天王山・十方山 鉄塔巡り
- GPS
- 06:07
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 894m
- 下り
- 880m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に通行困難な箇所はありませんが、 分岐が多く、案内表示が無いところがあるため、 あらかじめ確認しておかないと戸惑うことでしょう。 ●円明教寺から天王山山頂 登山口への案内も、登山口の案内もありません。 登山道に入ってしまえば、運搬用のレールに沿っていくだけです。 ●天王山山頂から椎尾神社 酒解神社から十七志士の墓に向かう途中、右手に逸れると林道の終点があります。 ここから林道を進むと途中に分岐があり、登っていく方向だと天王山山頂に繋がってます。下っていく方向は椎尾神社の近くに繋がってます。 ●椎尾神社からサントリー山 椎尾神社から少し登ると、三方向に分岐しています。 右手の尾根筋と真ん中の谷筋は先で合流して天王山山頂に繋がってます。 左手はサントリー山へ直接繋がってます。 今回は真ん中の谷筋を少し進み、左手の尾根筋を進んでいます。 この尾根筋を道なりに進むとぐるりと回って、左手の谷筋に合流しますが、 途中から道を逸れて天王山山頂方向にショートカットしています。 このショートカット上にはテープの目印があります。 ●サントリー山から水無瀬の滝 サントリー山から少し下ると、分岐があり、直進する方が水無瀬の滝へは近いのですが、今回は鉄塔に寄るために、左手に逸れて、次の分岐を直進しています。2つめの分岐を直進しないで左手に進むと椎尾神社に繋がります。 ●水無瀬の滝から十方山をへて小倉神社分岐 問題ありません ●十方山から土御門天皇陵 分岐から浄土寺方向に進むとすぐに、通報ポイントを右に進み、 しばらく進んで次の通報ポイントを右手に折り返します。 通報ポイントの柱にペンの手書きで案内表示があります。 通行はまったく問題ありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
山頂付近で林道に出会うと、「こんな所に林道」と驚き、
どこから繋がってきているのだろうと好奇心がわきます。
鉄塔は何しろ目立つのだが、近くにあるようで近づけなかったり。
今回は、この二つの確認が大きな目標です。
興味ない人には、つまらないレポートかもしれませんがご容赦を。
今回で林道は把握できたものの、鉄塔についてはあと少し気になるところが。
周辺のマイナールートにも気になるところが、新たにいくつか見つかったので、
また、近々天王山を訪れることになりそうです。
さまざまな鳥の声をくぐりながら上る山道。天王山への道には
手すりがついており、バリアフリーの親切設計かと思いきや、
モノレールの線路だった。春には筍が麓の町に運ばれるルート
らしい。
最初の鉄塔は、その足元を竹に包囲されていた。竹は競うように
高く天を目指すも、鉄塔の高さには到底かなわない。ただ、
下から見上げるとやはり、竹の迫力は鉄塔に負けていないのだ。
次の鉄塔へ向かう道には、ところどころに白い花のようなものを
つけた低木が並んでいた。つぼみが堅いまま「春はまだまだですよ」
という感じでほとんど顔を伏せている。時季が来ればさぞかし
賑やかな沿道になることだろう。
三週間ぶりの椎尾神社を経て、緑色の名神高速チューブ脇から
谷筋を上って行くと、かすかに水の音が聞こえる。涸れていた水が
今回は静かに流れており、何かが始まる予感。
二つめと三つめの鉄塔には、前回も訪れている。近くの鵯上戸
(ヒヨドリジョウゴ)も記憶に新しい。が、その赤い実はいっそう
赤く輝いて、すっかり熟していた。
昼休憩の後、再び電線の見えるところへ。四つめの鉄塔の周囲では、
いくつかの切り株が新しい断面を見せている。鉄塔は、周りの
木には枝の一本も触れさせず、雲間からの光を浴びて神々しく
聳えていた。
一度高速道路の南側に下り、今度はトンネルの下をくぐり抜けて
山手に戻ると、木の枝から青い実の房がぶら下がっていた。
自動車の騒音をものともせず、大小の鳥たちが口々に声を上げ
ながら飛び交っている。コンクリートの段差を踏み外しそうに
なりながらも、鳥たちに気を取られて歩いていると、枝と枝の
間からメジロが姿を現した。ウグイス以上にウグイス豆のような
色で、しかも丸い。
この高速道路の喧噪の中、いきなり現れた滝が水無瀬の滝であった。
水音は聞こえにくいが、そこそこの高さから水が勢いよく流れ落ち、
なかなか立派だ。すぐ横にはいくつかの龍神の祠もある。
そして、滝の近くから五つめの鉄塔が確認できた。
再び山に入って北上。十方山から土御門天皇陵を経て小倉神社へ。
その名は、天王山をうろうろしながら、道標で度々目にしていた。
拝殿の側道に並ぶ十二支の石像もそれぞれ愉快だが、その続きに
鎮座している大きな岩は、いったい何なんだろう。とても適当な
感じで、まさにカオスだ。
拝殿の入り口には辛丑(かのとうし)の絵馬が掛けられており、
割拝殿を通り抜けると、はや節分祭に備えてか、お火焚きの火床が
用意されていた。いよいよ春がやってくるのだ。
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