前袈裟丸山(南西尾根↑)−後袈裟丸山(郡界尾根↓)
- GPS
- 06:05
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 901m
- 下り
- 890m
コースタイム
06:59 林道分岐(南西尾根取り付き分岐)
07:03 徒渉点
08:03 南西尾根稜線
10:00 前袈裟丸山 1017
10:39 八反張
10:59 後袈裟丸山 11:03
12:00 石祠(後袈裟丸山↑1.7km/郡界尾根登山口↓2.7km)
12:18 つつじ岩
12:36 三等三角点・赤子沢
12:47 八重樺原
13:03 郡界尾根登山口帰着
天候 | 晴れのち曇り、後袈裟丸山で雪(吹雪)、のち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
都内(01:28)−首都高速−<川口JCT>−東北自動車道−<岩舟JCT>−北関東自動車道−<太田桐生IC>−国道122号−<小中/261 415 865*73>−県道268号−<折場登山口分岐/261 624 131*68>−林道小中新地線−郡界登山口駐車場(04:42/166km) ■復路 郡界登山口駐車場(13:44)−林道小中新地線−県道268号−<小中>−国道122号−<相生町一丁目>−県道68号−<大原上西>−県道315号−<太田薮塚IC>−北関東自動車道−<岩舟JCT>−東北自動車道−<川口JCT>−首都高速−都内(16:39/336km) ■郡界尾根登山口駐車場 マップコード:261 682 554*83 5、6台の駐車スペースがあります。 登山ポスト、筆記用具はありますが、トイレはありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■林道小中新地線 国道122号線の「小中」の交差点を左折して県道268号に入り、県道268号の終点が郡界尾根登山口と折場登山口への分岐になります。 前袈裟丸山南西尾根に取り付くには郡界尾根登山口の方向に向かいます。この分岐が林道「小中新地線」の起点になります。 折場登山口の方向には通行の妨げになるようなものはありませんが、郡界尾根登山口の方向には柵が置かれていました。 ナビで確認をしても通行止めのマークは無いので、柵の脇をすり抜けました。林道「下の滝線」の分岐まで来ると「全面通行止」の看板がありましたが、ここでもすり抜けられるスペースがあったので、ダメなら戻るつもりで入りましたが、難なく郡界尾根登山口まで来ることができました。 帰路、林道の途中で整備工事が行われていましたが、通行に支障はありませんでした。 林道小中新地線は、みどり市側は通行できるようですが、利根牧場側(沼田市)は通行止めのようです。 ■前袈裟丸山南西尾根 徒渉後、登れそうな尾根を探して取り付きましたが、かなり危ない尾根を選んでしまったようです。何かに掴まっていないと滑り落ちる斜度でした。 地形図を見ると、稜線に出る手前の標高1250〜1300m間はコンターが密になっていて、かなりヤバイところを登ったと後悔しています。地形図に現れない支尾根も幾つか見かけられましたが恐らく一番の急斜面を登ったようです。 もう少し上流側で徒渉してから尾根に取り付けば楽に登れたようです。稜線を歩いているときに、下降点のピンクテープを見つけましたが、這い上がった所からだいぶ距離がありました。 前袈裟丸山まで登山道や目印はないと思った方がいいですが、ケモノ道はたくさんあります。 ■後袈裟丸山−郡界尾根 一般登山道です。割愛します。 |
写真
感想
2019年11月、袈裟丸山最高峰まで行った帰り、前袈裟丸山から南西尾根を降りてくる計画をしていたが、シャクナゲやコメツガの薮漕ぎの最中にソフトシェルを大きく破ってしまい、気力が失せて南西尾根はお預けになっていた。
雪山にも行きたかったが、県外移動の自粛が再発してもおかしくないレベルでもあるので、先に南西尾根をやっつけることにした。
昨年、南西尾根を下る計画を立てたとき、尾根からの下降点にピンクテープがあることを調べておいた。下る難易度はそれほど高くないようだ。トレースした地形図のコンターもそれほど狭くなく、容易に下れそうだった。
今回は登りで行くことを考えていた。当然昨年下る予定だった尾根を登りに使うので、作ってあったトラックデータをGPSに転送した。
距離的には長くないので、明るくなってからと7時になるまで車の中で仮眠をしていた。雪の状態が判らない。見た目には大したことなさそうだが、念のためにピッケルと12爪アイゼンを押し込んだ。
林道から沢に下りてみると、この時期は水が少ないのかどこでも徒渉できそうだった。もう少し右岸を登ってから徒渉をする予定だったが、目の前がヒョイ飛びで渡れそうだったので左岸に渡ってしまった。
すると目の前には3本の尾根が、いやもっとあるかな...真ん中の尾根がイージーそう。獣道も稜線方向に伸びているし...
尾根は変化に富んでいた。岩稜が出てきたり両サイドが切れ落ちたヤセ尾根が出てきたり、中ほどまでは立ち木や木の根に掴まって体を持ち上げてきたが、稜線直下の1250〜1300mはそれまでと違う斜度のバンドが広がっていた。しかも両サイドは深い谷。
ザイルとハーネスは車に置いてきた。シュリンゲが2本とカラビナが3個。とりあえず使える状態にした。
足元は砂地の上に落ち葉、手を離せば滑り落ちてしまう。手掛かりは立ち木と木の根しかない。手掛かりがなくなると行き詰まってしまう。
地形図を出してみると、急斜面を50mほど這い上がれば稜線まで20mほどの緩斜面となる。
何とか立木と根がいい間隔で繋がっている所を見つけて這い上がってきたが両腕パンパン。
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