六甲山（奥高座の滝〜荒地山〜東おたふく山〜最高峰〜有馬）

2021年03月31日(水) [日帰り]

• GPS: 06:53
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,345m
• 下り: 1,017m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:19
• 休憩: 1:34
• 合計: 6:53

8:19 芦屋川駅
8:26 8:26 芦屋川、高座の滝方面分岐
8:31 8:31 城山・荒地山方面分岐点
8:45 8:52 高座の滝
9:19 9:22 キャッスルウォール(基部)
9:22 9:27 奥高座の滝
9:27 9:35 キャッスルウォール(基部)
9:36 9:41 ブラックフェース(基部)
9:50 9:56 七右衛門嵒
10:07 10:14 テーブルロック
10:15 10:16 立烏帽子
10:21 10:23 荒地山
11:17 11:18 東おたふく山登山口バス停
11:25 11:26 東おたふく山、土樋割峠への分岐
11:48 11:50 東お多福山
11:57 12:01 土樋割峠
12:20 12:26 蛇谷北山
12:31 12:31 おこもり谷
12:36 12:42 石の宝殿
12:55 12:58 一軒茶屋
13:04 13:20 六甲山
13:59 14:04 筆屋道分岐
14:18 14:22 展望台
14:46 14:46 瑞宝寺公園
15:03 15:05 銀の湯
15:07 15:07 有馬本温泉 金の湯
15:12 神戸電鉄有馬温泉駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

阪急電車　芦屋川駅下車
神戸電鉄　有馬温泉駅乗車

コース状況／危険箇所等

全体的によく整備されており、案内表示も適切で問題ありません。

六甲山最高峰のから北側に向けて、新設されたトイレまでの遊歩道が整備されています。こちらの方が、南側の電波塔を経由するより有馬（魚屋道）までは近道です。

その他周辺情報

阪急電車芦屋川駅の外に公衆トイレあり
六甲山最高峰の直下の一軒茶屋は営業中です
東おたふく山登山口バス停には自動販売機あり

写真

3/31 8:20

(kumakumo)桜並木の芦屋川沿い

3/31 8:34

(kumakumo)高座の滝道

3/31 8:36

(kumakumo)しっぽが猪

3/31 8:36

(kumakumo)一心不乱にお食事中のイノシシ一家

3/31 8:40

(kumakumo)行く手に桜

3/31 8:44

(kumakumo)ロックガーデン登山口 滝の茶屋

3/31 8:46

(kumakumo)高座の滝

3/31 8:49

(kumakumo)岩の道を通って荒地山へ

3/31 8:52

(kumakumo)左「風吹岩へ」右「高座谷を経て荒地山へ」

3/31 8:52

(kumakumo)山桜と遠くの街

3/31 8:53

(kumakumo)野いちご！

3/31 8:56

(kumakumo)手前は修行僧の像？

3/31 8:59

(kumakumo)堰堤の左手を抜けて……

3/31 9:03

(kumakumo)荒地山へ

3/31 9:03

(kumakumo)ここを進む前にちょっと左側へ行ってみる(マップ参照)

3/31 9:05

(kumakumo)堰堤が見えるがこれ以上は進めないので戻る

3/31 9:13

(kumakumo)黒い段々堰堤

3/31 9:13

(kumakumo)どんどん行こう〜♪

3/31 9:22

(kumakumo)奥高座の滝
※sayup18撮影

3/31 9:27

(kumakumo)聳えるキャッスルウォール

3/31 9:27

(kumakumo)立ちはだかるキャッスルウォール

3/31 9:29

(kumakumo)城主に拝謁。迂回路を示していただく(妄想)

3/31 9:30

岩場を登っていくが、それほど危険は感じない

3/31 9:37

尾根道に合流してひと安心

3/31 9:39

この辺りから岩場

3/31 9:40

岩梯子
(kumakumo)……これじゃない。左を見て！

3/31 9:41

岩梯子

3/31 9:44

(kumakumo)あの穴が新七右衛門(しんしちえもん)かな

3/31 9:46

(kumakumo)リュックを先に行かせよう

3/31 9:48

(kumakumo)穴を抜けたらこんな感じ

3/31 9:48

(kumakumo)桜がぽこぽこ

3/31 9:52

テーブルロック

3/31 9:53

ここを通って、テーブルロックにたどり着いた

3/31 9:53

テーブルロックからの眺め

3/31 9:54

テーブルロックからの眺め

3/31 10:12

(kumakumo)岩に耳あり

3/31 10:21

(kumakumo)荒地山549m

3/31 10:40

(kumakumo)岩ストリート(勝手に命名)

