ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 284161
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

【花メイン】九鬼山〜高畑山〜倉岳山、秀麗富嶽12景3座縦走♪

2013年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
19.4km
登り
1,711m
下り
1,781m

コースタイム

6:00 市営駐車場
6:15 菊花山登山口
6:50 菊花山
7:45 馬立山
9:20 九鬼山
11:45 鈴懸峠
12:00 高畑山登山口
12:37 大桑山
13:08 高畑山
13:50 倉岳山
14:10 立野峠
15:15 倉岳山登山口
15:30 梁川駅

ルートは手書きなので若干誤差があります。
天候 晴れ。
朝は快晴。次第に雲が出てきました。
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
岩殿山市営駐車場(無料)に駐車。
駐車場から登山口までは徒歩20分程度。
梁川駅に下山後、JRで大月駅へ移動。
コース状況/
危険箇所等
全体を通してルートははっきりしており、危険箇所、迷いやすい箇所はありません。

菊花山〜九鬼山までは急坂が多いですが、良く整備され歩きやすくなっています。

九鬼山〜鈴懸峠まではルートは明瞭ですが、一部低木の枝が伸び、倒木が多数あります。

高畑山〜倉岳山、梁川駅までは歩きやすい道となっています。
岩殿山市営駐車場をスタートします
岩殿山市営駐車場をスタートします
大月駅。富士山が良く見えています
1
大月駅。富士山が良く見えています
先ずは正面の菊花山を目指します
先ずは正面の菊花山を目指します
墓地の横が登山口となっています
墓地の横が登山口となっています
最初はアカネスミレ。薄暗い登山道でも目立つ濃紫色です。
2
最初はアカネスミレ。薄暗い登山道でも目立つ濃紫色です。
ヒトリシズカを発見
3
ヒトリシズカを発見
タチツボスミレ。この日も始終たくさん咲いていました。
2
タチツボスミレ。この日も始終たくさん咲いていました。
ヤマブキの花。日当たり良い場所では終盤のようです。
1
ヤマブキの花。日当たり良い場所では終盤のようです。
左右見通しの良い尾根歩きになります。
左右見通しの良い尾根歩きになります。
シュンラン、まだ咲き残っていました。
3
シュンラン、まだ咲き残っていました。
ミツバツツジ。時折目に入る程度。
3
ミツバツツジ。時折目に入る程度。
だいぶ登ってきました。大月市街です。
だいぶ登ってきました。大月市街です。
イカリソウがぽつぽつ出てきました。この花を見ると春真っ盛りだな〜と思います
2
イカリソウがぽつぽつ出てきました。この花を見ると春真っ盛りだな〜と思います
ツクバネウツギの花、でいいのかな?以前鳥海山で物凄く悩んだ記憶があります。
2
ツクバネウツギの花、でいいのかな?以前鳥海山で物凄く悩んだ記憶があります。
イカリソウが増えてきました。
1
イカリソウが増えてきました。
開けたところでは富士山の展望。
3
開けたところでは富士山の展望。
ヤマツツジも出てきました。
2
ヤマツツジも出てきました。
雲ひとつ無い快晴です!
1
雲ひとつ無い快晴です!
イカリソウ満開!
7
イカリソウ満開!
再び富士山の展望。文句の付けようがありません。
6
再び富士山の展望。文句の付けようがありません。
菊花山山頂に着きました。
1
菊花山山頂に着きました。
百蔵山、扇山方面。
2
百蔵山、扇山方面。
岩殿山。正面は鏡岩です。
1
岩殿山。正面は鏡岩です。
木の花も。オトコヨウゾメ。
3
木の花も。オトコヨウゾメ。
アオダモ?
ヤマツツジが至る所で。
ヤマツツジが至る所で。
日当たり良いところではジュウニヒトエ
4
日当たり良いところではジュウニヒトエ
草地ではスミレの花も。名前の頭に何も付かない「スミレ」です。
3
草地ではスミレの花も。名前の頭に何も付かない「スミレ」です。
九鬼山目指して進みます。
九鬼山目指して進みます。
ウリカエデの花でしょうか。ちょっと自信ないです。
1
ウリカエデの花でしょうか。ちょっと自信ないです。
馬立山山頂付近。頭上にはサクラの花。
馬立山山頂付近。頭上にはサクラの花。
九鬼山が遠くに見えます。
1
九鬼山が遠くに見えます。
日の光を一杯に受けて咲くタチツボスミレ。
日の光を一杯に受けて咲くタチツボスミレ。
新緑がまぶしいです。
1
新緑がまぶしいです。
こちらはダンコウバイ。花はすっかり終わり葉を広げています。
こちらはダンコウバイ。花はすっかり終わり葉を広げています。
1ヶ所だけホタルカズラを見ました。
3
1ヶ所だけホタルカズラを見ました。
もう少し遅い時期に咲く印象ですが、今年は前倒しになっているのかもしれません。
もう少し遅い時期に咲く印象ですが、今年は前倒しになっているのかもしれません。
九鬼山が近づくとアケボノスミレが咲いていました。
2
九鬼山が近づくとアケボノスミレが咲いていました。
クサボケの花。
ヒトリシズカがたくさん。これはもう独りとは呼べないです。
1
ヒトリシズカがたくさん。これはもう独りとは呼べないです。
エイザンスミレ。早いものはもう実になっています。
1
エイザンスミレ。早いものはもう実になっています。
すぐ近くに咲いているものもありました。
