立山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 604m
- 下り
- 607m
コースタイム
天候 | 5/11:快晴、5/12:曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした |
その他周辺情報 | みどのロッヂでランチ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
行動食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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感想
5月11日 快晴
今回は燃費の良い聖のFITハイブリッドでアプローチ。
日曜日の夕方出発なのでアクアラインの混雑を考慮して早めの15:00に出発したが、遅かった。既に袖ヶ浦ICの先から大渋滞。
東名、圏央道、中央道は渋滞無く順調に走行。
談合坂SAで休憩し、松本ICで降りてコンビニで朝食を調達。松本から立山までは安房トンネルを通り、神岡経由の140km。
安房トンネル内の気温は0℃だった。平湯までは通い慣れた道だが、その先は初めて通る道。北陸道経由より距離は100km短いが、一般道が長く所要時間はほぼ同じなのだ。
1:05立山駅に到着。気温は7℃、ちょっと肌寒い。平日なので流石に駐車場はガラガラ。車の後ろのデッドスペースにワンタッチテントを張って仮眠。
3:30トイレに起きたが、寒いので車に移動した。夏のキャンプ用のペラペラの化繊シュラフだったが、羽毛シュラフにすべきだった。
5:30起床。テントを撤収と身支度をして立山駅へ。ケーブルカーは7:00の始発をWEB予約していたので、行列不要と思いきや、窓口にはWEB予約の中国人が大勢いて10分以上待ってしまった。
WEB予約の窓口は1つしかないので、当日券のほうが早かった。
平日なので日本人の姿は少ないが、中国人観光客で溢れていた。駅舎内の無料休憩所でコンビニ朝食。
7:00のケーブルカーは満員だが、大半は中国人or台湾人だ。美女平で高原バスに乗り換え。定刻は7:40だが、臨時便が7:20に出た。
室堂行きの高原バスは最初は新緑の中を走り、次第に雪が増えて有名な雪の回廊を縫って走るようになる。天気が良いので車窓からの立山・剱が素晴らしい。
所要時間50分のところ45分で室堂に到着。この時間は未だあまり人がいない。
休憩室で身支度し、ビーコンの取り扱いをママさんと聖にして装着する。雪崩事故をきっかけに昨シーズンから11,4,5,6月の登山にはビーコン携帯が義務づけられたのだ。
ビーコンは買うと3〜4万円もするので、使用頻度を考えると購入は難しいので、今回は「やまどうぐレンタル屋」という所でレンタルした。2泊3日で3,500円と比較的安く、出発の3〜5日前に届いて帰った翌日返却すれば良く、返却の送料も着払いなのでとても便利だ。
室堂でもレンタルしているが、1日5,000円で2日だと6,000円と高いので、「やまどうぐレンタル屋」はとてもリーズナブルだ。
休憩室で準備しているとみくりが池温泉から電話があった。黒部ケーブルカーが故障で今日は終日運休になり、信州側からの入山は出来ないので、入山確認の電話だった。立山から入山した旨を伝えたが、立山回りで正解だった。
平日だし、時間も早いので観光客は少ないが、室堂にいる観光客はほとんど中国人のようだ。
天気は素晴らしいピーカンで風もない。一面の雪だが、今年は雪融けが早くて雪が少ない。ポールに沿って一ノ越を目指す。雪は良く締まっており、ツボ足でOK。スノーシューは持ってこなくて正解だった。
一ノ越手前の急斜面は下りはアイゼンがあった方が良いかも?一ノ越からの展望は素晴らしく、槍・穂高も綺麗に見える。
一ノ越から雄山への登りは雪が無いとの事前情報だったが、先週降った雪が少しあってアイゼンがあっても無くても登りにくいコンディションだ。ノーアイゼンで登ったが、土や岩の露出ヶ所も多いのでまあ、正解だろう。
途中で雷鳥のつがいを見た。
11:15一ノ越から1時間で雄山に登頂。風も無く登っていると暑いので室堂からずっとTシャツ1枚でOKだったが、山頂は少し風があるのでフリースを着た。
雄山山頂からは360°の大パノラマ。西に白山、東に富士山もかすかに見え、日本三霊山と言われる富士山、立山、白山を一度に見る事ができる。社務所の前でノンアルコールビールで乾杯してから奥宮へ。
奥宮からは剱岳の展望が素晴らしい。
雄山に登っている人の8〜9割はスノボかスキーの人だが、ナップザックにスニーカーの外人カップルが雄山まで登って来たのには驚いた。室堂以外には中国人はいないようだった。
下山も雪と岩がミックスしていやらしく、気を付けて慎重に下る。
一ノ越で休憩中に少しだけヒップボードで滑って遊んだ。
一ノ越からはアイゼンを装着して下ったが、雪は腐っていたのでアイゼンは不要だった。途中でブルドーザーが道を付けているのを見た。室堂から一ノ越まで安全に楽に歩けるようにしているのだろうか?
