渋の湯発、高見石小屋泊、天狗岳登頂
- GPS
- 26:37
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
8:10渋の湯登山口-9:10賽の河原-10:20高見石小屋12:20-13:00白駒池13:20-14:20麦草峠方面分岐-ルートミス-15:15丸山山頂-15:50高見石小屋
3日
5:00高見石小屋-6:00中山展望台-6:10中山山頂-6:30中山峠-7:40東天狗岳山頂-8:00西天狗岳山頂-9:10黒百合ヒュッテ-10:40渋の湯登山口
天候 | 2日:曇り 3日;晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は40-50台ぐらいで、1,000円/日。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場まで ところどころがアイスバーンでになっていた。 4輪ともスタッドレスを装着していたがFF車では、スリップしてしまい登れなかったため、チェーンを使用した。 スタッドレスを装着した4WD車でも、立ち往生している車もあった。 渋の湯〜高見石小屋 時間が早かったことと、やはり黒百合方面へ入る人が多いためか、人の入りは少なかった。 賽の河原は開けた場所なので、視界不良時には注意が必要だと思う。 再び樹林帯に入る場所には標識がある。 高見石小屋〜白駒池〜丸山 白駒池まではここ数日は人が入っていない様で、トレースが無かった。 特に高見石小屋に近い場所で、ルートを探しながら進む場所もあった。 高見石小屋から丸山へ向かうと、麦草峠方面と渋の湯方面への分岐があるが、麦草峠方面はここ数日人が入っていない様だった。 さらに丸山への分岐は標識が埋まっており、完全に気づかなかった。 白駒池方面に随分進んでから気づいて引き返した。 高見石小屋〜天狗岳〜黒百合ヒュッテ 日曜日ということで土曜日のトレースが非常に明瞭で迷うような場所なし。 土曜日の早い時間帯は、踏み後は薄いと思われる。 中山峠から天狗岳は風は強いものの、耐風姿勢が必要というほどではなくおそらく穏やかなほうだったと思う。 そのおかげもあって、ルートは明瞭でアイゼンもよく効いて登りやすかった。 もしも、強風でもっと気温が低く、雪面が凍っていたら難易度はもっと高かったはずである。 黒百合ヒュッテ〜渋の湯登山口 ここも大勢の人が歩いており、トレースは非常に明瞭。 アイゼンをつけている人、いない人様々だった。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
昨年、夏沢鉱泉からたどり着けなかった天狗岳。
今年は渋の湯から目指します。
天気予報を見ると、土曜日は晴れの予報だが、気圧配置は風が強そう。
西高東低の緩む日曜日のほうが絶対に良いと考え、土曜日は高見石小屋に泊まり、日曜日に天狗岳を目指す予定とした。
2日
樹林帯を抜けて賽の河原まで来ると、開けた場所になる。
賽の河原を登り、また樹林帯に戻るが、ここには左折の標識がある。
しかし、先行者が直進した足跡があり、迷った挙句直進してしまう。
結局、途中で進めなくなり引き換えしたが、標識があるにもかかわらず間違った方へ行ってしまったのは反省大であった。
高見石小屋には宿泊者としては一番乗り。
宿泊の受付時に個室が空いているよと言われ、値段を聞いたら1室3,150円。
翌日は早出だし、個室のほうが気兼ねしなくていいよねと、個室に決定。
個室は灯油ストーブと豆炭のコタツ付き。
これでこの値段ならば大満足。
休憩後白駒池へ。
踏み後は消えており、途中ルートを探す場面もあったが、踏まれていない雪をスノーシューで歩くのは気持ちいい。
白駒池は真っ白。
雪はフカフカではなく、ザクザクした感じで歩くのは少し疲れる感じ。
池の外周を一周しようと思ったが、ちょっと大変そうなので中止。
とはいえ、池の上を適当に歩いて、池の上にGPS軌跡を付けてみた。
後から見てみて、満足満足。
小屋から丸山へ向かう時、ルートミス。
白駒池に随分近づいてから気づいて引き返し。
丸山の山頂標識は雪の下だったので掘り起こして写真撮影。
ココからは西天狗が見えました。
小屋へ戻り自炊の夕食。
豚肉、合鴨、野菜を持って行っての味噌鍋。
おいしく頂いた後は、キレイな日の入り。
夜は町では見えないような星も沢山見えて、満点の星空。
あまり大勢が見に来てはいなかったのが意外。
時間が合わなかっただけかな。
3日
この日は中山で日の出が見れるといいなと思い、3時45分に起床し部屋で朝食を摂って、ヘッドライトを付けて5時出発。
中山を目指して歩いていると徐々に明るくなり、木々の間から東の空が赤くなってくるのが見える。
日の出にはちょっと間に合わないかなと思いながらも気持ちだけは少し急ぎ気味。中山展望台からは西方面が開けていてアルプスがよく見える。
そこから10分弱進んで東方面が開けた中山山頂へ。
まさに日が出始めるタイミングで中山へ到着し、キレイな日の出にご対面。
やはり今日は当たりの日。
中山峠から一旦黒百合方面の樹林帯に入ってピッケル、バラクラバ、グローブなど装備を整えて天狗を目指す。
ほどよく固まった雪面はアイゼンがよく効き登りやすい。
風もそれほどではなく、順調に東天狗山頂へ。
山頂からは南北中央アルプス、八ヶ岳の山々が一望できて素晴らしい眺め。
そのまま西天狗に向かう。
こちらも同様の360度の大展望を満喫。
西天狗のほうが風は弱く、ノンビリ出来た。
今回は条件に恵まれたためか、昨年の硫黄岳の方がきつかったかな。
最高の条件での山登りを満喫できたが、2度のコースミスがあったことは非常に大きな反省点である。
2回ともちょっとおかしいかなと思うところがあったにもかかわらずしばらく進んでしまっている。
コンパスや地図で方角・現在地の確認や引き返すなどをもっと早く行わないと非常に危険である。
この辺の感覚を養わないといけないな。
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