アケボノツツジには一足遅かった…西赤石山(愛媛県)

2013年05月25日(土) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,165m
• 下り: 1,176m

コースタイム

6:35 東平(とうなる)登山口→8:15 銅山越→ 9:30 西赤石山山頂 10:10→10:25 カブト岩 10:40→11:40 一本松停車場→12:10 東平(とうなる)登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東平(とうなる)登山口に広い駐車場あり。
※トイレあり

コース状況／危険箇所等

■東平(とうなる)登山口〜銅山越
古くからの粗銅の運び道だけあってしっかりと整備された道。
馬の背経由で登ったとき、大平坑と銅山峰ヒュッテへの分岐点で旧上部鉄道の路線跡(?)を登山道と間違えそうになるので注意が必要。
そのまままっすぐ登るのが正しい。

■銅山越〜西赤石山山頂
とても気持ちの良い稜線歩き。
ツツジのトンネルがあります。
山頂直下は急な岩場があります。

■西赤石山山頂〜カブト岩〜一本松停車場〜東平(とうなる)登山口
山頂直下は急な坂。慎重に。
カブト岩からの展望はなかなかよいです。
旧上部鉄道の路線跡を歩くはとても楽しい。

写真

5/25 6:34

東平(とうなる)登山口。広い駐車場があります

5/25 6:41

第三変電所

5/25 6:43

第三通洞。この左の脇から登り道になります

5/25 6:44

沢沿いに登っていきます。

5/25 6:56

整備された歩きやすい道

5/25 6:59

馬の背ルートと柳谷ルートの分岐点。今回は馬の背ルートで行きました

5/25 7:03

新緑が気持ち良い

5/25 7:21

アカモノ

5/25 7:25

ちょっと旧な坂もあります

5/25 7:31

太平坑と銅山峰ヒュッテとの分岐点。銅山越方向へ行きたかったら太平坑方向へ進んではいけません。

5/25 7:35

太平坑方向へ進んだ時に斜面で見つけたトロッコ。100年間このままだったのかなぁ

5/25 7:39

やがて道がなくなり、道間違いに気づき、引き返します

5/25 7:54

良い道です

5/25 7:56

だいぶ登ってきました

5/25 8:04

お！なにか見えてきた

5/25 8:05

お墓？

5/25 8:13

銅山越に到着

5/25 8:14

銅山越に到着

5/25 8:15

銅山越の由来

5/25 8:17

銅山越から西赤石山を望みます。

5/25 8:24

銅山越から西側

5/25 8:25

稜線を進みます

5/25 8:27

木がなくなり、景色がいい〜。気持ち良い風が流れています

5/25 8:30

ツガザクラ！かわいいお花です。この西赤石山がツガザクラが生育する南限だそうです

5/25 8:32

気持ちの良い稜線

5/25 8:35

気持ちの良い稜線

5/25 8:43

ちょっとツツジは残っていますが、ほとんど散ってしまっていました

5/25 8:43

ツツジのトンネル。花が咲いていたらきれいだろうなぁ

5/25 8:47

山頂が近づくと険しい岩場があります

5/25 9:00

やっぱり春はツツジだね

5/25 9:09

振り返ると、あれは石鎚！？

5/25 9:10

四国も山が深いです

5/25 9:13

やっぱり春はツツジだね

5/25 9:13

ここも花が咲いていた跡があります

5/25 9:15

この岩場は結構険しい。雨が降っていたらすべらないように

5/25 9:25

あれが山頂かな

5/25 9:25

お！海が見えた

5/25 9:25

かなり登ってきなぁ

5/25 9:27

山頂への最後の登り

5/25 9:32

山頂到着！1626mです

5/25 9:34

う〜ん、きれいだなぁ

5/25 10:09

新居浜の街と海

5/25 10:14

下ります。山頂直下は結構キツイ

5/25 10:22

山頂をふりかえります

5/25 10:24

カブト岩

5/25 10:26

カブト岩

5/25 10:26

カブト岩から山頂

5/25 10:30

