頼母木山 奇跡の晴天、無風の山頂 西俣尾根より

2021年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:29
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,531m
• 下り: 1,529m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:43
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:26

距離 14.6km 登り 1,531m 下り 1,534m

6:16 梅花皮荘
8:32 西俣ノ峰
9:21 枯松峰
9:48 9:54 大ドミ
11:21 11:54 頼母木山
12:26 12:29 大ドミ
12:49 枯松峰
13:32 13:33 西俣ノ峰
14:41 梅花皮荘
14:42 ゴール地点

天候

快晴　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

梅花皮荘前の駐車場に停めさせてもらいました。

コース状況／危険箇所等

奥川入から先の尾根への取付き序盤は雪付きが不安定です。来週になるとかなり困難になるのではないかと思います。

稜線に出るとツリーホールにクレバスが各所にあります。

クラストしている急登があるので12本刃のアイゼンがあると心強いと思います。

その他周辺情報

梅花皮荘の日帰り入浴500円。受付15:30まで。

写真

梅花皮荘前に駐車させてもらいました。この時外気温マイナス8度。

2/28 6:31

モルゲンに染まる飯豊主稜線を正面に奥川入から尾根取付きまで歩く。

2/28 6:48

尾根取付きからしばらくは脆い細尾根をたどる。午後は更にグサグサになっていました。

2/28 7:39

ようやく安定した雪原歩きになる。

2/28 8:00

枯松山を右手に見ながら標高を上げていく。

2/28 8:00

振返ると朝日連峰が雲海に浮かんでいる。

2/28 8:34

エブリ差岳が見えてきました。

2/28 8:34

おー、雪庇の向こうに飯豊主稜線が見えてきました。

2/28 8:39

このあたりは隠れクレバスが各所にある。

2/28 9:04

白く輝くエブリ差岳。

2/28 9:05

快適な尾根歩き。

2/28 9:13

西俣の峰への登り。

2/28 9:15

西俣の峰を越えて、再び広い稜線。

2/28 9:20

頼母木山が大きくなってきた。

2/28 10:17

このあたり、雪がクラストぎみ。

2/28 10:17

青空に一筋の飛行機雲。

2/28 10:28

風が強くなりそうな気配がしたので、このあたりで上着を着こむ。

2/28 10:28

エブリ差岳。

2/28 10:32

2年前の撤退ポイント頼母木山手前のピークヘ。

2/28 10:34

風紋がすごい。

2/28 10:37

いよいよ別世界になってきた。

2/28 10:37

下はガリガリ。

2/28 10:50

2年前この斜面は爆風だったが今日は嘘のように無風。

2/28 10:50

テカテカ。

2/28 11:06

ここを登る。

2/28 11:08

頼母木山手前ピーク。2年前爆風で撤退したポイント。2年越しでリベンジ。

2/28 11:10

爆風のオブジェがすごい。

2/28 11:12

頼母木山へラストの登り。

2/28 11:12

波立つ白い海原のような稜線を進む。

2/28 11:13

テカテカの斜面を登り切り、

2/28 11:20

頼母木山山頂到着！

2/28 11:21

山頂は無風で無音。異空間の絶景が広がっていた。正面は地神山。

2/28 11:22

地神北峰の肩の奥に本山が見える。

2/28 11:22

2/28 11:22

頼母木小屋から大石山方面。

2/28 11:22

二王子岳。

2/28 11:22

天気が良いので地神山まで行きたい！　と思ったがやめました。頼母木山を本日の山頂にします。

2/28 11:50

最後、頼母木山頂でセルフで記念写真を撮りました。

2/28 11:54

山頂でしばし休憩。もったいないのですが、朝日連峰を正面に帰ります。

2/28 11:54

何度もエブリ差岳。

2/28 11:54

頼母木小屋、その先までトレースは繋がっていた。

2/28 11:55

朝日連峰全部。左奥には月山か。

2/28 11:55

蔵王もクッキリ。

2/28 12:02

下りは早い。

2/28 12:44

大ドミあたりからエブリ差岳見納めか。

2/28 12:54

2/28 12:44

輝く頼母木山。

2/28 12:44

本山遥か。

2/28 12:54

造形美。

2/28 12:57

午後になってかなり暑くなってきた。西俣の峰までまだまだかなりある。

2/28 13:06

クレバスに片足を取られる。

2/28 13:18

そこらじゅうで口を開けていた。

2/28 13:24

見事な雪庇。

2/28 13:25

2/28 13:32

大曲り、絶景P。

2/28 13:32

飯豊主稜線見納め。

2/28 13:34

吸い込まされそうな景観。

2/28 13:34

あとはひたすら下るだけ。

2/28 14:03

雪割れ寸前の細い筋を下る。

2/28 14:45

なんとか戻りました。

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

ricefieldspk

　2年前、山頂手前のピークで強烈な爆風を受けて撤退した以来の西俣尾根。天気予報で晴天が約束されていました。現地に着くと約束通りの澄んだ青空。満を持してのリベンジは絶好のコンディションとなりました。

　冬の飯豊でここまでの好天は一冬の間で滅多にないと思います。白と青のコントラスト。山頂に近づくにつれ広がる異空間。風の音すら聞こえない静寂な世界。奇跡のような絶景を眺め、歩き、幸運な時間を過ごすことができました。