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Yamareco

記録ID: 2706670
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

国見岳

2020年10月31日(土) ~ 2020年11月01日(日)
情報量の目安: B
都道府県 熊本県 宮崎県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
30:05
距離
53.2km
登り
2,565m
下り
2,599m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:31
休憩
0:20
合計
6:51
距離 19.9km 登り 1,752m 下り 504m
10:38
188
スタート地点
13:46
14:04
112
15:56
15:57
47
16:44
16:45
22
17:07
22
17:29
宿泊地
2日目
山行
10:29
休憩
0:10
合計
10:39
距離 33.3km 登り 819m 下り 2,093m
5:56
22
宿泊地
6:18
6:23
28
6:51
85
8:16
23
8:39
8:40
55
9:35
9:39
416
天候 晴れ雲
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行きはイオンモール熊本から内大臣橋入り口までバス
帰りは湯山入り口から人吉まで路線バス、人吉ICから高速バスで熊本というアクロバティックな移動
(肥薩線が不通のため)
コース状況/
危険箇所等
・内大臣橋〜広河原
車両通行不可。工事中だが歩行での移動は十分可能。
・広河原〜国見岳
踏み跡はうっすらある。テープもちらほら。
この時期虫がいなく、ヤブも無いのでどこでも歩ける。
・国見岳〜白鳥山
快適な縦走路。笹も刈ってあり、景色も良い。
峰越峠(椎葉越の少し先)には駐車場とトイレあり。
・白鳥山〜銚子笠
踏み跡はほぼ無いが、テープがあるのと、ヤブが低いので尾根間違いをしなければ歩ける。
途中尾根沿いに地図にない林道があるが、途中で途切れる。リカバリは可能な範囲だが、不安ならずっと尾根伝いが安心
・銚子笠(手前)〜横才川沿い
地形図上に道はあるが、実際は無いに等しい。
とはいえヤブの薄い植林地帯なので、方角が正しければ降りられる。
途中から林道にぶつかるので安心感有り。
・横才川〜汗の迫
横才川にぶつかってから少しすると、地形図上には存在しない三叉路がある。
現状、水上越方面と、横才川沿いの道に全面通行止めの看板がでている。
唯一残った舗装路を進んだが、これはおそらく不土野峠までつながっている林道であり、水上村役場方面にはつながっていない。
途中で気づき、仕方なく適当な尾根道を降りたが、全面通行止めの看板が出ている道を地図通り進むのが正解だったと思われる(途中からこの道で、土砂崩れが起きていたが、歩けはした)
国見岳の山頂より
2020年10月31日 16:31撮影 by  Pixel 4 XL, Google
10/31 16:31
国見岳の山頂より
水上村に向かう横才川横は崩れていて通常進めない
2020年11月01日 13:21撮影 by  Pixel 4 XL, Google
11/1 13:21
水上村に向かう横才川横は崩れていて通常進めない
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

感想

九州縦断山行の中で、特にきついルートだったのではと思う。

国見岳の縦走はとにかくアクセスが悪く、最寄りのバス停をつないでも、最低一泊テント泊が必要で、またかなり長い林道歩きを強いられた。
その林道や林道からの山道も危なかっしいとこがちょいちょいあり、気軽にチャレンジできるルートではなかった。

国見までの取り付きは、もともと他の山行記録を見て緑川の方からいくつかの尾根を経由し縦走する予定だった。
ただバスのアクセスが強烈に悪く(午前中に着くバスがない)、別の道を探していたところ、広河原からのルートが林道は長いが歩けそうな道だったのでこちらから取り付き。
たしかに林道は長かったが、山道自体は安心して歩けた。

国見岳を超え適当な広尾根で一泊。
頂上付近には3張ほどテントが張ってありました。
鹿が多くて、勝手にクマにビクビクしてたけど、後で調べたら九州にクマはいないとのこと。
イノシシはいた。

下りがとにかく大変で、もう道は無いところを歩く必要があった。
林道トラップは過去何度か辛い思いをしているのに、またやらかしてしまった。
さすがに通行止めと書かれた横に同じ方向に進む立派な舗装道があればそっちを選んでしまうか…
違和感は常時感じてて、だからこそのリカバリールートをとったのだが、やはり地図にない道は信じてはいけないと思った。(地図にない林道で救われた試しがない)
リカバリールートに選んだ尾根道は、林道に出る直前がガレており、かなり危なっかしい歩行になってしまった。(途中滑落しかけ、最悪骨折程度はありえた)
改めて思ったのは、山で危ないのは道でないところを歩くことであり、旧道だろうが廃道だろうが地図に道があればそちらを信じたほうが良い、ということである。

とはいえ、最もきついとこは突破したので、引き続き頑張りましょう

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