剣岳 別山尾根
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- GPS
- 11:00
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,588m
- 下り
- 1,588m
コースタイム
5:00剣山荘-7:20剣岳頂上-10:10剣山荘-12:00別山乗越-13:30雷鳥平-14:00室堂
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
剣山荘
|
写真
感想
9月27日にトライして初雪のため断念。来年は映画化される予定だし、剱岳ブームで混雑も予想。どうしてもあきらめきれずリベンジ登山。
別山乗越までは前回で経験済み。剣澤小屋と剣山荘とどちらにしようか迷ったが、翌日のアプローチのしやすさも考えて剣山荘にする。
建て替え後で真新しい剣山荘は、小屋締め前ということもあって宿泊客は少なく、とても快適。こちらもシャワーが使える山小屋です。
夕焼けを写真におさめたくて黒百合のコルへいく。ここから見える東大谷はかなり低いところに雲海が出来ている。上空はピーカン。徐々に日が傾きかけると一瞬にして剱岳がアーベンロートに染まった。思わず夢中でシャッターを切る。
食堂で山の本見ながら談話中。帽子に山のバッジを沢山つけた子供(小学生)がいてみんなの人気者。小さいのに剱岳のぼってすごいね〜。とか、たくさん山登ってるんだね〜。とか
たしかにすごいなー、着てる服とかも大人顔負けでかなりいいもの着てて本格的。とか思ってたら、すごいわけです。後日、ヤマケイ読んでたら...
山と渓谷社社長のコメントで、同じ日に親子で剱岳登山。剣山荘に泊まったと書いてある!!!
ヤマケイの社長の息子かーーー!そりゃ道具も立派だわ、妙に納得。
そんなことも知らんと、「ぼくすごいね〜」とか話しかけてたし...
将来が楽しみな子供さんです。そのうち日本に飽き足らず、世界に行っちゃうんでしょうね。
さてさて、夜も満天の星空で明日の天気も良好と予想。明け方暗いうちにアタックザックに簡単な食料と水を詰めて出発。前剱までは道も暗く、ヘッデンつけながらの登山。
前剱頂上でご来光を拝みたかったが、登りがかなりきつく、間に合わず途中で日が昇ってしまった。
しかし、剱岳は鎖の連続で登りやすいがいささか過保護??でも整備のおかげで事故が未然に防げているのでしょう。緊張していたためか「カニのタテバイ」も思いのほか楽に通過できました。但し、平蔵の頭からの往路では道を間違え復路をくだってしまった。登山者少なかったからよかったですけど
10月中旬で天気はピーカンの秋晴れ。360度の眺望を思い切り楽しみ、来年映画になる三角点もバッチリ写真におさめてきました。
下りの方が気が抜けて事故を起こしやすいとのことなので、慎重に下る。カニのヨコバイは確かに第一歩目の足の置き場がよくわからん。ヨコバイ直後のアルミのハシゴ、これがまた怖い。東大谷へ飛び込むような感じ。
平蔵のコルにある簡易トイレはいったいだれがどうやって処理するんだろとか考えるとそこで用を足す気にはなれなかった。でも長い登山道にトイレここしかないし、助かる人もいるんだろうなぁ。
剣山荘が近くなってくるとようやく一安心。剣山荘ではゆっくりとお湯を沸かしてラーメンとコーヒー。剱岳を見上げながら登頂の余韻に浸った。
でも、これから室堂までまた登り返してまた下り。別山乗越でしばし剱岳とお別れ、名残惜しく何枚も写真を撮る。無事登れたことに今更ながら感慨ひとしお。
ところが室堂についてみるとBTは人でごった返し。ようやくバスに乗ったが今度は美女平でケーブルカー1時間待ち。それでもリベンジ達成の登山で大満足でした。
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