冬の大菩薩嶺(丸川荘泊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,321m
コースタイム
12:30大菩薩嶺登山口バス停 -- 12:40雲峰寺 -- 13:00丸川峠分岐 -- 15:00丸川荘(泊)
2日目
7:40丸川荘 -- 9:00大菩薩嶺 -- 9:10雷岩 -- 10:10大菩薩峠 -- 11:00福ちゃん荘 -- 12:00上日川峠 --
13:30登山口 -- 13:40大菩薩の湯
天候 | 2/9 2/10 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
時刻表(山梨交通) http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/timetable03.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
【丸川峠分岐→丸川峠】 ・標高1500mあたりまでは積雪有⇔無が交互に。ほぼアイゼン無しで登れました。 ・丸川峠付近は20センチ程度の積雪。 【丸川峠→雷岩】 ・30センチ程度の積雪。一人幅の踏み跡はありました。 【雷岩→大菩薩峠】 ・5〜20センチ程度の積雪または凍結。 【大菩薩峠→上日川峠】 ・20センチ程度の積雪。 【上日川峠→丸川峠分岐】 ・登山道は10センチ程度の積雪と雪無しが交互に。ぬかるみあり。舗装林道は凍結防止剤で乾いていました。 |
写真
感想
雪が降らないうちに行こうと前々から計画だけは立てていた大菩薩嶺。短い秋はあっという間に過ぎ去り気がつけば春はすぐそこ。季節を選んでいたら登れなくなってしまいそうだったので、寒風吹く山を登ってきました。
まずは山小屋の手配から。富士見山荘は冬季休業。福ちゃん荘は2名以上じゃないと予約ができない。介山荘は他の季節に泊まりたい。…ということで今回は丸川荘に決まり。
登山口のバス停にある番屋茶屋で昼食をとるつもりで正午に到着するバスに乗ったのですが、いざ着いてみると店は閉まっていました。3連休の初日でガイドブックにも載っていたのに…。食事の案内の看板を見つけて近くの民宿へ行ってもやはり休業です。歩き始める前に非常食に手を付ける事態になってしまいました。
念のため2日目の昼食を取る予定の福ちゃん荘に電話すると、一人では食事も予約ができないというし食堂の営業をするかは分からないという。万が一に備えて非常食を半分残しておきました。日帰り登山だったら登るのやめて温泉に直行ですね。
余計な体力を使わないようにゆっくり登りました。日当たりが良い斜面は雪と地面が交互に現れてなかなかアイゼンを着けるタイミングがつかめません。ようやく雪が深くなってアイゼンを着けて歩きはじめたら、5分も歩かないうちに丸川峠に着いてしまいました。
丸川荘は木立に囲まれた小さな山小屋でした。コーヒーのメニューが目に入ったので注文したら、その場で豆から挽いてくれました。古いAMラジオから流れてくるジャズ音楽。ストーブから聞こえる、薪が割れる小さな音。柱時計が刻む時の音。なんだろうこの心地よさは?
ランプの灯りの下で夕食。食後に凍える空気の戸外へ出ると満点の星空が広がっていました。炭のコタツで暖まり、豆炭あんかを布団に入れたら朝までポカポカでした。
翌朝は曇り空でしたが、午前7時を過ぎると雲が晴れて一気に青空が広がりました。大菩薩嶺までは尾根の北側を進むため30センチ以上の積雪がありました。アイゼンがギュッと音を立てて気持ち良い雪です。雷岩で絶景を眺め、大菩薩峠まで人影も少なくどこか現実離れした光景が続いていました。
福ちゃん荘に着くとのれんが掛かって営業中でした。最悪下山するまで非常食でしのぐつもりだったので渡りに船ですが、店が開くか前日に問い合わせても分からないのでは行程に組み込めませんね。
上日川峠でアイゼンを外しましたが、丸川峠の駐車場まではそこそこの積雪です。大菩薩の湯まで歩いて2日ぶりの風呂に浸かりました。
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