房総の里山�Α〕�沢〜七ツ釜渓谷〜嵯峨山

2013年03月23日(土) [日帰り]

• GPS: 05:46
• 距離: 14.3km
• 登り: 755m
• 下り: 748m

コースタイム

6：45梨澤区公民館〜7：45大滝〜8：50七つ釜〜9：40堰堤〜9：50大日如来石仏〜
10：10林道出合〜11：25嵯峨山〜12：30梨澤区公民館

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

館山道　市原IC〜富津中央IC　　国道127号湊交差点左折、県道93号を400m程進み右折、
湊川を渡り　道なりに進んで梨澤区公民館へ
梨澤区公民館に駐車させて頂きました。
ご近所の方に一声かけたほうが良いようです。
　　

コース状況／危険箇所等

大滝までは沢登りというより　平坦な沢歩きといった感じです。
数箇所へつるところがあり、足元はコケで滑ります。
大滝の上から七ツ釜までの間に　両サイドの崖から落ちたと思われる　鹿の死骸がありました。
落石の可能性もありますので　休憩場所など細心の注意が必要です。
釜の台地区から嵯峨山への案内はありません　登り口を探すのに時間がかかってしまいました。

写真

3/23 6:47

梨澤区公民館
文教場跡だそうです。
ここに駐車させて頂きました。

3/23 6:56

梨沢橋を渡り左へ進み、案内板にしたがい右へ下ります。

3/23 7:02

素掘りのトンネルをくぐります。

3/23 7:05

突き当たると案内板があります。

3/23 7:06

期待膨らむ説明文

3/23 7:16

天気も期待できそうですが…

3/23 7:20

久しぶりの沢歩き

3/23 7:22

渓流らしくなってきましたが、
水量が少なくて残念。

3/23 7:40

正面になにやら案内板が

3/23 7:41

巻道の案内板でした。

3/23 16:42

ゴルジュ帯ぽくなってきました。

3/23 16:43

正面の黒光りしているのが梨沢大滝（天神山不動滝）です。

3/23 7:48

滝の左側は簡単に登れます。
滝周辺は硫黄の匂いがしました。

3/23 7:53

滝の左岸に不動明王の石仏があります。

3/23 7:56

滝上部から

3/23 8:02

硫黄臭の原因が分かりました。

3/23 8:06

岩の割れ目から湧きでているようです。

3/23 8:20

結構深いところもあります。

3/23 8:32

何処から落ちてきたのだろうか…

3/23 8:37

時にヘツリ、時にジャブジャブと

3/23 8:57

倒木で階段状になっています。

3/23 8:58

釜が完全に塞がっています。
倒木がなければ、右側の浅いをころを通るのでしょう。

3/23 8:59

倒木の上から
結構滑ります。

3/23 9:00

釜が土砂で埋まり、案内板が寂しそうでした。

3/23 9:11

二股の分岐

3/23 9:12

分岐を右に行くと　沢沿いは土砂崩れで通れません。
右側の斜面を少し上がって越えます。

3/23 9:41

堰堤手前の右の小尾根を登ります。

3/23 9:41

トラロープが張られています。

3/23 9:50

房総の尾根らしくなってきました。

3/23 16:48

大日如来の小さな石仏があります。

3/23 10:11

林道沿いにはスミレが沢山さいていました。
アオイスミレでしょうか？

3/23 16:48

マムシグサ

3/23 10:19

水仙は終わりのようです。

3/23 10:29

花期を終えた水仙の隣りに
シャガが咲いていました。

3/23 11:43

嵯峨山は、ここを左に入ります。
先の民家の庭先をうろうろし、
悩みました、GPSは正直ですね。

3/23 11:42

この階段を上がります。

3/23 11:24

社の先が山頂です。

3/23 11:26

水仙の時期は、沢山の人が訪れたのでしょうね。

3/23 11:26

三等三角点

3/23 11:34

標高は低いけど　立派な山並です。
どの山も300mそこそことは思えません。

3/23 11:49

釜の台の菜の花

3/23 12:03

林道は、素掘りのトンネルが3箇所あります。
最後の長めのトンネル内、風の音でビビったところで一枚

撮影機器：

μTOUGH-6020 オリンパス

感想

Nabe

房総の里山6回目は、低い房総丘陵地帯の中で　数少ない沢登りが楽しめる梨沢へ行ってきました。
「水がもう少し綺麗なら」と思いましたが、この標高では贅沢なことなのでしょう。
渓相は、細いながらもチャラ瀬　落込み　ナメに釜と　魚が居つきそうなところがあり、ハヤが沢山泳いでいました。
どうしても、釣り師目線で見てしまいます。

大滝の先に、一部白骨化した鹿の死骸があります。
雪解けの渓で、たまに見る光景ですが　見つけた時はさすがに驚きました。
周りには、小石が散乱していたので崖から落ちたのでしょう。
明日は我が身と気を引き締め、そして深山幽谷を感じました。

最後に、水量の多い時など　ペアで遡行するならスリングがあれば便利だと思います。
そしてヘルメットの着用をお勧めします。
山渓の分県別ガイドに掲載されているコースですが　侮ることなかれ、です。