道志−藤野駅縦走 峰山-鶴島金剛山‐名倉金剛山‐一本松山

2020年12月23日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,177m
• 下り: 1,252m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:08
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:34

8:00 焼山登山口バス停
8:06 西野々バス停
8:12 伏馬田入口バス停
8:43 8:51 伏馬田入口バス停分岐
9:14 北角
9:22 9:23 菅井下
9:39 峰山分岐
10:28 峰山
10:40 大鐘分岐
11:25 前川橋
11:34 一古沢登山道入口
11:39 富岡入口バス停
12:50 13:06 金剛山
13:17 13:18 名倉金剛山
13:34 名倉金剛山登山口
13:37 葛原神社
13:39 向原バス停
13:44 シュタイナー学園前バス停
13:47 一本松山登山口
14:34 藤野駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往）JR横浜線橋本駅-7:09三ケ木7:40-8:00焼山登山口（バス）
復）JR中央線藤野駅14:40-高尾

コース状況／危険箇所等

道志から峰山までは、途中まで東海自然歩道なので、標識がたくさんあります。東海自然歩道から外れても、峰山への道標もあるので、迷わずに行けます。峰山からはやまなみ温泉に下りる人が多いのか、西へ下りる道は、ほとんど消えていました。分岐に道標はあるものの、その先の道がわからず、探しながら歩き回ることになりました。地図で登山口と書かれているところに出ても、道標はなく、すでに廃道のようです。こちらへの下山はお勧めできません。

橋に出るところまで、川沿いの林道を進むのですが、一般車道からそこへの分岐を見逃しました。だいぶ行き過ぎてから気が付いたので、戻らずに、結局、傾斜の緩そうな崖を降りて復帰しました。

秋山トンネルの西側の桜井トンネルを通りますが、墓地の中を通っていきます。ここへの分岐はわかりにくかったです。この道は、1台も車とすれ違わずに済んだものの、桜井トンネルは歩道も、照明もなく、中は真っ暗なので、ライト必携です。交通量の多い秋山トンネルの方が、歩道があってよかったように思います。

山と高原地図「高尾・陣馬」2020年度版に山名もルートの表記もないP491は鶴島金剛山という名の、立派な山でした。西側のバス通りには、登山口の道標があり、その後も山頂まで分岐には道標があって、道迷いはありません。ただし、ざれた急傾斜で滑落の危険があります。道を外れないようにトラロープが山頂までずっと張られています。最大限、危険を回避してもらうように整備されているので、バリルートくらいにはしてもよいように思いました。一般登山道表記になっている峰山の北西の登山道より百倍はまともな道です。

鶴島金剛山からはルートが3つありますが、名倉金剛山に向かう方向には道標がありません。ここには体重をかけるためのトラロープが張ってあります。これにつかまらない降りれません。アイゼンが必要か、というほどの急傾斜です。
葛原神社分岐まで下りてくれば、その先は危険な個所はありません。

一本松山を含む地域は、分岐にその地点の記号だけで表示されています。遊歩道入口に詳細な案内板があるものの、それが手元にないと、どちらに進んだらよいかわかりません。危険なところではないので、よいのかもしれませんが、違和感があります。

その他周辺情報

登山ポストはありませんでした。
桜井トンネルの手前の墓地のトイレを借用しました。

写真

12/23 7:59

焼山登山口でバスを降り、出発

冬晴れの穏やかな登山日和。里山らしい、こんな道が好みです。

本格的な鉄橋です。

12/23 10:10

藤野町15名山、13座目登頂

12/23 10:20

天気がよく、富士山がよく見えます。左手前が丹沢北部の主峰、大室山。

登山道にある人と自転車用の立派な前川橋。日陰になっている橋の半分は凍っていて、滑ります。

桜井隧道。歩道も照明もなく、いつ車がくるかと、怖い思いで走り抜けました。上り坂なので、息が切れます。

鶴島金剛山入口の道標。

急傾斜の滑落しやすそうな道がほぼ山頂まで続きます。コースから外れないように、トラロープがあります。

途中の小ピークには少しだけなだらかなところがあります。

12/23 12:51

山頂の見晴らしと、登り応えから、16名山目にしてほしいくらいの鶴島金剛山。危険なので、あえて外しているのかとも思います。

鶴島金剛山の山頂道標。登ってきた登山口と、上野原駅方向の2方向が示されています。ここにない、葛原神社分岐方向へ進みます。

12/23 13:17

藤野町15名山、14座目登頂。王手！
金剛山とありますが、名倉金剛山。近くにあと2つも金剛山があります。

おまけの一本松山、山頂。三角点あります。

予定より2時間あまり早く、藤野駅に到着。あと1座は、また今度。

撮影機器：

ASUS_X01AD asus

装備

個人装備

ポカリスエット900ml 1本　600ml消費 おにぎり3個消費 チョコタルト1個消費 アミノバイタルゼリー3個 　2個消費 魚肉ソーセージ2本 　2本消費 ソイジョイ3本 　消費なし チョコレート1袋 　消費なし

感想

kent160

藤野町15名山もあと3座となっているので、前回の山行に引き続き、残りのうち2座を歩く。1日で3座のコースは無理があるので、2座とするが、道志川のほうから藤野駅まで、一般車道も多く、好まれて歩かれているようなコースではない。それでも今回、初めてGPSを頼りに歩くことにする。
峰山までは、快適な里山歩きが楽しめた。ところが、下山で、道迷い。GPSを頼っても道がわからない。いくらか踏み跡が残っているものの、この時期なのに、まさかの藪漕ぎ。大鐘方面と分岐して、継子方面に下りる道も、地図に登山道の表記があるものの、ほとんど廃道でした。
2回目の道迷いは、車道を歩いていて、川沿いの林道への分岐を見逃したとき。この時は道のないところを歩いて、前川橋への林道に復帰するまで、GPSが役にたった。
今日の一番の収穫は、鶴島金剛山。等高線からは、急なアップダウンは予想できたものの、緊張感のあるコースでした。このくらいのスリルなら、楽しめます。
平日だったこともあり、駅とバス以外では、登山者に誰一人会わず、寂しいけれど、静かな山歩きでした。このコースなら、休日でも、誰とも会わないかもしれない。