薬師岳・太郎兵衛平
- GPS
- 11:00
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,664m
- 下り
- 1,656m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
有峰林道はゲート開通と同時に入る。駐車場はまだまだ余裕がありました |
写真
感想
まだまだ泊まりで行く自信がないのとこの日は地元の花火大会があるので日帰りできる北アルプスということで薬師岳へ。
会社の仲間との登山ですが、普段からマラソンやらで鍛えているメンバーなのでこの辺は安心。
有峰林道入り口ゲートは既に開通を待つ車の列が5〜6台。渋滞するほどでなくスムーズに折立登山口に到着。登山口は前泊している人たちも含め賑わってました。
三角点まではかなりの急登。ベンチからは剱岳も遠望できてしばし休憩。ここからは眺めの良い尾根道。しかもかなり道幅の広い立派な登山道。これが延々と太郎兵衛平まで続きます。
うんざりした頃に太郎平小屋に到着。ここからは雲の平、裏銀座方面と槍ケ岳が広がり、北アルプスにきたな〜って感じがします。水の補給もここで。
ここからは木道を辿り、薬師峠へ向かいます。テン場も整備されていてテント泊にはよさそうな場所。ここから殆ど沢同然の登山道を登ります。雨の日は川みたいになるそうですが、たしかにそんな道です。
尾根に達する辺りでは雪渓も。愛知大学遭難のケルンあたりからはゆったりとした稜線歩きとなり、薬師岳山荘までは快適です。薬師岳山荘はこじんまりとした山小屋で雰囲気よさそう。でも天候の悪いときは吹きさらしとなる立地だけに怖いだろうなぁ。この辺りからガスが沸いてきてあまり展望なくなりました。
山頂近くでは崩れた避難小屋跡が、東南稜はここら辺りから右方向らしいですが、愛知大学の遭難もここらからだったんですね。
山頂までは九十九折のザレた道で、見えていてもなかなかたどり着けません。ようやく山頂につきましたが残念ながら山頂ではくもり。それでもなんとかカールの向こうに上の廊下が望見できます。カールはスケールが大きくて特別天然記念物に指定されているのもなんとなくわかります。
頂上でかなりゆっくりしましたが、日帰りなので下山の時間も気になります。帰りの登山道が遠くに見えますが、ここからあれを帰るのかと思うと気が滅入ります。
帰りの薬師岳山荘では持参したカップヌードルを食べます。ついでにザックの中身を軽くするため、サラミやらチーズやらも。山小屋に宿泊される方からは日帰りなんてもったいないねと言われてしまいました。
たしかにここらは泊まりできてゆっくり山行するのがいいのかも。それほど気分のいいところです。夜は星空がきれいなんだろうなぁ
それにしてもはじめて見る槍ケ岳の遠望は印象的でした。いずれは槍、穂高へも行ってみたい。本格的な北アルプスは今回が初めてですが、登りたい山々が連なっていて、やっぱり北アルプスはいいなーと思います(ほかは良く知りませんけど)。
帰りはくたくたになりながら折立まで、それでも達成感のある登山でした。折立の登山口は最終バスも出発した後なのか、人影はありません。ここは水道もあるので頭から水をかぶりさっぱり。ついでに登山靴も泥を落とせます。
帰りの高速は相当に疲れましたが、それでもなんとか夜の花火大会には間に合い、この日は登山と花火をダブルで楽しめた最高の休日でした。
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