カブト岩から街を見下ろします

5/25 10:30

カブト岩から東洋のマチュピチュを見下ろします

5/25 10:35

この白い丸は苔の仲間らしいです

5/25 10:45

笹をガサガサかき分けて行きます

5/25 11:21

旧上部鉄道の路線跡と出合いました

5/25 11:23

路線跡をゆっくりと下りながら歩きます

5/25 11:26

旧上部鉄道の廃止は明治44年(1911年)。もう100年が経過していますが、法面の石垣はしっかり残っています。

5/25 11:29

この橋は通行禁止。迂回します

5/25 11:30

う〜ん、素敵ですね

5/25 11:31

う〜ん、素敵ですね

5/25 11:31

う〜ん、素敵ですね

5/25 11:35

お金が有り余っていたらここにもう一度線路を引いて、列車を走らせたい

5/25 11:39

旧一本松停車場

5/25 11:47

生活の跡が

5/25 11:48

一本松社宅跡、ということです

5/25 11:52

マチュピチュが見えました

5/25 12:00

第三変電所跡

5/25 12:01

第三変電所跡

5/25 12:01

第三変電所跡

5/25 12:01

第三変電所跡

5/25 12:02

第三変電所跡

5/25 12:03

第三変電所跡

5/25 12:07

第三変電所跡

5/25 12:22

貯蔵庫の跡です。東洋のマチュピチュと呼ばれているそうです

5/25 12:26

貯蔵庫の跡です。東洋のマチュピチュと呼ばれているそうです

5/25 12:27

貯蔵庫の跡です。東洋のマチュピチュと呼ばれているそうです

5/25 12:28

貯蔵庫の跡です。東洋のマチュピチュと呼ばれているそうです

5/25 12:30

ツツジがきれい

5/25 12:32

貯蔵庫の跡です。東洋のマチュピチュと呼ばれているそうです

撮影機器：

NIKON D5000 NIKON CORPORATION

感想

gucci1212

春の花の主役といえば街でも山でもやっぱりツツジ。
最近、やっとツツジにもたくさんの種類があり、ミツバツツジやアカヤシオなどを見分けられるようになってきましたが、まだまだたくさんの種類のツツジがあります。

その中で「アケボノツツジ」という魅力的なツツジの名前を知りました。
淡いピンク色の花が咲き誇った景色はとても美しいということ。
そして、その有名なお山が四国の愛媛県の西赤石山であることを知り、朝2時に神戸を出発して橋を渡って四国に上陸しました。

愛媛県の新居浜のあたりは別子銅山で発展したという社会で習ったのを思い出しました。
西赤石山のあたりはこの銅山の史跡がたくさん残っています。
登山口の東平(とうなる)もその一つ。
レンガ造りの変電所や、貯蔵庫、坑道などが残っています。
今回はこの東平から反時計回りに山頂を巡って帰ってくるコース。

銅山越までは古くは粗銅を運んだという古い道を行きます。
しっかりと整備された歩きやすい道です。

銅山越からは稜線歩き。
やがて木々がなくなり、景色がとても良いです。
日差しは厳しいですが、流れていく風がとても心地よい。

この稜線の途中に噂のアケボノツツジのトンネルがあるはずですが、なんと！花は散ってしまっていました…
1週間前は見頃だったということなのに…。
とても残念。
同じようにアケボノツツジを目当てに登ってきた登山者の皆さんもがっかり。
でも、少しだけ残っていたお花に癒されました。

山頂からの景色はとても良いです。
新居浜の街と海が一望。
そして、西側には西日本最高峰である石槌山がかっこよくそびえています。
このままず〜と歩いていきたいね。

山頂でのんびり時間を過ごした後、下り始めます。
少し下ると、カブト岩に到着。
赤い岩が積み重なった岩場です。
赤石山の由来はこの赤い石なのでしょうか。

さらに下っていくと、別子銅山上部鉄道の路線跡に出合います。
この鉄道ですが、明治20年から44年までのおよそ20年間、標高1000mの急峻な山間を走っていた日本発の山岳鉄道。
今もところどころ橋脚の跡や石垣の跡が残っていて、この路線跡を歩けます。
これはなかなか楽しい。

アケボノツツジのトンネルは歩けませんでしたが、史跡巡りや岩場歩き、絶景を楽しめ、なかなかよかった。
また来たいお山です。