梅雨の合間に残雪の越後駒ヶ岳(魚沼駒ヶ岳)を楽しむ
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- GPS
- 10:28
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 2,019m
コースタイム
駒の小屋 3:53 >> 4:16 駒ヶ岳山頂 4:37 >> 5:07 駒の小屋
駒の小屋 6:15 >> 10:10 駐車場
天候 | 8日 雨のち曇り、時々晴れ間 9日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良く整備されているが、小倉山手前の辺りでルートが崩壊気味になっており、注意が必要。 稜線上は雪の状況によって分かりにくくなる可能性あり。 残雪期は初心者レベルなので、緊張する場面もありました。 |
写真
感想
この週末は予定されていた(家庭の)仕事が全てなくなり、梅雨の合間(というかまだ余り梅雨らしくない)の天気も期待できるということで、越後駒ヶ岳(魚沼駒ヶ岳)へ行ってみることにした。
先週のレコがあったので、枝折峠からの入山は無理そうと分かり、駒ノ湯からの小倉尾根ルートとなった。
車中前泊を狙っていたものの、金曜日は眠すぎてとにかく家で先に寝ることとして、目標3時起床、実際にはあまり眠れず2時起床で自宅を出発した。
関越トンネルの手前までは曇りだったが・・・・新潟に入ると雨! 後で小屋の方に聞くと夜中は激しい雷雨だったそうだ。前泊でなくてまだ良かった。
コンビニに寄って6時過ぎに登山口に着いたが、準備に手間取って7時を回って出発。最初から雨具を着て内心は不安が一杯。先行者は名古屋ナンバーの1名、他に駐車場に車は無かった。
小倉尾根はレコの通り急登で長い。ひたすら登り続ける感じ・・・雨は降ったり止んだりだけど、樹林帯の中なのでまだマシだろうか。木々の間にも何も見えないので足下だけを見てゆっくり、コツコツと登っていく。それでも山と高原地図のタイムは長めに取ってあるという通り、結果的には思ったよりも早く小倉山に到着。雨は何とか収まりそうな感じだったので、雨具のジャッケト脱いで軽い昼食とした。
ここから先は雪田の上を歩く部分が多くなる。まだガスが残っていたので、赤布の間隔が広いところはルートが見えない。トレースも雨で殆ど消えてしまっている。左側はやばそうなので、真ん中からやや右側を探しながら歩く。
所々、紛らわしいところがあるが、雪の量が減って行くにつれて笹に阻まれて変わったという感じなのかも知れない。
一箇所は赤布を見つけたが、その上の笹は突破できず、左へ藪漕ぎしたら踏み後に出た(その前に右には行けないことを確認していたのでw)。
小屋の手前で傾斜の急なところがあり、ちょっと嫌だったが登りなのでキックステップで通過できた(翌日の下りは安全のためアイゼン装着)。
小屋に着くと先行者の他に銀山平から来たソロが一人、小屋番さんと3人でくつろいでいた。
誰も山頂には行っていないというので、今日はここまで。その後、2人,4人,8人のパーティーが到着して本日の宿泊者は17人。定員の半分以下なのでゆったりと過ごせた。
早めのビールと食事、暗くなる頃には寝てしまった。
9日は隣の人の動きで3時半に目が覚めた。ご来光まであまり時間がないので朝食は取らず、カメラ/防寒具とゼリーだけ持ってほぼ空身で出発(サブザックを用意していなかったorz)、中程からアイゼンを装着して山頂へ。地平線に雲があったので、何とか日の出には間に合った。
水蒸気が多いので若干もやっている感じだが、昨日とは打って変わって良い天気。山頂には3人しかおらず、ゆっくりと展望を満喫することが出来た。
小屋で朝食の後、また長い尾根を下ることになる。陽射しがあるので照り返しが暑い。昨日よりもたっぷり汗をかいて気持ちの良い尾根を下っていく。もううんざりする頃に駒ノ湯の屋根が見えて来た。
駒ノ湯だが、外来入浴の風呂が工事中とかで、今日は入れない! 仕方なく大湯温泉(ユピオ)で汗を流す。単純泉と言うのか、何かあまり温泉らしくないお湯だった。
昼頃に高速に乗り、渋滞にも捕まらず早めの帰宅となった。後片付けもあるので陽が高いうちに帰るのも良い。
コメント
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こんばんは、越後駒ヶ岳お疲れ様でした。
距離も長くて高低差もあるコースですね。
登山口が意外と低いのも初めて知りました。
2日目の天気が良くてとっても良い感じです。
fireboltさんのこの記録見てたら、久しぶりに山で泊まりたくなりました。
最後から三番目の花は、萼がペロンと付いているように見えますので、ガクウラジロヨウラクでしょうか。
標高よりは山域によって花期が違ってくる花です。
ガクウラジロヨウラクと言うのですか・・・全く聞き覚えの無い新しい花名です。
越後駒ヶ岳のメジャールートは枝折峠からですが、この時期はまだ一般車通行禁止(もちろんバス便もなし)なので、駒ノ湯から登る方が多いようです。それでも天気が微妙だと小屋が混むほどの人数にはなりません。
麓の宴会も楽しいですが、上に泊まるのはまた別の楽しみがありますね。
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