丹沢山、蛭ヶ岳〜十数年ぶり丹沢主脈ちょっとだけご挨拶
- GPS
- 09:12
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,336m
- 下り
- 2,341m
コースタイム
13:01蛭ヶ岳-14:17丹沢山14:22-15:18堂平-16:18塩水川林道ゲート-16:28高畑山登山口
天候 | 晴れ後時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 高畑山への登山道上部のガレ源頭のトラバースはちょっとだけ注意 三峰尾根上の845P、登山道は巻いているが、踏み跡、赤テープあり 他は特に危険個所なし |
写真
感想
自宅復帰第2弾は、やっぱり地元丹沢へ。懐にやさしいスクータ利用で。主脈の稜線に最もお手軽に行ける塩水橋からとも思ったが、ちょっと安易かと、三峰経由にちょっとひねったら・・・・。
高畑山登山口にスクータを置き出発。下部の沢沿いや杉林の道では奴がいないかおっかなびっくり。杉林を抜け出やや急な登りを混じえながら行くと、稜線手前で右へトラバース気味に行くが、急な沢の源頭を2か所程慎重に横断すると稜線へ。先が長いので高畑山はパスするが、北面を迂回する登山道ではなく、尾根上の踏み跡を844Pに直登(登る価値は?)。登山道に戻ると、903Pの巻道の途中で主のような巨大なかもしか(牛位の感じ)に遭遇するが写真間に合わず残念。巻道が終わると急ではないが本間の頭への長い登りは、花はアセビ位で少ないが、野鳥が多く、何種類もの鳴声が聞こえる。ほとんど判別できないのが悲しいが(笑)。三峰の東峰本間の頭で大休止。ここからは三峰といいながら、後4つのピークを越えて行くが、高低差はどれも100m未満で楽勝・・・・の予定だったが、もはやかつての体力はなくペースダウン。相変わらず野鳥の声に包まれる道だが、精神は癒されてもHPは回復してくれない。瀬戸沢ノ頭付近で今日初めて登山者に会う。へろへろになって到着した丹沢山は打って変わって大賑わいであった。
富士に迎えられた山頂で食事しながら、蛭ヶ岳に足を延ばすかどうか考える。既に11時半近くだし、無理そうだったら塔から長尾尾根を下る予定だったが。山頂から見える不動の峰と蛭を見ていると、やはり主峰に挨拶に行くことに。丹沢山〜蛭間は言うまでもなく丹沢のゴールデンコース、展望に恵まれた笹の稜線漫歩で徐々に近づく蛭に励まされながら亀足で進むが、こんなにアップダウンあったっけ?この稜線に咲く花はキクザキイチゲ位で本格的な春の訪れはもう少し先のよう。鬼ヶ岩からの岩っぽい下りの後、最後の長い登りをいざり登って、懐かしい蛭の山頂着。
とりあえず、十数年振りの山頂にて乾杯(スクータなのでノンアルですが)。富士は隠れたが、南や八は見えてはいる。が、やはり春、ボーッと霞んでいる。ゆっくりしたいが、帰りの道もあるのでエネルギー補給が済んだら15分後には腰を上げた。
帰路は少し風も出てきた。不動の峰周辺は気持ちいい明るく開けた尾根だが、樹々が傷んで弱っているともいえ、野鳥の声はない。ゆっくりペースを心掛けたので、鬼が岩、丹沢山の登りも何とかばてずに丹沢山に戻りついたが、振り返る不動の峰にはガスがかかってきた。天気のせいにするまでもなく、塔ノ岳まで足を延ばす余力も既になく、塩水橋へ最短路で下ることに。東面につけられた木道の道を下って行くと。こちらはやはり野鳥が多く、なんとかゴジュウカラをカメラに収めた。分岐では、堂平に向かうか尾根通しに降りるか迷ったが、車道歩きは長いがその分ヒルとの遭遇は少ないかと堂平へ下った。堂平からは1時間程の単調な林道の下りだが、下の方は晴れていて周囲の新緑と桜が午後の斜光に映えて気を紛らしてくれた。
危惧していたヤマヒルとの遭遇もなく、ひさびさの丹沢中心部を愉しみました。丹沢山〜蛭の稜線はやはり気持ちいいですが、記憶よりはちょっと遠かったかな(笑)。登路に取った丹沢三峰、ちょっと疲れましたが、目論見通り先週に引き続き静かな山を満喫できました。
マスターへ
春の丹沢も綺麗ですね〜。
うっとりしながら写真を拝見していました。
写真やコメントを見るとノンビリハイクに見えますが
・・・22km恐るべし(^_^;)
さすがです。
M度UP目指してますね
waqueさん、コメありがとうございます。
お蔭で、重篤だった今年の花粉症からも立ち直り、花鳥風月を愛でる(?)山歩きを再開しました 。
あ、誤解のないよう申し上げておきますが、私はけっして「M」ではありません。ただ、丹沢では1,200〜1,400mの標高差を克服しないと主要ピークに立てず、メインルートでも20km程度の距離はざらなのです。なお、ここ丹沢近辺は、莫大な人口の山やを抱える首都圏のゲレンデ、ヤマレコでも真に「M」な猛者達の記録がひしめいていますよ。1日40kmとか、バリルート三昧とか・・・・、驚きですね 。
まあ、ユルハイカーのodaxも、再訪を目指す中部山岳では2,000m以上の標高差を稼がねばならぬところもありますので、必然的に体力を少し戻しておく必要がありますがね。そして、目指せ「南アルプス」!・・・・て、あれ、頭文字M?
