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Yamareco

記録ID: 293194
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

残雪の赤岳へ、滑落危険な地蔵尾根、北沢はよい散歩道でした

2013年05月05日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.6km
登り
1,236m
下り
1,236m

コースタイム

4:40美濃戸-(南沢)-6:54行者小屋7:44-(地蔵尾根)-8:55展望荘-9:29赤岳10:10-(文三郎)-11:08行者小屋-11:40赤岳鉱泉11:57-13:12美濃戸
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス 美濃戸の駐車場、1日1000円。スカスカです。1/5程度埋まってました。
コース状況/
危険箇所等
地蔵尾根、上2/3はかなり急、滑落すると危険。
文三郎のほうが、危険度は少ないように思えた。
行者小屋から上は、10本爪以上アイゼンとピッケル必須です。
標高2000m以上は、4本爪程度が必要でした。
美濃戸では、阿弥陀の上に月が見えていました。
2013年05月05日 04:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 4:40
美濃戸では、阿弥陀の上に月が見えていました。
南沢を行きます。気温0℃。
2013年05月05日 04:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 4:46
南沢を行きます。気温0℃。
標高2000mを超えると雪が。4本爪を装着。
2013年05月05日 05:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 5:45
標高2000mを超えると雪が。4本爪を装着。
朝日が射してきました。
2013年05月05日 06:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:26
朝日が射してきました。
大同心が、朝もやに浮かびます。迫力!
2013年05月05日 06:28撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:28
大同心が、朝もやに浮かびます。迫力!
朝の横岳。
2013年05月05日 06:44撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:44
朝の横岳。
ふと、下を見ると模様が。
2013年05月05日 06:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:45
ふと、下を見ると模様が。
赤岳見えてきました。
2013年05月05日 06:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:46
赤岳見えてきました。
朝日が当たる阿弥陀。
2013年05月05日 06:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:46
朝日が当たる阿弥陀。
行者小屋到着。気温-6℃、寒い。
2013年05月05日 06:54撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:54
行者小屋到着。気温-6℃、寒い。
厚着し、バナナを食べ、12本爪とピッケルを装備。
2013年05月05日 07:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 7:19
厚着し、バナナを食べ、12本爪とピッケルを装備。
雪の地蔵尾根、初チャレンジ。
2013年05月05日 07:44撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 7:44
雪の地蔵尾根、初チャレンジ。
最初は森の中ですが、
2013年05月05日 07:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 7:50
最初は森の中ですが、
そのうち、急坂に。
2013年05月05日 08:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:09
そのうち、急坂に。
階段を登ると、横岳見えた、カッコイー。
2013年05月05日 08:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:17
階段を登ると、横岳見えた、カッコイー。
もうすぐ、森林限界。ダケカンバしかありません。急坂が続きます。
2013年05月05日 08:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:17
もうすぐ、森林限界。ダケカンバしかありません。急坂が続きます。
阿弥陀と中岳。
2013年05月05日 08:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:24
阿弥陀と中岳。
階段、鎖場もmixした、急坂が続きます。
2013年05月05日 08:27撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:27
階段、鎖場もmixした、急坂が続きます。
地蔵尾根の2/3は、滑落するとやばい斜度です。私の技量では、とても停止できないです。
2013年05月05日 08:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:32
地蔵尾根の2/3は、滑落するとやばい斜度です。私の技量では、とても停止できないです。
こんなところを登ってきました。
2013年05月05日 08:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:40
こんなところを登ってきました。
これは、いよいよ有名なナイフリッジか?
2013年05月05日 08:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:40
これは、いよいよ有名なナイフリッジか?
とおもったが、ナイフではなく平です。
2013年05月05日 08:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:40
とおもったが、ナイフではなく平です。
赤岳見えた!
2013年05月05日 08:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:40
赤岳見えた!
結局、残っているナイフリッジ数m、怖くはないです。
2013年05月05日 08:41撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:41
結局、残っているナイフリッジ数m、怖くはないです。
青空! 直射日光で暑いです。
2013年05月05日 08:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:42
青空! 直射日光で暑いです。
最後は、こんな岩場を上りました。
2013年05月05日 08:44撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:44
最後は、こんな岩場を上りました。
地蔵尾根、登りました。疲れた!
2013年05月05日 08:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:45
地蔵尾根、登りました。疲れた!
赤岳と展望荘です。
2013年05月05日 08:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:48
赤岳と展望荘です。
赤岳見ながら、バナナを頂ます。
2013年05月05日 08:55撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:55
赤岳見ながら、バナナを頂ます。
穂高、大キレット、槍。
2013年05月05日 09:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:00
穂高、大キレット、槍。
赤岳頂上に向かいます。
2013年05月05日 09:03撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:03
赤岳頂上に向かいます。
横岳と展望荘。
2013年05月05日 09:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:08
横岳と展望荘。
地蔵尾根よりは、斜度は楽かな。
2013年05月05日 09:11撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:11
地蔵尾根よりは、斜度は楽かな。
硫黄、東西天狗、蓼科山まで見えてみました。絶景!
2013年05月05日 09:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:17
硫黄、東西天狗、蓼科山まで見えてみました。絶景!
県界尾根は、踏み跡なし。怖そう。
2013年05月05日 09:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:18
県界尾根は、踏み跡なし。怖そう。
もうすぐ頂上。
2013年05月05日 09:23撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:23
もうすぐ頂上。
到着。雪の赤岳、初登頂!!
2013年05月05日 09:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:29
到着。雪の赤岳、初登頂!!
横岳と最後のバナナです。
2013年05月05日 09:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:32
横岳と最後のバナナです。
阿弥陀。
2013年05月05日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:33
阿弥陀。
標識のあるほうの頂。人多い。
2013年05月05日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:33
標識のあるほうの頂。人多い。
赤岳頂上小屋で休憩します。
2013年05月05日 09:37撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:37
赤岳頂上小屋で休憩します。
コーヒー400円をいただきます。
2013年05月05日 09:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 9:45
コーヒー400円をいただきます。
下る前に、写真を撮っていただきました。
2013年05月05日 10:02撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:02
下る前に、写真を撮っていただきました。
もう1つへ渡る道は、軽度のナイフリッジ。怖くはないですが。
2013年05月05日 10:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:05
もう1つへ渡る道は、軽度のナイフリッジ。怖くはないですが。
無事の登山を感謝し、無事の下山を祈念します。
2013年05月05日 10:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:05
無事の登山を感謝し、無事の下山を祈念します。
赤岳の標識、けっこうボロボロですね。
2013年05月05日 10:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:06
赤岳の標識、けっこうボロボロですね。
おー、権現、ギボシ、編笠山、西岳、三つ頭が見える。
2013年05月05日 10:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:08
おー、権現、ギボシ、編笠山、西岳、三つ頭が見える。
権現とギボシの上に、南アルプス3兄弟、北、甲斐駒、仙丈。
2013年05月05日 10:10撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:10
権現とギボシの上に、南アルプス3兄弟、北、甲斐駒、仙丈。
隣の竜が峰ですね。1度行きました。
2013年05月05日 10:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:14
隣の竜が峰ですね。1度行きました。
県界尾根と真教寺尾根。迫力ある巨大な尾根です。
2013年05月05日 10:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:14
県界尾根と真教寺尾根。迫力ある巨大な尾根です。
下って行きます。
2013年05月05日 10:15撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:15
下って行きます。
鎖は埋まっていますが、ステップが切っており、歩きやすい。
2013年05月05日 10:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:17
鎖は埋まっていますが、ステップが切っており、歩きやすい。
ここから滑落すると、500m下、立場川の源流まで落ちます。しかも、岩場が多数あり、ぶつかりながら落ちるでしょう。GW中も亡くなった方がいます。合掌。
2013年05月05日 10:20撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:20
ここから滑落すると、500m下、立場川の源流まで落ちます。しかも、岩場が多数あり、ぶつかりながら落ちるでしょう。GW中も亡くなった方がいます。合掌。
ここを降りてきました。
2013年05月05日 10:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:24
ここを降りてきました。
権現とギボシの見納めです。
2013年05月05日 10:31撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:31
権現とギボシの見納めです。
阿弥陀アップ、だれも登っていない感じ。
2013年05月05日 10:31撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:31
阿弥陀アップ、だれも登っていない感じ。
阿弥陀と中岳。
2013年05月05日 10:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:32
阿弥陀と中岳。
文三郎を下ります。
2013年05月05日 10:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:32
文三郎を下ります。
最初は斜めにトラバース。
2013年05月05日 10:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:33
最初は斜めにトラバース。
あとは、ずっとステップが切ってあります。歩きやすい。
2013年05月05日 10:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:42
あとは、ずっとステップが切ってあります。歩きやすい。
途中で、赤岳を見上げる。すごい岩場。
2013年05月05日 10:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:48
途中で、赤岳を見上げる。すごい岩場。
横岳もいいね。
2013年05月05日 10:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:48
横岳もいいね。
阿弥陀、3人ほど登り始めています。
2013年05月05日 10:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 10:48
阿弥陀、3人ほど登り始めています。
赤岳が遠くなります。
2013年05月05日 11:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 11:04
赤岳が遠くなります。
斜めからの横岳、最高。
2013年05月05日 11:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 11:04
斜めからの横岳、最高。
硫黄岳アップ。
2013年05月05日 11:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 11:04
硫黄岳アップ。
行者小屋到着。まだ11時。折角なので、赤岳鉱泉から北沢で回り道して帰ります。
2013年05月05日 11:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 11:08
行者小屋到着。まだ11時。折角なので、赤岳鉱泉から北沢で回り道して帰ります。
10分で、中山乗越。
2013年05月05日 11:25撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 11:25
10分で、中山乗越。
横岳を何度も撮ってしまう。
2013年05月05日 11:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 11:29
横岳を何度も撮ってしまう。
硫黄岳。
2013年05月05日 11:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 11:32
硫黄岳。
赤岳鉱泉到着、アイスキャンディ、まだ残っています。立ち入り禁止。
2013年05月05日 11:57撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 11:57
赤岳鉱泉到着、アイスキャンディ、まだ残っています。立ち入り禁止。
北沢は川のせせらぎが気持ちいいです。鉄分で赤い川です。
2013年05月05日 12:23撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 12:23
北沢は川のせせらぎが気持ちいいです。鉄分で赤い川です。
途中の広場まで雪があります。
2013年05月05日 12:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 12:26
途中の広場まで雪があります。
広場の橋。おにぎり休憩。
2013年05月05日 12:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 12:32
広場の橋。おにぎり休憩。
あとは、気持ちのいい林道です。
2013年05月05日 12:41撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 12:41
あとは、気持ちのいい林道です。
河原。
2013年05月05日 12:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 12:46
河原。
林の中。
2013年05月05日 12:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 12:50
林の中。
美濃戸に着きました。
2013年05月05日 13:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 13:12
美濃戸に着きました。
鉢巻道路沿いにピンクの桜がキレイ。
2013年05月05日 13:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 13:35
鉢巻道路沿いにピンクの桜がキレイ。
船山十字に行く道沿いの桜が一番見事でした。
2013年05月05日 13:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 13:39
船山十字に行く道沿いの桜が一番見事でした。
自宅より、赤岳、阿弥陀、横岳を望む。
2013年05月05日 14:37撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 14:37
自宅より、赤岳、阿弥陀、横岳を望む。

感想

4連休3日目、天気もよさそうなので、山に行きます。今回は、思い切って残雪の赤岳へチャレンジ。厳寒期の赤岳は、単独ではとても登る気はしないが、今の時期ならいけるのでは?と思い、行って見ます。でも、手に余り無理そうなら引き返すつもりです。

朝3時半に起き、4時に出発。4時半に美濃戸に到着。4時40分スタート。南沢経由で行者小屋を目指します。あまり体力を消耗しないよう、ペースを抑えます。およそ、400−450m/h程度の速度でコースタイム程度の速度で登ります。それでも、近頃仕事が大変で体がへたっていたので、すこし辛いです。

2時間10分で行者小屋到着。結構しんどい。赤岳やめて、北沢まわり帰ろうかとも思ったが、まだ7時前だし、仕事が大変だからこそ気分を変えるためにも登ろうと気を取り直し、準備。−5℃で冬なみに寒い。厚着をして、10本爪付け、ピッケル持ち、ストックはその辺にデポ。準備に50分かかりました。

まずは、もっともやばそうな地蔵尾根のコースを登ります。上にナイフリッジがあり、途中もピッケルと前爪だよりの急坂が続くと聞いています。途中1/3ぐらいから、森林限界になり、急坂が続きます。ギボシの立場川サイドほどではないが、この急坂を滑落したら、ただではすまないでしょう。結構、危険。ここだけでも、私の技量と装備では、厳寒期に単独ではやはり無理です。

時々、鎖や階段に助けられますが、ピッケルとアイゼンを頼りに1歩1歩登ります。かなりしんどい。最後にナイフリッジと遭遇かと思いきや、ほとんど消滅していました。お地蔵さんに会った時はほっとしました。行者小屋から1時間ですが、かなり疲れました。またリスクも感じました。ここでも、赤岳やめて、このまま帰ろうかと思いましたが、赤岳展望荘で小休止して、気を取り直して、頂上へアタック。

頂上までの道は、地蔵尾根ほど急ではありませんでした。歩きやすいです。30分かからずに頂上へ。頂上小屋でコーヒーを頂き、休憩をして、下山のパワーを蓄えます。下りは、標識に寄り、岩場を下り、文三郎を下ります。ステップが切っており、結構、下りやすいです。滑落して、危ないところは若干ありますが、地蔵尾根よりは安全に見えました。山頂から1時間で行者小屋へ。地蔵尾根と文三郎を歩きましたが、沢山の人とすれ違いました。これだけ人がいると、単独でも安心です。

まだ11時なので、北沢に寄り道して帰ります。山の散歩道としては、南沢より北沢が好きなので。赤岳鉱泉まで30分。まだ、アイスキャンディ、結構残ってますね。北沢を下ると、まず、川があります。赤い鉄分の多い川ですが、きもちのいいせせらぎをかんじることができます。川を離れると、林道歩きとなり、林の中を気持ちよく歩けます。そうこうするうちに美濃戸到着。自宅への帰り道、鉢巻道路と船山十字への道の桜がキレイでした。

本日は体がヘタッテましたが、無事、雪の赤岳に登ることができました。GWということで人も沢山おり、天気もよく眺望も最高、風も無風に近く、気温も日中は上がり、最高のコンディションでした。ということで今日は登れたが、厳寒期に単独で来るのはやめようと思いました。あと、地蔵尾根を登っていて12本爪が欲しくなりました。今まで10本爪で不足を感じたことはなかったのですが、こんなところは少しでもグリップ力の高いアイゼンが欲しくなります。

ともあれ、楽しい雪の赤岳でした。赤岳、ありがとう! 横岳、阿弥陀も、最高の眺望をありがとう。

P.S.
・腰がちょっと痛い状態で強行したのですが、翌朝起きると悪化してました。こりゃ完治するまで山にいけないな。でもGWで病院もやっていない。
・NV−U37のメモリスティックが読めなくなり、登山スタート直後、2万5千分の1地図が表示できなくなり、また、GPSログもとれず。修理かと思ったが、その後家に帰り、なんどか挿しなおすと復活。接触不良だったか?
・通勤中、高速道路での石とびで、フロントガラスにひびが入っています。通勤程度では変わらなかったのに、美濃戸の林道で何度も振られたせいか、ひびが伸びた! GWで修理ができず、でも車がないと通勤できないし、ちょっとやばい。

残雪期の赤岳を体験できたのはすばらしい経験でしたが、(腰や車で)無理するとろくなことがない事例でした。

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コメント

totoro san お疲れ様でした
いやー、赤岳、横岳はまだまだ冬山?ですね。
日帰り行ける地の便、トトロさんの実力、羨ましいです。
5/24−25と、弊社の山女性(ガールではありません)4名を連れて、ああ男性は5名です。オーレンに宿泊し、硫黄岳、東天狗を登る予定なんですが、そのころまでには融雪がすすむと思うんですが。
女性は、完全な初心者です。

最後の写真ですが、ご自宅からですか。いいですね。
私の住むマンションの庭からは、富士山 がちょこっと
見えますが。
2013/5/5 21:01
Mikuniさん、こんにちわ。
前の夜、雨が降ったのですが、2000m以上では雪だったようで、薄っすらと新雪がかぶってました。朝は気温も低く冬でした。昼、太陽が照ると暑かったですが。

5月末だとかなり融雪は進んでますが、日陰の道は残ると思います。今年は残雪が多そう。お気をつけて、楽しんでください。
2013/5/6 1:40
totoro_san様/GW中でも早朝登山
GW中、毎日良い天気なので、山に行けないことはない日でも道路や駐車場の混雑(もっというと登山道の混雑まで)を考えると気持ちが萎えてしまい、どこにも出かけずに過ごしています。
しかしtotoro_san様のようにごく早朝出かけてしまえばGW中とは思えぬ様子で行けるのですね。

私も雪がちょっと残っているくらいの赤岳登ってみたいのですが、このレコを拝見すると、軟弱アイゼンとお飾りに過ぎないピッケル(なにしろ一度も使ったことがない)しかない私にはまだまだ難しそうです。

麓の美濃戸あたりはもう新緑の登山道の様子なのに上はまだまだあなどれませんね。
赤岳頂上山荘と山頂祠の間にあんなこわそうな細尾根あったかいな?と。夏の様子とまるで違いますね。
もう少し自重してから出かけようかなと考えています。有用な情報満載のレコをありがとうございました。
2013/5/6 5:50
pasocomさん、おはようございます。
朝早かったので、行者小屋までは2組とすれ違った程度でした。そこからは、そこそこ多かったですが。ただ、単独で雪の赤岳は怖いので、人が多くてよかったです。

雪がちょっと残っている程度の赤岳なら、私でもいけるかなと思っていってみました。条件がよかったのでなんとか行けましたが、厳寒期であれば、滑落防止訓練をしっかりしてアンザイレンしてベテランを含むグループで登るべき山かな、と思いました。

私のように、単にピッケルと10本爪アイゼンがあるだけで、このクラス(滑落すると危険な斜面だらけの雪山)を登ろうとするのはリスクが高いと感じました。
2013/5/6 6:33
お疲れ様でした!
素晴らしい登山でしたね!
写真を見ているだけで、ビビってしまう斜面の角度です。これは下を見ないほうがいいですね。下りが怖そう・・しかし・・とても楽しそう

いつも思いますけど、近くにこんな山があって羨ましいです。
私も12本爪アイゼンを来冬までに購入しようと思っています。
2013/5/6 6:58
DSAさん、素晴らしい登山でした。
素晴らしい登山でしたが、ビビッてしまう斜面の角度でした。アイゼンとピッケルが大活躍です、というかないと無理、滑落して死ぬか大怪我です。

12本爪があると、冬の行動範囲が広がります。DSAさんも無茶をしない範囲でお楽しみください。
2013/5/6 7:10
totoroさん、お久しぶりです。
雪の赤岳登頂おめでとうございます。地蔵で行かれたんですね。

毎回拝見してますが、totoroさんの住まれてる所が羨ましいです。近くにしっかりした山岳があるのにとても憧れます。特に八ヶ岳はいいですね

まだ蓼科山に訪れていないので、近々寄せて貰います。
2013/5/6 9:45
HIDENORI-Tさん、こんにちわ。
HIDENORI-Tさんは11月の初冬、新雪ラッセルで地蔵から登ったのですね。やっぱり、それはとてもすごいと実感しました。私は残雪期が限界。それでも今回、雪の赤岳に登れてうれしかったです。

蓼科山にも是非、いらっしゃいませ。
2013/5/6 14:00
トトロさん、こんにちは!
最後のおうちからの眺望、ずるいわぁ、ずるいです!
こんな景色を見ちゃうとちょっと体調すぐれなくても、車がヤバくても山に足が向かってしまうのは仕方ないのかも。。

でも車も腰もどちらもきちんと治さないと怖いですので気をつけてくださいね!

八ヶ岳はいつでもトトロさんの目の前にありますから
あぁ、うらやましぃ
2013/5/7 15:23
kamehibaさん、いつもコメント、ありがとうございます。
最後の眺望は、私のベットからの景色です。2週間ほど前隣の家が木を切り、南八ヶ岳から北八ヶ岳、蓼科山まで、全山見えるようになりました。(これは自慢ですね)

万全でなくても、つい八ヶ岳に向かってしまいます。八ヶ岳が招くよ!、ついでに、甲斐駒、黒戸尾根もベッドから見えます。早くおいでよ、といつも誘ってくれます。雪が消えたら万を持して今年行くよ! と心でつぶやいています。

腰と車、しっかり治したいと思います。ありがとうございます。
2013/5/7 20:21
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積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
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体力レベル
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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
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2/5
体力レベル
4/5

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