ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 284308
全員に公開
ハイキング
丹沢

丹沢山、蛭ヶ岳〜十数年ぶり丹沢主脈ちょっとだけご挨拶

2013年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
09:12
距離
22.8km
登り
2,336m
下り
2,341m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:16高畑山登山口-8:13 845P-9:44本間ノ頭-11:17丹沢山11:28-蛭ヶ岳12:47
13:01蛭ヶ岳-14:17丹沢山14:22-15:18堂平-16:18塩水川林道ゲート-16:28高畑山登山口
天候 晴れ後時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高畑山登山口川側路側(ポールあり)に車なら2〜3台可
コース状況/
危険箇所等
道の状況
 高畑山への登山道上部のガレ源頭のトラバースはちょっとだけ注意
 三峰尾根上の845P、登山道は巻いているが、踏み跡、赤テープあり
 他は特に危険個所なし
やっと杉林を抜け、ホッと
1
やっと杉林を抜け、ホッと
844P頂上。行く手の本間ノ頭が樹間に見える。
844P頂上。行く手の本間ノ頭が樹間に見える。
メジロ?こんな山の上に?
7
メジロ?こんな山の上に?
山の桜は花盛り
ミツバツツジも
草本類はスミレ位
草本類はスミレ位
わずかにキランソウも
9
わずかにキランソウも
春のせいか三峰では野鳥の声がひっきりなし。
だが撮らせてくれず、コガラぐらい。
1
春のせいか三峰では野鳥の声がひっきりなし。
だが撮らせてくれず、コガラぐらい。
いやー疲労困憊で、何とか、丹沢山着。
2
いやー疲労困憊で、何とか、丹沢山着。
ボーッとだが見えている富士をアップで。
3
ボーッとだが見えている富士をアップで。
蛭方面が見える。うーん、やっぱり行くことに。
蛭方面が見える。うーん、やっぱり行くことに。
行く手の蛭と不動ノ峰の草原を見ながら丹沢山を下る。
1
行く手の蛭と不動ノ峰の草原を見ながら丹沢山を下る。
草原の花はキクザキイチゲが少しだけ。
8
草原の花はキクザキイチゲが少しだけ。
蛭はいいね。
草原の道の先に蛭。
4
草原の道の先に蛭。
鬼が岩でシルエットを分断すると、もっと高い山に見える?
1
鬼が岩でシルエットを分断すると、もっと高い山に見える?
蛭ヶ岳にへろへろで着。メロンパンにノンアルビールの珍組合せでエネルギー補給。
8
蛭ヶ岳にへろへろで着。メロンパンにノンアルビールの珍組合せでエネルギー補給。
うっすら八ヶ岳も見えてはいるが遠望は望み薄。
うっすら八ヶ岳も見えてはいるが遠望は望み薄。
大室山も霞み気味
大室山も霞み気味
棚沢の頭のガレの向こうに塔ノ岳
1
棚沢の頭のガレの向こうに塔ノ岳
不動の峰
小屋前側から辿ってきた丹沢三峰を望む
2
小屋前側から辿ってきた丹沢三峰を望む
復路、竜ヶ番場の上に大山
復路、竜ヶ番場の上に大山
丹沢山北西の沢にわずかに雪の名残
1
丹沢山北西の沢にわずかに雪の名残
キクザキイチゲ(白)
8
キクザキイチゲ(白)
丹沢山から堂平への下り、ゴジュウカラに遭遇。エールをもらう50代。
5
丹沢山から堂平への下り、ゴジュウカラに遭遇。エールをもらう50代。
大山にも雲がかかり始める
大山にも雲がかかり始める
三峰さらば
堂平への尾根。下りると晴れてきた。
堂平への尾根。下りると晴れてきた。
長い塩水川林道。青空にキブシ。
1
長い塩水川林道。青空にキブシ。
対岸には午後の斜光に桜の花が浮かぶ。
6
対岸には午後の斜光に桜の花が浮かぶ。
見上げると
頭上にも桜
終点間近から振り返る。山よ今日もありがとう
7
終点間近から振り返る。山よ今日もありがとう

感想

 自宅復帰第2弾は、やっぱり地元丹沢へ。懐にやさしいスクータ利用で。主脈の稜線に最もお手軽に行ける塩水橋からとも思ったが、ちょっと安易かと、三峰経由にちょっとひねったら・・・・。
 高畑山登山口にスクータを置き出発。下部の沢沿いや杉林の道では奴がいないかおっかなびっくり。杉林を抜け出やや急な登りを混じえながら行くと、稜線手前で右へトラバース気味に行くが、急な沢の源頭を2か所程慎重に横断すると稜線へ。先が長いので高畑山はパスするが、北面を迂回する登山道ではなく、尾根上の踏み跡を844Pに直登(登る価値は?)。登山道に戻ると、903Pの巻道の途中で主のような巨大なかもしか(牛位の感じ)に遭遇するが写真間に合わず残念。巻道が終わると急ではないが本間の頭への長い登りは、花はアセビ位で少ないが、野鳥が多く、何種類もの鳴声が聞こえる。ほとんど判別できないのが悲しいが(笑)。三峰の東峰本間の頭で大休止。ここからは三峰といいながら、後4つのピークを越えて行くが、高低差はどれも100m未満で楽勝・・・・の予定だったが、もはやかつての体力はなくペースダウン。相変わらず野鳥の声に包まれる道だが、精神は癒されてもHPは回復してくれない。瀬戸沢ノ頭付近で今日初めて登山者に会う。へろへろになって到着した丹沢山は打って変わって大賑わいであった。
 富士に迎えられた山頂で食事しながら、蛭ヶ岳に足を延ばすかどうか考える。既に11時半近くだし、無理そうだったら塔から長尾尾根を下る予定だったが。山頂から見える不動の峰と蛭を見ていると、やはり主峰に挨拶に行くことに。丹沢山〜蛭間は言うまでもなく丹沢のゴールデンコース、展望に恵まれた笹の稜線漫歩で徐々に近づく蛭に励まされながら亀足で進むが、こんなにアップダウンあったっけ?この稜線に咲く花はキクザキイチゲ位で本格的な春の訪れはもう少し先のよう。鬼ヶ岩からの岩っぽい下りの後、最後の長い登りをいざり登って、懐かしい蛭の山頂着。
 とりあえず、十数年振りの山頂にて乾杯(スクータなのでノンアルですが)。富士は隠れたが、南や八は見えてはいる。が、やはり春、ボーッと霞んでいる。ゆっくりしたいが、帰りの道もあるのでエネルギー補給が済んだら15分後には腰を上げた。
 帰路は少し風も出てきた。不動の峰周辺は気持ちいい明るく開けた尾根だが、樹々が傷んで弱っているともいえ、野鳥の声はない。ゆっくりペースを心掛けたので、鬼が岩、丹沢山の登りも何とかばてずに丹沢山に戻りついたが、振り返る不動の峰にはガスがかかってきた。天気のせいにするまでもなく、塔ノ岳まで足を延ばす余力も既になく、塩水橋へ最短路で下ることに。東面につけられた木道の道を下って行くと。こちらはやはり野鳥が多く、なんとかゴジュウカラをカメラに収めた。分岐では、堂平に向かうか尾根通しに降りるか迷ったが、車道歩きは長いがその分ヒルとの遭遇は少ないかと堂平へ下った。堂平からは1時間程の単調な林道の下りだが、下の方は晴れていて周囲の新緑と桜が午後の斜光に映えて気を紛らしてくれた。
 危惧していたヤマヒルとの遭遇もなく、ひさびさの丹沢中心部を愉しみました。丹沢山〜蛭の稜線はやはり気持ちいいですが、記憶よりはちょっと遠かったかな(笑)。登路に取った丹沢三峰、ちょっと疲れましたが、目論見通り先週に引き続き静かな山を満喫できました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1033人

コメント

復帰おめでとうございます☆
マスターへ

春の丹沢も綺麗ですね〜。
うっとりしながら写真を拝見していました。

写真やコメントを見るとノンビリハイクに見えますが
・・・22km恐るべし(^_^;)

さすがです。
M度UP目指してますね
2013/4/16 12:18
目指すは・・・・
 waqueさん、コメありがとうございます。
 お蔭で、重篤だった今年の花粉症からも立ち直り、花鳥風月を愛でる(?)山歩きを再開しました
 あ、誤解のないよう申し上げておきますが、私はけっして「M」ではありません。ただ、丹沢では1,200〜1,400mの標高差を克服しないと主要ピークに立てず、メインルートでも20km程度の距離はざらなのです。なお、ここ丹沢近辺は、莫大な人口の山やを抱える首都圏のゲレンデ、ヤマレコでも真に「M」な猛者達の記録がひしめいていますよ。1日40kmとか、バリルート三昧とか・・・・、驚きですね
 まあ、ユルハイカーのodaxも、再訪を目指す中部山岳では2,000m以上の標高差を稼がねばならぬところもありますので、必然的に体力を少し戻しておく必要がありますがね。そして、目指せ「南アルプス」!・・・・て、あれ、頭文字M?
2013/4/17 7:01
復帰オメデトウゴザイマス★
マスターへ

ご挨拶遅れて申し訳ありませんでした。急に忙しくなりまして、ヤマレコcheckもままならず困っております。土曜日は関山トンネルから寒風山を目指したものの、落ち葉の上の雪でスッ転んでお尻を強打して戦意を喪失し、登山道も一部雪崩と一緒に崩れ気味だったので引き返してしまいました。歩きにくい残雪よりも、時代は低山。ヤマレコ東北ブロックも皆様すっかり花鳥風月モードで、「Mスタイルを貫くのもなんだかなサブイなぅ」と相変わらずの修業不足です(笑)

