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Yamareco

記録ID: 3009671
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳 (千畳敷より往復)

2021年03月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:26
距離
3.6km
登り
471m
下り
477m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:12
休憩
0:14
合計
2:26
距離 3.6km 登り 477m 下り 477m
9:42
41
10:23
10:26
2
10:28
14
10:42
10:43
6
10:49
10:50
11
11:01
11:08
8
11:16
11:17
8
11:25
8
11:33
5
11:38
11:39
29
12:08
天候 晴時々曇・西の風稜線で10m/sくらい・気温0℃くらい。低気圧の接近で午後から天気が崩れる予報になっていたため、早めの行動を意識しました。
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅の台バスセンター横の駐車場にはかなりの空きがありましたが、ここからしらび平までの路線バスがこの日も関門でした。自分はバス停に午前6時半に並び(それで30番目くらい)、朝一便のバス・ロープウェイに乗れました。しかしそのときバス停の行列は100人以上あったんじゃないかと思います。
コース状況/
危険箇所等
●一週間前の降雪以降気温の高い日が続いたからでしょうか?全体として適度に締まった歩きやすい雪質でした。八丁坂の上半分にはしっかりしたステップができ上がり、ほぼ最上部まで斜面に向き合ったまま階段のように登れてしまうくらいで、下りも楽をさせていただきました。
●一方、トレースを外すとツァッケのよく刺さるやや硬めの雪(幸いアイスバーン化はしていませんでした)で、そういう斜面を歩ける人は場所によってそっちを選びながら登降するともっと楽ちん、とも感じました。
その他周辺情報 ●菅の台バスセンターでバスを待っている登山者各組に山服姿の警察官がいつも声をかけて下さいます。この日は「ビーコンお持ちですか?」「あ、あぁ、いいえ…」「ご存じでしょうが、今の千畳敷は雪崩の巣です。先週の大きな雪崩で埋まった人が助かったのは、ビーコンを持っていたからです。よく考えて山に登って下さいね。」…そうだったんですか。反省しました。努力します。
●早朝、登山前の腹ごしらえには、駒ヶ根IC近くのすき家が24時間営業で使えます。
●下山後は、こまくさの湯(日帰り温泉)。菅の台バスセンター付近。食堂もあって、馬肉のメニューが豊富でした。
先週の雪崩に関する貼り紙。慎重なご判断を、と。菅の台バスセンターにて。
2021年03月20日 06:58撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/20 6:58
先週の雪崩に関する貼り紙。慎重なご判断を、と。菅の台バスセンターにて。
千畳敷に着きました。準備にモタモタしているうちに、トップははるか先を行っています。
2021年03月20日 09:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/20 9:41
千畳敷に着きました。準備にモタモタしているうちに、トップははるか先を行っています。
これが先週の雪崩の跡かな?
2021年03月20日 09:53撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/20 9:53
これが先週の雪崩の跡かな?
雪崩の跡を迂回するように歩き、八丁坂に向かいます。カールの底では腐り始めていましたが、適度に締まった歩きやすい雪です。
2021年03月20日 09:53撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
3/20 9:53
雪崩の跡を迂回するように歩き、八丁坂に向かいます。カールの底では腐り始めていましたが、適度に締まった歩きやすい雪です。
オットセイ岩。
2021年03月20日 10:12撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/20 10:12
オットセイ岩。
八丁坂の最上部まで登ってきました。個人的には赤岳の地蔵尾根を登る苦しさの半分くらいかなと思いましたが、体調や雪質の差もあるでしょうから一概には言えません。
2021年03月20日 10:20撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/20 10:20
八丁坂の最上部まで登ってきました。個人的には赤岳の地蔵尾根を登る苦しさの半分くらいかなと思いましたが、体調や雪質の差もあるでしょうから一概には言えません。
最後に短いトラバースをして乗越浄土の鞍部に出ます。
2021年03月20日 10:20撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
3/20 10:20
最後に短いトラバースをして乗越浄土の鞍部に出ます。
乗越浄土。
2021年03月20日 10:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/20 10:25
乗越浄土。
閉じた小屋の向こうに中岳が。
2021年03月20日 10:30撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/20 10:30
閉じた小屋の向こうに中岳が。
中岳の南斜面。雪が薄く、岩やハイマツが顔をのぞかせていました。適当に避けながら歩きます。
2021年03月20日 10:38撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/20 10:38
中岳の南斜面。雪が薄く、岩やハイマツが顔をのぞかせていました。適当に避けながら歩きます。
中岳の頂上に立ちました。ここでやっと見える木曽駒ヶ岳。灰色の雲が次第に低くなってきました。
2021年03月20日 10:43撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
3/20 10:43
中岳の頂上に立ちました。ここでやっと見える木曽駒ヶ岳。灰色の雲が次第に低くなってきました。
木曽駒ヶ岳神社に登拝。コロナ騒動が収まったらいずれ夏に登って御朱印をいただきたいと思っています。すぐ横には伊那駒ヶ岳神社も。
2021年03月20日 11:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
3/20 11:03
木曽駒ヶ岳神社に登拝。コロナ騒動が収まったらいずれ夏に登って御朱印をいただきたいと思っています。すぐ横には伊那駒ヶ岳神社も。
木曽駒ヶ岳頂上付近から眺めた、宝剣岳から空木岳への長い稜線。今回一番見ごたえを感じたシーンでした。
2021年03月20日 11:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
3/20 11:08
木曽駒ヶ岳頂上付近から眺めた、宝剣岳から空木岳への長い稜線。今回一番見ごたえを感じたシーンでした。
木曽駒を後にして、再び中岳へ。
2021年03月20日 11:18撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/20 11:18
木曽駒を後にして、再び中岳へ。
中岳頂上まで戻ってきました。目の前の斜面を下り、宝剣岳の手前で左へ折れれば乗越浄土です。
2021年03月20日 11:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/20 11:27
中岳頂上まで戻ってきました。目の前の斜面を下り、宝剣岳の手前で左へ折れれば乗越浄土です。
さて、八丁坂を下ります。ジェットコースターみたいに感じられる(笑)斜度ですが、適度に締まった雪で、楽をさせていただきました。
2021年03月20日 11:37撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/20 11:37
さて、八丁坂を下ります。ジェットコースターみたいに感じられる(笑)斜度ですが、適度に締まった雪で、楽をさせていただきました。
千畳敷カールの底。ロープウェイ駅まであと少しです。駅横の小さな急斜面では2パーティが雪訓?中でした。
2021年03月20日 12:02撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/20 12:02
千畳敷カールの底。ロープウェイ駅まであと少しです。駅横の小さな急斜面では2パーティが雪訓?中でした。
午後3時過ぎ、下界から山を見上げたところ。宝剣岳の稜線に厚い雲がかかりはじめました。天気が崩れるタイミングは予報によってまちまちでしたが、まあよくもってくれました。
2021年03月20日 15:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
4
3/20 15:16
午後3時過ぎ、下界から山を見上げたところ。宝剣岳の稜線に厚い雲がかかりはじめました。天気が崩れるタイミングは予報によってまちまちでしたが、まあよくもってくれました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ ヘルメット
備考 ビーコンを持参すべきでした。。

感想

風の弱い晴天で路面の雪質も上等という好条件でした。しかし凍結、雪崩、稜線の天候急変などで状況は簡単に暗転するでしょうから、この日の印象だけでこの山のイメージを作ってはいけないんだろうなと思います。稜線の眺望は圧巻でした。あと、次回はビーコンを持参するよう努力します。高いなぁ…

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利用交通機関: 車・バイク
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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