具合に。
常福院を経由し、まずは高水山に登頂。
高水山より先は雪が残っている場所が多かったですが、
軽アイゼンは使わず慎重に歩き岩茸石山を目指します。
岩茸石山山頂は相変わらず大人気。
とても眺めが良い場所だからなのでしょうね。
ここから先は初めてなので山頂で少し休憩。
風が弱く日差しが暖かいのでなかなか良い気分でした。
さて出発!と数歩進むといきなり
ガチガチのアイスバーンが出現。
しかもかなりの急坂で手がかりも無いので、
ここで今年初の軽アイゼン出動です。
ガリガリと音をたてながら進みます。
ただ必要だったのはほんの数十メートル。
すぐに普通の道に戻りました。
少し嫌な場所にアイスバーンがあったものですね。
その後は緩いアップダウンの連続。
ちょっとした縦走気分ですね。
しかし落ちた体力には登り返しがなかなかキツイです。
暫く歩き適当な場所でお昼ご飯です。
本日のご飯の内容は実験メニュー。
アルファ米に塩こんぶ・乾燥野菜・かつおぶし等を入れ
一緒にお湯で戻す…混ぜご飯みたいなものです。
イラストレーターの鈴木みきさんのエッセイに
あったものを真似してみました。
お味の方は少し薄味だったものの、なかなか美味しい!
今後色々と試して完成度を高めようと思います。
昼食を食べ終え黒山に向けて出発。
相変わらずのアップダウンに苦しみながら
ようやく黒山山頂に到着。
棒ノ折山は目前です。
黒山から権次入峠は登り道。
そして棒ノ折山へも登り道。
ここが最後の登りだ!となんとか頑張り
あと一歩で山頂へ…そこでアクシデントです。
usaがドロドロにぬかるんだ道でスリップ!
ズボンの膝やら手袋、シャツの袖が泥だらけに…(ノД`)シクシク
あと一歩というところで、
気を抜いたのが失敗だったんでしょうね…(´・ω・`)ショボーン
折角の棒ノ折山はとてもブルーな気分の登頂になりました。
山頂の東屋で汚れを拭いたりして下山準備。
この時点でusaは早く帰りたい気分…。
素晴らしい景色にはあまり目もくれず
百軒茶屋方面へ下山を開始します。
こちらの道はなかなかの急坂。
筋力が落ちた足にはなかなか厳しいものがあります。
山ノ神あたりでようやく道が緩やかになり、気分的に少し安心。
沢山あるわさび田を縫うような道を歩きます。
そしてやっとキャンプ場らしき場所に到着。
清東橋バス停までしばし舗装路歩きです。
歩いていると自販機があったので
炭酸が飲みたいな〜とサイフを出したのですが、
残念ながら販売しておらず…。
なにか得体の知れない罠にハマった気分です。
キャンプ場が賑わう夏場しか販売していないのかも…。
清東橋バス停に到着すると、
バス停の目の前に丁度良い東屋を発見。
しかもガラス扉を閉められるので寒い時期には嬉しいですね。
東屋でしばしバスを待ちます。
その後来たバスに乗り、少しウトウトしながら川井駅へ。
バスの運転手さんが川井駅までの料金や
青梅方面行き奥多摩線の時刻などをアナウンスしてくれ
とても親切だったのが印象に残りました。
そして川井駅前でようやく販売している自販機に遭遇。
当り前のことが少し嬉しい、そんな気分で山行は終了しました。
以前登った時も思ったのですが
棒ノ折山山頂は凄くぬかるんでいて大変でした。
開けた山頂なので太陽が高くなると
雪や霜柱が融けてしまうのでしょうね。
それと訪れる人が多いのも原因の一つかもしれません。
寒い時期は避けた方が無難なのでしょうか?
caramel68さん、usagreatさん、こんにちは。
快晴の冬ハイクを楽しまれたようで何よりです
岩茸石先の急降下は北斜面だし雪ガチガチで大変そうでしたね〜。棒ノ折までは私も歩いたことがあるので、読んでて大変さがより伝わってきました。
アルファー米に具を追加したり工夫されてますね、そういう手があったか と感心
しかし、棒ノ折のヌカルミは大変でしたねぇ。私もその時刻に大持山(写真#52の左で切れてるけど)から棒ノ折眺めてましたが、くっきり見えてましたよ〜
山ぬれせんの会、いいですね〜。私も入らせてもらおうかな〜
このルートを敢えて高水山の方から登り棒ノ折山へと
歩くあたりに意気込みが感じられますな
細かいアップダウンにもめげずお疲れ様でした。
しかも忘れ物も多いコースみたいで。
おにぎりは…まぁあり得る?かもしれないけど、
まさかのサクマドロップス !!
