御池岳(テーブルランドで雪山テン泊デビュー)

2021年02月06日(土) ~ 2021年02月07日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,024m
• 下り: 1,025m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:50

9:50 鞍掛橋
12:10 鈴北岳
13:10 御池岳
13:20 奥の平
13:40 テーブルランド

2日目

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:00

10:20 テーブルランド
10:40 ボタンブチ
11:00 御池岳
12:00 鈴北岳
13:20 鞍掛橋

天候

①晴れ
②曇り→晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

写真

2/6 9:51

鞍掛トンネルのバリケードの手前には既に車が5-6台駐まっていました。空いたスペースに車を駐め，御池岳に向けて出発！

登山口に向かって雪の上を歩いて行きます。

2/6 9:56

登山口からいきなり急登です。

長い急登に耐え黙々と登っていきます。青空が広がってきてテンション上がります。

2/6 11:10

坂が緩やかになり，視界が開けてきました。

2/6 11:13

快晴です！眩しい〜!!

2/6 11:16

ワカンを装着し，鈴北岳へのトレースを追います。

Mさんに借りた山と道スリーを背負い，軽快に登る私。（イメージ）

ワカン歩きにちょうど良い雪質で，サクサク歩けます。

2/6 11:41

鈴北岳へ伸びる稜線。

2/6 12:04

樹氷と雪がごちゃまぜに固まったモンスター？！

2/6 12:07

鈴北岳への最後の登り。

2/6 12:07

でっかい樹氷の塊！

2/6 12:07

まもなく鈴北岳です。

2/6 12:11

鈴北岳とうちゃこ！バックは霊仙山。ここまで抜きつ抜かれつ言葉を交わしたハイカーに，テン泊するならテーブルランドを勧められ，予定外にテーブルランドを目指すことにします。

2/6 13:12

かなり大回りして，裏ルートから御池岳とうちゃこ！素晴らしい御池ブルーです。カメラのタイマーがうまくいかず撮影にもたついていたら，ちょうど登って来られたハイカーが写真を撮ってくれました。

2/6 13:15

イケメンシリーズ①
写真を撮ってくれた爽やかな山男風お兄さんと。

2/6 13:24

奥の平を経由してテーブルランドへ向かいます。

2/6 13:26

樹氷がもったり張り付いて，枝が重そう。

2/6 13:34

雪原の白と空の青が美しいコントラストを醸し出しています。

2/6 13:36

初めて見るドリーネ！

2/6 13:39

青空とドリーネ！

2/6 13:40

気持ちの良い雪原歩きです。

2/6 15:08

泊地を決めたら，早速テント設営。クロスペグや割り箸ペグを埋め込んで何とか張れましたが，張りがイマイチなのを見かねたMさん，四隅をピンと伸ばし，Mさんの幅広ペグでサイドをしっかり固定してくれました。ただ，ストックが雪にめり込んでいつもより高さが低い…。

2/6 15:11

3人めいめいテントを張りました。目の前にドリーネがあります。

2/6 15:15

テーブルランドを勧めてくれたハイカーが話していた通り，3時を過ぎると青のドリーネが!!

テントを張ったら，テーブルランド散策へ。白と青が眩しすぎます！

2/6 15:18

広々とした雪原にトレースが伸びています。

2/6 15:19

なんちゃって雪庇。

2/6 15:30

テーブルランドの雪原のスケールにはため息がでます…。

2/6 16:28

散策後はお待ちかねディナータイム。Mさんは，とろ火仕様のアルストでおつまみのお肉をじわじわと炒めています。

2/6 16:29

Sさんはアヒージョでスタート。にんにくオイルを浸したフランスパンの美味しかったこと！けれど，そんなに沢山のにんにくオイル，消費できるの…？

2/6 17:23

晩ご飯を食べているとだんだんと陽が落ちてきました。

2/6 17:23

ドリーネの向こう側へ日没を見に行きます。

2/6 17:26

琵琶湖の向こう側（比叡山のあたりでしょうか？）に太陽が沈んでいきます。

2/6 17:27

わずか数分間の色の変化が息を呑む美しさです。

2/6 17:46

テントに戻り，Mさんはアルコールストーブでミネストローネを作ります。私はコーヒーとスイーツでおしまい，早々におやすみなさい…。

2/7 7:47

翌朝は昨日とは一転，ガスに覆われています。

2/7 8:37

Sさんは生米からご飯を炊き，昨夜のアヒージョで残ったにんにくオイルでリゾットを作っていますが，ガスの調子がイマイチでなかなか出来ず…。いつまで料理してんの?!

2/7 9:45

今回，ソリを持って行きましたが，湿っぽい雪だったので滑りませんでした。このソリは下山途中で落としてきたので，もし拾った方はどうぞ使ってください。

2/7 9:53

怪しげな雲がもくもくと…。空模様がどんどん変化します。

2/7 10:04

空が明るくなってきました。ドリーネの向こう側をハイカーが歩いています。

2/7 10:25

出発する頃には青空が！

2/7 10:32

ボタンブチが見えてきました。

2/7 10:39

ボタンブチとうちゃこ！

2/7 10:41

ボタンブチをスルーしたSさんを追って，御池岳へ向かいます。

2/7 10:56

御池岳とうちゃこ！しかし，Sさんはいません…。

2/7 11:27

鈴北岳の手前で待っていてくれたSさんと合流し，鈴北岳からの長い稜線を駆け下ります。

2/7 11:47

雪庇のようなところに造られたジャンプ台(?)でポーズをとるSさん。へっぴり腰！

2/7 12:02

イケメンシリーズ②
渋い雰囲気の男性ハイカー，持ち手がサビサビの木製ピッケル，ジャンパーや帽子もレアもの。うかがうと，ジャンパーは滋賀国体由来だそう。由緒ある山男でいらっしゃいました。

2/7 13:19

登山口まで戻ってきました。お疲れ様でした！

感想

Buna-blue

テン泊仲間のSさん，Mさんと，たっぷりの積雪が期待できそうな御池岳へ。初日は眩しい青空の下，さくさくワカン歩き。出会った地元ハイカーにテント泊と言ったら，テーブルランドを勧められ，思い切って足を延ばすと，広大な雪原，ドリーネ…その迫力と美しさに息を呑みました。
3人とも初めての雪山テン泊，張り切って持ってきた雪山用ペグを駆使し，テント設営。時間が早いのでテーブルランドを一回りし，感動のうちに晩御飯開始。アヒージョやミネストローネと凝ったメニューの中で私は定番の鍋。体があったまって美味しい〜。そのうちだんだん陽が落ちてきて日没を見に行くと，刻々と色合いを変えながら沈んでいく夕陽の美しいこと！テントに戻り，酒飲みの二人は深夜まで宴会(?）していたようですが，私は早々に就寝zzz。
早朝に目が覚めると，周囲はガスに包まれて真っ白！それでも，朝ごはんを食べ，散策しているうちにだんだん晴れてきて，青空の下，出発。
ボタンブチで鈴鹿の山並みを眺め，再び尾池岳山頂を踏み，鈴北岳経由で前日と同じルートを下山。
念願の積雪たっぷりワカン歩き，初めてのテーブルランド，噂に聞く青のドリーネ…雪山テン泊デビューも大成功で，大満足の山行となりました！