ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2978448
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

龍ヶ岳 雪庇ロード繋いだ果ての大絶景

2021年03月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:23
距離
12.5km
登り
856m
下り
840m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:14
合計
6:24
距離 12.5km 登り 856m 下り 858m
7:19
72
スタート地点
8:31
8:35
148
11:03
11:13
109
13:02
41
13:43
ゴール地点
天候 晴れ 徐々に雲がとれて快晴に 風も殆どなし
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道113号 二井宿峠のトンネル手前駐車場所
コース状況/
危険箇所等
雪は大分融けており、仙王岳までは尾根のヤブがちな場所と雪のミックス。仙王岳からは県境尾根をたどるが、雪庇にはかなりクラックがはいっており温度が上がれば崩落の危険がある。今日は気温が低かったので安定していて、歩くに良かったが、細尾根では薮に逃げることも多かった。
仙王岳の肩までは赤テープもあったが、その先はほとんど無い。
二井宿峠のトンネル入り口わきに、広い駐車スペースがあるので、ここに置かせてもらいます。すでに1台駐車中。先行される方がいるのかな?
2021年03月07日 07:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/7 7:21
二井宿峠のトンネル入り口わきに、広い駐車スペースがあるので、ここに置かせてもらいます。すでに1台駐車中。先行される方がいるのかな?
国道を少し戻って、玉ノ木原湿原の向かい側から入山
2021年03月07日 07:26撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 7:26
国道を少し戻って、玉ノ木原湿原の向かい側から入山
落葉松の林を抜けて尾根筋にかかると雪がありません。固い雪に軽アイゼンを履いてきたのですが、まあまあ正解のようです。
2021年03月07日 07:52撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 7:52
落葉松の林を抜けて尾根筋にかかると雪がありません。固い雪に軽アイゼンを履いてきたのですが、まあまあ正解のようです。
仙王岳の肩に出ました。雪堤が仙王岳まで続いています。
2021年03月07日 08:16撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 8:16
仙王岳の肩に出ました。雪堤が仙王岳まで続いています。
どうやら右へ回り込まないといけないようですね
2021年03月07日 08:24撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 8:24
どうやら右へ回り込まないといけないようですね
蔵王のほうはまだ雲に隠れています
2021年03月07日 08:24撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 8:24
蔵王のほうはまだ雲に隠れています
固くて全く沈まない雪。もうすぐ仙王岳山頂です。
2021年03月07日 08:29撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 8:29
固くて全く沈まない雪。もうすぐ仙王岳山頂です。
ここが山頂です。山名板も何もありません。
2021年03月07日 08:32撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 8:32
ここが山頂です。山名板も何もありません。
登ってきた尾根の隣は急峻な谷です
2021年03月07日 08:32撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 8:32
登ってきた尾根の隣は急峻な谷です
七ヶ宿スキー場のある峠田岳
2021年03月07日 08:35撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 8:35
七ヶ宿スキー場のある峠田岳
これから向かう彼方に、二つの山頂がある竜ヶ岳が見える
2021年03月07日 08:38撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 8:38
これから向かう彼方に、二つの山頂がある竜ヶ岳が見える
右側杉木立があるのが宗教上の山頂だそうです。三角点があるのは左側。
2021年03月07日 08:37撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 8:37
右側杉木立があるのが宗教上の山頂だそうです。三角点があるのは左側。
これからたどるルートが見えます。それほど難しくなさそうに見えますが・・?
2021年03月07日 08:40撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 8:40
これからたどるルートが見えます。それほど難しくなさそうに見えますが・・?
雪庇ロードの細尾根です。雪が堅く締まっているので助かりますが、やばい場所は右の藪に逃げなければなりません。
2021年03月07日 08:44撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 8:44
雪庇ロードの細尾根です。雪が堅く締まっているので助かりますが、やばい場所は右の藪に逃げなければなりません。
この辺りは広くて気持ち良いですが、油断できませんよ
2021年03月07日 09:03撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 9:03
この辺りは広くて気持ち良いですが、油断できませんよ
蔵王の雲が取れました。不忘山から南屏風、屏風など白い姿です。
2021年03月07日 09:03撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 9:03
蔵王の雲が取れました。不忘山から南屏風、屏風など白い姿です。
分厚い雪庇が崩れ始めています
2021年03月07日 09:07撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 9:07
分厚い雪庇が崩れ始めています
こんな感じのクラックがそちらこちらにあります
2021年03月07日 09:16撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 9:16
こんな感じのクラックがそちらこちらにあります
滑ったら気持ち良さそうな斜面ですが、今日の固さでは止まらないかも
2021年03月07日 09:20撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 9:20
滑ったら気持ち良さそうな斜面ですが、今日の固さでは止まらないかも
南西の方角になかなか鋭い山容の山が見えてきました。どうやら吾妻と飯豊の間にある栂峰らしいです。
