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Yamareco

記録ID: 3083744
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

滝子山・大谷ヶ丸(桜森林公園駐車スペースから周回)

2021年04月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:20
距離
13.6km
登り
1,296m
下り
1,290m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:03
休憩
1:12
合計
6:15
6:02
1
桜森林公園駐車スペース
6:03
0:00
4
6:07
0:00
14
6:40
6:44
32
(休憩)
7:16
0:00
12
7:28
7:32
37
(休憩)
8:32
8:51
4
8:55
0:00
4
8:59
9:01
3
9:11
9:13
39
9:52
10:07
30
10:37
10:42
13
10:55
11:00
46
11:46
0:00
6
11:52
11:57
18
12:15
0:00
2
12:17
桜森林公園駐車スペース ゴール!
天候 晴れ時々曇り 強風
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜森林公園駐車スペース 5:45
コース状況/
危険箇所等
寂惝尾根:岩場、痩せ尾根での転落、滑落に注意。
寂惝尾根以外のコースは、標識が適度に設けられ、歩き易い登山路である。
ただ稜線上には枯葉が多いので、枯葉で滑ったり、隠れた岩や木の根で躓いたりしないよう注意が必要。
その他周辺情報 日帰り温泉:都留市 芭蕉 月待ちの湯 650円(JAF割引)
桜森林公園駐車スペース。フェンスの先にも駐車スペースがあるが、フェンスの開け閉めが面倒なので、手前に駐車する。
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桜森林公園駐車スペース。フェンスの先にも駐車スペースがあるが、フェンスの開け閉めが面倒なので、手前に駐車する。
まずは、寂惝尾根を経由して滝子山を目指す。
まずは、寂惝尾根を経由して滝子山を目指す。
寂惝苑入口には、このような看板。気を引き締めて行きましょう!

寂惝苑入口には、このような看板。気を引き締めて行きましょう!

崩壊?しかけた寂惝苑の前を通り、檜林の中を歩くと、足元には一人静か。周りに多く咲いているので、”一人静か”ならぬ”一人賑やか”?
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崩壊?しかけた寂惝苑の前を通り、檜林の中を歩くと、足元には一人静か。周りに多く咲いているので、”一人静か”ならぬ”一人賑やか”?
83号鉄塔の下を潜って、更に登って行くと、
83号鉄塔の下を潜って、更に登って行くと、
林道に出る。林道を右に少し進むと滝子山南陵(寂惝尾根)取付き。
林道に出る。林道を右に少し進むと滝子山南陵(寂惝尾根)取付き。
尾根にはナラの木が立ち並ぶ。コナラとミズナラが混じっているようだ。西からの強風が吹き荒ぶ。
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尾根にはナラの木が立ち並ぶ。コナラとミズナラが混じっているようだ。西からの強風が吹き荒ぶ。
コナラの葉(左)とミズナラの葉(右)。強風で飛んでしまうので、石で押さえている。

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コナラの葉(左)とミズナラの葉(右)。強風で飛んでしまうので、石で押さえている。

尾根筋を外さず登って行く。
尾根筋を外さず登って行く。
尾根の両側にはミツバツツジが彩を添える。
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尾根の両側にはミツバツツジが彩を添える。
滝子山南陵。この辺りはまだ歩き易い尾根の道。風は強いが天気は良好。
滝子山南陵。この辺りはまだ歩き易い尾根の道。風は強いが天気は良好。
標高1,200m辺りになると、ミツバツツジは蕾が多くなる。
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標高1,200m辺りになると、ミツバツツジは蕾が多くなる。
ここで休憩。標高1,279m(GPS)。ここから先は、岩場の痩せた尾根が続く。
ここで休憩。標高1,279m(GPS)。ここから先は、岩場の痩せた尾根が続く。
岩場の登り。赤ペンキの矢印でルートを示している。
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岩場の登り。赤ペンキの矢印でルートを示している。
昨夜の大雨で濡れている場所もあり。滑らないように・・
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昨夜の大雨で濡れている場所もあり。滑らないように・・
大きな岩は巻いて行く。
大きな岩は巻いて行く。
岩場から振り返ると、大月の町並み。真ん中の山は高川山。
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岩場から振り返ると、大月の町並み。真ん中の山は高川山。
岩場の登りが続く。尾根は右側も左側も切り立っているので、滑落に注意。
岩場の登りが続く。尾根は右側も左側も切り立っているので、滑落に注意。
標識があったが、まだ尾根は終わりではない。
標識があったが、まだ尾根は終わりではない。
滝子山か?滝子山の手前のピークだね。
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滝子山か?滝子山の手前のピークだね。
更に岩場は続く。
更に岩場は続く。
足元には・・イワカガミかな。花はまだ先。。
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足元には・・イワカガミかな。花はまだ先。。
振り返ると富士山!
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振り返ると富士山!
浜立・寂惝尾根分岐。さあ、滝子山まではもう少し。
浜立・寂惝尾根分岐。さあ、滝子山まではもう少し。
滝子山の手前のピーク目指す。
滝子山の手前のピーク目指す。
快適な稜線歩き。
快適な稜線歩き。
滝子山の手前のピークから見る富士山。手前中央に三ツ峠、右に本社ヶ丸。
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滝子山の手前のピークから見る富士山。手前中央に三ツ峠、右に本社ヶ丸。
一旦少し下って、滝子山までもうすぐ。
一旦少し下って、滝子山までもうすぐ。
滝子山山頂。誰もいない山頂。西からの強風が冷たい。ソフトシェルを着込む。
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滝子山山頂。誰もいない山頂。西からの強風が冷たい。ソフトシェルを着込む。
山梨百名山の標柱も一緒に。360度の眺望が広がる。
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山梨百名山の標柱も一緒に。360度の眺望が広がる。
黒岳(中央)、雁ヶ腹摺山(右)、そしてこの後登る大谷ヶ丸(左)。
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黒岳(中央)、雁ヶ腹摺山(右)、そしてこの後登る大谷ヶ丸(左)。
雲に覆われているが、金峰山、国師ヶ岳等の山々。
雲に覆われているが、金峰山、国師ヶ岳等の山々。
手前に鶴ヶ鳥屋山(左)から本社ヶ丸(中央)への稜線。その奥に三ツ峠、右に黒岳。最奥に富士山。

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手前に鶴ヶ鳥屋山(左)から本社ヶ丸(中央)への稜線。その奥に三ツ峠、右に黒岳。最奥に富士山。

右に杓子山、鹿留山。左に御正体山。
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右に杓子山、鹿留山。左に御正体山。
黒岳(左)と釈迦ヶ岳(右の尖った山)。


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黒岳(左)と釈迦ヶ岳(右の尖った山)。


これから大菩薩まで縦走するという若い登山者と挨拶を交わす。その体力が羨ましい。滝子山を後にして、三角点を経由し、大谷ヶ丸に向かう。
これから大菩薩まで縦走するという若い登山者と挨拶を交わす。その体力が羨ましい。滝子山を後にして、三角点を経由し、大谷ヶ丸に向かう。
鎮西ヶ池。池の横には白縫神社。
鎮西ヶ池。池の横には白縫神社。
鎮西ヶ池から大谷ヶ丸へは、小ピークを3つほど越えていく。快適な稜線の道だ。
鎮西ヶ池から大谷ヶ丸へは、小ピークを3つほど越えていく。快適な稜線の道だ。
カラマツ林の先に大谷ヶ丸が見えて来た。あともう少し。
カラマツ林の先に大谷ヶ丸が見えて来た。あともう少し。
大谷ヶ丸山頂。若い登山者が一人休憩中。かなり早いが、ここで昼食休憩。
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大谷ヶ丸山頂。若い登山者が一人休憩中。かなり早いが、ここで昼食休憩。
大谷ヶ丸から後は下山するのみ。
大谷ヶ丸から後は下山するのみ。
ミズナラの林の中を下って行く。
ミズナラの林の中を下って行く。
振り返ると、木々の間から大谷ヶ丸。
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振り返ると、木々の間から大谷ヶ丸。
更に歩を進めるとカラマツ林。
更に歩を進めるとカラマツ林。
防火帯かな。ついここを歩いてしまいそうになるが、ルートはここを横切って行く。
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防火帯かな。ついここを歩いてしまいそうになるが、ルートはここを横切って行く。
下り続けた尾根から、少し登ったところにコンドウ丸。
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下り続けた尾根から、少し登ったところにコンドウ丸。
滝子山は木々の間から。
滝子山は木々の間から。
雪がゴミのように、茶色の落ち葉の上に白っぽく散らばるのは・・?
雪がゴミのように、茶色の落ち葉の上に白っぽく散らばるのは・・?
朴の葉のようだ。
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朴の葉のようだ。
豆サクラかな。
下向きに咲く可憐は花だね。
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下向きに咲く可憐は花だね。
快適な稜線の道を歩いて行く。陽射しが暖かい。
快適な稜線の道を歩いて行く。陽射しが暖かい。
曲り沢峠。汗をかいてきたのでソフトシェルを脱ぐ。
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曲り沢峠。汗をかいてきたのでソフトシェルを脱ぐ。
曲り沢峠からは、稜線を離れて下って行く。
曲り沢峠からは、稜線を離れて下って行く。
右側に見える山はオッ立。
右側に見える山はオッ立。
浜立山(右)と滝子山(左)。