マスターへ
ご挨拶遅れて申し訳ありませんでした。急に忙しくなりまして、ヤマレコcheckもままならず困っております。土曜日は関山トンネルから寒風山を目指したものの、落ち葉の上の雪でスッ転んでお尻を強打して戦意を喪失し、登山道も一部雪崩と一緒に崩れ気味だったので引き返してしまいました。歩きにくい残雪よりも、時代は低山。ヤマレコ東北ブロックも皆様すっかり花鳥風月モードで、「Mスタイルを貫くのもなんだかなサブイなぅ」と相変わらずの修業不足です(笑)
丹沢はすっかり初夏ですね。ヤマレコだと、丹沢の記録は多すぎて何がなんだか分からないので、マスターのだけチェックすることに致します。が、やはり丹沢は必然的に長歩きになってしまうものなんですよね。マスターのお言葉を頂いて安心しました。
やはりこの夏のマスターには、黒戸尾根の日帰りを期待しています!(ヽ゜ω゜)ノ
こんばんは、derakkumaさん。
ここしばらくお見かけしませんでしたね。先月は、ツキノワグマを気だけで敗走させたようですので、てっきりより歯応えのある相手を求め、北海道遠征でもしているのかと思っていました(笑)。落ち葉相手に不覚を取っていたとは。でも怪我をするのも、えてして緊張する岩場より、何の変哲もない場所のことも多いもの、気をつけましょう。
丹沢は、昨年もちょこちょこと端っこショートは歩きましたが、ほんと久方ぶりに主脈メインルートの一部を歩いてみた感想は、
,笋呂蠖裕ぅ襦璽箸、人多し!「最近の登山で会ったかも」の数も半端なし!
¬敍擦箜段増えた。オーバーユース気味ですので仕方ないですが。怪談は平気ですが、階段はちとつらい。
縦走路をぐんぐん行くと気持よく移り変わるはずの展望、今じゃ帯域不足のストリーミング動画(笑)!
黒戸尾根日帰りですか?体力派のバロメータかもしれませんが、上記のとおり、R-55のodaxには少々ハードルが高過ぎると思います。それに、もし仮に登り切れたとしたら、下りは別コースに向かっちゃいそうですネ、ピストン嫌いなので。あ、でも愛車はもちろんレシプロですよ(広島出身だからと行ってRE命ではありません)・・・・て 。
階段は私も嫌いなんですが、人が多い登山道は必然的に階段になってしまいますね。階段にしないとますます土の登山道が荒れてしまうからでしょうか、岩場や石の多いところも苦手な私としては、足に優しい雪山はなんてスバラシイんだ、と再認識しています。
私の場合30過ぎで突発的に独りで山歩きを始めたので、かなり非常識なところが多いですね。本はそれなりに読みましたが、ロープを使うのは危険すぎるし、一方で安全重視ばかりでもツマラナイので、気がついたらひたすら歩くほうを選んでいました。丹沢がどれくらい標準的なのか分かりませんが、ようやく“マスター”という山の師匠を得て、自分を客観的に見れるようになるんではないかと喜んでいます(笑)
山はマイペースが基本なので、ムリなさらないでください。いずれ、往年のRX-7が復活すると思いますので、楽しみにお待ちしております。
・・・谷川岳の西黒尾根&馬蹄形縦走と、笹尾根から雲取山とか、行って欲しいところはたくさんありますので、ボチボチ(ヽ゜ω゜)ノ
黒戸尾根は、麓からはるかな高みを目指して険しさの増す道をひたすら登る(小生は下ったことしかありませんが)、登山の原点のようなコースですよね。剣の早月尾根とならぶ日本屈指のロング、急登コースです。
一方、丹沢の鉄板ルート大倉尾根は比高1,200m程。難所はありませんが、これを2回登れれば、中部山岳の2,000m級の登りに匹敵します。不整脈で山から長期離脱する以前は、この大倉尾根の登りタイムを、他の山を計画する際の行程の目安にしていました。もちろん黒戸尾根等はこれに岩場や高度もあり、単純に2倍ではありませんが。
実のところ、単独メインになりそれなりに歩けていた30才前後の頃、密かに狙ってました上記二つのルート、1日で登り切ることを。無謀にもテント背負って、その先も縦走などと 。子供ができたり、仕事が多忙になり、チャレンジも叶いませんでしたが。
というわけで、大倉尾根の登りは今のところ避けています、衰えが数字で表れますので (閑話休題)。
ちなみに、仙台でお世話になった泉ヶ岳ですと比高約650mですので、4回登れば黒戸尾根に匹敵ですが、さすがに4回登りは、階段登りの様で単調過ぎますかね(笑)。
PS 戯言の"マスター"が定着しているようですが、実のところ"山の師匠"のスキルはありません。誤解を招くといけないので、せめて"お笑いの師匠(ボケ役)"扱い程度にしてくださいね 。
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