2021年03月07日 09:25撮影 by  DC-G9, Panasonic
6
3/7 9:25
南西の方角になかなか鋭い山容の山が見えてきました。どうやら吾妻と飯豊の間にある栂峰らしいです。
薄い雲の帯を纏った飯豊本山がかっこいい
2021年03月07日 09:25撮影 by  DC-G9, Panasonic
4
3/7 9:25
薄い雲の帯を纏った飯豊本山がかっこいい
890m峰を下るとぐっと広がり気持ちのいい森になる
2021年03月07日 09:29撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 9:29
890m峰を下るとぐっと広がり気持ちのいい森になる
803m鞍部。枝をたくさん張り出す奇形ブナの森。
2021年03月07日 09:32撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 9:32
803m鞍部。枝をたくさん張り出す奇形ブナの森。
春間近を感じさせるブナの影
2021年03月07日 09:33撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 9:33
春間近を感じさせるブナの影
巨大ではないけれど年輪を感じるブナ
2021年03月07日 09:34撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 9:34
巨大ではないけれど年輪を感じるブナ
鞍部を過ぎて登っていくと飯豊連峰が見事な姿を見せてくれた
2021年03月07日 09:45撮影 by  DC-G9, Panasonic
4
3/7 9:45
鞍部を過ぎて登っていくと飯豊連峰が見事な姿を見せてくれた
右へ視線を送ると三体山や祝瓶山も見えた
2021年03月07日 09:48撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
3/7 9:48
右へ視線を送ると三体山や祝瓶山も見えた
これが本日の核心部。かなり急な雪の壁に先行者の方も苦労しているようだ。私は右へ回り込んで、灌木をつかんで何とか登り切った。
2021年03月07日 09:50撮影 by  DC-G9, Panasonic
6
3/7 9:50
これが本日の核心部。かなり急な雪の壁に先行者の方も苦労しているようだ。私は右へ回り込んで、灌木をつかんで何とか登り切った。
難所を登り切ると、ここまで歩いて来た仙王岳からの行程や蔵王が一気に目の前に広がった
2021年03月07日 10:03撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 10:03
難所を登り切ると、ここまで歩いて来た仙王岳からの行程や蔵王が一気に目の前に広がった
そしてご褒美。ブナの細い枝先が霧氷で輝いている。
2021年03月07日 10:03撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 10:03
そしてご褒美。ブナの細い枝先が霧氷で輝いている。
霧氷がいったん溶けて再結氷した雨氷なのかな。キラッキラッ。
2021年03月07日 10:05撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 10:05
霧氷がいったん溶けて再結氷した雨氷なのかな。キラッキラッ。
無数のダイヤモンドが輝くよう (画面サイズだけトリミングしました)
2021年03月07日 10:06撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 10:06
無数のダイヤモンドが輝くよう (画面サイズだけトリミングしました)
霧氷の森が広がって青空へ手を伸ばす
2021年03月07日 10:13撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 10:13
霧氷の森が広がって青空へ手を伸ばす
白い森の向こうに蔵王も白く輝く
2021年03月07日 10:16撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 10:16
白い森の向こうに蔵王も白く輝く
朝日連峰の雲も取れた
2021年03月07日 10:18撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 10:18
朝日連峰の雲も取れた
月山も見事だ。鳥海山は見えなかった。
2021年03月07日 10:19撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 10:19
月山も見事だ。鳥海山は見えなかった。
三角点のある龍ヶ岳の山頂は見える場所の奥に
2021年03月07日 10:20撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 10:20
三角点のある龍ヶ岳の山頂は見える場所の奥に
気持ち良すぎます。
2021年03月07日 10:26撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 10:26
気持ち良すぎます。
太陽と霧氷と
2021年03月07日 10:27撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 10:27
太陽と霧氷と
982m峰の向こうに大朝日岳が、かっこよく姿を見せている。杉木立の中には石祠が3基と、雨乞いの儀式をしたという小さな池があるらしい。
2021年03月07日 10:30撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 10:30
982m峰の向こうに大朝日岳が、かっこよく姿を見せている。杉木立の中には石祠が3基と、雨乞いの儀式をしたという小さな池があるらしい。
雲がまったくなくなった。右から不忘山、南屏風、屏風岳、杉ヶ峰、刈田岳、熊野岳、三宝荒神山。この並び方はなかなか新鮮だ。
2021年03月07日 10:30撮影 by  DC-G9, Panasonic
4
3/7 10:30
雲がまったくなくなった。右から不忘山、南屏風、屏風岳、杉ヶ峰、刈田岳、熊野岳、三宝荒神山。この並び方はなかなか新鮮だ。
ぐるっと南を向けば吾妻小富士から始まる吾妻連峰が一望だ
2021年03月07日 10:31撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 10:31
ぐるっと南を向けば吾妻小富士から始まる吾妻連峰が一望だ
そしてこちらは見事なまでに白い飯豊連峰
2021年03月07日 10:31撮影 by  DC-G9, Panasonic
6
3/7 10:31
そしてこちらは見事なまでに白い飯豊連峰
蔵王やハマグリ山、番城山など。仙王岳から続く雪庇の県境稜線。
2021年03月07日 10:36撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 10:36
蔵王やハマグリ山、番城山など。仙王岳から続く雪庇の県境稜線。
山名版は見えなかったけど三角点は見えていた。9年ぶりに宿題だった山頂に立てた。
2021年03月07日 10:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/7 10:37
山名版は見えなかったけど三角点は見えていた。9年ぶりに宿題だった山頂に立てた。
あまりに天気が良いので、見える限りの山頂をアップで撮りまくった。熊野岳、手前にライザスキー場も見えている。