1
すぐ近くに咲いているものもありました。
ユキザサのつぼみ。
1
ユキザサのつぼみ。
あたりにはナガバノスミレサイシンがたくさん!
1
あたりにはナガバノスミレサイシンがたくさん!
結構な大株のものも。
1
結構な大株のものも。
少しばかり歩きにくい箇所を通ります。
少しばかり歩きにくい箇所を通ります。
急斜面にて。後ろから日を受けて咲くヒナスミレ。
1
急斜面にて。後ろから日を受けて咲くヒナスミレ。
満開のミツバツツジ。
2
満開のミツバツツジ。
斜面を登りきると九鬼山山頂に着きます。
斜面を登りきると九鬼山山頂に着きます。
誰もいない山頂♪
4
誰もいない山頂♪
北側は快晴でした。
北側は快晴でした。
しかし、富士山の方向は雲がかかってしまっていました。残念;
しかし、富士山の方向は雲がかかってしまっていました。残念;
分岐点です。ここは左へ進みます。
分岐点です。ここは左へ進みます。
アブラチャンの花もまもなく終わり。
1
アブラチャンの花もまもなく終わり。
明るい広葉樹の下にはアケボノスミレが多いです。
明るい広葉樹の下にはアケボノスミレが多いです。
ふわふわ毛のヤブレガサ新芽。
2
ふわふわ毛のヤブレガサ新芽。
エゾアオイスミレの咲き残り。何株か見ましたがこれが一番まともだったもの。花びらが足りない・・
エゾアオイスミレの咲き残り。何株か見ましたがこれが一番まともだったもの。花びらが足りない・・
アケボノスミレ。タチツボスミレと。
アケボノスミレ。タチツボスミレと。
針葉樹の下ではフイリヒナスミレの群落も。
1
針葉樹の下ではフイリヒナスミレの群落も。
斑が入るといっそう綺麗に見えます。
1
斑が入るといっそう綺麗に見えます。
センボンヤリ。
アカネスミレ。タチツボスミレと。
アカネスミレ。タチツボスミレと。
いったん車道に出ます。しばしの舗装路歩きです。
いったん車道に出ます。しばしの舗装路歩きです。
あたり一面のタチツボスミレ。
2
あたり一面のタチツボスミレ。
ムラサキケマン。これもそろそろ終盤ですね。
1
ムラサキケマン。これもそろそろ終盤ですね。
再びイカリソウ。
再びイカリソウ。
アケビの花です。
2
アケビの花です。
オカスミレも明るい斜面に咲いています。
1
オカスミレも明るい斜面に咲いています。
マルバスミレ。
アカフタチツボスミレ。マルバスミレと。
アカフタチツボスミレ。マルバスミレと。
再び登山道に入ります。正面に大桑山。
再び登山道に入ります。正面に大桑山。
ヒトリシズカがせいくらべ。
3
ヒトリシズカがせいくらべ。
これはヒゴスミレでしょうか。
1
これはヒゴスミレでしょうか。
局所的に咲いていました。
局所的に咲いていました。
シロバナタチツボスミレ。色の違いが良くわかります。
2
シロバナタチツボスミレ。色の違いが良くわかります。
大桑山山頂。一気に登り切りました。
1
大桑山山頂。一気に登り切りました。
雲がだいぶ増えてきました。
雲がだいぶ増えてきました。
アップにするとうっすら富士山。
2
アップにするとうっすら富士山。
高畑山までは岩場もあります。ミニ蟻の門渡りと言ったところでしょうか。下側を歩くこともできそうでした。
高畑山までは岩場もあります。ミニ蟻の門渡りと言ったところでしょうか。下側を歩くこともできそうでした。
高畑山山頂です。このあたりに来ると登山者に多く会います。富士山の展望は残念;
2
高畑山山頂です。このあたりに来ると登山者に多く会います。富士山の展望は残念;
満開のアケボノスミレ。
3
満開のアケボノスミレ。
穴路峠。ここから間髪入れずにV字登り返しです。
穴路峠。ここから間髪入れずにV字登り返しです。
広葉樹とアカマツの明るい登山道。
1
広葉樹とアカマツの明るい登山道。
倉岳山山頂に着きました。休憩している登山者も複数いました。
2
倉岳山山頂に着きました。休憩している登山者も複数いました。
富士山の展望は更に不明瞭になってしまっていました。
富士山の展望は更に不明瞭になってしまっていました。
立野峠から梁川駅へ下ることにします。
立野峠から梁川駅へ下ることにします。
沢の方へ登山道を降りていくとエンレイソウ。
1
沢の方へ登山道を降りていくとエンレイソウ。
小さなユリワサビの花。
1
小さなユリワサビの花。
ヨゴレネコノメが群生。
ヨゴレネコノメが群生。
白花のナガバノスミレサイシン。
1
白花のナガバノスミレサイシン。
水場近くにはカタクリの群生地もありました。
4
水場近くにはカタクリの群生地もありました。
水場を渡渉します。ここから沢沿いを歩きます。
水場を渡渉します。ここから沢沿いを歩きます。
ミツバコンロンソウ。
2
ミツバコンロンソウ。
沢と針葉樹林の涼しい登山道です。
沢と針葉樹林の涼しい登山道です。
ニリンソウ。
苔の上にもナガバノスミレサイシン。
苔の上にもナガバノスミレサイシン。
シロバナエンレイソウも所々咲いていました。
3
シロバナエンレイソウも所々咲いていました。
綺麗な沢でした。
1
綺麗な沢でした。
ヤマブキ咲く月尾根沢。
ヤマブキ咲く月尾根沢。
エイザンスミレを最後に見て登山口へ着きました。
1
エイザンスミレを最後に見て登山口へ着きました。
倉岳山登山口です。駅までは車道歩きです。
倉岳山登山口です。駅までは車道歩きです。
脇の斜面にはキランソウ。
1
脇の斜面にはキランソウ。
絶景の桂川。
橋を渡り、国道を渡ると梁川駅です。
橋を渡り、国道を渡ると梁川駅です。

感想

土曜日に大月駅から梁川駅まで3駅分の稜線歩きをしました。
菊花山をはじめとし、馬立山、九鬼山、大桑山、高畑山、倉岳山と峰々を上り下りを繰り返して縦走するルートです。

九鬼山は新花の百名山にもなっており、以前登った際にもそのスミレの多さに驚いた思い入れのある山の一つです。
実際、この日も九鬼山に近づくとスミレが増え、遠ざかると減るような印象を受けました。
特にアケボノスミレが多く、ある場所を境に急に現れ、目に鮮やかな濃いピンク色
の姿を惜しげなく見せてくれていました。

スミレ以外にもイカリソウ、ジュウニヒトエ、シュンラン、ホタルカズラ(咲き始め)など春の花が多くみられました。
今回は久々に沢を通るルートを使って下山しましたが、沢沿いではナガバノスミレサイシン(特に多かったです!)、カタクリ、ミツバコンロンソウ、ユリワサビ、ヨゴレネコノメなど湿った場所を好む植物も多くみられました。

当初は最大で上野原駅まで歩く予定で、途中エスケープルートが何本も伸びているので、時間の許す限り長く歩きたいと思っていましたが、やはり花に気を取られて時間オーバーになってしまいました。

季節は春山本番!
今年は全体的に開花が早いようです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3118人

コメント

kiyoponさんへ
こんにちは、LArc でございます。

奇遇なことに、同じ日に、私も秀麗富嶽十二景(といっても、方向は北部の方ですが・・・)を訪れていました。

いつもながら美しい花の写真とともに、名前はもちろんのこと、詳しいことが書かれていて、kiyopon は研究者か学者さんなのでは?と想像しています。

まだ九鬼山、高畑山、倉岳山には行っていないのですが、このレコを拝見してすぐにでも行きたくなりました。

とても参考になりました。
2013/4/19 8:58
LArcさん、こんばんわ。
雪解けが進み、歩きやすい気候になってきましたね

秀麗富嶽十二景のレコ拝見しました。ずいぶん長い距離を縦走したのですね
昨年近い時期にハマイバと大蔵高丸を歩いたので思い出しながら楽しく読まさせていただきました

仕事は研究職に近いことをしているのですが残念ながら違ったことをしています。
花は趣味で、愛でる対象ではあっても研究対象としてではないです

レコ 参考にしてくださりありがとうございます
LArcさんの記録も楽しみにしています
2013/4/20 18:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら