天上山（神津島）

2020年11月20日(金) ~ 2020年11月22日(日)

• GPS: 35:00
• 距離: 5.8km
• 登り: 501m
• 下り: 474m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:28
• 休憩: 0:05
• 合計: 0:33

14:50 秩父山南登山口
15:05 15:10 秩父山
15:23 秩父山南登山口

2日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:02

8:00 黒島登山口
8:32 0:00 黒島十合目
8:35 8:40 オロシア石塁
9:05 0:00 表砂漠
9:16 9:30 天上山最高点
9:45 0:00 天空の丘
9:55 0:00 新東京百景展望地
10:07 10:20 表砂漠
10:35 黒島山頂10合目
11:02 黒島登山口

　以前から計画していた、神津島の天上山を訪ねる事が出来た。初日は小雨交じりの天気の中、島南部の秩父山を訪ね。2日目に天上山へ。黒島登山口より高度を一気に上げて台地状の山頂部へ上がると、低木帯の先に「砂漠」と名付けられた荒涼とした景色が広がっている。壮大な景観を楽しみながら辿り着いた山頂からは、真青な太平洋を一望する事が出来た。
　気分の良い山頂だった天上山。この山をもって、関東百名山を完登、新日本百名山も97座目となりました。

天候

初日小雨、2日目晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

竹芝よりジェットホイールで神津島へ。島内はレンタカーを利用。
帰路は大型船で横浜港へ。（11月以降、神津島へのジェット船は毎日運航していない。）

その他周辺情報

黒島登山口へは、島内幹線道路から分岐して登山口下を経由して多幸湾へと伸びる道路を利用するのが便利。（古い地図やナビには載っていない）

写真

11/20 8:06

竹芝桟橋の東海汽船窓口で、予約票を提示して乗船券に交換する。待合室は朝7時に開く。

11/20 7:23

乗船口で確認すると、船は神津港ではなく島の東側にある多幸湾に着くと表示連れていた。

11/20 8:23

高速船のジェットホイールに乗り込む。

11/20 8:26

船内の様子。高速船は大型船と違い、シートベルトの着用が必要だ。波があったが、予想以上に揺れは無かった。

11/20 12:41

神津島の多幸湾に予定通り12時30分に到着。残念ながら小雨の天気。

11/20 12:44

多幸湾から神津港へは、村営のバスを利用する。船の到着に合わせて多幸湾を12時45分に出発した。

11/20 13:17

レンタカー屋でハンバーガーの昼食。ファーストフードでは無く、調理したてのハンバーガーで美味しかった。

11/20 14:53

天上山は翌日にして、初日は島南部にある秩父山を訪ねる事にする。舗装道路脇の階段が、登山口になっていた。

11/20 14:54

南国の植生の中を登っていく。

11/20 15:06

約15分で山頂広場に到着。三角点はあった。山頂を示す標識を探すと...。

11/20 15:07

山頂標識は、ブルーシートに覆われた資材の後ろにあった。標識の前から、少しずらして置いて欲しかったなあ。

11/20 15:13

秩父山の山頂付近から見た天上山。明日の天候回復を祈りながら山頂を後にした。

11/20 18:24

宿泊は前浜地区にある民宿。夕食に出た「金目鯛の煮付」が美味しかった。

11/21 7:39

2日目は天候が回復。青空になる。宿の近くからも、天上山が良く見えた。

11/21 7:56

黒島登山口には駐車場が無いが、登山口付近の道幅が広くなっていて、車が停められる様になっていた。

11/21 7:57

登山口より天上山を見上げる。

11/21 8:01

天上山の黒島登山口。

11/21 8:03

天上山の南斜面を、階段状の登山道で一気に登ってゆく。

11/21 8:03

足元には、「アキノキリンソウ」の花が咲いていた。

11/21 8:19

「ウメバチソウ」の花も咲いている。

11/21 8:33

9合目付近から前浜方面を見下ろす。

11/21 8:34

もう一息で黒島山頂10合目だ。

11/21 8:37

黒島山頂にある「オロシア石塁」の展望台で一休みする。

11/21 8:43

黒島10合目から、表砂漠方面。

11/21 8:44

暫くの間は、樹木のトンネルの中を進む。

11/21 8:55

表砂漠が近づくと、木々が無くなり登山道は砂の道となった。

11/21 9:04

表砂漠に到着。白い砂地が広がっていた。

11/21 10:08

表砂漠より、天上山の最高点方面。

11/21 9:08

黄色いペンキ印を辿って、最高点を目指して登ってゆく。

11/21 9:13

山頂部への最後の登り。

11/21 9:17

天上山の最高点。太平洋の青い海原が広がっていた。気持ちの良い山頂だ。

11/21 9:18

最高点より、台地状になっている天上山の山頂部を見下ろす。

11/21 9:16

山頂直下で「イソギク」が花を付けていた。

11/21 9:38

山頂台地に多く見られた「リンドウ」の花。

11/21 9:45

天空の丘より、式根島、新島、利島を俯瞰する。

11/21 11:28

下山後、車で多幸湾へ移動。港より天上山を見上げる。

11/21 12:06

一応観光地も訪ねる事にして、島北部にある赤崎遊歩道に立ち寄る。11月という事で、誰もいなかった。

11/20 16:22

神津島温泉保養センターで汗を流す。昼時で人がおらず貸切状態だった。日帰り入浴は800円。

11/21 13:13

早々にレンタカーを返却し、神津港「よっちゃれセンター」の食堂へ。金目鯛の漬丼にビールで乾杯。この為に車を返したのだ。

11/21 14:28

食事後は前浜集落付近を散策。神津港の桟橋より、天上山を見上げる。

11/22 10:13

3日目は風も収まり、前浜港より10時30分発の大型船に乗船する。

11/22 10:53

船上より、神津島の天上山を振返る。良い山だったなあ。

11/22 12:31

船は、式根島、新島、利島、大島を経由して横浜・東京へ。

11/22 17:54

横浜港へ到着する。3日間の神津島の山旅が終った。

撮影機器：

NIKON 1 J5 NIKON CORPORATION

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

littletrekker

　島の山旅という事で、行は時間の節約から高速ジェト船。帰路は運行がより確実な大型船を選択しました。西風が強い日には神津港ではなく、島の東側の多幸湾へ着きます。宿の送迎がある時は対応してくれますし、送迎が無い時は船の時間に合わせて運行している村営バスで、神津港へ移動できます。
　島内の移動は、温泉施設や秩父山へ行く事を考えてレンタカーを利用。訪ねる計画をした処に、ほぼ行く事が出来ました。島内、特に前浜地区の集落は道が細く、集落内の散策は徒歩の方が融通が利きます。
　天上山の山バッチは、神津港の待合室にある観光案内所の売店で入手出来ます。
　また島からの荷物は、朝8時迄に宿に出荷を依頼すると、直ぐ集荷に来てくれて当日の船便に乗ります。都内の自宅に翌日の昼前に着きました。