2021年03月07日 10:57撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 10:57
あまりに天気が良いので、見える限りの山頂をアップで撮りまくった。熊野岳、手前にライザスキー場も見えている。
奥に見えるのが屏風岳。そして南屏風から不忘山にかけて。すでに雪は消えているように見える。
2021年03月07日 10:57撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
3/7 10:57
奥に見えるのが屏風岳。そして南屏風から不忘山にかけて。すでに雪は消えているように見える。
蔵王連峰の端っこ、瀧山
2021年03月07日 10:58撮影 by  DC-G9, Panasonic
6
3/7 10:58
蔵王連峰の端っこ、瀧山
月山は奥羽山脈方面から見るとどこでもこの形
2021年03月07日 10:58撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
3/7 10:58
月山は奥羽山脈方面から見るとどこでもこの形
ちょっと雲が掛かった大朝日岳
2021年03月07日 10:59撮影 by  DC-G9, Panasonic
4
3/7 10:59
ちょっと雲が掛かった大朝日岳
ピラミッド型の祝瓶山
2021年03月07日 10:59撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
3/7 10:59
ピラミッド型の祝瓶山
もう一度ドアップで飯豊本山
2021年03月07日 10:59撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
3/7 10:59
もう一度ドアップで飯豊本山
北股岳、梅花皮岳など
2021年03月07日 10:59撮影 by  DC-G9, Panasonic
5
3/7 10:59
北股岳、梅花皮岳など
連峰最西端の山、朳差岳。左の尖った山は鉾立峰だろう。
2021年03月07日 10:59撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 10:59
連峰最西端の山、朳差岳。左の尖った山は鉾立峰だろう。
山腹に天元台スキー場がある西吾妻山。ちょこっと顔を出すのは西大巓。
2021年03月07日 11:00撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 11:00
山腹に天元台スキー場がある西吾妻山。ちょこっと顔を出すのは西大巓。
吾妻小富士や五色沼を抱く一切経山。手前に見えるのは栗子山塊の駒ケ岳や豪士山だろうか。
2021年03月07日 11:01撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 11:01
吾妻小富士や五色沼を抱く一切経山。手前に見えるのは栗子山塊の駒ケ岳や豪士山だろうか。
米沢の街や笹野山を前に従え、なかなか鋭い姿をしている栂峰。もしかしたら飯森山も見えているのかも。
2021年03月07日 11:01撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 11:01
米沢の街や笹野山を前に従え、なかなか鋭い姿をしている栂峰。もしかしたら飯森山も見えているのかも。
先行された方も宿題にしていた山だったと。美しい山頂なのでもう少し先まで見に行かれた。私は先に戻り道へ。
2021年03月07日 11:06撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 11:06
先行された方も宿題にしていた山だったと。美しい山頂なのでもう少し先まで見に行かれた。私は先に戻り道へ。
昼が近づいても気温が低いままなのか、霧氷が落ちない
2021年03月07日 11:20撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 11:20
昼が近づいても気温が低いままなのか、霧氷が落ちない
また振り返ってしまった
2021年03月07日 11:21撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 11:21
また振り返ってしまった
朝日連峰から月山までも一望だ
2021年03月07日 11:28撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 11:28
朝日連峰から月山までも一望だ
あまりに霧氷の枝が綺麗なので、すこしエフェクトかけてみた
2021年03月07日 11:31撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 11:31
あまりに霧氷の枝が綺麗なので、すこしエフェクトかけてみた
満ち足りた気分だが、まだ油断はできない
2021年03月07日 11:31撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 11:31
満ち足りた気分だが、まだ油断はできない
帰り道も怖かった
2021年03月07日 11:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/7 11:35
帰り道も怖かった
ちょっとしたナイフリッジ状。雪が堅く無ければ怖くないのだが。
2021年03月07日 11:42撮影 by  DC-G9, Panasonic
2
3/7 11:42
ちょっとしたナイフリッジ状。雪が堅く無ければ怖くないのだが。
核心部の雪壁を何とか降りて、下から見上げてみた。この写真ではたいして傾斜を感じないけど・・・。
2021年03月07日 11:48撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 11:48
核心部の雪壁を何とか降りて、下から見上げてみた。この写真ではたいして傾斜を感じないけど・・・。
とりあえず雪壁と雪庇ロードを振り返り
2021年03月07日 11:50撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 11:50
とりあえず雪壁と雪庇ロードを振り返り
また奇形ブナの森に戻ってきた
2021年03月07日 12:01撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/7 12:01
また奇形ブナの森に戻ってきた
そして雪庇の道へ
2021年03月07日 12:22撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 12:22
そして雪庇の道へ
細尾根はできるだけ巻いて
2021年03月07日 12:28撮影 by  DC-G9, Panasonic
1
3/7 12:28
細尾根はできるだけ巻いて
こんな怖いのが次々
2021年03月07日 12:32撮影 by  DC-G9, Panasonic
3
3/7 12:32
こんな怖いのが次々
あともう少しで仙王岳。この後山頂は西へ巻いて下ったが、その先方のところで油断して、北尾根を下りかけて戻ったのは反省反省。
2021年03月07日 12:40撮影 by  DC-G9, Panasonic
4
3/7 12:40
あともう少しで仙王岳。この後山頂は西へ巻いて下ったが、その先方のところで油断して、北尾根を下りかけて戻ったのは反省反省。

感想

宮城県と山形県の県境最南部に位置する龍ヶ岳は、9年ほど前に鳩峰峠から夏に登っている。すでにその時、ルートは藪っぽく、すらっとは辿り着いたが、それ以上は進める気にもならなかった。その後、分県ガイド「宮城県の山」で紹介されたときは、その先に雨乞いをする池や祠などがあると書いてあった。やはりそこまで行きたいものであると思っていたが、最近の状態ではさらに藪化が進んだようで、夏道からでは難しいようである。2年ほど前に山のベテランさんのブログに、二井宿峠から3月に踏破した記録が出ていた。それをなぞることを宿題に機会を狙っていたが、ようやく果たすことができた。
それでもこの日は幸運だったようで、気温が低く、雪が堅く締まっており、雪庇の崩壊などの危険はかなり低くなっていた。さらにほかに人もいないだろうと思っていたのが、車が一台停まっており、仙王岳を過ぎると先に先行する方の姿が見えた。やはり他に人の姿を見るというのは、未知の山に登るときに安心感が違う。この方とは龍ヶ岳の山頂でしばし歓談できたが、良い思い出となった。
また私にとってこの冬4度目かの好天で、360度名だたる名峰の大絶景に恵まれた。真っ白に雪化粧した蔵王や飯豊、朝日、吾妻などあまりにも近く、手に取るようだった。キラキラ眩しく輝く霧氷樹とも相まって、本当に忘れられない一日であった。

参考にさせて頂いた曽根田さんのブログはこちら
http://blog.livedoor.jp/yamasone/archives/1073981764.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:531人

コメント

霧氷が綺麗ですね
ほぼ無風快晴のこれ以上は望めない素晴らしい天気でしたね。
雪庇が崩壊を始めていて、このルートも今年は終盤でしょうね。
私の記録が役立って何よりでした。
2021/3/10 0:30
Re: 霧氷が綺麗ですね
ご覧いただいてありがとうございます。本当にいい天気でした。
登る機会の少ない山域ですから、あれだけの眺望が得られて幸いでした。
霧氷も綺麗でしたし、私ごときのカメラでも、少しは様子が伝わったかと思うと嬉しいです。
SONEさんや他の方たちの記録があることで、ソロで歩くことの多い私にはとても力になっております。
2021/3/10 4:56
龍ヶ岳でしたか
素晴らしい展望でしたね。
天候が良かった事もあるのでしょうが、東北南部の名山が揃い踏みで、この山の立地の良さが感じられます。
いつか行かなければいけない山リストに入れておかねば
2021/3/10 19:57
Re: 龍ヶ岳でしたか
こんばんは。
私は二度目でしたが、夏に鳩峰峠から行ったときは藪ばかりで、大して面白くもない山でした。雪のある時に行くとまるで違う顔を見せてくれました。
今シーズンはもう難しそうですが、機会があればぜひ!
2021/3/10 21:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら