旭小屋→不動岳・武尊山・剣ヶ峰山・高手山・川場牧場跡

2020年10月24日(土) [日帰り]

• GPS: 08:16
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,040m
• 下り: 2,056m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:32
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:08

6:03 武尊旭小屋
7:13 7:31 不動岳
8:04 8:10 前武尊山
8:15 川場剣ヶ峰
8:46 家ノ串山
9:10 中ノ岳
9:27 9:39 武尊山
10:24 剣ヶ峰山
10:35 川場スキー場ゲレンデトップ
10:41 西峰
11:29 高手山
14:10 武尊旭小屋
14:11 ゴール地点

天候

晴れ。朝は時々霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旭小屋駐車場を利用。朝6時で私が3台目、下山後の午後2時でも3台でした。おそらく多くの人は、より広くて高所に有る川場野営場の駐車場を使うのでしょう。

コース状況／危険箇所等

道は全体的に明瞭であり、最近状況が変わった様子は有りません。不動岩の北側は鎖と杭が付いている岩場です。この山域の岩肌は滑りやすいので、鎖場に慣れていないと危険でしょう。

川場キャンプ場駐車場→川場牧場跡→川場谷ダム:
駐車場から数分くらい歩いてガードレールの隙間から登山道に入ります。雑草が生い茂っていますが、10 m も下れば明瞭な道が始まります。ヤマレコの「みんなの足あと」で数人は通っていると分かっていたのですが、実際はずっと明瞭な踏み跡が続いており、迷いそうな箇所は有りませんでした。例外として川場牧場跡は道や目印が無いので難しいです。

その他周辺情報

道の駅 川場田園プラザが駐車場から 10 km (20分) の所に有ります。登山前の仮眠で使わせて貰いました。登山後の午後3時頃は駐車場が満車になるくらいの賑わい様で、私自身は残念ながら入場を諦めました。

写真

10/24 7:36

不動岳の北側のカニの縦這い。私は木々に囲まれていて安全な左側の鎖を通った。

10/24 9:37

武尊山の山頂から通ってきた山々を振り返る。山頂に立てたのは家の串山だけだけれど。

10/24 11:32

高手山の山頂。 地味。

10/24 12:47

川場牧場の敷地に着いた。鉄条網は取り払われているので、中を通っても良いのだろう。

10/24 12:49

川場牧場跡。中央の右上寄りの白い物体は水遣りの施設。これを超えてずっと奥へ進むべきだったが、私はその物体の右手前から下ってしまった。

10/24 13:15

牧場内の車道を少し歩いてから草地の斜面を上っていくと、この休憩所が有る。この右側から森に入ると直ぐに登山道にぶつかる。

温湿度ロガー (Elitech RC-4HC) で記録した山行中の温度。8:30頃は川場剣ヶ峰の北の日陰で、風も強かったので体感温度は氷点下だったと思う。

湿度。

撮影機器：

COOLPIX P7100 NIKON

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

knakano0524

穂高岳に登るつもりでした。しかしこの10月は台風・仕事・降雪に見舞われて諦めざるを得かったので、じゃあ別の「ほたか」に登ってやるという流れで今日の山行です。岩場を通って「まえほ」にも登ったのだから、これは聞いた感じ完全に穂高岳ですよ。

さて、百名山たる武尊山は昔から気になっていました。上州らしい小粒でもぴりりと辛い岩場と長閑で美しい遠景を楽しめました。紅葉には時期尚早だったみたいですが、図らずも早朝には霧氷が見られました。満開の桜のような美しさでした。

ついでに、不動岳と剣ヶ峰山の両方に行きつつも往復コースは避けたかったので、高手山から川場牧場跡を経由して旭小屋駐車場へ戻る廃道(?)に挑戦しました。実際に歩いてみると、明瞭な踏み跡が残っていて全体的に分かりやすいコースです。川場牧場跡をどう歩くべきか指標がなく、総距離と車道歩きが大変ですが、物好きな人はどうぞ。

不動岳の北側の岩場は、岩肌が滑りやすく凹凸が少ないので、鎖無しでは絶対に通れない (少なくとも私は通らない) 代物です。逆に全面的に鎖を頼れば通れるし余り怖くないのですが、岩場を巧みに超えたと言うよりは力で押し切ったという気分です。

参照

写真など @ YAMAP