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Yamareco

記録ID: 275697
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

青い空!快晴の赤岳登頂(最高の八ヶ岳デビュー&イモトも!)

2013年03月08日(金) ~ 2013年03月09日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
32:10
距離
17.8km
登り
1,437m
下り
1,445m

コースタイム

3/8(登り:行者小屋まで)
・八ヶ岳山荘出発9:30〜美濃戸山荘10:40〜(北沢コース)〜赤岳鉱泉13:10〜行者小屋到着14:20
 (登り:4時間50分) ・行者小屋にてテント泊

3/9(登り:赤岳山頂まで)
・行者小屋出発7:00〜赤岳山頂登頂10:00(登り:約3時間) *頂上休憩:約30分
 (下り:行者小屋まで)
・赤岳山頂出発:10:30〜行者小屋戻り11:50(下り:1時間20分)
 *この後、テントにて昼食&昼寝で約2時間過ごす。

3/9(下り:八ヶ岳山荘駐車場まで)
・行者小屋出発14:20〜(北沢コース)〜赤岳鉱泉14:50〜美濃戸山荘16:20〜八ヶ岳山荘到着17:40
 (下り:3時間20分)・美濃戸山荘にて休憩&アイゼン外し30分含む  
天候 3/8、曇りのち夜間降雪
3/9、快晴(上部強風)
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
3/8:自宅出発5:20〜中央道・相模湖in〜小淵沢out〜八ヶ岳鉢巻道路〜八ヶ岳山荘駐車場到着9:00
(3/8金曜日の9時時点で駐車場ガラガラでした)
コース状況/
危険箇所等
・八ヶ岳山荘駐車場(美濃戸口)は、3/8(金)9:00時点で十分空きがありました。
・美濃戸山荘までの林道は、3/8時点ではアイスバーン&大きな轍で、普通乗用車では、
 スタッドレス&チェーンでも厳しいと思います。
(滑りが防止出来ても、あの轍の幅と高さが普通乗用車の車高では厳しいと思います)
・翌、3/9(土)も気温が上がり、アイスバーンはかなり融けましたが、相変わらず
 轍の高さと幅がかなり残っていますので、まだまだ普通車では当分の間は無理かと思います
(写真の方でもご確認下さい)
・美濃戸山荘〜赤岳鉱泉(北沢コース)は、完全なトレース有りで問題ありません(3/9はシャバシャバです)
・赤岳鉱泉は見た目雪没も、バリバリで営業中でした。(チップ制トイレも有り)
・赤岳鉱泉〜行者小屋間は、一部急登があるものの、雪質も良く特に問題ありません。
(途中、完全なトレースが左右に分かれている分岐が出て来ますが、右の方が
 まともな方です。結局、上の峠で合流しますが、左は結構な急斜との事です)
・行者小屋は雪没、冬季閉鎖中ですが、小屋番の人が2人ほどいました。
 テン泊の受付もして頂き(\1,000/1泊)その料金でトイレの使用と飲料水も分けてもらいました。
(但し、非営業状態なので、水は小屋番の人が居た時のみ分けてもらえる状況でした。
 やはり必要分は持参する方が確実です。もしくは融雪で水作りなど)
・3/8(金)時点で行者小屋のテン場はガラガラでした。
 気温は夜でも-2℃程度でしたが、それでも夜半過ぎくらいから降雪がありました(20cmほど)
・3/9(土)は朝でも-2℃前後、7時出発の時点で赤岳までの登山道はトレースが有り、
 文三郎尾根の急斜面は前夜の新雪の為か、所々下地の固い面へのアイゼンのかかりが悪い箇所ありました。
 一部、3〜4mの直登箇所が有り、そこはキックステップでステップ造りと、
 ピッケル打ち込みにて、三点支持を取りながら何とか登り切りました。
 ですが、全般的には慎重に時間をかけて少しずつ進めば問題ないと思います。
・中岳分岐〜キレット分岐間は、岩場のトラバース路も踏み面及び、鎖もありましたので、
 ここも慎重に少しずつ進めば問題無いかと思います。
(但し、ここから先は強風が吹きつけてきました)
・キレット分岐〜赤岳山頂間の岩場急斜面は、ステップがそこそこ出来ていて、新雪も吹き飛ばされていたので
 アイゼンも効き、又、鎖も出ていたので、ピッケルワークを活用しながら、
 ここも慎重に一歩一歩進めば問題ありませんでした。
(超急登なので、私の様な素人は危険や恐怖以前の問題として、体力的に息が持ちませんので、
 一歩一歩進まざるを得ませんでした)
・ようやく辿り着いた赤岳山頂は、快晴の大パノラマ、大感動です。そして冷たい強風でしたが、
 立っていられないほどではなかったので、この時期の風としては、まだ良かった方ではないかと思います。
(撮影も出来ましたし、私はフェイスマスクやゴーグルまでは着けず顔出しで何とか大丈夫でした)
・山頂からの下山(10時半頃)は、日差しがきつく、中岳分岐から下の文三郎尾根は、
 若干ですが雪が緩んでいました(とは言っても、多少緩い程度です)
・行者小屋戻り(3/9土曜日、12時頃)でテン場はまだまだスペース有りました。
・北沢コース下山(3/9、14時〜16時頃)で雪はかなりシャバシャバです。
(これからの朝方は、登山道がカチコチに凍っていると思われます)
3/8(金)八ヶ岳山荘駐車場に到着です。
初めての八ヶ岳エリアでの山行。今回は行者小屋テン泊で赤岳登頂を目指します!
2013年03月08日 09:04撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 9:04
3/8(金)八ヶ岳山荘駐車場に到着です。
初めての八ヶ岳エリアでの山行。今回は行者小屋テン泊で赤岳登頂を目指します!
今回から新たに、ピッケル(昨日急遽購入)と、自炊用のガスバーナーが加わりました。
それでも今回はワカンを持って行かないので、前回とほぼ同じ18kgほどです。
2013年03月08日 09:25撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 9:25
今回から新たに、ピッケル(昨日急遽購入)と、自炊用のガスバーナーが加わりました。
それでも今回はワカンを持って行かないので、前回とほぼ同じ18kgほどです。
まずは美濃戸へ。美濃戸山荘までの林道はこんな感じ。
やはり、轍が大きいので普通乗用車では、スタッドレスとチェーンを着けても厳しいと思う。
(タイヤも滑るが、トレッド(車輪の幅)が合わず、操舵系統を痛めそう)
2013年03月08日 09:36撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 9:36
まずは美濃戸へ。美濃戸山荘までの林道はこんな感じ。
やはり、轍が大きいので普通乗用車では、スタッドレスとチェーンを着けても厳しいと思う。
(タイヤも滑るが、トレッド(車輪の幅)が合わず、操舵系統を痛めそう)
赤岳山荘到着(営業中)
ここまで約1時間。水もあります。
2013年03月08日 10:35撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 10:35
赤岳山荘到着(営業中)
ここまで約1時間。水もあります。
赤岳山荘横の駐車場。一般車はここまで。
しかし、見ての通り現時点で来れる車は限られています。(やはり普通乗用車は無し)
2013年03月08日 10:37撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 10:37
赤岳山荘横の駐車場。一般車はここまで。
しかし、見ての通り現時点で来れる車は限られています。(やはり普通乗用車は無し)
名物のキャタピラ車
2013年03月08日 10:38撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 10:38
名物のキャタピラ車
赤岳山荘のお次は美濃戸山荘に到着
水は出ていませんでした。
2013年03月08日 10:47撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 10:47
赤岳山荘のお次は美濃戸山荘に到着
水は出ていませんでした。
色々な飲み物、おしるこまで。
奥にトイレがあります。
2013年03月08日 10:47撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 10:47
色々な飲み物、おしるこまで。
奥にトイレがあります。
ナント水洗式です。八ヶ岳エリアは今日が初めてですが、山荘で水洗とはビックリです
やはり八ヶ岳は人気があるんだなぁ・・という事は設備も整っているし、
冬季でも山小屋が営業している。それを実感した瞬間でした。
2013年03月08日 10:51撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 10:51
ナント水洗式です。八ヶ岳エリアは今日が初めてですが、山荘で水洗とはビックリです
やはり八ヶ岳は人気があるんだなぁ・・という事は設備も整っているし、
冬季でも山小屋が営業している。それを実感した瞬間でした。
洗面台まで!
もう至れり尽くせり。
2013年03月08日 10:52撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 10:52
洗面台まで!
もう至れり尽くせり。
よーし、明日は赤岳を目指すぞ〜!
その前にまずは行者小屋まで、18kgのお荷物を荷揚げです。
2013年03月08日 10:46撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 10:46
よーし、明日は赤岳を目指すぞ〜!
その前にまずは行者小屋まで、18kgのお荷物を荷揚げです。
私は初めてなので、途中に赤岳鉱泉のある北沢から入ります。
2013年03月08日 10:46撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 10:46
私は初めてなので、途中に赤岳鉱泉のある北沢から入ります。
先ほどのキャタピラ車が北沢へ登って行きました。
まぁ、あれなら楽そうですが・・・
2013年03月08日 10:53撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 10:53
先ほどのキャタピラ車が北沢へ登って行きました。
まぁ、あれなら楽そうですが・・・
北沢コースの林道はこんな感じ。
この林道の途中にいくつかショートカットがあります。
赤リボンで入口が分かったところだけ使いました。
2013年03月08日 11:22撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 11:22
北沢コースの林道はこんな感じ。
この林道の途中にいくつかショートカットがあります。
赤リボンで入口が分かったところだけ使いました。
北沢の林道もここで終わりです。
あの橋から先は完全に登山道となります。
2013年03月08日 11:54撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 11:54
北沢の林道もここで終わりです。
あの橋から先は完全に登山道となります。
多少ですが、青空が出て来ました。あれが大同心でしょうか?
やはり少しでも晴れるとテンションが上がります。
2013年03月08日 12:37撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 12:37
多少ですが、青空が出て来ました。あれが大同心でしょうか?
やはり少しでも晴れるとテンションが上がります。
アップで、奇妙な形の岩ですね。
2013年03月08日 12:57撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 12:57
アップで、奇妙な形の岩ですね。
赤岳鉱泉に着きました。ここまで3時間40分、
この前の鳳凰・南御室小屋に比べれば、
それほど急斜面は無かったので、そんなにバテバテではありません。
2013年03月08日 13:09撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 13:09
赤岳鉱泉に着きました。ここまで3時間40分、
この前の鳳凰・南御室小屋に比べれば、
それほど急斜面は無かったので、そんなにバテバテではありません。
有名なアイスキャンディーです。
アイスクライミング用との事ですが、生で見ると何とも言えない青白さが・・・
2013年03月08日 13:08撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 13:08
有名なアイスキャンディーです。
アイスクライミング用との事ですが、生で見ると何とも言えない青白さが・・・
散水シャワーで氷を造っています。
2013年03月08日 13:13撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 13:13
散水シャワーで氷を造っています。
建屋は雪没していますが、通常営業中です。
この隣にチップ制のトイレがあります。(中も非常に綺麗で紙もあります)
2013年03月08日 13:19撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 13:19
建屋は雪没していますが、通常営業中です。
この隣にチップ制のトイレがあります。(中も非常に綺麗で紙もあります)
赤岳鉱泉から行者小屋までの登山道。
徐々にトレースが深くなって来ました。(しかし、ラッセルは不要)
2013年03月08日 13:37撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 13:37
赤岳鉱泉から行者小屋までの登山道。
徐々にトレースが深くなって来ました。(しかし、ラッセルは不要)
行者小屋に到着です。八ヶ岳山荘駐車場からここまで4時間50分。
前回の鳳凰・南御室小屋(7時間超、標高差約1100mの荷揚げ)に比べればホントに楽です。
登山道も歩き易く、大した急斜面もありませんでした。
このようにアプローチしやすい点も八ヶ岳エリアの良さの一つだと実感しました。
2013年03月08日 14:23撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 14:23
行者小屋に到着です。八ヶ岳山荘駐車場からここまで4時間50分。
前回の鳳凰・南御室小屋(7時間超、標高差約1100mの荷揚げ)に比べればホントに楽です。
登山道も歩き易く、大した急斜面もありませんでした。
このようにアプローチしやすい点も八ヶ岳エリアの良さの一つだと実感しました。
行者小屋から赤岳。本日はガスの中…
まぁ、登るのは明日なので良しとしよう…
2013年03月08日 14:24撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 14:24
行者小屋から赤岳。本日はガスの中…
まぁ、登るのは明日なので良しとしよう…
早速幕営開始です。
小屋番の人に聞いたら、どこにでも好きな場所にどうぞとの事。受付も幕営後でOK
2013年03月08日 14:49撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 14:49
早速幕営開始です。
小屋番の人に聞いたら、どこにでも好きな場所にどうぞとの事。受付も幕営後でOK
そして今夜のマイホームが完成です。
今回でテン泊3回目なので、さすがに慣れて来ました。
2013年03月08日 15:29撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 15:29
そして今夜のマイホームが完成です。
今回でテン泊3回目なので、さすがに慣れて来ました。
そうこうしているうちに、赤岳が見えてきました。生で見るのは初めてです。
あれが赤岳か…よーし、明日は気合いを入れて挑むぞ!(その為にはまずは食事と睡眠です)
2013年03月08日 15:57撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 15:57
そうこうしているうちに、赤岳が見えてきました。生で見るのは初めてです。
あれが赤岳か…よーし、明日は気合いを入れて挑むぞ!(その為にはまずは食事と睡眠です)
山頂アップで
今日は山頂からの眺望は無さそうです。
2013年03月08日 15:57撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 15:57
山頂アップで
今日は山頂からの眺望は無さそうです。
赤岳&中岳
真ん中の尾根が「文三郎尾根」なんだろうか・・・
2013年03月08日 16:04撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 16:04
赤岳&中岳
真ん中の尾根が「文三郎尾根」なんだろうか・・・
阿弥陀岳も出て来ました。
天気はイマイチですが、取りあえず初めて生で見ることが出来ました。
2013年03月08日 15:58撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 15:58
阿弥陀岳も出て来ました。
天気はイマイチですが、取りあえず初めて生で見ることが出来ました。
こちらは横岳
今夏には阿弥陀も横岳もテン泊で行きたいです。
2013年03月08日 15:59撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 15:59
こちらは横岳
今夏には阿弥陀も横岳もテン泊で行きたいです。
良く見ていたら、赤岳展望荘も見えて来ました。
それにしてもあんな場所で、しかもつい先日まで営業していたとは…
2013年03月08日 16:05撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 16:05
良く見ていたら、赤岳展望荘も見えて来ました。
それにしてもあんな場所で、しかもつい先日まで営業していたとは…
行者小屋正面玄関。小屋内で受付を済ませます。中では小屋番さんが二人ほど居ました。
受付(1張:1,000円/泊)を済ませると、飲料水を分けて頂きました。(トイレも無料)
(但し、水を分けられるのは小屋番さんが居る時だけとの事です)
2013年03月08日 16:10撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 16:10
行者小屋正面玄関。小屋内で受付を済ませます。中では小屋番さんが二人ほど居ました。
受付(1張:1,000円/泊)を済ませると、飲料水を分けて頂きました。(トイレも無料)
(但し、水を分けられるのは小屋番さんが居る時だけとの事です)
今季はGWから営業予定との事です。
しかし、本日も重機で除雪作業をしていました。
2013年03月08日 16:11撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 16:11
今季はGWから営業予定との事です。
しかし、本日も重機で除雪作業をしていました。
こちらが冬季用トイレ(2箇所あります)
非常に綺麗で紙も備え付けられています。
2013年03月08日 16:04撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 16:04
こちらが冬季用トイレ(2箇所あります)
非常に綺麗で紙も備え付けられています。
そして、今回からは自炊開始です。これで温かい物が食べられる・・・
実は、前回までの2回のテン泊(1月・上高地、2月・鳳凰・南御室小屋)までは、
バーナーが無かったので調理もなし。慣れないテント泊の道具の多さで
精神的にも余裕が無く、コンビ二のおにぎりなどで凌いでいました。
2013年03月08日 17:06撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 17:06
そして、今回からは自炊開始です。これで温かい物が食べられる・・・
実は、前回までの2回のテン泊(1月・上高地、2月・鳳凰・南御室小屋)までは、
バーナーが無かったので調理もなし。慣れないテント泊の道具の多さで
精神的にも余裕が無く、コンビ二のおにぎりなどで凌いでいました。
まだ皆さんのように、生食材で鍋とまではいきませんが、
取りあえず温かいご飯と飲み物、それに親子丼の元や「おしるこ」も用意しました。
(実際、おしるこは今ひとつでしたが、スティックコーヒーは最高でした)
2013年03月08日 17:09撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/8 17:09
まだ皆さんのように、生食材で鍋とまではいきませんが、
取りあえず温かいご飯と飲み物、それに親子丼の元や「おしるこ」も用意しました。
(実際、おしるこは今ひとつでしたが、スティックコーヒーは最高でした)
気温は夜の10時近くになっても-1℃程度
(前回、2/23の鳳凰・南御室小屋は-13℃です)
しかし、どうやら予想外の雪が降って来ました。明日はまさかのラッセルか?
2013年03月08日 21:48撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/8 21:48
気温は夜の10時近くになっても-1℃程度
(前回、2/23の鳳凰・南御室小屋は-13℃です)
しかし、どうやら予想外の雪が降って来ました。明日はまさかのラッセルか?
3/9朝です。
昨晩降雪がありましたが、それでも-2℃前後です。
2013年03月09日 05:37撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 5:37
3/9朝です。
昨晩降雪がありましたが、それでも-2℃前後です。
外に出てみる。昨晩からの降雪は多い所で20cm程度、
これならラッセル無しで何とかなりそう・・・
2013年03月09日 06:56撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 6:56
外に出てみる。昨晩からの降雪は多い所で20cm程度、
これならラッセル無しで何とかなりそう・・・
そして予報通りの快晴!
雲一つ無い青空、テンション激上がりです!!
2013年03月09日 06:56撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 6:56
そして予報通りの快晴!
雲一つ無い青空、テンション激上がりです!!
大同心
2013年03月09日 06:57撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 6:57
大同心
今朝の赤岳。早くあそこまで行かなければ・・・
2013年03月09日 07:12撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 7:12
今朝の赤岳。早くあそこまで行かなければ・・・
阿弥陀岳も。こちらはもう日が当っています。
但し、強風っぽいですが
2013年03月09日 06:57撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 6:57
阿弥陀岳も。こちらはもう日が当っています。
但し、強風っぽいですが
横岳も美しい。(まだ日当り前ですが)
2013年03月09日 06:59撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 6:59
横岳も美しい。(まだ日当り前ですが)
それでは、赤岳山頂へ向けて出発です
昨晩降雪がありましたが、既に先行者のトレースがありました。
私のような素人で初めてのルートを行く者には本当に助かります。
2013年03月09日 07:13撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 7:13
それでは、赤岳山頂へ向けて出発です
昨晩降雪がありましたが、既に先行者のトレースがありました。
私のような素人で初めてのルートを行く者には本当に助かります。
下から文三郎尾根(ルート)を見上げる。
なるほど、やはりあの辺の尾根を登って行くのか・・・
2013年03月09日 07:16撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 7:16
下から文三郎尾根(ルート)を見上げる。
なるほど、やはりあの辺の尾根を登って行くのか・・・
実際に入ってみると急斜面の連続です。
それもそのはず、2km弱の距離で標高差約550m近くを稼ぐ訳ですから、
それなりの急登を覚悟していましたが、やはりかなりキツイです。
2013年03月09日 07:46撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 7:46
実際に入ってみると急斜面の連続です。
それもそのはず、2km弱の距離で標高差約550m近くを稼ぐ訳ですから、
それなりの急登を覚悟していましたが、やはりかなりキツイです。
徐々に標高を上げて行くと、絶景が見え始めました。(中岳)
見る角度・方向によって結構違って見えますね。
2013年03月09日 08:11撮影 by  HDR-CX170, SONY
5
3/9 8:11
徐々に標高を上げて行くと、絶景が見え始めました。(中岳)
見る角度・方向によって結構違って見えますね。
中岳&阿弥陀岳
それにしても、雲一つない快晴!
2013年03月09日 08:11撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 8:11
中岳&阿弥陀岳
それにしても、雲一つない快晴!
阿弥陀のアップ
2013年03月09日 08:11撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 8:11
阿弥陀のアップ
そして今日は北アルプスまで完璧に見える!
それにしても、あの「大キレット」は、ここからでも分かるんですねぇ。
2013年03月09日 08:11撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 8:11
そして今日は北アルプスまで完璧に見える!
それにしても、あの「大キレット」は、ここからでも分かるんですねぇ。
ここまで非常に苦しいですが、取りあえず右上の道標(中岳分岐)までガンバろう…
2013年03月09日 08:12撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 8:12
ここまで非常に苦しいですが、取りあえず右上の道標(中岳分岐)までガンバろう…
蓼科山も見えて来ました。
(手前の山は調べましたがよく分からず)
2013年03月09日 08:14撮影 by  HDR-CX170, SONY
1
3/9 8:14
蓼科山も見えて来ました。
(手前の山は調べましたがよく分からず)
硫黄岳も。山頂が広いです。
2013年03月09日 08:14撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 8:14
硫黄岳も。山頂が広いです。
横岳&硫黄岳、大同心も。
ホントに今日はお天気最高です。
2013年03月09日 08:14撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 8:14
横岳&硫黄岳、大同心も。
ホントに今日はお天気最高です。
登って来た文三郎尾根を見る。結構な急登です。
上から見下ろすと行者小屋から真っ直ぐ一直線なことが分かりますね。
2013年03月09日 08:16撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 8:16
登って来た文三郎尾根を見る。結構な急登です。
上から見下ろすと行者小屋から真っ直ぐ一直線なことが分かりますね。
夏場用の手摺りも埋まってます。
この辺はとにかく息が苦しくて、一歩一歩超スローペースです。
2013年03月09日 08:30撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 8:30
夏場用の手摺りも埋まってます。
この辺はとにかく息が苦しくて、一歩一歩超スローペースです。
そしてようやく中岳分岐です。何とか辿り着きました。
ここから先は冷たい強風が吹き荒れていました。
2013年03月09日 09:03撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 9:03
そしてようやく中岳分岐です。何とか辿り着きました。
ここから先は冷たい強風が吹き荒れていました。
エビの尻尾が凄い。
皆さんのレコで良く見させて頂きましたが、こうして自分も見ることになるとは…
2013年03月09日 09:04撮影 by  HDR-CX170, SONY
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エビの尻尾が凄い。
皆さんのレコで良く見させて頂きましたが、こうして自分も見ることになるとは…
富士見パノラマスキー場とその向こうは中アの山々ですね
2013年03月09日 09:04撮影 by  HDR-CX170, SONY
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富士見パノラマスキー場とその向こうは中アの山々ですね
そして、中岳分岐に出ると、反対側に権現岳が現る
その向こうに南アルプス北部の山々が。左から北岳・甲斐駒・仙丈
2013年03月09日 09:04撮影 by  HDR-CX170, SONY
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そして、中岳分岐に出ると、反対側に権現岳が現る
その向こうに南アルプス北部の山々が。左から北岳・甲斐駒・仙丈
北岳アップ
2013年03月09日 09:58撮影 by  HDR-CX170, SONY
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北岳アップ
甲斐駒&仙丈も
2013年03月09日 09:05撮影 by  HDR-CX170, SONY
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甲斐駒&仙丈も
北岳バックで権現岳にも寄ってみる。
荒々しい山容で、なかなかカッコいいです。
2013年03月09日 09:05撮影 by  HDR-CX170, SONY
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北岳バックで権現岳にも寄ってみる。
荒々しい山容で、なかなかカッコいいです。
そして、中岳&阿弥陀(定番ショット)
さらには、左奥・御嶽山、右奥・乗鞍・北アまで!!
2013年03月09日 09:05撮影 by  HDR-CX170, SONY
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そして、中岳&阿弥陀(定番ショット)
さらには、左奥・御嶽山、右奥・乗鞍・北アまで!!
御嶽山アップ
こちらも雪たっぷりで凄そうです。
2013年03月09日 09:05撮影 by  HDR-CX170, SONY
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御嶽山アップ
こちらも雪たっぷりで凄そうです。
阿弥陀山頂と北アの乗鞍から槍穂、大キレも見える
2013年03月09日 09:05撮影 by  HDR-CX170, SONY
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阿弥陀山頂と北アの乗鞍から槍穂、大キレも見える
北アルプスをアップで!それにしても大キレが良く見えます。
あれだけ落ち込んでいるんですね・・・穂高も綺麗です。
2013年03月09日 09:06撮影 by  HDR-CX170, SONY
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北アルプスをアップで!それにしても大キレが良く見えます。
あれだけ落ち込んでいるんですね・・・穂高も綺麗です。
そしてこの位置からの横岳も
2013年03月09日 09:06撮影 by  HDR-CX170, SONY
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そしてこの位置からの横岳も
中岳分岐からのトラバースを経て、キレット分岐
ここから山頂へ向かって岩場の急登です。(一応、鎖は出てました)
2013年03月09日 09:21撮影 by  HDR-CX170, SONY
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中岳分岐からのトラバースを経て、キレット分岐
ここから山頂へ向かって岩場の急登です。(一応、鎖は出てました)
鎖もそうですが、直に岩を掴んで登る方が安定する場合も結構ありました。
一応、雪のステップも多少は出来ているので、ピッケルで登る事も出来ました。
2013年03月09日 09:21撮影 by  HDR-CX170, SONY
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鎖もそうですが、直に岩を掴んで登る方が安定する場合も結構ありました。
一応、雪のステップも多少は出来ているので、ピッケルで登る事も出来ました。
そして最後の分岐「竜頭峰分岐」です。ここまで来れば山頂はすぐそこ!
(ここまで来ると岩肌にまでエビの尻尾がついてます)
2013年03月09日 09:46撮影 by  HDR-CX170, SONY
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そして最後の分岐「竜頭峰分岐」です。ここまで来れば山頂はすぐそこ!
(ここまで来ると岩肌にまでエビの尻尾がついてます)
富士山も出て来ました。こちらも雲無しです!
しかし霞んでいます(黄砂?or花粉?)
2013年03月09日 09:52撮影 by  HDR-CX170, SONY
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富士山も出て来ました。こちらも雲無しです!
しかし霞んでいます(黄砂?or花粉?)
こちらが、県界尾根(左)と真教寺尾根(右)
これも定番ショットですね。
2013年03月09日 09:55撮影 by  HDR-CX170, SONY
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こちらが、県界尾根(左)と真教寺尾根(右)
これも定番ショットですね。
御嶽山がますます良く見えます。
2013年03月09日 09:56撮影 by  HDR-CX170, SONY
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御嶽山がますます良く見えます。
こちらは乗鞍
2013年03月09日 09:56撮影 by  HDR-CX170, SONY
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こちらは乗鞍
山頂直下で鳥を発見。
雷鳥ではないようですが、ホシガラスでしょうか?
2013年03月09日 10:02撮影 by  HDR-CX170, SONY
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山頂直下で鳥を発見。
雷鳥ではないようですが、ホシガラスでしょうか?
そして赤岳初登頂です!ついにやりました!!
(行者小屋からここまで約3時間)
2013年03月09日 10:39撮影 by  HDR-CX170, SONY
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そして赤岳初登頂です!ついにやりました!!
(行者小屋からここまで約3時間)
皆さんのレコでよく見る有名な山頂標識。
今日の青空に良く映える!
2013年03月09日 10:36撮影 by  HDR-CX170, SONY
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皆さんのレコでよく見る有名な山頂標識。
今日の青空に良く映える!
南峰の全景。色々な設置物があります。
2013年03月09日 10:10撮影 by  HDR-CX170, SONY
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南峰の全景。色々な設置物があります。
山梨百名山の赤岳山頂標識。
抜けるようなド快晴の青空と達成感で最高の気分です。
2013年03月09日 10:10撮影 by  HDR-CX170, SONY
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山梨百名山の赤岳山頂標識。
抜けるようなド快晴の青空と達成感で最高の気分です。
南峰から北峰への道。すぐそこなので行ってみます。
(小屋の陰で休憩も出来そうです)
2013年03月09日 10:09撮影 by  HDR-CX170, SONY
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南峰から北峰への道。すぐそこなので行ってみます。
(小屋の陰で休憩も出来そうです)
北峰・頂上です。結構な平場があります。
こちらからの眺めも、これまた絶景です!
2013年03月09日 10:14撮影 by  HDR-CX170, SONY
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北峰・頂上です。結構な平場があります。
こちらからの眺めも、これまた絶景です!
北峰の「赤岳頂上小屋」
よくこのようなところに小屋を建てたものだなと感心してしまう
2013年03月09日 10:15撮影 by  HDR-CX170, SONY
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北峰の「赤岳頂上小屋」
よくこのようなところに小屋を建てたものだなと感心してしまう
赤岳北峰から景色。左奥から天狗岳・硫黄岳・横岳
横岳の手前下に「赤岳展望荘」があります。
2013年03月09日 10:16撮影 by  HDR-CX170, SONY
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赤岳北峰から景色。左奥から天狗岳・硫黄岳・横岳
横岳の手前下に「赤岳展望荘」があります。
こちらが赤岳展望荘。
つい先日まで営業していたようですが、現在は雪没中です。
2013年03月09日 10:15撮影 by  HDR-CX170, SONY
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こちらが赤岳展望荘。
つい先日まで営業していたようですが、現在は雪没中です。
赤岳北峰から、北八ヶ岳方面
左より、蓼科山・北横岳・天狗岳
2013年03月09日 10:16撮影 by  HDR-CX170, SONY
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赤岳北峰から、北八ヶ岳方面
左より、蓼科山・北横岳・天狗岳
蓼科山アップ
均整の取れた美しい山容です。
2013年03月09日 10:16撮影 by  HDR-CX170, SONY
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蓼科山アップ
均整の取れた美しい山容です。
天狗岳(西天狗・東天狗)
2013年03月09日 10:16撮影 by  HDR-CX170, SONY
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天狗岳(西天狗・東天狗)
硫黄岳。山頂が広大で気持ち良さそう。
2013年03月09日 10:17撮影 by  HDR-CX170, SONY
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硫黄岳。山頂が広大で気持ち良さそう。
横岳山頂もアップ
こちらは、硫黄岳と真逆で荒々しく、ゴツゴツした山容です。
2013年03月09日 10:17撮影 by  HDR-CX170, SONY
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横岳山頂もアップ
こちらは、硫黄岳と真逆で荒々しく、ゴツゴツした山容です。
そして、赤岳北峰からの阿弥陀岳&中岳
それにしても、今日はどこを見渡しても最高の絶景ばかりで、もう感無量です。
2013年03月09日 10:18撮影 by  HDR-CX170, SONY
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そして、赤岳北峰からの阿弥陀岳&中岳
それにしても、今日はどこを見渡しても最高の絶景ばかりで、もう感無量です。
北峰より、先ほど初登頂した南峰を見る
2013年03月09日 10:20撮影 by  HDR-CX170, SONY
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北峰より、先ほど初登頂した南峰を見る
そして、赤岳山頂から望む富士山
やはり先ほどと同じくこちらは霞んでいます。
2013年03月09日 10:35撮影 by  HDR-CX170, SONY
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そして、赤岳山頂から望む富士山
やはり先ほどと同じくこちらは霞んでいます。
赤岳山頂からの権現岳。荒々しい山容がカッコいいです。
その後方に南アルプス、左から北岳・甲斐駒・仙丈
2013年03月09日 10:37撮影 by  HDR-CX170, SONY
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赤岳山頂からの権現岳。荒々しい山容がカッコいいです。
その後方に南アルプス、左から北岳・甲斐駒・仙丈
赤岳山頂より、北岳アップ
池山吊尾根と大樺沢付近の雪が凄そう。その向こうは間ノ岳?もしくは農鳥岳?
2013年03月09日 10:37撮影 by  HDR-CX170, SONY
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赤岳山頂より、北岳アップ
池山吊尾根と大樺沢付近の雪が凄そう。その向こうは間ノ岳?もしくは農鳥岳?
左の甲斐駒ヶ岳と右の仙丈ヶ岳をアップ
あちらも雪が凄そうです。
2013年03月09日 10:38撮影 by  HDR-CX170, SONY
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左の甲斐駒ヶ岳と右の仙丈ヶ岳をアップ
あちらも雪が凄そうです。
山頂より下山途中、赤岳を見上げる。
11時頃、日差しがかなり強くなって来ました。
さらにここまで下りて来ると結構暑いです。
2013年03月09日 11:49撮影 by  HDR-CX170, SONY
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山頂より下山途中、赤岳を見上げる。
11時頃、日差しがかなり強くなって来ました。
さらにここまで下りて来ると結構暑いです。
そして無事に我が家(行者小屋)まで戻って来ました。
ここは無風なので尚更暑かったです。この後、テント内でゆっくりと昼食を摂り、
昼寝までしてしまい、2時間近く過ごしてしまいました。
2013年03月09日 11:58撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 11:58
そして無事に我が家(行者小屋)まで戻って来ました。
ここは無風なので尚更暑かったです。この後、テント内でゆっくりと昼食を摂り、
昼寝までしてしまい、2時間近く過ごしてしまいました。
3/9土曜日、12時頃でテン場の様子はこんな感じです。
快晴の土曜日なので、もっと混むのかと思っていましたが、そうでもありませんでした。
2013年03月09日 11:58撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 11:58
3/9土曜日、12時頃でテン場の様子はこんな感じです。
快晴の土曜日なので、もっと混むのかと思っていましたが、そうでもありませんでした。
テン場より、今登って来た赤岳を見上げる。
無事に登頂を終え、快晴で最高の登山日和に感謝です!
2013年03月09日 12:00撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 12:00
テン場より、今登って来た赤岳を見上げる。
無事に登頂を終え、快晴で最高の登山日和に感謝です!
横岳も。ホントに今日はお昼になっても雲一つありません。
2013年03月09日 12:00撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 12:00
横岳も。ホントに今日はお昼になっても雲一つありません。
行者小屋のつららも融けだしています。
春が近づいていますね。
2013年03月09日 12:05撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 12:05
行者小屋のつららも融けだしています。
春が近づいていますね。
テント撤収後、北沢コースで下山します。その途中の赤岳鉱泉にて
やはり晴天の土曜日、イメージ通りの八ヶ岳人気(人混み)になっていました。
2013年03月09日 14:55撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 14:55
テント撤収後、北沢コースで下山します。その途中の赤岳鉱泉にて
やはり晴天の土曜日、イメージ通りの八ヶ岳人気(人混み)になっていました。
テン場もこの状況。行者小屋よりこちらの方が圧倒的にテント数が多いです。
2013年03月09日 14:58撮影 by  HDR-CX170, SONY
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テン場もこの状況。行者小屋よりこちらの方が圧倒的にテント数が多いです。
バーベキューなんかもやってました。
2013年03月09日 14:59撮影 by  HDR-CX170, SONY
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バーベキューなんかもやってました。
アイスクライミングの様子。
昨日(金曜日)、登りで通過した時は誰もやっていなかったのですが、
今日は周りに大勢の人がいて結構な賑わいでした(何かのイベントだったのかな?)
2013年03月09日 14:59撮影 by  HDR-CX170, SONY
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アイスクライミングの様子。
昨日(金曜日)、登りで通過した時は誰もやっていなかったのですが、
今日は周りに大勢の人がいて結構な賑わいでした(何かのイベントだったのかな?)
あともう少し!
2013年03月09日 15:01撮影 by  HDR-CX170, SONY
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あともう少し!
赤岳山荘のすぐ横でカモシカ君が現れました。
丹沢・大倉尾根のシカのように、こっちを見つめて逃げません。
2013年03月09日 16:48撮影 by  HDR-CX170, SONY
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赤岳山荘のすぐ横でカモシカ君が現れました。
丹沢・大倉尾根のシカのように、こっちを見つめて逃げません。
そして今回の山行も終わりかけた頃(赤岳山荘の少し下で)チョットしたサプライズが
何と、イッテQのイモトが登って行きます。(左から3番目の女性です)
また大集団とのすれ違いだなと思ったら、その中にカメラマンとイモトがいました。
(本人を生で見たら、目がギョロっとして、なかなか可愛らしかったですよ)
この時間に(17時頃)この位置だと、赤岳山荘か美濃戸山荘泊で翌朝から登るのかな。
2013年03月09日 16:53撮影 by  HDR-CX170, SONY
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そして今回の山行も終わりかけた頃(赤岳山荘の少し下で)チョットしたサプライズが
何と、イッテQのイモトが登って行きます。(左から3番目の女性です)
また大集団とのすれ違いだなと思ったら、その中にカメラマンとイモトがいました。
(本人を生で見たら、目がギョロっとして、なかなか可愛らしかったですよ)
この時間に(17時頃)この位置だと、赤岳山荘か美濃戸山荘泊で翌朝から登るのかな。
3/9(土)林道の轍。タイヤの走行面は融けていますが、轍はかなり高く残っています。
写真だと判りづらいのですが、高いところで大よそ20cmくらいです。
2013年03月09日 17:09撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 17:09
3/9(土)林道の轍。タイヤの走行面は融けていますが、轍はかなり高く残っています。
写真だと判りづらいのですが、高いところで大よそ20cmくらいです。
そしてニホンジカも。結構な集団でこちらを見つめています。
山行が終わる夕暮れ時に次々と色んな出来事が起こります。
2013年03月09日 17:22撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 17:22
そしてニホンジカも。結構な集団でこちらを見つめています。
山行が終わる夕暮れ時に次々と色んな出来事が起こります。
登る時には気付きませんでしたが、終点間際に氷曝がありました。
(当然、音も無いので登りでは気付かず)
2013年03月09日 17:32撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 17:32
登る時には気付きませんでしたが、終点間際に氷曝がありました。
(当然、音も無いので登りでは気付かず)
そして無事に八ヶ岳山荘へ到着。夕暮れの山荘を見て、正直ホッとしました。
これで今回の山行も全て終了です。
2013年03月09日 17:44撮影 by  HDR-CX170, SONY
3/9 17:44
そして無事に八ヶ岳山荘へ到着。夕暮れの山荘を見て、正直ホッとしました。
これで今回の山行も全て終了です。
プリやんも2日間待っててくれました。
初の赤岳は緊張の連続だったけれど、最高に楽しかったです。
2013年03月09日 17:47撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 17:47
プリやんも2日間待っててくれました。
初の赤岳は緊張の連続だったけれど、最高に楽しかったです。
今回は燃費の方もガンバってみました。
自宅から八ヶ岳山荘の往復を平均燃費28.1km/Lで行けました。
(ガソリン消費量は往復で約12Lくらいでした)
2013年03月09日 22:01撮影 by  HDR-CX170, SONY
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3/9 22:01
今回は燃費の方もガンバってみました。
自宅から八ヶ岳山荘の往復を平均燃費28.1km/Lで行けました。
(ガソリン消費量は往復で約12Lくらいでした)
撮影機器:

感想

最高の八ヶ岳デビュー! 快晴の赤岳登頂(行者小屋テント泊、1泊2日)

私のテン泊山行も今回で3回目、1回目は1月の上高地でお試しテン泊、2回目は2月の鳳凰山・南御室小屋にて
-13℃の中、テント内で一夜を過ごし、翌日は強風と白峰三山ガスで眺望無しの為、ピークハントせずに下山と、
一応、段階的には、テン泊山行の荷揚げレベルを徐々にではありますが、上げて来ていましたが、
それにしても、ここのところピークハントしていない、頂上に立っていない・・・という事があって、
山登りなんだから、やはり頂に立たないと・・・というのが心のどこかに引っ掛かっていました。

そこで、今回は勤続20年の特別休暇(5日間)を活用し、まだ行った事のない、
八ヶ岳エリアのデビューと、八ヶ岳の主峰である赤岳登頂を目指す事と致しました。

初めての八ヶ岳エリアですが、そこは人気の八ヶ岳です。冬季でも人が多く、山小屋・設備も整っているし、
人が多いという事はトレースもある!
とにかく初めて行くルートは、私の登山レベルの場合、登山道又はトレースが無いと話になりません。
その点、この八ヶ岳エリアは天気さえ良い日を選べば、トレースもありますし、北沢コースを通れば
山小屋も営業中ですので、それなりに安心して歩く事が出来ます。
(特に夏場などは、逆にこの人の多さが嫌で今まで一度も来なかった訳です)

八ヶ岳山荘駐車場より、いざ登り始めると1時間ほどで赤岳山荘と美濃戸山荘に着きます。
こちらも普通に営業中でトイレも水もあります。驚いたのは、美濃戸山荘でトイレをお借りしたら、
何と、水洗式です。紙もありますし、洗面台に手洗い石鹸まで。
山荘でこのような綺麗なトイレに出くわすとは・・・しかも冬季です。
やはりこの辺からも人気の高さが窺える瞬間でした。

そして美濃戸から北沢コースを行きます。こちらは、まだ途中まで林道(一般車は通行止)で、
途中、幾つかのショートカットがありながら、しばらく行くと本当の登山道のみになります。
私は初めてなので、道が特に明瞭で途中に赤岳鉱泉のある北沢を選びました。

そして、赤岳鉱泉に着くと有名なアイスキャンディーの登場です。
アイスクライミング用の巨大氷柱ですが、見た目は青白く非常にきれいな感じです。
今日は登っている人はいませんでしたが、下山日の土曜日は凄い人だかりでした。
やっぱり八ヶ岳、ここでも人気の一端を目の当たりにしました。
もちろん、赤岳鉱泉自体も営業中ですので、最悪水不足等になった時などは、ここで仕入れようと思っていました。

赤岳鉱泉を出て行者小屋までの登りは、一部急登もありましたが、トレースがしっかりしているので問題ありません。
1箇所、完全なトレースが二又に分かれているところがありますが、これは右へ行った方がまともな道です。
結局、この峠の頂上で合流はしますが、左は超急登との事ですので、ご注意ください。
(ちなみに、上からはこの超急登トレースへは入れないようにロープで仕切られています。下は仕切りがありません)

そして行者小屋に到着です。(八ヶ岳山荘駐車場からここまで4時間50分)
前回の鳳凰山・南御室小屋までの7時間超に比べれば、今回は全然楽でした。
又、鳳凰の場合、アップ・ダウンもありましたが、こちらはほぼ登りのみでしたので、
その点からも今回の方が負担が少なかったように思えます。

そして幕営開始です。さすがに行者小屋は冬季閉鎖中でしたが、やはりここでもトイレは
綺麗で、紙もある状態で利用出来ます。ここへ来てもやっぱり人気の八ヶ岳といった感じですね。

幕営も終わり小屋にテン泊の申し込みに行くと、中には小屋番の人が2人ほどいました。
テン泊の受付はしてくれましたが、あくまでも営業はしていないとの事です。
受付を済ませると、飲料水を分けて頂けました。もちろん、必要分は持参して来ましたが、
まさか水を補給できるとは・・・といった感じです。小屋番の人曰く、自分達が居る時だけなので、
明日の朝など、いつでも分けられるかどうかは判らないと言っていました。
やはり、水は必要分を持参する事が基本ですね。

そして、日も暮れて来ましたので夕食の準備です。
今回からは、バーナーを購入しましたので、暖かいものを食す事が出来るんです。
前回までの2回のテン泊は、その道具・用具の多さに精一杯で食事道具の余裕までありませんでした。
しかし、それなりに慣れて来ましたので、今回からは自炊出来る事になりました。

お湯を沸かして、暖かいご飯を食べます。いゃ〜やっぱり山ではこうでなくちゃ・・・
と、いった感じですね。暖かい飲み物(コーヒー)なども最高です。
(皆さんからすれば、当たり前の事なのでしょうが、私は今回ようやくこの状態にまでなったところです・・・)

お腹も一杯になったところで横になりますが、それにしても、もう日が暮れるというのに、
まだ気温の方がプラス2℃前後です。(2/23の南御室小屋は-13℃でした)
こんな山中でも春の到来が近づいて来ていると感じる瞬間でした。

しかし、暖かいとは言うものの、夜中にトイレで目が覚めた時に雪の音が・・・
外に出てみると、やはり雪が降っていました。まさかの降雪です。
夜の10時頃で−2℃程度です。それでも雪が降っています。
想定外の雪に明日はまさかのラッセルか?などと思いながらトイレを済ませて眠りにつきました。


翌朝(3/9)、早速雪の状態を確認する為、外に出てみると、約20cm位の降雪がありました。
これならラッセル無しで大丈夫そうだ・・・一安心して朝食にします。
それよりも何より、本日の空は予報通り快晴! 速攻で食事を済ませ、出発準備です。

何しろ降雪云々よりも私の場合、ルート自体が初めてなので、「文三郎尾根」なんて言われても、
今一つよく判らないのが正直なところです。

しかしながらそこは人気の八ヶ岳です。周りに同じルート・目的で向われる方が何人もいましたので、
その方達の後をトボトボと進んで行きました。
(それでも私のペースは遅いので、引き離され、更に後ろから来た方にも抜かれていきます)

ですが、こうして周り(前後)に人が居るというのは、ルートミスも防げますし、
特に私の場合は道間違いがあるので、このような状態だとホントに安心して歩く事が出来ます。
皆さまと、そして人気のある八ヶ岳に感謝感謝です。

そして、肝心の文三郎尾根はと言うと、これまたとんでもない急登で、短い距離で標高を約550mも
引き上げるのですから覚悟はしていましたが、かなりの急登です。
私のレベルではまず息が続かず、少し進んでは立ち止りの繰り返しです。
それでも一歩ずつ「えっちら、おっちら」歩を進めて行けばそれなりに登れるものです。焦る必要は全くありません。

雪面の状態は、昨晩の降雪が元々あった固い下地の上に乗っていますので、アイゼンの喰いつきが今一つの
箇所もありましたが、総じて言えば特に難しい斜面状態ではなかったと思います。
固い下地はアイゼンが刺さらないほど固くはなかったので、あの雪が無ければもっと歩き易かったと思います。
(チェーン・ハシゴ等の状況は写真でもあります)

何とか中岳との分岐まで辿り着き、稜線上に出てみると、何と反対側に権現岳がドーンと出て来ました。
この辺から本日の大パノラマの始まりです。

さらにその後方には私の大好きな南ア・北部の山々も見えています。
それにしても今日はどこを見渡しても最高の眺望で、この稜線上からの絶景は、
ここまでの文三郎尾根の苦労を一気に吹き飛ばすものでした。

ここから先はさすがに冷たい強風が吹き付け始め、少し休んでいると体が冷えてきます。
ですが、この時期の赤岳稜線にしては、それほどの強風でもないのかな、とも思えました。
(私自身、大した山での経験値はありませんが・・・)

そして、岩壁をトラバース気味に横移動して行くと、キレット分岐です。
ここから山頂へ向かってほぼ真っ直ぐに岩場を登って行きます。
ですがここも、鎖は出ているし、雪でステップもある程度は出来ていましたので、
何とか登る事が出来ました。後は、この急登での私自身の息切れのみが脚を引っ張っています・・・

そして、竜頭峰の分岐へ上がると、もう目の前に山頂です。
最後に山頂への一岩を登り終えて、ようやく念願の山頂到着です。

行者小屋から文三郎尾根経由でここまで私の脚で3時間かかりました。
一応、夏の標準コースタイムは2時間弱ですので、今回の積雪期条件と私の実力を考え、
最大で倍の4時間の工程を考えて登りました。
それからすると、苦しいながらも何とか3時間で登り終えた事は、私自身良い自信になりました。
他の方はもっと余裕で行かれると思いますが、現時点での私の力量はこんなものです。
やはりまだ完全な雪山ですので、私のような経験の浅い者はこのくらい(コースタイムの倍以上)の
時間をみて行かないと無理かと思います。
それと、私の基本は「無理と思ったら、今来た道をさっさと引き返す」やはりこれだと思います。

赤岳山頂では、頂上で知り合った方に記念写真を撮って頂きました。
雪山登頂の達成感と、これ以上無いくらいの快晴での絶景に感無量で言葉もありません。

この青い空に周囲の山々の絶景を見ていると、「この地球に生まれて本当に良かった!」
そして、日本に生まれて、この快晴の赤岳に登らせて頂けた事に感謝感謝の気持ちで一杯です。

そして、北峰へ移動し、こちらからの絶景(北ア、大キレットや穂高、乗鞍、御嶽山など)も
これでもかと十分堪能し、お腹一杯になったところで下山の途に着きました。
(赤岳山頂〜文三郎尾根〜行者小屋まで、下り:1時間20分)


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