鳳凰山(夜叉神峠>南御室テント>砂払まで)
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 26:15
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,709m
- 下り
- 1,699m
コースタイム
2日目:6:00南御室小屋-7:00砂払-7:50小屋-8:30苺平-9:50辻立峠-10:40夜叉神峠小屋-11:13夜叉神峠P
天候 | 1日目:晴れ 2日目:曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は、ほぼ雪道。夜叉神からの登りと、峠小屋からの尾根は雪の無い箇所もある。行き帰りともに夜叉神峠小屋付近でアイゼンを脱着。峠小屋から辻立まで、昼間の融雪が夜間に凍結してアイスバーンの箇所が多数あるので要注意。辻立峠から先は完全な雪道ですが、良く踏まれていて、ワカンは必要なし。南御室小屋は、雪に9割埋まっているが、冬季小屋が一部オープンになっていて食事に使える。小屋のすぐ東側にある水場を、他パーティーがスコップで掘り出してくれたので、水はちょろちょろと出ている。最後までワカンは使わなかったが、ストック無しで登っていた人は、苺平手前の急登で踏み抜きが大変そうでした。全体を通じて、危険箇所は殆ど無いが、森林限界を超えた砂払いは、雪が飛ばされた岩場なので、風が強い時は、アイゼンワークに注意が必要です。 |
写真
感想
冬山から遠ざかっていたけれど、関東は日中20℃という予報が出て、年始からの仕事が一息ついたので、ザックにテントと寝袋を詰め込んで、鳳凰山を目指す。久しぶりの重いザックに足取りが全然進まず、コースタイムを大幅にオーバー。年長ペアや若者にドンドン抜かれながらも、何とか6時間で南御室小屋のテント場に到着。
テントを設営したら、早速重いザックの中に入れて大事に持ってきた日本酒とベーコン煮で乾杯!快晴でダウンを着込めば寒くない程度だったので、ゆったりとほろ酔いできた。雪を溶かして、翌朝の水を二リットル作り終わったら、まだ日が沈む前なのに疲れがドット出てきて、テントに入って一眠り。
薄暮に目が覚めると、別パーティーが水場をスコップで掘り出してくれた模様。感謝しつつ南アルプス天然水で水分補給してから、ラーメンを食べて、寝袋にくるまって爆睡。ところが、真夜中に、風が段々強くなってきて、木々がゴーゴーと唸りをあげ、テントが揺れる。薄い布一枚で自然を感じることができるのがテントの醍醐味ですが、久しぶりの冬山テントで少々、心細くなってくる。翌朝、コーヒーを飲んでいたらテントが飛ばされるくらい揺れて、もう登頂を断念して下山しようと思ったが、大人数の学生パーティーや単独の兄さん達がどんどん登っていくのに励まされて、とりあえず森林限界まで登ってみることにする。
予想通り、砂払岳までくると、超暴風。北岳を撮影している間にグローブが飛ばされてしまった。他パーティーは元気に観音岳を目指しているが、長野伊奈方面から雨雲が迫っているのを見て、下山後の温かい温泉に浸かることを優先することに、、、。下山中に夜叉神峠小屋まで降りたところで雨が降り出したので、この選択は正解でした。
下山後の温泉は、何度も通るたびに気になっていた市営芦安温泉の山渓園550円。丁度、オープン直後の一番湯だったようで、いいお湯でした。ココ以外でも選択肢は沢山あります。
http://www.sankeienn.jp/nyuyoku.php
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/public/onsen
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する