大山周辺散策 大山桜花見
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,733m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:25
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雷峠(日向越)からエボシ山を通り、大山桜までのルートは案内板などなし。東日本詳細図の石柱〜25番杭の間で西へ延びる尾根に進入してしまいました。また25番杭から下へ降りる区間は短いながらもかなり急な斜面となります。 大山社務局入口からイヨリ峠方面へ延びる大山古道では、舗装された林道に出て大きく直角に曲がるところで直進しています。千畳敷山を下った先にショートカットしています。地図に記載なし。昔のブル道らしき跡はありますがコンパス・地図などがあった方がいいと思います。ヒルの時期は通りたくないかも。 大山からの下山では、唐沢峠に向かう手前の梅の木尾根利用。案内板なし。そこから先、鍵掛尾根は東日本詳細図にはルート記載なし。かなりの急傾斜を長い区間下ることになります。初めての場合、登りから利用する方がいいかもしれません。つかず離れずモノレール沿い歩きとなるので道迷いのリスクは少ないと思いますが、VRなので注意は必要です。 地図は手動ですので、正確性に欠けます。 |
その他周辺情報 | ヤビツ峠レストハウス3月28日オープン |
写真
感想
大山桜、樹齢400年。これを目当てに日向薬師方面へ出発。
大山の桜ではなく、大きな山桜らしい。
日向薬師の先を道なりにゆるやかなカーブを曲がると、「そうだ京都に行こう」のCMにも使われそうな朝日を浴びた満開の桜と五重塔(と言いたいところだが実際は三重塔)が川沿いに出現。脳内音声とともにモードは完全に大山周遊旅人モードに。
九十九折りを経て雷峠のお地蔵さん間近、ウグイスの美声あり。鳴き声を響かせながら息継ぎもせず、終わる気配なし。MISIAがブルーインパルスの到着を待つかのようなビブラート。お地蔵さんに近づくと、良き鳴き音を聞いて柔和なお顔。功徳のおすそ分けいただき、手を合わせて一日の無事も祈願。
そばにあるベンチの裏から南へ延びるルートでエボシ山へ。尾根歩きなので特に心配なし。倒壊した鹿柵の針金には注意。エボシ山山頂の標識はかわいらしかった。
大山桜へと降りていくルートではブル道多し。舗装された林道から下は若干迷う。東日本詳細図の石柱とあるあたりから下で植林地帯に進んでしまう。コンパスを見ると南を歩くはずが西へ向かって歩いており、そのまま進んでも下に林道がありそうなのでそのまま進むか迷ったが戻ることに。25番杭に到着したら下りは急に。短いがかなり急なところを歩くことになります。
上大山桜に行く手前に一つ分岐点があります。看板の行き先が両方とも大山小学校となっているのがそれで、そこを左折します。その手前に桜の木がありますが東丹沢詳細図では上部大山桜と記載してあります。紛らわしいので注意です。(4月2日追加)。
大山桜は上と下があり、上大山桜は満開、なのでここのベンチで休憩タイム。
午前中の陽の光を浴びながらの、そよ風心地よし。コンビニで買ってきたヨモギ餅うまし。緑茶が欲しいところだが、コーヒーでも気分上々。今年はまとめて野草も一斉に咲いているので華やかな気分を楽しむ。下から上がってきたハイカーさんとしばし談笑。明日は天気がくだり坂という予報なので今日来れてよかったと。同感。
上大山桜は下から見上げるところに赤いミツマタあり。隣に黄色いミツマタ、それにシャガの群生あり。来年も桜満開の時期に来たくなる。下大山桜はもうだいぶ散っており時期を逃した感あり。今年は何もかも速足で過ぎていきそうな、そんな気になる。
一旦下に降りてから社務局入口から大山古道・イヨリ峠コースへ。途中、舗装路に出てからショートカットをし、大山南山稜コースを経て、髭僧の滝へ。運よく誰もおらずベンチで昼食。赤い葯を落としたハナネコノメやトウゴクサバノオがベンチそばに散らばるように咲いている中、のんびりと時間を過ごす。
髭僧の滝から柏木林道でヤビツへ上がるルートではこれでもかとヤマルリソウとスミレがたくさん開花中。この時期、薄紫が印象的な柏木林道でした。
ヤビツ峠経由で大山へ。途中富士山もうっすらと。山頂での景色を眺めたら下山。不動尻分岐のところでは迷ってるハイカーさんに話しかけられる。どっち行けばいいですか?といきなり聞かれても…。聞くとケーブルカーに乗りたいらしい。見晴台のほうに行けばいいと伝えたのだが、聞かなかったらどうも不動尻方面に降りるつもりだった感あり。前も似たことがあり、看板だけを頼りに登ってる人が多数いることを実感。
最後のルートは梅の木尾根から鍵掛尾根へ。梅の木尾根区間は踏み跡明瞭。細尾根を小さくアップダウンしながら500mほど進むとピークで二股に。右(南)へ延びるルートを進めば鍵掛尾根に。オレンジ色の関係者以外立ち入り禁止の看板が目印に。ちなみに二股になるピークのその少し手前にも、もう一つ同じ看板があります。
鍵掛尾根に向かって進めばすぐにモノレールの始点あり。つかず離れずにいくつかの踏み跡あり。途中でもほぼモノレールを視野に入れながら最後まで下っていきます。全体的にかなりの急傾斜区間となりますので慎重に注意して、数回モノレールを跨ぎながら下降します。
下り切ればモノレールの終点。下ればもう一つ、ステーションまで伸びたレールを横目にやりつつ下っていけば、ふれあいの森日向キャンプ場駐車場へ。
明るいうちに無事下山できて山の神様仏さまに感謝です。
最後の下りで足売り切れ。最近穏やかなルートが多いせいか筋肉が落ちてるのかも。そろそろ体力勝負の山行もしたくなってきました。
伊勢原市観光協会の3月30日更新の記事によると、大山桜満開とのことです。
https://isehara-kanko.com/news/flower/4194/
陽だまりに 大山桜 明日の雨
手をあごに 振り向くや富士 志村忌に
‹啓蟄過ぎたころ、大根の大欅をみて›
うずくまる 象か春日(はるひ)の 大欅
‹お彼岸に喉を使うウグイスの声を聴いて›
ホロホロホロ ホケキョ清(さや)かに 風ほのか
‹先週の日曜日、雨›
もの憂さに またうたた寝て 春の雨
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