浜立山(右)と滝子山(左)。


分岐。両脚とも大分疲れてきているので、モチガ滝に寄らないルートをとる。
分岐。両脚とも大分疲れてきているので、モチガ滝に寄らないルートをとる。
落ち葉の積もる急斜面を、九十九折りに下って行く。
落ち葉の積もる急斜面を、九十九折りに下って行く。
沢近くまで下りて来ると、沢の上部モチガ滝方向から登山者が下りて来た。やっぱりモチガ滝を下るルートにすればよかったかな。少し悔いる。
沢近くまで下りて来ると、沢の上部モチガ滝方向から登山者が下りて来た。やっぱりモチガ滝を下るルートにすればよかったかな。少し悔いる。
沢の音を聞きながら、沢沿いを下って行く。
沢の音を聞きながら、沢沿いを下って行く。
三丈の滝。落差4〜5m程の小さな滝だが、笹子小の生徒が作ったであろう看板が備えつけられていた。
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三丈の滝。落差4〜5m程の小さな滝だが、笹子小の生徒が作ったであろう看板が備えつけられていた。
三丈の滝のすぐ下で沢を渡り対岸へ。この時期の沢沿いには、
三丈の滝のすぐ下で沢を渡り対岸へ。この時期の沢沿いには、
定番のハシリドコロ。
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定番のハシリドコロ。
ヒトリシズカはもう見納めの時期かな。因みに白く見えるのは雄しべで、花弁は無いそうだ。
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ヒトリシズカはもう見納めの時期かな。因みに白く見えるのは雄しべで、花弁は無いそうだ。
標高が下がってくると、ブナの木にも新緑が。
標高が下がってくると、ブナの木にも新緑が。
どんどん標高を下げて行き、
どんどん標高を下げて行き、
新緑の大鹿川を渡ってすぐに、
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新緑の大鹿川を渡ってすぐに、
道証地蔵分岐。カウンターがあったのでチェック。8709でした。これはいつからのカウントだろうか?
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道証地蔵分岐。カウンターがあったのでチェック。8709でした。これはいつからのカウントだろうか?
道証地蔵前からは、舗装路を下って行くのみ。
道証地蔵前からは、舗装路を下って行くのみ。
桜森林公園駐車スペースにゴール!お疲れさまでした。周辺には7〜8台の車が駐車している。
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桜森林公園駐車スペースにゴール!お疲れさまでした。周辺には7〜8台の車が駐車している。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

今日は滝子山。
滝子山には3年振りの山行となる。
前回同様に桜森林公園を起点とし、寂惝尾根を経由して滝子山・大谷ヶ丸を登る周回コースとした。

午前6時前に桜森林公園に到着。
前夜の大雨はすっかり上がり、晴れ渡った空だ。
八重桜が満開の桜森林公園を出発。他に登山者はいない。

寂惝尾根は、前回も登っているので、凡その状態は把握していた。
急で痩せた尾根に岩場が連続するルートであるが、登るのに特別な技術を要する岩場では無い。それでも滑落や転落に注意し、ゆっくりと登って行く。
また、西からの風がひじょうに強かったが、木々に囲まれた尾根なので、風で身体が煽られるという事もなかったのは良かった。
尾根筋のミツバツツジが、茶系の山肌に彩を添え、目を楽しませてくれる。

滝子山からは、360度の眺望を楽しむ事が出来た。
山頂で居合わせた、これから大菩薩まで縦走するという若い登山者と言葉を交わし、その体力に羨ましさを感じてしまった。
自分の体力、技術力に応じた山行が出来るのが、単独行の利点であり、楽しい点でもある。しかし、羨望の気持ちが意地へと変わって、無理な登山を行わないように戒めてはいるのだが。。

滝子山からは快適な稜線の道。
大谷ヶ丸、コンドウ丸、曲り沢峠と快調に歩を進める。
と言っても、登りになるとガタッとペースが落ち、立ち止まる事も多くなってしまう。。
10日前、久しぶりの山行(鬼ヶ岳)で、下山後に両大腿部が攣ってしまった事を教訓に、今回は脚に負担をあまりかけない、無理をしない速さで歩を進めた。

稜線上は相変わらず風は強いが、風裏となる所では、陽射しが暖かく汗ばむほど。。
標高1,200mを越える稜線上の木々は芽吹き始めており、これからの新録が楽しみだ。

こうして予定より少し早めに桜森林公園にゴール。
登山中も下山後も脚を攣る事はなく、余裕をもって歩き通す事が出来たのは何よりも良かった。
体力、筋力を回復するには(+増えた体重を元通りに戻すには)、山行だけでは無く、日頃から運動しないとね。

そして、今日も、安全に山歩きを楽しむ事を出来た。
ありがとうございます!

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コメント

イワカガミ
寂ショウ尾根の岩場のイワカガミがそろそろ咲くかなと思っていましたがまだのようですね。
もう少し待ってから行くことにします。

出来れば同じ滝子山〜大谷ヶ丸と歩きたいと思っています。
情報ありがとうございました。
2021/4/19 17:17
Re: イワカガミ
hakkutuさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

イワカガミ(ヒメイワカガミ)の花が待ち遠しいですね。
今年は、桜を始め花々の開花が例年より早いようですので、イワカガミの開花も早くなるのでしょうか?
山の花々は、花が咲いていないとあまり見向きをされないようですが、イワカガミの葉の写真を撮っただけで、hakkakuさんへの情報提供となるとは、お役に立てて幸いです。
2021/4/20 8:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
3/5
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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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