鍋焼きうどんを食べに♪ 鍋割山〜塔ノ岳
- GPS
- 08:20
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,393m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
天候 | 晴れ→昼過ぎから山頂ガス→雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・バスターミナル向かいに24時間パーキング有り(1日800円) 6:30に到着したが、30台ほどある駐車場は自分たちで満車でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大倉、二俣に登山ポスト有り。 ・トイレは大倉バスターミナル(無料)、各山小屋に有り(各山小屋により無料から100円) ・危険箇所は特にないが、午後はツルツル、ドロドロ。 |
写真
感想
久しぶりの丹沢。丹沢は家を出る時間が遅くて嬉しい。
戸倉公園の駐車場が8時半からなので、24時間営業の大倉駐車場へ止めようと
6時半に大倉到着。
冬だし余裕かな〜と思っていたら、最後の1スペースで、我々で満車。
後ろにも車がいたようだが、ギリギリ止められたことにまずは感謝。
準備を済ませてバスターミナルにあるトイレに向かうと、
丁度始発のバスが2台到着。
2台ともハイカーでぎゅうぎゅうのようだった。
7時に出発。他のハイカー達が大倉尾根へ進むところを、
我々は鍋焼きうどん目指して鍋割山へ向かう。
紅葉のシーズンには鍋焼きうどんに2時間待ちってこともあるそうで、
それは回避したいところ。
と言いつつも、バカ尾根登りたくないんじゃないかって噂もある。。。
暫く舗装路を歩いていると、駐車場を探している車が。
他に駐車場が無いか聞かれたが、自分達も把握しておらず、力になれなかった。
ネットに穴を開けただけの簡易的な鹿避けを潜ると、未舗装の登山道だが、すぐに林道に出る。
林道は傾斜は緩いが、ダラダラと長い。
そんな道を暖気運転と称してダラダラ歩く。
途中、黒竜ノ滝を眺めることができるが、今回はパスして鍋焼きうどんを目指し進む。
二股から登山道かと思いきや、また別の林道へ。
林道終点には登山者へと託された2リットルのペットボトルやら麺つゆやらガス缶やらが置いてあり、
体力に余裕のある登山者や、ザックにスペースのある登山者はボッカすることになっているようだ。
あくまでボランティアなので、ご褒美は特になく、助け合いの精神のみ。
先に到着していたハイカーさんは麺つゆ15本くらいをザックに入れていた。
35リットルザックにはスペースも大して無かったが、ガス缶12本を入れてみた。
いつも背負ってる子供に比べれば軽いもんだが、雪道だし丹沢だし無理のない範囲で。^^;
相棒はペットボトル2本を仕舞い込む。
これが鍋焼きうどんに変わると思えば、頑張り甲斐もある。
橋を渡ると急に積雪の量が増してきた。
ここまで傾斜が緩かったってことは、その分ここからキツイってことで、
塔ノ岳まで行くなら距離もあるし、大倉尾根より厳しいんじゃないかと思ったが、
登山道自体は大倉尾根より楽な気がした。
どちらにせよ、下山は気温が高くなる午後。グズグズの登山道を下るのは気が重い。。。
後沢乗越を過ぎ、少し登ると完全に雪道になってきた。
馬酔木ゾーンがあったので、来月辺りはキレイそうだとか考えながら下山者を見るとアイゼン装着。
この先は更に積もってるんだろうなと容易に想像できる。
富士山も見えたが、ほとんど雲に隠れている。
むしろ後ろにあるはずに南アルプスの方がよく見えていた。
そうこうしているうちに、コースタイム通りに鍋割山へ到着。
ボッカしてきたガス缶を渡し、お礼のお言葉をいただく。
鍋焼きうどんのオーダーは、伝票に名前と個数を書いて待つだけ。
小屋内で待っていないと、順番がきても飛ばされるので注意。
小屋の中には10人程がいたが、5分も待たずに名前を呼ばれた。
先に来て正解。
できたての鍋焼きうどんはアツアツで胃が痛くなるほど熱い。
小屋内もおそらくは氷点下。身体も温まるが、そのギャップに身体がついていかず。。。
場所を考えると1000円って安い気もするが、味も美味しく、名物になるのも頷ける。
下であった麺つゆおじさんと入れ替わるように外へ出て、軽アイゼン装着。
今日の目的は達成したので、あとは塔ノ岳でティータイムを楽しむだけだ。
ここからはアップダウンを繰り返し、金冷シへ。
大倉尾根は人気もあり、渋滞気味に。
だが、久しぶりの雪道にスタミナも削られ、抜かす元気はなかった。
そんな渋滞の中、最後の登りの階段を登っていると、悲鳴とともに下山中のおばさんが落ちてきた。
本人は怪我も無さそうで、大丈夫と言っていたが、目の前で見ていた自分には間一髪のように見えた。
もう少しで頭部を階段の支柱に強打するところだった。
下山は自分も注意しようと気を引き締める出来事でした。
塔ノ岳にも予定の10分遅れで到着。
丹沢や蛭ヶ岳、大山や相模湾も眺められたが、すぐに雲に覆われ、気温も下がってきた。
この日はダイヤモンド富士が見れるとのことだったが、
この分では見れないだろう。
寒冷地に強いガスでも火が着きにくく、何度もカチカチやっていると、
いたる所からカチカチと音が聞こえてきた。みんな一緒のようだ。
アツアツのコーヒーも堪能し、またもや一緒になった麺つゆおじさんからチョコをもらい、
至福の時を過ごす。
麺つゆおじさんは明日東京マラソンに出場するそうだ。そのタフさに頭が下がります。
さぁ、あとは下るだけ。
ただ、バカ尾根下山はさすがに膝にくるだろう改めて気が重くなったが、下りないわけにいかない。
登りの人も少なくなり、譲り合いの待機時間もほとんどかからず快適。
アイゼンは花立山荘で外した。これより下は邪魔になるだけのようだ。
見晴茶屋で相方トイレ休憩のため待っていると、軽装のカップルが上がってきた。
彼女の方はシャカシャカジャージにスニーカー、そして手ぶら。
彼氏の方も似たような恰好に肩掛けカバン。
寒くても羽織るものも無さそう。
小屋番さんにも見えないし、15時前にこの場所登ってるって何だろうか。
こんな時に声を掛けた方がいいのかと、いつも思いますが、
結局は大きなお世話かと放置。
遭難とか報道されてないからなんとも無かったようですが。。。
大倉駐車場に到着したのは予定時刻10分押し。
大体予定通りに歩け、ちょっとした雪山遊びができて大満足に終わった今回の山行。
今回下山時に子連れファミリー2組に遭遇したが、小さい子共は6歳くらいに見えた。
mineもバカ尾根登れるくらいになってくれれば、山の選択の幅も広がるだが。。。
来月は秩父の山に登る予定です。
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