時代的に昔を思い出しますが、まだ存在しているんですね(^_^;)
眺望良好な棒ノ折なのに、その手前で泥濘トラップ!
凹みますねぇ〜こりゃ、早く帰りたい気持ちもわかります
狛犬が随分とリアルに愛嬌のある顔立ちで(・∀・)イイ!!ですな。
シメは炭酸!
寒い冬でも、炭酸飲料系は疲れた身体にもってこいですな(ΦωΦ)フフフ…
ShuMaeさん、こんばんは〜。
コメントありがとうございます
このコースは今回が初めてだったので
岩茸石山からの急坂には驚きました!
しかもアイスバーン付き…。
『ここまで登った分が消費されていく〜〜』と
少し残念な気持ちで下っていきましたよ(;^ω^)
混ぜアルファ米はなかなか良い出来でした(^ω^)
重いザックに弱い我々にとって
テン泊縦走時の強い味方になってくれるはず!
今年のメインメニューになりそうです。
食べ物をテーマとした山〜〜の会が
最近流行っているようなので、
コッソリ山ぬれせんの会を名乗ってみました(;^ω^)
つつじや以外のぬれせんを開拓して、
山ぬれせんのバリエーションを広げなければっ!
と勝手に使命感に燃えてます(;^ω^)
ukkysuzさん、こんばんは〜。
コメントありがとうございます
意気込みは…それ程無かったのですが
気が付けばプチ縦走になっていました。
細かいアップダウンが足にジワジワと…
でんでいろラッセルが不安です(;^ω^)
おにぎりとサクマドロップスって…
なんで食べ物ばかり忘れるのさー!Σ⊂(゚Д゚ )
と心の中で思いっきりツッコミを入れてしまいました。
ここは、自分の中で不思議コースに認定です。
サクマドロップスはやはりノスタルジーを感じますよね。
ハッカが苦手で白いのばかり残った記憶が…。
泥濘トラップは最悪でした(´・ω・`)ショボーン
おかげで棒ノ折登頂の嬉しさは遥か彼方へ…。
最後の最後まで油断禁物ですよね。
シメは炭酸飲料系でいきたかったのですが、
バスの待ち時間が長く体が冷えてしまったため、
残念ながら温かいお茶となりました(;^ω^)
タイミングが外れるとよろしくないですよね〜。
usagreatさん、caramelさん、こんにちわ。
泥だらけ…お疲れさまでした|д゚)チラッ
高水三山、実は当方はまだ登ってなかったりします(;^ω^)
pentarouは登っているのですが…
たしか軍畑駅付近は駐車場ありませんよね??
実は2回目のお山登りで高水三山の予定だったのですが
駐車場が見つからず急遽御岳山から大岳山経由で奥多摩駅に下る
コースに変更したのでありました(;^ω^)
その時からいつかいつかと思いつつ(´ε`;)ウーン…
棒ノ折に線繋ぎもしたいので電車で行こうかなぁ…
アルファ米の変化球、美味しそうですね(^q^)
まぜご飯?にするとおかずも少なく済みますし、
縦走時にはザックが軽く出来そう(;^ω^)
三連休、お二人はどこか行かれるんですかね|д゚)チラッ
当方は( ´ノω`)コッソリ遠征中止、近場でテン泊でも
しようかと思っています(´ε`;)ウーン…
ShuMaeさん、こんにちはぁ。
いつもありがとうございます。
久しぶりの奥多摩、今年初でした。
前日の予報では『寒い』と言われていたので
寒いのと朝が弱い私として不安でしたが…
行ってみると、何だか暖かいというか暑いっ!