室堂に着くと観光客でごったがえしていた。やはり大半は中国人だ。
いまだかつて行っていない「大谷ウォーク」に初めて行った。駐車場にはもの凄い数の観光バスが来ている。下に降りるとまたまた中国人ばかり。
今日の雪の壁の高さは13m。入口付近は4〜5mだが、400m位行くと最高地点があり、皆が記念写真を撮っていた。「雪の大谷」というと10mを越す雪の壁が延々と続くイメージだが、高いのはごく一部で、大半は4〜5mなのだった。
大谷ウォークから戻り、ホテル立山のカフェでコーヒーとシフォンケーキで休憩。
カフェは待ち行列ができるほどの大人気!
一休みしてから本日の宿「みくりが池温泉」へ。室堂ターミナルから少し離れると観光客は殆どいなくなる。みくりが池はほぼ雪で埋まっているが、周辺が一部融けていてコバルトブルーで美しい!
部屋は2階の207号室で6畳の個室。3人なのでゆったりだ。「喫茶みくり」で小屋から届いたハガキでソフトクリームのサービス。
夕食は18:00〜なので16:30〜風呂へ。露天風呂はなく内風呂だけだが、日本最高所の温泉はとても気持ちが良い。我々が入ったときは貸切だったが、出る頃にはいっぱいになった。中には中国人もいた。
部屋に戻り布団を敷いてママさんが戻るまで休憩。
フロントで黒部ケーブルの復旧見込みを聞いたが、明日も終日運休とのこと。もう諦めるとはよほど重傷なのだろう。信州側からの客はみなキャンセルで、下山する人は室堂から扇沢への回送バスで下山していったとのこと。
18:00〜夕食。品数が多くとても美味しい。ビールをジョッキで2杯飲み、日本酒も飲んでいい気持ちになってしまった。食堂は19:30クローズだが、我々は誰もいなくなるまで飲んでしまった。
20:00就寝
5月12日 曇りのち晴れ
5:30起床。夜中は強風と雨が吹き荒れていたが、朝には上がっていた。朝食前に朝風呂を浴びた。これが温泉付き山小屋の良さだ。
6:30〜朝食。10ほど前にいったら一番乗りだった。美味しいビュッフェを頂く。
食後出発準備。雨は上がり、風も弱く室堂までは降られそうもないので雨具を着けずに7:30に出発。
2,900mから上はガスだが、明るく遠望もあり、富山の市街地も見える。室堂に着くと既に20人位の人がバスの改札口に並んでいた。
8:00の始発バスに乗車。隣に座った人は扇沢から入山し、昨日下山するはずが回送バスが出たあとに室堂に着いたために下山できず、もう一泊して今日は富山から新幹線と大糸線を乗り継いで扇沢まで車を取りに行くとのこと。
ケーブル代は返金されたが、宿泊費や交通費は補填されなかったとのこと。因みに立山駅〜扇沢間の交通費は7,600円、所要時間は6時間だ。
立山駅に着いた頃風が強くなったが、大勢の観光客が乗車待ちをしていた。
立山駅でお土産を買って出発。平日のせいか復路も深夜の往路並にガラガラだ。
丁度昼時に「みどのロッヂ」に到着。久しぶりのみどのロッヂで美味しい蕎麦のランチ。サービスで「コシアブラ」のお浸しを出してもらったが、帰りがけに生のコシアブラを各人1包みづつ持たせてくれた。
復路は全て空いていて17:30我が家に到着。今回は天気も良く素晴らしい山行だった。
寝る前にアイゼンの手入れとビーコン返却の梱包をした。
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