記録ID: 3022626
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
下りると晴れる法則発動!!丹沢主脈 1day縦走
2021年03月26日(金) [日帰り]


体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 06:50
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,999m
- 下り
- 2,161m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:49
距離 23.0km
登り 1,999m
下り 2,162m
14:59
天候 | 朝のうちは快晴でしたが、だんだん雲がかかり、稜線上では雲に巻かれました。 時折晴れ間も見えましたが、非常にガスっぽく、遠方の見通しは利きませんでした。稜線上では、微風または弱風で、西からの風が吹きましたが、気温は15℃くらいまで上がり、それほど寒くはありませんでした。 なお、当日の日没(東京)は1758でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
神奈川中央交通バス 相模湖駅 0657発<ICカード料金 305円> 三ヶ木 0714着 神奈川中央交通バス 三ヶ木 0740発<ICカード料金 493円> 平丸 0809着 ※なお、三ヶ木からのバスは平日と休日で出発時刻が違います 復路:神奈川中央交通バス 大倉 1522発<ICカード料金 210円> 渋沢駅 1537着 小田急線小田原線 渋沢駅 1546発 急行新宿行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆平丸バス停〜平丸登山口〜平丸分岐 バス停から200mほど国道413号線を月夜野方面に行くと平丸橋という橋があり、脇道へ入るよう、八坂神社への道標があるので、脇道に入って直進すると、平丸登山口があります。 登山口から数百mほど(掲示されている案内では400m)は、台風被害で洗掘されるなどして、かなり登山道が荒れています。ただし、トレイルはよく見ればわかる程度には踏まれています。 荒れた区間を通過すると、九十九折りに急速に高度を上げていきます。特に危険なところはありませんが、一部トレイルが急な斜面に付けられていたり、トレイル自体が細いところがあります。 また、上部には2ヵ所ほど、崩壊した場所にトレイルをつけ直したりしたところがあり、通過には少し気をつける必要があります。 あとは展望のない中を淡々と高度を上げると、平丸分岐につきます。なお、平丸分岐から焼山方面は、台風被害によるトレイル崩壊で通行止が続いています。 ◆平丸分岐〜黍殻山避難小屋〜姫次 平丸分岐からは稜線歩きになり、ノンビリとしたトレイルになります。 ただ、黍殻山の巻き道は一部、土砂が押し出されたり崩壊後の補修でトレイルが細くなっているところがあるので、通過に注意が必要なところがあります。 途中、大平分岐の直ぐ手前には水場があるようです(地図では徒歩1分)が、状態は分かりません。ただ、下り口はやや荒れた感じがしました。 また、その先に黍殻山避難小屋がありますが、トレイルから遠目に見た限りは非常にきれいな小屋でした。 その先は緩急を混ぜながら、高度を上げていきますが、トレイルの整備が進んでおり、階段や木道が各所で整備されてきています。東海自然歩道最高地点の標柱が出てくると、後は高度を下げ気味にしばらく下ると、姫次につきます。姫次にはベンチもあり、休憩に最適です。 ◆姫次〜原小屋平〜蛭ヶ岳 姫次からは、神ノ川方面へのトレイルを分け、原小屋平まで高度を下げていきます。 ここから登り返しにはいりますが、所々階段や木道が増えてきます。途中崩壊地脇を通過したりしますが、トレイルはしっかり整備されているので、特に危険なところはありません。 ただし、一部トレイルはしっかりしているものの、踏み外すとガケ下まで落ちかねないところがあるので、よそ見は厳禁です。特に、小御岳あたりにあった階段で、手すりやガードがなく、下は崖地、しかも階段は接続部で方向転換している場所があり、ちょっとイヤな感じがしました。 最後は淡々と登り切ると、蛭ヶ岳につきます。頂上には広場とベンチがあり、休憩が可能です。蛭ヶ岳山荘ではカレー(1000円)が食べられます。 ◆蛭ヶ岳〜鬼が岩〜棚沢ノ頭〜不動の峰〜箒杉沢ノ頭〜丹沢山 山頂から、蛭ヶ岳山荘の脇を通って、丹沢山方面に下りていきます。階段や木道は良く整備されていますが、地面を歩くところは泥濘になっているところがあります。 中ノ沢乗越まで高度を下げると、そこから鬼が岩への登り返しとなります。見た目ほど危険ではなく、鎖もあるので、丁寧に上がれば特に問題はないですが、万一谷側へ落ちると大事になるので、慎重な行動が必要です。なお、鎖場は2カ所に分かれています。 鬼が岩を過ぎれば、特に危険なところはなく、棚沢ノ頭、不動の峰、箒杉沢ノ頭とアップダウンを交えながら丹沢山に向かいますが、この区間は階段と木道の整備工事中で、各所に工事資材がおいてあったり、施工中の部分があります。 なお、箒杉沢ノ頭を下りきった、早戸川乗越から丹沢山までの登り返しは、特に精神的にキツいです(苦笑)。そこを登り切ると、丹沢山の広々とした頂上部につきます。山頂にはみやま山荘があり、飲料水を購入できます。 ◆丹沢山〜竜ヶ馬場〜日高〜塔ノ岳 特に危険なところはありませんが、思ったよりアップダウンがあります。竜ヶ馬場にはベンチがあり休憩が可能です。 また、日高を過ぎた先に、ごく短いですがキレットがあります。特に危険なものではないですが、悪天候時などは注意が必要です。 塔ノ岳の山頂は広々として、ベンチがあり休憩が可能です。また尊仏山荘もあり、飲料水が補給できます。 ◆塔ノ岳〜金冷し〜花立〜大倉バス停 塔ノ岳からは三の塔方面、玄倉林道方面へのトレイルを分けますが、大倉・鍋割山方面に下りていきます。通行量は塔ノ岳までと異なり、比較的多めです。また、塔ノ岳山頂から先は、緊急連絡用の位置番号看板が、一定間隔で設置されているので、万一の場合、場所の通報が容易になります。 金冷やしで、鍋割山へのトレイルを分け、直ぐキレットを渡ります。ここはきちんと整備されているので、危険はありません。花立からは階段が頻繁にでるようになり、急速に高度をさげます。階段・木道ではないところも次第に歩きやすい広々としたトレイルが増えるので歩きやすいです。 斜度が緩くなってきたところで、車道に出るので、道なりに進んでいくと大倉バス停に着きます。バス停脇にはレストハウスや売店などがあり、食事や補給が可能です。 |
その他周辺情報 | ◆蛭ヶ岳山荘 http://kitatan.com/hiru.1.html ◆みやま山荘 http://miyamasansou.com/ ◆尊仏山荘 http://www.cnet-sb.ne.jp/sonbutu/ ◆YAMA CAFE(大倉バス停前レストハウス) https://www.tanzawatrails.com/blank-2 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ(長袖)(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
靴下
グローブ
雨具
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
カメラ
|
---|
感想
丹沢自体にはたまに来ていたりもしますが、丹沢主脈縦走は数十年前に1泊2日でやって以来なので、久方ぶりに1dayのスピードハイクでやってみることにしました。
当時は大倉から入って焼山登山口へ抜けたのですが、バスの時間や焼山方面の通行規制を考え、平丸から入って大倉に抜けるプランをチョイス。日程も、土日は人も多いので、平日に設定して、調整してきました。
天気予報では当日は晴れで、万全の仕込みだったのですが、蓋を開けてみると、どの山頂もガスガス。前回の縦走では雨にやられたので、それに比べればマシですが、つくづく丹沢主脈とは天気の相性が悪いです。
ただ、稜線では見通しはイマイチとはいえ、ある程度の展望が得られ、暑くもなく寒くもない気持ちの良いハイクが楽しめました。
ついついホームグラウンドに往きがちですが、たまにはちょっと足を伸ばしてみるのも良いものです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:367人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する