3/31 10:50

(kumakumo)飛び石の渡し(勝手に命名)

3/31 10:50

(kumakumo)向こう岸の上方に道が見えている

3/31 10:52

(kumakumo)車道に出た

3/31 10:52

(kumakumo)水の音とともに

3/31 10:53

(kumakumo)ゴルフ橋

3/31 10:53

(kumakumo)芦屋ゲートから東お多福山へ

3/31 11:02

(kumakumo)なにかの後ろ姿(妄想)

3/31 11:09

(kumakumo)車道を潜って

3/31 11:12

(kumakumo)堰堤の横を行くと

3/31 11:17

(kumakumo)東お多福山バス停に出る

3/31 11:18

(kumakumo)バス停の向こうに桜並木

3/31 11:25

(kumakumo)土樋割峠(どびわりとうげ)との分岐

3/31 11:49

(kumakumo)東お多福山山頂からの眺め

3/31 11:49

(kumakumo)東お多福山山頂697m

3/31 11:57

(kumakumo)六甲山最高峰が見える

3/31 12:01

(kumakumo)階段を上がって石宝殿回りで六甲山最高峰へ

3/31 12:07

(kumakumo)もの言いたげな石

3/31 12:07

(kumakumo)石が指し示す方向を見上げると、天上に届くような背の高い岩が

3/31 12:23

(kumakumo)蛇谷北山(じゃたにきたやま)からの眺め

3/31 12:23

(kumakumo)芦屋市の最高峰。蛇谷北山840m

3/31 12:25

(kumakumo)木蓮(もくれん)

3/31 12:36

(kumakumo)白山姫観音

3/31 12:36

(kumakumo)六甲山神社と家族杉

3/31 12:38

(kumakumo)石の宝殿

3/31 12:46

(kumakumo)六甲山神社の鳥居をくぐって道路に出たら、このような祠が……

3/31 12:47

(kumakumo)鉢巻山トンネル

3/31 12:48

(kumakumo)トンネルの途中から西宮市

3/31 12:50

(kumakumo)神戸市入り。つかの間の西宮市だった

3/31 12:56

(kumakumo)左に一軒茶屋。江戸時代からあるが当時の店舗ではない

3/31 13:01

(kumakumo)芦屋〜神戸の市街地を一望

3/31 13:03

(kumakumo)山頂の電波塔

3/31 13:04

(kumakumo)六甲山最高峰931m

3/31 13:05

(kumakumo)たくさんのアンテナが見える摩耶山

3/31 13:05

(kumakumo)春霞の眺望

3/31 13:05

(kumakumo)魚屋道(ととやみち)を通って有馬温泉へ

3/31 13:27

(kumakumo)これ、全部公衆トイレ

3/31 13:37

(kumakumo)最高峰を振り返る

3/31 14:03

(kumakumo)六甲最古のトンネル跡

3/31 14:03

(kumakumo)筆屋道分岐。瑞宝寺公園へ

3/31 14:12

(kumakumo)石垣とその向こうにベンチも見える

3/31 14:12

(kumakumo)何の跡かな？

3/31 14:19

(kumakumo)展望台から有馬の街と遠くに霞む有馬富士

3/31 14:25

(kumakumo)大きな堰堤

3/31 14:28

(kumakumo)瑞宝寺公園へ！

3/31 14:51

(kumakumo)フェンスで仕切られた私有地の裏は延々、草のトゲトゲだらけ

3/31 14:58

(kumakumo)「たんさん泉源」に立ち寄ってみよう

3/31 14:59

(kumakumo)炭酸泉源公園にて炭酸水の試飲

3/31 15:00

(kumakumo)これが炭酸泉源

3/31 15:03

(kumakumo)mont・bell発見！　水曜定休

3/31 15:20

(kumakumo)神戸電鉄有馬線。有馬温泉駅から一駅先の有馬口駅で乗り換え

3/31 16:54

(kumakumo)「中国料理 金龍閣」五目揚げそば

3/31 16:55

(kumakumo)牛肉焼きそばと炒飯

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ10 パナソニック

FinePix JX300 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

sayup18

今年初めて六甲山へ。

　2年ぐらい前に、荒地山から城山から鷹尾山への山行きのときに、楽しみにしていた岩梯子と七右衛門嵒をルートを間違えて通り過ぎてしまうという痛恨のミス。今回は慎重に下調べをした上で念願成就しました。ついでに、奥高座の滝とキャッスルウォールも見ることができて、前半で目的をほぼ達成しました。

　kumakumoの野生の猪を見るという目的は、高座の滝の手前で達せされていたので、あとはのんびりと最高峰を経て有馬温泉に・・・・のはずが最後に油断してやらかしてしまいました。「あと5分で瑞宝寺公園」の表示を目にした後でルートを間違えて、私有地の間の狭いところをトゲトゲの葉っぱで傷だらけに。やっぱり我々の山行きはただでは済みませんでした。

　六甲山最高峰の直下に新しいトイレができたという情報はここのレコで目にしていましたが、とても立派な物でした。さらに、最高峰から北側に何か新しい階段ができていたので、進んでみるとトイレに戻ってきました。いつの間にか、トイレと一緒に新しい周回道まで整備されていたようですね。ますます、六甲山が快適になってました。

kumakumo

左右に大小の砂防施設を眺めながら上る高座の滝道。まだ住宅街を
抜けたばかりだというのに、ガードレールの向こうに茶色の動物が
うつむいてガサガサとやっていた。あとから、地図に「イノシシに
注意」と書かれていたのを思い出したが、急なことで注意喚起どこ
ろか声をかけるのも忘れていた。

高座の滝は、茶屋のあるロックガーデン登山口からすぐ。滝を見た
ら、もう岩の道だ。荒地山の岩はどれもおもしろい形をしており、
すでに名付けられているものも多くある。
このところ、急斜面をよつばいで無理矢理上る「野生上り」を繰り
返しており、今回のような岩登りは、むしろルートが明らかな分、
サクサクと上り進むことができた。ほどよい位置に足をかける窪み
があり、木の根や岩の出っ張りも手で掴むのに絶妙の位置にある。
ぐらつく岩はなく、必要に応じて鉄の鋲で補強がなされていた。

岩の世界を楽しんだ後は、展望良しとある東お多福山経由で六甲山
最高峰へ。何度か車道に出くわしながら、まだ山頂に着かないうち
に眺めの良いところに来た。少し戻ってみると、遠くに二つの池が
見える。3年前に行ったことのあるごろごろ岳近くの奥池だ。
東お多福山山頂はさすがの眺望であったが、奥池はもう、そこから
は見えなかった。

あとは、六甲山最高峰の目印となっているアンテナを時々確認しな
がら進む。もしも翼があったなら、あっという間にたどり着くの
だろうが、芦屋市最高峰の蛇谷北山を回っていくので、やたらと
歩数を稼いだ。
六甲山最高峰で印象に残ったのが、真新しい公衆トイレだ。まるで
道の駅のトイレのように、やたらと大きい。どこへ行くにしても、
トイレ問題は人の宿命か。遠い未来、人類は月や火星にさえ公衆
トイレを設置するのだろう。

魚屋道(ととやみち)を通って有馬へ抜ける下山は、瑞宝寺公園が
楽しみだ。クマザサの道を延々一時間歩き、展望台で少し休憩して
からまた歩く。そのうちに瑞宝寺公園まで5分との標示を見つけ、
足が速まった。
ところが、その5分がなかなか来ない。公園らしき場所へは一向に
たどり着けないまま、私有地の狭間の細い金網道に迷い込んでいた。
トゲトゲのある宿敵草(勝手に命名)にまでちょっかいを出されなが
ら、這々の体で有馬の温泉街にたどり着いた。
いつか、ゆっくりと有馬温泉に浸かりに来ることがあったら、
きょうの残念無念はぜひとも語り草にしたい。