重ね着の枚数がどんどん減っていくのでした
アルファ米レシピは和洋折衷なんでもできそうなので、
これからの、メイン食になると思います。
だしを入れれば和風、
コンソメを入れればピラフ風になりますもんね
棒の折山頂前では、usaが
「あっ!あれ浅間山じゃ(ね)…」
というのに答えようと振り向くと、
もう、泥にはまっていました…
服は、洗濯すれば良いのですが、
いつもカメラを前に下げているので、
カメラも多少犠牲になってしまい…
見ているこちらも、テンションが落ちてしまいました。
動作には問題ないようで、ホッとしてます。
でも、尻餅はつかずに済んで、
帰りのバス・電車に座って帰れたので、
その事は救いだったようですよ
ukkysuzさん、こんにちは。
…実はまだ筋肉痛が完治しておりません
1日歩くのが、かなり久しぶりでしたので、
相当なまっているようです
…こんなんで、マラソン完走のukkysuzさんに
ついて行けるのでしょうか…(ほぼ無理です )
もっと精進しなくてはいけませんね
〆の炭酸飲料は、
入手出来ずに身体が冷えてしまったので、
帰りに『つつじや』の生どらで
疲れを癒しました
Horumonさん、こんにちはぁ。
いつもありがとうございます。
あらっ、高水三山に未登とは意外ですね。
Horumonさんなら、
三山だけでは物足りないかもしれません。
初心者の方をお連れするお山としては、
最適化と思われますよ。
この辺りの小学校の遠足コースですから。
(私の小学校の時の遠足のお話です、
今はどうでしょうか…??)
でもでもっ!
昨年登った時には、カモシカさんにも会いましたしっ!
意外と動物に会える良いコースです。
一度ぜひ行ってみてくださいね
Horumonさん、こんにちは〜。
コメントありがとうございます
確かに軍畑駅付近に駐車場が無いのが
難点なんですよね〜。
なので電車山行の方が良いかもしれませんね。
車を回収するためのコースどりを
しなくても良かったり、電車に揺られて
寝たり出来る利点もありますよ(^ω^)
それと河辺に寄って『梅の湯』で入浴なんてのも良いかと
混ぜアルファ米は結構使えそうですよ〜。
家で仕込んでおけばゴミも少なくなりますし。
荷物の軽量化と作る手間がかからないので、
テン泊縦走にかなり役立ちそうです(^ω^)
三連休は…遠征が出来なかったので、
比較的近場での山歩きとなりそうです。
Horumonさん達は近場でテン泊ですか?
ということは、ついに積雪期のテン泊を
実行されるのですねっ!
レコを楽しみにしております。
お二人様、こんにちは
奥多摩方面は不案内なものでジックリ拝見いたしました。
行ったことがあるのは雲取山、飛龍山(入ります?)、三条の湯に
一泊ピストンとかそれぐらいです。
やはり人の多いところはこの時期、ドロドロになりますね。
丹沢もやはりそうです。特に平坦なところがそうなります。
下山後の炭酸飲料は欠かせませんが今は冷えとの兼ね合いですね
コメントありがとうございます
navecatさんの方からだと奥多摩は少し遠いですよね。
私が丹沢方面を少し遠いという感じているのと、
同じ感覚なのでしょうね。
それでも雲取山や勿論、飛龍山や三条の湯に
行かれているのは流石ですねっ
私も三条の湯に一泊して温泉に入りたいのですが、
まだ実現しておりません…。
やはり丹沢も登山客が多いので
泥濘化している場所はありますよね〜。
この棒ノ折も山頂が平坦な場所なので
激しくドロドロで…
注意したいものです。
炭酸飲料も下山直後なら心地よいのですけど、
体が冷えると少し厳しくなりますよね。
タイミング良く自動販売機があれば良いのですが…
navecatさん、こんにちは。
お返事遅くなりました。
…そうですよねぇ。
navecatさん宅からでは、ちょっと遠いですよねぇ。
この『ちょっと』というのが曲者で…
思い切り遠ければ、一念発起出来るのですが、
『ちょっと』だとなかなか腰が上がりません
というのは、我らだけでしょうか
奥多摩は、登山口が駅からすぐというところも
沢山あって、オススメなのですが、
営業小屋は少ないので、少し長い距離や奥の方へ行くと
女子は少ない傾向にある気がします。
…やはり行きやすいお山はドロドロになりやすいのは
共通なのですね
今回は、usaがはまってしまいましたが、
いつもは私の方がコケやすいので、
気をつけなければ
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