光岳 (光小屋からの朝焼けはとても美しかった〜)
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- GPS
- 30:00
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,096m
- 下り
- 2,077m
コースタイム
易老度駐車場 5:25 ⇒ 7:20 面平 ⇒ 10:35 易老岳 11:05 ⇒ 12:10 三吉平
⇒ 13:55 光小屋 14:25 ⇒ 14:45 光岳(頂上) 14:55 ⇒ 15:10 光小屋着
(行動時間 9時間45分)
6月9日(日)
光小屋 5:15 ⇒ 5:35 イザルガ岳 5:40 ⇒ 9:30 面平 ⇒ 10:50 易老度駐車場着
(行動時間 5時間35分)
天候 | 6月8日(土)曇り時々晴れ 6月9日(日)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.tohyamago.com/map/img/2013-04-map-B.pdf ・下栗の集落を抜けて林道の奥に入ると、途中に夜間通行止めの区間があります。 通行止めの時間は17:00〜翌朝8:30です。 (バリケードが一つだけなので、簡単に通れますが、何があっても自己責任です) ・易老度には、20台くらい停められる駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【雪の状況】 三吉平からイザルガ岳手前までには雪がびっしり。 行きは12時を回っていて、雪は腐っていましたので、アイゼンは不要でした。 が、復路、朝6時前後では上部が固く、軽アイゼン(チェーンスパイク)を使用しました。 【光小屋】 営業情報は こちらから http://homepage3.nifty.com/alps2591/ 【温泉】 「かぐらの湯」0260-34-1085(上島トンネルから南に車で15分ほどです) 600円ですが、コストパフォーマンスは非常に高い。 【登山バッジ】 光岳の登山バッジは、上島トンネルを南に超えたところにある「梨元ていしゃば」で、購入可能です。 |
写真
感想
日本百名山99座目の山、それが、光岳。
苦労して登った山は、その分、感動も多いものです。
人生も同じかもしれません。
ただし、苦労も感動も人生も その質と量は、人それぞれ…
でも、それでいいのでしょう。
5時間強かかってたどり着いた易老岳の頂上で、後から来た中年の女性2人組は、
「4時間かからなかったね〜」などと話している。「今日はどちらまで?」と聞かれて
、「光小屋までです」と答えた我々は、内心「すごい!」。
当然、すぐに追い抜かれました。
しかし、易老岳までの登りは、あきれるほどの急登である。アルプスの3大急登も
びっくりだろう。 しかし、人間、歩いていれば、いつかは必ず到着するのである。
「止まない雨はない」「明けない夜はない」「どこまでも続く線路は山手線と大阪環
状線だけである」(関係ないか?)
三吉平から沢筋の道は、雪渓と化している。ただし、雪は腐っているので、アイゼンは不要。
すれ違った男性曰く、朝は凍っているので、登りにアイゼンを使ったそうだ。
バテバテの我々は、2ピッチで水場へ到着。各自、2リットルを水筒に入れて、
光小屋に向かう。
中に入ると、先行した中年女性2人組のザックが2階にあった。我々は、1階に
寝場所を決め、一休み。がんばったご褒美に、たらみのフルーツゼリーを食す。
そして、満を持して、光岳頂上を目指し出発。約20分で、誰もいない頂上に着きました。
雪が多く、登山道がほとんど隠れているので、トレースを頼りに到着。
頂上で、万歳三唱の後、缶ビールで乾杯。
光石を展望台から眺めて、小屋に戻る。
S君が持参したプレモル500佞砲咾辰り。よくぞ持ってきてくれたなぁ。
ビールで乾杯の後、K君差し入れの芋焼酎「umi」を飲み、酔っ払う。
17時頃に、サトウのごはんとレトルトカレーの夕食後、また飲んでいると、いつ
の間にか寝てしまっていた。
ぐっすり眠っていると肩を叩かれた。時計を見るとまだ4時前である。
肩を叩いたS君が、「外を見てください」とのこと。
窓の外は山の影の向こうが明るくなってきている。天気はよさそう。きれいな朝焼
けが見れそうな気配である。
寝袋から出て、ヘッドランプを点けて、カメラを取り出す。
外に出ると、ダウンジャケットを着ていても寒い。
しかし、なんという空の色だろう。青とオレンジ、いや紫か?
これが見られただけでも 来てよかった。 日の出まではもう少し時間がかかる。
二、三度、小屋と外を行き来して、4時半過ぎ、ついに日の出。 きれいだなー。
小屋に帰って、朝食だ。昨夜、小屋に泊まった登山者は10名強。みなさん、出発していく。
我々は、ほぼ最後に出発。途中、イザルヶ岳に寄って、富士山と南アルプスを眺める。
すごい景色だ!
登山道に戻り、雪渓がカチンカチンなので、持参したチェーンスパイクを付けて
雪渓を下る。途中からは、雪は腐っていて、楽に下ることができた。
その後もゆっくり下るが、大きな標高差は、やはり足に来る。明日以降の筋肉痛の
確かな予感を感じつつ、駐車場に到着したのでした。
登ってみるまでは、光岳は、頂上での展望も良くなくて、なぜ百名山なのか?と
思いましたが、登ってみてわかりました。 山は、頂上だけでなく、そこに至る行
程や山小屋や景色等、全体感が大切なのだと。
充実した登山ができたことに 感謝です。
ありがとう光岳。
写真があまりにもキレイなので、コメントさせて頂きました。
実は日の出より、日の出の寸前が1番キレイだったりしますよね。感動しました!!
百名山99座目だったんですね。
後、1座はどこなのでしょう??
今年中には、踏破する感じなのかな??
楽しみですね。
では、気を付けて、良い旅を!!
TELAさん、コメントありがとうございます。
百名山、来月、早池峰山に登ります。
山の仲間10名が同行してくれる予定です。
でも、ちょっぴり寂しくもあります。
来月の今頃、また寄って記録を見てやってくださいね〜
umunaruhodoさん
易老岳からの下山で出遭ったかもです。
自分は登り7:00前ぐらいと思います。
グリーンのシャツで死にそうな顔して登って来たのがわたしです。
易老岳までのあの坂は半端じゃないですね。
特にはじめは急。歩き辛く体のバランスが悪いと感じるほどでした。
面平からの果てしなく続く坂にも参りました。
易老岳まで休憩なしで一気に行こうと思いましたが無理でした。
自分は日帰りしたのですが、また下りが急すぎて腰が引けて歩けない状態でした。
百名山はそうそう簡単には制覇できませんね。
あと1座無事に達成して下さい。
朗報を待っています。
あと1座で目標達成!
自分の事のようにとてもワクワクしています。
苦労した山ほど印象的でまた登りたくなる。
雨があがって力強く歩ける時が必ずくる。
自分の心に響く記録で感動します。
一緒にお祝いさせていただけないのが残念ですが、最後の一座の記録を楽しみにしております。
いつも記録をとても参考にさせて頂いています。
100座制覇後も充実した山行を続けてくださいね。
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