穏やかな富士山、お鉢めぐりもしてきました(富士吉田口)
- GPS
- 08:33
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,652m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
9:42お鉢巡り出発-10:14剣ヶ峰山頂-10:56久須志神社(戻り休憩)
山頂発11:30-尻セード滑走-12:04花小屋-13:14富士スバルライン五合目着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当日 完全な雪道は花小屋からですが、しっかりトレースがあります、気温が上がったせいだと思いますが東洋館まではノーアイゼンで行けました。 須走口と合流付近左谷沿いで拳大の落石が数回ありました。 山頂直下がアイスバーンと聞いていましたが日が当たってゆるんでいて全く問題はありませんでした。 お鉢回りは、アイゼンを外してピッケルだけ持って行きました、剣ヶ峰直下のトラバースがすこし気を遣いましたが大丈夫でした。昼頃から山頂直下の雪もゆるんで尻セードには快適でした。 |
写真
感想
残雪期の富士山へいつか登りたいと思っていた。
今週末天気が持ちそうというので、千載一遇とばかりいつものA君を誘って地元を2時に出発した。こんなに早く出かける登山は初めてだ。睡眠不足のままスバルライン5合目に到着。途中の展望台も含めて、素晴らしい景色にびっくりした。雲海に浮かぶ南アルプスをはじめ、八ヶ岳の山々が見える。これだけでも充分な景色、さすが富士山、来て良かったとまず感動する。
駐車場は4時半にもかかわらず、すでに観光バスが来ていてレストハウスには照明かついている。スキーヤーの皆さんは駐車場の奥に集合していて、まだ支度をしていない、たぶん雪がゆるんでくる時間を見計らって出発するのだろう。
この日はもっとたくさんの登山者がいるかと思ったが、ほとんどがスキーヤーばかりだった。
富士吉田口のヤマレコの情報は少なく、最新の登山道や雪の状態を知りたかったが、GW以降先週の日曜日までは寒かったこともあって、厳しそうな状況を予測していたが、ここ数日の気温の上昇もあって山頂下のアイスバーンは無くなって、東洋館までノーアイゼンで登ることが出来た。
あと富士山の暴風は驚異なので心配したが、この日はそよ風程度で幸いだった。
山頂までの直登の雪の斜面は、前日雪が降ったこともあって、吹きだまりに足をとられたり、高度の影響ですぐに息があがってしまって、一定のペースを保ちながら登ることが出来なかった。
お鉢巡りは荷物とアイゼンをおいて出発したが、1箇所アイスバーンの場所があって少し難儀したが、剣ヶ峰から先は、広大な真っ白い雪原を歩いているようで一瞬ここはどこかと思った。垂直から水平の風景の変化が新鮮で面白かった。
是非歩いてみてください、おすすめです。
11時過ぎに下り始めたが、スキーヤーがこの時間山頂目指してたくさん上がってこられるのにはびっくりした。あまりの多さに直下の斜面での尻セードをあきらめて、隣のバーンにした。これが大正解で、人はほとんどいなくてかつ雪質は最高、広く何もない斜面を思い切り滑り降りた。あまりに距離が長いので途中3度ほど休んで下った。刻々と変わる雪質でちょうど良い塩梅だった。
下った花小屋から頂上を見上げるとガスが出てきていたので、本当に良いタイミングでの登山だったと思う。
暖かく風もなく、素晴らしい雪質こんなコンデションはそうはないだろう、本当に富士山に感謝です、すばらしい登山を堪能でききました。
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