ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 273974
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

渋の湯発、高見石小屋泊、天狗岳登頂

2013年03月02日(土) ~ 2013年03月03日(日)
 - 拍手
1qaz その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
26:37
距離
17.5km
登り
1,232m
下り
1,222m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

2日
8:10渋の湯登山口-9:10賽の河原-10:20高見石小屋12:20-13:00白駒池13:20-14:20麦草峠方面分岐-ルートミス-15:15丸山山頂-15:50高見石小屋

3日
5:00高見石小屋-6:00中山展望台-6:10中山山頂-6:30中山峠-7:40東天狗岳山頂-8:00西天狗岳山頂-9:10黒百合ヒュッテ-10:40渋の湯登山口
天候 2日:曇り
3日;晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
渋の湯までバスが出ている。始発は8時ごろに到着していた。
駐車場は40-50台ぐらいで、1,000円/日。
コース状況/
危険箇所等
駐車場まで
ところどころがアイスバーンでになっていた。
4輪ともスタッドレスを装着していたがFF車では、スリップしてしまい登れなかったため、チェーンを使用した。
スタッドレスを装着した4WD車でも、立ち往生している車もあった。

渋の湯〜高見石小屋
時間が早かったことと、やはり黒百合方面へ入る人が多いためか、人の入りは少なかった。
賽の河原は開けた場所なので、視界不良時には注意が必要だと思う。
再び樹林帯に入る場所には標識がある。

高見石小屋〜白駒池〜丸山
白駒池まではここ数日は人が入っていない様で、トレースが無かった。
特に高見石小屋に近い場所で、ルートを探しながら進む場所もあった。
高見石小屋から丸山へ向かうと、麦草峠方面と渋の湯方面への分岐があるが、麦草峠方面はここ数日人が入っていない様だった。
さらに丸山への分岐は標識が埋まっており、完全に気づかなかった。
白駒池方面に随分進んでから気づいて引き返した。

高見石小屋〜天狗岳〜黒百合ヒュッテ
日曜日ということで土曜日のトレースが非常に明瞭で迷うような場所なし。
土曜日の早い時間帯は、踏み後は薄いと思われる。
中山峠から天狗岳は風は強いものの、耐風姿勢が必要というほどではなくおそらく穏やかなほうだったと思う。
そのおかげもあって、ルートは明瞭でアイゼンもよく効いて登りやすかった。
もしも、強風でもっと気温が低く、雪面が凍っていたら難易度はもっと高かったはずである。

黒百合ヒュッテ〜渋の湯登山口
ここも大勢の人が歩いており、トレースは非常に明瞭。
アイゼンをつけている人、いない人様々だった。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
ここから出発。
駐車場含めこの辺りがカチンコチン。
2013年03月02日 08:13撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 8:13
ここから出発。
駐車場含めこの辺りがカチンコチン。
登山道はこんな感じ。
この時点で先行者は3人だと思われる。
2013年03月02日 09:00撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 9:00
登山道はこんな感じ。
この時点で先行者は3人だと思われる。
サイの河原
2013年03月02日 09:23撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 9:23
サイの河原
ポールを立ててあるが、視界不良時には道迷いに注意が必要。
2013年03月02日 09:33撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 9:33
ポールを立ててあるが、視界不良時には道迷いに注意が必要。
再び樹林帯へ。
2013年03月02日 09:53撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 9:53
再び樹林帯へ。
標識は雪の中。
2013年03月02日 10:13撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 10:13
標識は雪の中。
高見石小屋に到着。
2013年03月02日 10:22撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
3/2 10:22
高見石小屋に到着。
小屋前の温度計は氷点下8℃。
2013年03月02日 10:23撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 10:23
小屋前の温度計は氷点下8℃。
ランプが並んでいますが、今はランプ型の電気を使用しています。
2013年03月02日 10:48撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
2
3/2 10:48
ランプが並んでいますが、今はランプ型の電気を使用しています。
2階の大部屋。
コタツとストーブが置いてありました。
2013年03月02日 10:56撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 10:56
2階の大部屋。
コタツとストーブが置いてありました。
休憩後白駒池へ。
踏み後無く道が不明瞭。
2013年03月02日 12:23撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
3/2 12:23
休憩後白駒池へ。
踏み後無く道が不明瞭。
白駒池。
しっかり凍って真っ白です。
2013年03月02日 13:06撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
2
3/2 13:06
白駒池。
しっかり凍って真っ白です。
水汲み場。
2013年03月02日 13:11撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 13:11
水汲み場。
高見石小屋へ戻り、丸山を目指す。
麦草峠方面の踏み後も消えています。
2013年03月02日 14:18撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
3/2 14:18
高見石小屋へ戻り、丸山を目指す。
麦草峠方面の踏み後も消えています。
丸山への分岐。
標識が埋まっていて気づかず通り過ぎてしまった。
2013年03月02日 15:03撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 15:03
丸山への分岐。
標識が埋まっていて気づかず通り過ぎてしまった。
山頂標識は雪の中。
2013年03月02日 15:21撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 15:21
山頂標識は雪の中。
明日目指す天狗岳。
これは西天狗。
2013年03月02日 15:21撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/2 15:21
明日目指す天狗岳。
これは西天狗。
高見石から真っ白な白駒池。
2013年03月02日 15:38撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
3/2 15:38
高見石から真っ白な白駒池。
夕食後に日の入り。
2013年03月02日 17:35撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
3/2 17:35
夕食後に日の入り。
2日目は朝5時出発。
氷点下14℃。
2013年03月03日 04:57撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/3 4:57
2日目は朝5時出発。
氷点下14℃。
中山展望台からは西方面が望めます。
2013年03月03日 06:07撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/3 6:07
中山展望台からは西方面が望めます。
日の出は東方面が開ける中山山頂で。
2013年03月03日 06:11撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
6
3/3 6:11
日の出は東方面が開ける中山山頂で。
東西両天狗。
2013年03月03日 06:15撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/3 6:15
東西両天狗。
赤みを帯びています。
2013年03月03日 06:29撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
3/3 6:29
赤みを帯びています。
にゅうも行ってみたいけど、、、。
2013年03月03日 06:30撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/3 6:30
にゅうも行ってみたいけど、、、。
ココが一番急。
凍っていないので大した事ありません。
2013年03月03日 07:09撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4
3/3 7:09
ココが一番急。
凍っていないので大した事ありません。
眺望は非常にいいです。
2013年03月03日 07:10撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/3 7:10
眺望は非常にいいです。
山頂から北八つ方面。
2013年03月03日 07:40撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
3/3 7:40
山頂から北八つ方面。
北アルプス。
2013年03月03日 07:43撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
3/3 7:43
北アルプス。
ちょっとズーム。
2013年03月03日 07:46撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
1
3/3 7:46
ちょっとズーム。
西天狗から見る東天狗。
2013年03月03日 08:03撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3
3/3 8:03
西天狗から見る東天狗。
赤岳、阿弥陀、後ろには南アルプス。
2013年03月03日 08:10撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
2
3/3 8:10
赤岳、阿弥陀、後ろには南アルプス。
撮影機器:

感想

昨年、夏沢鉱泉からたどり着けなかった天狗岳。
今年は渋の湯から目指します。
天気予報を見ると、土曜日は晴れの予報だが、気圧配置は風が強そう。
西高東低の緩む日曜日のほうが絶対に良いと考え、土曜日は高見石小屋に泊まり、日曜日に天狗岳を目指す予定とした。

2日
樹林帯を抜けて賽の河原まで来ると、開けた場所になる。
賽の河原を登り、また樹林帯に戻るが、ここには左折の標識がある。
しかし、先行者が直進した足跡があり、迷った挙句直進してしまう。
結局、途中で進めなくなり引き換えしたが、標識があるにもかかわらず間違った方へ行ってしまったのは反省大であった。
高見石小屋には宿泊者としては一番乗り。
宿泊の受付時に個室が空いているよと言われ、値段を聞いたら1室3,150円。
翌日は早出だし、個室のほうが気兼ねしなくていいよねと、個室に決定。
個室は灯油ストーブと豆炭のコタツ付き。
これでこの値段ならば大満足。

休憩後白駒池へ。
踏み後は消えており、途中ルートを探す場面もあったが、踏まれていない雪をスノーシューで歩くのは気持ちいい。
白駒池は真っ白。
雪はフカフカではなく、ザクザクした感じで歩くのは少し疲れる感じ。
池の外周を一周しようと思ったが、ちょっと大変そうなので中止。
とはいえ、池の上を適当に歩いて、池の上にGPS軌跡を付けてみた。
後から見てみて、満足満足。

小屋から丸山へ向かう時、ルートミス。
白駒池に随分近づいてから気づいて引き返し。
丸山の山頂標識は雪の下だったので掘り起こして写真撮影。
ココからは西天狗が見えました。

小屋へ戻り自炊の夕食。
豚肉、合鴨、野菜を持って行っての味噌鍋。
おいしく頂いた後は、キレイな日の入り。
夜は町では見えないような星も沢山見えて、満点の星空。
あまり大勢が見に来てはいなかったのが意外。
時間が合わなかっただけかな。


3日
この日は中山で日の出が見れるといいなと思い、3時45分に起床し部屋で朝食を摂って、ヘッドライトを付けて5時出発。
中山を目指して歩いていると徐々に明るくなり、木々の間から東の空が赤くなってくるのが見える。
日の出にはちょっと間に合わないかなと思いながらも気持ちだけは少し急ぎ気味。中山展望台からは西方面が開けていてアルプスがよく見える。
そこから10分弱進んで東方面が開けた中山山頂へ。
まさに日が出始めるタイミングで中山へ到着し、キレイな日の出にご対面。
やはり今日は当たりの日。

中山峠から一旦黒百合方面の樹林帯に入ってピッケル、バラクラバ、グローブなど装備を整えて天狗を目指す。
ほどよく固まった雪面はアイゼンがよく効き登りやすい。
風もそれほどではなく、順調に東天狗山頂へ。
山頂からは南北中央アルプス、八ヶ岳の山々が一望できて素晴らしい眺め。
そのまま西天狗に向かう。
こちらも同様の360度の大展望を満喫。
西天狗のほうが風は弱く、ノンビリ出来た。
今回は条件に恵まれたためか、昨年の硫黄岳の方がきつかったかな。

最高の条件での山登りを満喫できたが、2度のコースミスがあったことは非常に大きな反省点である。
2回ともちょっとおかしいかなと思うところがあったにもかかわらずしばらく進んでしまっている。
コンパスや地図で方角・現在地の確認や引き返すなどをもっと早く行わないと非常に危険である。
この辺の感覚を養わないといけないな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4252人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [3日]
縞枯山〜茶臼山〜高見石〜中山〜東天狗岳
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら