合戦尾根・大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳
- GPS
- 26:20
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,781m
- 下り
- 2,723m
コースタイム
6:22中房温泉-8:18合戦小屋-9:00燕山荘9:10-11:20大天荘11:24-11:31大天井岳11:37-11:42大天荘11:54-13:48常念小屋
水平距離 14.182km
累積標高 +2014m -1019m
2日目:
00:13常念小屋-1:24常念岳-4:03蝶槍-4:39蝶ヶ岳5:01-5:31長塀山三角点5:33-7:01徳沢7:05-7:47明神-8:32上高地BT
水平距離 17.560km
累積標高 +1063 -2016
天候 | 1日目:晴れ 2日目:ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
パノラマ銀座のコース状況については語り尽くされてると思うので省略。 常念小屋の混雑状況は、1畳に2人とのこと。 夜中、テントの札を返すために小屋に行ってみたら玄関にも人が寝ていた。 テン場は余裕があった。 蝶のテン場も余裕があったように見える。 夜中の気温は15℃くらい。 明け方はもうちょっと寒かったので、10℃くらいだと思う。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
1日目:
・燕山荘まで
ムーンライト信州→バスで中房温泉まで。
の前に、ムーンライト信州がショボくなってた。
グリーン車が消えて、編成も短くなった?
切符も取れなくなった。
発売日じゃないと無理そうな感じ。
今回の切符も最初は取れなくて、その後諦めきれずに再度確認したら偶然取れた。
切符が完売でも席は空いてるだろうと思っていたら、ちゃんと満席だった。
不思議。
去年の海の日3連休は空いてたのに。
車内は冷房が効きすぎて寒くて寝れなかった。
防寒着は出しておこう。
あと、車内灯も付いたままだった。
アイマスクが必要。
私はアイマスクと耳栓は常備なので問題なし。
穂高駅からバスに乗り換え。
ザックを通路に置けば1台で収まる人数だったが、敢えてそんな事はせずに
2台目を出していた。
中房温泉に着くと人多すぎ。
集団が出発する前に出たいと思ったが間に合わず、後から追いかける形に。
最初はウォーミングアップとして黙って後ろをついて行き、しばらくしてから
声をかけて抜かせてもらった。25人くらいの集団。
同じくらいの集団をもう1回追い抜く。
この集団は何かのイベントだろうか。
今回は無理せず、でも休まずに登ってみた。
鼻呼吸で間に合う程度のペースでずっと歩き続けたら、結構あっさり燕山荘まで着いた。
・燕山荘から常念小屋まで
燕山荘から大天井まではのんびり稜線歩き。
でも大天荘への最後の登りだけはきつかった。
このあたりで稜線にかかっていたガスが晴れてくる。
槍はまだ見えなかったが、常念・蝶方面はだいたガスが晴れた。
大天井から常念小屋までは細かいアップダウンがあったが、地道に歩けば
すぐに越えられる程度だった。
中房から常念小屋までで、休憩したのは燕山荘と大天井でトイレと食事を済ませる
時間だけだった。
常念小屋でテント泊の受付を済ませ、テントを張る。
翌日は0時出発なので昼から寝ておきたかったが、あまりに暑くて無理だった。
一応横になって脚は休ませた。
夕立でも来てくれれば涼しくなるのにと思ったが、雷すら鳴らなかった。
7時くらいに日が沈んで涼しくなり、ようやく寝る。
2日目:
ではなくて1日目かもしれない。
夜11時に起きる。
外の様子をうかがうと、ガスが出ているが月や星も見えていたので出発することにした。
朝食?を済ませ、テントを畳むと12時になった。
テントの札を返すために小屋に行くと、玄関にも人が寝ていた。
結構な混雑らしい。
・常念岳まで
ガスで道がいまいちよく見えないが、勘で歩くと道を発見。
大勢が歩いているだけあって、足下だけ見ていてもそんなに迷わない。
が、10回くらいは道を探すためにウロウロした気がする。
ガスが出てると見通しが利かないのが辛い。
単に暗いだけならライトの照度を上げれば良いだけなんだけど。
ちなみにヘッドランプはBDのベクトラIQで、普通に歩くときはハロゲンの最小で
使っている。これでも十分見えるし、黄色かかった明かりなのでガスの中でも
散乱しにくい。
1時間近く登ったころにピークが見えて、時間的にもあれが頂上だろう、と
思ったら偽ピークで、もう一登りすることになった。
頂上に着いたものの、頂上はガスの中のため、槍穂高のシルエットを拝む事もできず。
すぐに下りることにした。
・蝶ヶ岳まで
常念岳頂上から蝶ヶ岳に向かおうとしたが、初めてのコースだったので道が
わからなかった。一応看板の方に行ってみたが崖っぽく、周辺を探ってようやく
見つけた。
そこからは勘で道を選びつつ、GPSで道から外れていない事を確認しならが進んでいった。
GPSが無ければ行動を断念して道の脇で不貞寝していたところだと思う。
もっとも、GPSも道を極端に外れていない事が確認できるだけで、そもそも
登録されている登山道が実際とは違う場合が当たり前なので、注意が必要。
最終確認はマーキングを見つけるしかない。
このあたりで時々ガスが晴れて、星空が見える。
星空の下を歩くのは実に気持ち良いし、夜中に歩くのはこれが目的と言ってもいい
くらいなので、テンションが上がってくる。
が、常念と蝶の間にある小ピーク付近は樹林帯だったので苦労した。
夜中の樹林帯は怖くて仕方がない。
虫がライトの明かり目掛けて突進してくるし。
今回最後の大きな登りをこなし蝶槍に出る。
穂高方面のガスは晴れていて、神秘的な眺めだった。
穂高岳山荘の明かりが星のように見えていた。
蝶ヶ岳ヒュッテまで着くと、大勢の人が日の出を待ち構えていた。
この頃になると穂高に加えて槍もガスが晴れており、ほぼ全体が見えていた。
日の出を見た後は長塀尾根を一気に下る。
上高地を8時に出るバスを狙っていたため、コースタイム2時間40分のところを
1時間40分を目標に頑張ったが、及ばず2時間かかった。
長塀尾根は長かった。
諦めて残りはのんびり歩き、9時のバスで帰ったとさ。
おしまい。
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