権現岳 八ヶ岳連峰 素晴らしい雪景色
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,434m
- 下り
- 1,431m
コースタイム
6:40 女天山
7:10 天ノ河原
9:10 前三ツ頭
9:55 三ツ頭
10:50 権現岳山頂
11:55 三ツ頭
12:15 前三ツ頭
13:25 天ノ河原
13:35 女天山山頂
13:50 女天山入口交差点登山終了
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所は山頂直下のトラバースする箇所。今日は雪の状態が良く新雪が適度に踏まれていて何ともなかったが、凍っていたり雪の積もり方により斜度がきつくなり注意が必要。 アイゼンとピッケル・ワカンは持っていたほうが良い。 山頂へ向かう急登の稜線と手前の稜線は天気がよければよく分かるので何ともないと思うが、見晴らしが悪いときは雪庇がかなり張り出しているので注意が必要。 天女山山頂のトイレは冬期は使用中止になっている。 登山ポストは天女山山頂からの登山口にある。 |
写真
感想
今回は2週間前に赤岳に登ったときから登りたいと思っていた権現岳に行くことにした。
夜空には、さんさんと星が輝いている。切れるように寒い。
今日は晴天になりそうだ。
CX5に乗り込み深夜2:10 自宅を出発。
尾張パークウエーから小牧東インターで中央自動車道に入り、長坂インターで下りる。北上していくと天女山入口に着く。車の外気温はマイナス9℃。
まだ薄暗いのにこの信号機の左向こう側にある駐車スペースは満車状態。と言っても8台しか置けない。
ここまで来る道路は両サイドに雪の小さな壁がありとても車は駐車できない。どうしようか考えていた。
信号の右手前に水道局があり雪が積もり車は入った形跡がなかったのでこのゲート手前に駐車した。
登山準備を行い6:10登山開始。
寒い。
トレースはあり迷うことはなかった。
登り始めてすぐに太陽が現れ始める。
樹林の中でご来光を迎える。
天女山から三ツ頭の向こうに権現岳がはるか遠くに見える。快晴で白銀の姿を見て”よーし!登るぞ!”登高意欲が増す。
早朝冷え込んだため雪が適度に締まりアイゼンが気持ちよくきく。
少し登ると天ノ河原に着く。
ここからの見晴らしは素晴らしく、朝日を浴びる南アルプスの白銀の山々と朝日を浴びる白銀の富士山が見える。
メッチャ綺麗な景色で感動した。
ここから標高1900m位まではアップダウンを繰り返しながら樹林の中を進む。
標高1900m位を過ぎると一気に急登が始まる。
新雪の積もっているとこをもある。
しかし、先行者のラッセルの跡があるのでラッセルをしなくても良かった。
前三ツ頭に到着。とにかく素晴らしい景色。
振り返ると白銀の稜線の向こうに富士山が見える。南アルプスも白銀に輝いている。
そしてこのあたりは風が強く吹いているのか積雪が風を受けて模様を作っている。
自然が作り出す造形美。
とっても綺麗だった。
ここからまた急登が始まる。
三ツ頭に到着。
ここから目指す権現岳。後方に赤岳から阿弥陀岳が出現。メッチャ素晴らしい景色で感動した。
岩と白銀の世界!メッチャ凄い景色!
振り返ると富士山・南アルプス・そして中央アルプスがとにかく白い。今年は中央アルプスにはかなり雪が多く有りそうな感じがする。
ここから一旦下りもう一度アップダウンを繰り返す。
権現岳は東側が切立っているので雪庇も大きい。今日は快晴だから危険ではないが見晴らしの悪いときは雪庇に近づかないように注意が必要。
山頂へ向かう最後の急登。
だんだん風が強くなり気温も低くなってくる。メッチャ寒い。
山頂直下で斜度の大きい所をトラバースしながら登る。今日は新雪があり雪の状態が良く何ともなかったが、凍っていたりすると要注意の場所。
やっとの思い出山頂に到達!
山頂は風が強く雪が飛ばされ岩が凍り付いている。
とっても素晴らしい景色!白銀に輝く八ヶ岳の山々・南アルプス・富士山・御嶽山・中央アルプス・乗鞍岳・北アルプスと何とも贅沢な見晴らし。
メッチャ寒いので写真を撮り早々に下山開始。
下山途中で気温が上がった為かアイゼンに雪が付着する箇所があった。
何度か写真を撮りながら下っていく。
トレースを外れるとメッチャ雪に埋まる。かなり雪が深いところがある。
13:50 車に到着。無事登山を終了した。
今回の登山は早朝冷え込んだ為雪が適度に締まりアイゼンが良く効き登りやすかった。厳冬期の権現岳に登ったのは初めてです。快晴で見晴らしも良く最高の登山だった。
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