古道に残雪詰まる赤坂山と寒風/妙裕寺の枝垂桜
- GPS
- 06:19
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 971m
- 下り
- 953m
コースタイム
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高700m以上の古道の凹みに残雪が詰まっている。踏み抜き多い。稜線上では樹林帯に残雪あるがよく締まっている。花はまだ先。 |
写真
感想
今日は雨上がりで晴れ予報、仕事の間が空いたので山行先を考える。近場でお手軽な山という事で赤坂山に向かう。
マキノ高原の登山者用駐車場には金沢No.の車が1台止められていた。準備して登山口に向かう。いつもとは違う道が手前にあることに気がつく。昔のコースらしく十数分で大きな休憩舎があった。そこからは上は杉の幼木が繁茂する尾根道を進む。やがて自然林となって深く堀割れた古道が現れ登山道と合流してブナの木平に着いた。
辺りは日が遮られ寒い。昨夜の降雪が四阿の屋根から滑り落ちて溜まっていた。送電線の鉄塔がみるみるガスに覆われる。諦めかけていたら鉄塔の上に突如青空が現れた。ガスが上方に抜けて消えていくのがわかる。再スタートして堰堤の上で単独の男性とスレ違う。状況を伺うと何のことはない、上は晴れているらしい。男性は金沢No.の方だった。お礼を述べて高度を上げていく。
えぐれた道の残雪を踏み抜きながら進む。トレースがあるので先行者がいるようだ。稜線に出ると快晴の様相、昨夜の雪が融けて一時的にガスが発達したらしい。悩んだ自分は未熟者だ。
粟柄峠に雪はない。山頂に着くとご夫婦が休憩しておられた。三国山の山腹には残雪がまだ多い。遠く湖北の県境稜線の山がひときわ白い。上谷山から三国岳、金糞岳だろう。琵琶湖の水蒸気の影響で伊吹山や鈴鹿は霞んでいる。ご夫婦にご挨拶して寒風に向かうことにする。
稜線の樹林帯に差し掛かると途端に残雪が現れる。硬く締まっているので坪足でも問題ない。好展望が続く稜線は実に気持ちよい。やがて寒風に到着。まずは南尾根の肩まで進んで端正な円錐形の大谷山を望む。傍らの苔むしたミズナラの巨木が印象的だった。
寒風に引き返してランチタイム。風はほとんどない。絶景をおかずにゆっくり休憩、朝より空気が澄んできたようだ。湖北の県境稜線の山々が綺麗に望める。白山もぼんやり見えている。
下山の古道にはぎっしり雪が詰まっているので厄介だ。堀割れの右側の淵をイワカガミに注意しながら下山していく。ブナの冬芽がまだ膨らんでいない。今年の芽吹きは遅いのだろうか。マキノ高原は快晴、林間キャンプ場では、平日にも関わらずキャンプを楽しんでいる人達がいた。
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