丹沢はすっかり初夏ですね。ヤマレコだと、丹沢の記録は多すぎて何がなんだか分からないので、マスターのだけチェックすることに致します。が、やはり丹沢は必然的に長歩きになってしまうものなんですよね。マスターのお言葉を頂いて安心しました。

やはりこの夏のマスターには、黒戸尾根の日帰りを期待しています!(ヽ゜ω゜)ノ
2013/4/17 22:19
丹沢⇒黒戸尾根 定番ですが
 こんばんは、derakkumaさん。
 ここしばらくお見かけしませんでしたね。先月は、ツキノワグマを気だけで敗走させたようですので、てっきりより歯応えのある相手を求め、北海道遠征でもしているのかと思っていました(笑)。落ち葉相手に不覚を取っていたとは。でも怪我をするのも、えてして緊張する岩場より、何の変哲もない場所のことも多いもの、気をつけましょう。
 丹沢は、昨年もちょこちょこと端っこショートは歩きましたが、ほんと久方ぶりに主脈メインルートの一部を歩いてみた感想は、

,笋呂蠖裕ぅ襦璽箸、人多し!「最近の登山で会ったかも」の数も半端なし!
¬敍擦箜段増えた。オーバーユース気味ですので仕方ないですが。怪談は平気ですが、階段はちとつらい。
縦走路をぐんぐん行くと気持よく移り変わるはずの展望、今じゃ帯域不足のストリーミング動画(笑)!

 黒戸尾根日帰りですか?体力派のバロメータかもしれませんが、上記のとおり、R-55のodaxには少々ハードルが高過ぎると思います。それに、もし仮に登り切れたとしたら、下りは別コースに向かっちゃいそうですネ、ピストン嫌いなので。あ、でも愛車はもちろんレシプロですよ(広島出身だからと行ってRE命ではありません)・・・・て
2013/4/18 0:01
定番なんですか!?
階段は私も嫌いなんですが、人が多い登山道は必然的に階段になってしまいますね。階段にしないとますます土の登山道が荒れてしまうからでしょうか、岩場や石の多いところも苦手な私としては、足に優しい雪山はなんてスバラシイんだ、と再認識しています。

私の場合30過ぎで突発的に独りで山歩きを始めたので、かなり非常識なところが多いですね。本はそれなりに読みましたが、ロープを使うのは危険すぎるし、一方で安全重視ばかりでもツマラナイので、気がついたらひたすら歩くほうを選んでいました。丹沢がどれくらい標準的なのか分かりませんが、ようやく“マスター”という山の師匠を得て、自分を客観的に見れるようになるんではないかと喜んでいます(笑)

山はマイペースが基本なので、ムリなさらないでください。いずれ、往年のRX-7が復活すると思いますので、楽しみにお待ちしております。

・・・谷川岳の西黒尾根&馬蹄形縦走と、笹尾根から雲取山とか、行って欲しいところはたくさんありますので、ボチボチ(ヽ゜ω゜)ノ
2013/4/19 22:32
黒戸尾根=大倉尾根×2+α
 黒戸尾根は、麓からはるかな高みを目指して険しさの増す道をひたすら登る(小生は下ったことしかありませんが)、登山の原点のようなコースですよね。剣の早月尾根とならぶ日本屈指のロング、急登コースです。
 一方、丹沢の鉄板ルート大倉尾根は比高1,200m程。難所はありませんが、これを2回登れれば、中部山岳の2,000m級の登りに匹敵します。不整脈で山から長期離脱する以前は、この大倉尾根の登りタイムを、他の山を計画する際の行程の目安にしていました。もちろん黒戸尾根等はこれに岩場や高度もあり、単純に2倍ではありませんが。
 実のところ、単独メインになりそれなりに歩けていた30才前後の頃、密かに狙ってました上記二つのルート、1日で登り切ることを。無謀にもテント背負って、その先も縦走などと 。子供ができたり、仕事が多忙になり、チャレンジも叶いませんでしたが。
 というわけで、大倉尾根の登りは今のところ避けています、衰えが数字で表れますので (閑話休題)。
 ちなみに、仙台でお世話になった泉ヶ岳ですと比高約650mですので、4回登れば黒戸尾根に匹敵ですが、さすがに4回登りは、階段登りの様で単調過ぎますかね(笑)。

PS 戯言の"マスター"が定着しているようですが、実のところ"山の師匠"のスキルはありません。誤解を招くといけないので、せめて"お笑いの師匠(ボケ役)"扱い程度にしてくださいね
2013/4/20 8:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら